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2019-03-07 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成三十一年三月七日(木曜日) 午後零時二十分開会 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
渡邉
美樹
君 理 事 宇都 隆史君 中西 哲君 三宅
伸吾
君 大野
元裕
君 高瀬 弘美君 委 員 猪口 邦子君
佐藤
正久
君 武見 敬三君
中曽根弘文
君 堀井 巌君
山田
宏君 山本 一太君 小西 洋之君 白
眞勲
君 福山 哲郎君
アントニオ猪木
君
山口那津男
君 浅田 均君 井上 哲士君 伊波 洋一君
国務大臣
外務大臣
河野
太郎
君
防衛大臣
岩屋
毅君 副
大臣
外務
副
大臣
佐藤
正久
君
外務
副
大臣
あべ 俊子君
防衛
副
大臣
原田 憲治君
大臣政務官
外務大臣政務官
鈴木
憲和君
外務大臣政務官
辻 清人君
外務大臣政務官
山田
賢司君
防衛大臣政務官
鈴木
貴子君
防衛大臣政務官
山田
宏君
事務局側
常任委員会専門
員 神田 茂君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
外交
、
防衛等
に関する
調査
(
外交
の
基本方針
に関する件) (国の
防衛
の
基本方針
に関する件) ─────────────
渡邉美樹
1
○
委員長
(
渡邉美樹
君) ただいまから
外交防衛委員会
を開会いたします。
外交
、
防衛等
に関する
調査
を議題といたします。 まず、
外務大臣
から
外交
の
基本方針
について
所信
を聴取いたします。
河野外務大臣
。
河野太郎
2
○
国務大臣
(
河野太郎
君)
外交防衛委員会
の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な
国際情勢
及び
外交政策
の
所信
について申し述べます。
外交演説
の中で申し上げた六本の柱を、引き続き
外交政策
の
中心
に据えてまいります。 第一に、
日米関係
を一層
強化
し、
日米同盟
の
抑止力
と
対処力
を一層
向上
させます。同時に、
普天間飛行場
の一日も早い
辺野古移設
を含め、
地元
の
負担軽減
に
全力
で取り組みます。 加えて、自由、
民主主義
、法の
支配
など共通の
価値観
を持つ
国々
との
連携
を強めていきます。
インド
、
豪州
、EUや
欧州主要国
などの
戦略的利益
を共有する各国との枠組みや、
ASEAN
を含めた
アジア太平洋
の
地域協力
など、
同盟国
、友好国の
ネットワーク化
を
推進
します。 第二に、
我が国周辺
の
安全保障環境
を踏まえつつ、
近隣諸国
などとの
関係
の
強化
を進めます。 ロシアとは、一九五六年
共同宣言
を基礎として
平和条約交渉
を加速させるとの
首脳
間の
合意
を踏まえ、
領土
問題を
解決
して
平和条約
を締結するとの
基本方針
の下、
交渉責任者
として粘り強く
交渉
に取り組みます。
日中関係
は最も重要な二
国間関係
の一つであり、
首脳
間を含めたハイレベルの往来、
国民レベル
の
交流
を深め、
信頼関係
の
強化
を図ります。他方、東シナ海における一方的な
現状変更
の試みは断じて認められません。引き続き冷静にかつ毅然と対応してまいります。 また、南シナ海をめぐる問題についても、
国際法
に基づく紛争の
平和的解決
の
重要性
を強調します。 北朝鮮問題については、第二回
米朝首脳会談
の結果を踏まえつつ、
朝鮮半島
の
非核化
に向けて引き続き
国際社会
が一体となって
米朝プロセス
を後押しすべく取り組むとともに、拉致問題の
早期解決
に向けた
努力
を続けます。
韓国
に対しては、
日韓請求権
・
経済協力協定
、慰安婦問題に関する
日韓合意
など、国際的な約束事をしっかりと守ることを強く求めていきます。また、
日本固有
の
領土
である竹島については、
日本
の主張をしっかりと伝え、粘り強く対応します。 第三に、WTOを
中心
とする、ルールに基づく
多角的貿易体制
を守り、改革する
努力
に努めます。また、
経済連携協定
の
交渉
に引き続き精力的に取り組みます。さらに、
日本企業
の
海外展開支援
、
再生可能エネルギー
の
利活用
を含めた
資源外交
、
日本
産商品への
風評被害対策等
、積極的な
経済外交
を進めていきます。本年、
日本
で開催されるG20の
議長国
として、
リーダーシップ
を発揮していきます。 第四に、
地球規模課題
の
解決
のため、一層積極的な
貢献
をしていきます。 核軍縮・不
拡散
