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足立委員 日本維新の会の
足立康史でございます。
先ほどは、何か本
会議で、私なりに丁寧にやったつもりですが、何かいろいろ物議を醸した部分も若干あったようでございますが、特に予算
委員会では、きょう多くの閣僚の皆様にもおいでをいただいていますので、丁寧に
質問させていただきたいと思います。
委員長率いるこの予算
委員会、私もずっといろいろな形で拝見をしてきましたが、なかなか、いわゆる行政監視の部分、行政監視の部分についてはいろいろ一生懸命やられている政党もある、こう
承知していますが、
国会の役割は三つある、これは釈迦に説法であります。
一つは、行政監視です。それは、まあ、やったらいいんですね。でも、本当に大事なのは、二つ目の立法活動と、そして一番大事なのは、三つ目の首班指名ですよ、政権樹立ですよ。自民党にかわる政権を、自公政権にかわる政権をつくれる野党があるのかないのか。これを相争う、切磋琢磨する場が、当然、この三十一年度予算をめぐる一番大事なこの予算
委員会でありまして、この予算
委員会が、何か
統計不正とか、いわゆる行政監視だけに費やされている、今、日本の
国会の現状は、私は大変問題である、こう思っています。
やはり、維新の会以外の野党を、私も、まあ、いろいろ苦言を申し上げることも多うございますが、何に苦言を申し上げているかといえば、自民党と違うどういう社会、自民党と違うどういう政治をつくる能力が野党にあるのかということを全く
国民の皆様にお示しができていないということを、大変、野党の一員として、自分
たちも含めて、特に維新以外の野党に対して苦言を申し上げているわけでございます。
そういう意味から、きょうは予算
委員会ということですので、特に、やはりこの一年、
国民の皆様が一番関心があるのは消費税です。そして、消費増税、軽減税率、そして消費税率引上げに伴うさまざまな対応、この三階建てですね、三階。一階は消費税、二階は軽減税率、三階にポイント還元等の対応策がある。自公政権がつくっている三十一年度予算に盛り込んでいるこの三階建ての建物、私はもう全くだめだと思いますね。
対案を示さない野党はもっと悪いですよ。しかし、自民党がつくってきょうこの予算
委員会に提示をされているこの三階建ての建物、私は、やはりそれは禍根を残すということで、きょうこうして予算
委員会で
質問に立っているわけでございます。
早くやれという声もありましたので、早速
質問に入りたいと思います。
麻生
大臣、端的にお伺いしたいのは、この消費税は、二〇一三年の二月の三党合意、私
たちは合意は関係ないですよ、きょう、その合意に携わった方がいっぱいいらっしゃいます。この二〇一三年二月の三党合意を経て、二〇一五年には
財務省が還付案というのを用意されました。与党の税制協議会に対して、税制協議会に対してじゃないかもしれませんが、与党に対して
財務省が還付案というものを用意されましたね。
還付案というのはマイナンバーを使うと思うんですけれども、マイナンバーが前提となっている還付案を、
政府が、
財務省が与党に根回しをした事実があったと思いますが、まず、それは事実かどうかだけ。
事務方で結構ですよ。副
大臣でも結構ですよ。誰でも結構ですよ。
皆様に申し上げますけれども、私、
質問通告でも申し上げていますが、一応、通告者は
大臣です。でも、通告者以外の方でより適切に
答弁される方が、副
大臣、政務官、そして
局長の方でもいらっしゃったら、全く構いません。
課長でもいいと言っているんですよ、私。係長でもいいですよ。一番詳しい方に
答弁をいただきたい。お願いします。