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古賀之士君 やはりお話を伺っていますと、実際机上の中ではいろいろ勉強されているようですけれども、実際に
金融商品を買ったりとかしたりする模擬をやったり、あ
るいはそのリスクですとかを学ぶというのはなかなか難しいという現状があるようでございます。
そこで、随分前に私も質問させていただきましたけれども、
麻生財務大臣もそれこそイギリス版をやられたことがあるというモノポリーですね。これ、モノポリーはもう八歳ぐらいからできるボードゲームですけれども、世界で三億セットぐらい売られております。この中には、何と十歳に満たない子供たちが抵当という言葉を使います。抵当という言葉があります。もちろんタックスという言葉もあります。税です。もう税のことも抵当のこともこれで勉強できるんです。この発祥の地であるところでは、これ使って算数をやり、町の歴史を習って、
金融リテラシーをしっかりと勉強していく。しかも、これ地代を取ったりするわけですから、不動産
関係もかなり詳しいことをやる。
それから
あと、皆さんたちもやられた
ライフゲーム、
人生ゲームですね。
人生ゲームにも株という言葉がもう出てきます。それから、覚えていらっしゃいますか、赤いお札のような、あれ手形ですよね、手形ですよ。これ、学校で習わないんですよ。
今こそ、この百年安心とかそういう
年金のことですとか
老後のことを含めて学校の中で、
麻生大臣、
麻生大臣のところも地元で
グループで学校を経営していらっしゃるじゃないですか。そういうところでも、やっぱり身近な存在としてこういう
金融リテラシー、リスクを含めて、怖さも含めてやっていく。もっと言うならば、この
財政金融委員会で、多士済々の
方々がいらっしゃるわけですから、それこそ超党派の議連でもつくって、しっかりと幼い頃から
金融教育をやっていく、
金融リテラシーをやっていく、そういうことがやはり必要になってくると思いますし、そのためにはやっぱり党派を超えてやっていく。なおかつ、今働いていらっしゃる皆さん方のためにも、子供たちがそういうことをやっているんですよというところからでもいいのでやっていく。
そういう
金融リテラシーをすることによって、もう正直な話、百年の安心の
年金というのは、これについてもう本当に、いや、本当なのかなと多くの方がやっぱり思っていますよ。だから、柱の
一つだと、大きな柱の
一つだと。
だから、普通に私は、もうこれ事実として認めていいと思うんですよ。それだからこそ、やっぱり一生懸命やる、こういうことをやっていく、前向きな提案型としてやっていく。よく大塚代表代行が言われますけれども、正直な政治、偏らない政治、そして
現実的な政治ということであるならば、やっぱり先読んでそういうことをやっていくことがやっぱり私たちの、
国民の不安を少しでも減らしていく大きな大きな所作だと思うんですけれども、時間もなくなってまいりましたので、
麻生大臣のコメントをいただければと思いますが、いかがでしょうか。