のほか、
女性活躍推進
、
気候変動対策
、
海洋プラスチックごみ対策
、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジを含む
SDGs推進等
の諸
課題
に対し
リーダーシップ
を発揮します。必要な
資金ギャップ
を克服するためには、
国際連帯税
を含む
革新的資金調達メカニズム
が必要です。
日本
は、
国際社会
におけるこうした議論の先頭に立ちます。 今年は、横浜でTICADⅦが開催されます。
成長
著しい
アフリカ
に対し、
貿易投資
、
アフリカ
の
経済成長
のための
人材育成
、質の高い
インフラ整備
の一層の促進を図ります。また、
アフリカ
における
平和構築
、特に国家の
制度構築
の
取組
に積極的に手を差し伸べていきます。 また、
国連安保理改革
の
実現
にも引き続き取り組みます。 第五に、中東の平和と安定に向け、引き続き
河野
四箇条、すなわち、知的・
人的貢献
、人への
投資
、息の長い
取組
、
政治的取組
の
強化
の四箇条の下、一層の役割を果たしていきます。 第六に、自由で開かれた
インド太平洋
の
実現
に向けた
取組
を更に進めます。法の
支配
に基づく自由で開かれた
海洋秩序
は、
国際社会
の安定と繁栄の礎です。そのために、航行の自由や法の
支配
の普及、定着、質の高い
インフラ整備
による
連結性
の
向上
、
海洋安全保障分野
の
能力構築支援
などを、米国、
豪州
、
インド
、ニュージーランド、
ASEAN諸国
、
太平洋島嶼国
、
欧州主要国等
の
関係国
と緊密に
連携
しながら、具体的に進めます。 以上の六つの
重点分野
において着実な成果を上げるため、総合的な
外交力
の
強化
と戦略的な
対外発信
に努めます。また、
在外邦人
の
安全対策
に万全を期し、その
活動
を支援していきます。 このほか、
外交演説
で述べた種々の
課題
に引き続き取り組んでいきます。 私は、これからも
日本
の国益や平和をしっかり守りながら、
世界
の平和と安定に
貢献
していく
考え
です。
渡邉委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
鞭撻
を心からお願い申し上げます。
渡邉美樹
3
○
委員長
(
渡邉美樹
君) 次に、
防衛大臣
から国の
防衛
の
基本方針
について
所信
を聴取いたします。
岩屋防衛大臣
。
岩屋毅
4
○
国務大臣
(
岩屋毅
君) 本日は、
渡邉委員長
を始め、
理事
及び
委員
の
皆様
に
防衛大臣
としての
所信
を申し上げます。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
は、
国際社会
の
パワーバランス
が大きく変化しつつある中、格段に速いスピードで厳しさと不
確実性
を増しております。
朝鮮半島
を見ると、先月に二回目となる
米朝首脳会談
が行われましたが、北朝鮮が
我が国全域
を射程に収める
弾道ミサイル
を数百発保有、実戦配備している状況に変わりはなく、核・
ミサイル能力
に本質的な変化は生じておりません。そして、ますます手法を巧妙化させながら、
安保理決議違反
が疑われる
瀬取り
を継続しております。 また、中国は、
透明性
を欠いたまま継続的に高い水準で
国防費
を増加させ、
軍事力
を広範かつ急速に
強化
し、
周辺海空域等
における
活動
を拡大、活発化させております。
世界
全体を見渡せば、テロリズムの脅威や
大量破壊兵器
の
拡散
に加え、
サイバー
や
宇宙空間
などの新たな
領域
における
課題
が顕在化しております。 このような
環境
の下、
国民
の命と平和な暮らしを守り抜くため、昨年末、
我が国
の未来の礎となる
防衛
のあるべき姿を示す、新たな
防衛計画
の
大綱
及びこれを具現化するための
中期防衛力整備計画
を策定いたしました。新たな
防衛大綱
及び
中期防
に基づき、以下の
施策
を
推進
してまいります。 まず、
我が国自身
の
防衛体制
の
強化
について申し上げます。
安全保障政策
の根幹となるのは、
我が国
自らの
努力
であり、
国民
の
生命
、財産、そして
領土
、領海、領空を主体的、自主的な
努力
によって守る
体制
を抜本的に
強化
する必要があります。その際、
宇宙
、
サイバー
、
電磁波
といった新たな
領域
での
優位性確保
は死活的に重要となっています。 こうしたことを踏まえ、専守
防衛
は当然の前提としながら、従来の延長線上ではなく、
国民
を守るために真に必要な
防衛力
を
構築
するため、
防衛力
の質及び量を必要かつ十分に確保していく
考え
です。 特に、陸海空という
領域
に加え、
宇宙
、
サイバー
、
電磁波
といった新たな
領域
を含む全ての
能力
を有機的に
連携
させた
多次元統合防衛力
の
構築
に向け、従来とは抜本的に異なる速度で変革を図ってまいります。 その際、
地方公共団体
との
連携
を含む
募集施策
の
推進
や
女性
の
活躍推進
など、
防衛力
の中核である
自衛隊員
の
人材確保
と
能力
、士気の
向上
による
人的基盤
の
強化
や、
軍事技術
の進展も踏まえた
技術基盤
の
強化
といった
防衛力
の
中心
的な
構成要素
の
強化
に努めてまいります。 次に、
日米同盟
については、
日米ガイドライン
に基づき、
同盟調整メカニズム
による緊密な
調整
、
共同訓練
、
米軍
の艦艇・航空機の防護、
共同研究開発
や、
宇宙領域
や
サイバー領域等
における
協力
など、引き続き様々な
分野
において両国の
協力
を進展させ、
日米同盟
の
抑止力
、
対処力
の一層の
強化
に努めてまいります。 同時に、
地元
の
基地負担
の
軽減
にも取り組んでまいります。特に
沖縄
について、先月行われた
県民投票
の結果については、これを真摯に受け止め、今後とも
沖縄
の
負担軽減
を目に見える形で
実現
するという政府の
取組
について、
沖縄
の
皆様
に御理解、御
協力
が得られるよう丁寧に御説明し、
普天間飛行場
の一日も早い
移設
、返還などに
全力
で取り組んでまいります。 さらに、
安全保障協力
の
推進
について申し上げます。
韓国
の
火器管制レーダー照射事案
については、
韓国側
に、事実を受け止め、
再発防止
を徹底していただきたいと申し入れております。いずれにしても、自由で開かれた
インド太平洋
というビジョンを踏まえ、
地域
の特性や
相手国
の実情を考慮しながら、
共同訓練
、
能力構築支援
、
防衛装備
・
技術協力
などの手段を活用し、
普遍的価値
や
安全保障
上の
利益
を共有する
国々
と緊密に
連携
しつつ、
防衛協力
・
交流
を
推進
してまいります。 同時に、グローバルな
安全保障
上の
課題
についても、
ソマリア沖
・
アデン湾
における
海賊対処行動
のほか、エジプト・イスラエル間の
停戦監視活動等
を行う多
国籍部隊
・
監視団
、MFOに
司令部要員
として
自衛官
二名を派遣する方向で所要の準備を進めてまいります。
積極的平和主義
の下に、
国際社会
の平和と安定のための
取組
を
推進
してまいります。 また、昨年は、
航空自衛隊F
2
戦闘機
の
空中接触事故
、
航空自衛隊車両
による民家への
衝突事故
及び
陸上自衛隊
の
演習場
における
迫撃砲弾
の着弾による
事故
など、
自衛隊
において
事故
が相次いで発生いたしました。さらに、先月、
航空自衛隊F
2
戦闘機
が
山口
県
沖日本海洋
上で墜落する
事故
が生起しました。 このような
事故
は、住民の方々の安全を脅かすのみならず、
自衛隊員
の
生命
の安全にも関わる事柄であり、
防衛省
・
自衛隊
に対する
国民
の
信頼
を損なわしめるものであるということを重く受け止めております。先月のF2
戦闘機
の
墜落事故
について
再発防止
に取り組んでいくことはもとより、これまでの
事故
に係る
各種再発防止策
を徹底し、
国民
の
皆様
の
信頼回復
に取り組んでまいります。 次に、
国会提出法案
について申し上げます。
特定防衛調達
に係る
国庫債務負担行為
により支出すべき
年限
に関する
特別措置法
の一部を改正する
法律案
は、本年三月三十一日に
現行法
の
有効期限
を迎えることから、
防衛力
の計画的な
整備
を引き続き実施していくため、
特定防衛調達
に係る
国庫債務負担行為
により支出すべき
年限
の上限を十か年度とする
特別措置法
の
有効期限
を五年間延長するものです。 また、
防衛省設置法等
の一部を改正する
法律案
は、
自衛官定数等
の
変更
、
航空自衛隊
の
部隊
の改編、カナダ及びフランスとの間の
物品役務相互提供協定
に関する規定の
整備
を行うものです。
委員各位
におかれましては、御審議のほど、よろしくお願いいたします。 以上申し述べましたように、
防衛省
・
自衛隊
が直面する
課題
は山積しており、私は、
防衛大臣
としてこうした
課題
に
全力
で取り組んでまいる所存です。
渡邉委員長
を始め、
理事
及び
委員
の
皆様
におかれては、一層の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
渡邉美樹
5
○
委員長
(
渡邉美樹
君) 以上で
所信
の聴取は終了いたしました。 本件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午後零時三十二分散会