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2018-11-30 第197回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成三十年十一月三十日(金曜日) 午後零時八分開会 ─────────────
委員
の
異動
十一月二十九日 辞任
補欠選任
太田
房江
君
宮島
喜文
君 こやり
隆史
君
朝日健太郎
君
中西
哲君
松川
るい
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
徳永
エリ
君 理 事 江島 潔君 岡田 広君
進藤金日子
君 平野 達男君 藤木
眞也君
谷合 正明君 杉尾 秀哉君 伊藤 孝恵君 委 員 阿達 雅志君 愛知 治郎君
朝日健太郎
君
大沼みずほ
君 上月 良祐君 高橋
克法
君 滝波 宏文君 豊田 俊郎君 中野 正志君 羽生田 俊君
松川
るい
君
宮島
喜文
君 宮本 周司君 森 まさこ君 和田
政宗
君
渡辺美知太郎
君
浜田
昌良
君 平木 大作君 若松
謙維君
神本美恵子
君 川田 龍平君
牧山ひろえ
君 増子 輝彦君
矢田わか子
君 岩渕 友君 紙 智子君 石井 苗子君 清水 貴之君 山本 太郎君 行田 邦子君
薬師寺みちよ
君
国務大臣
国務大臣
(
復興大臣
)
渡辺
博道
君 副
大臣
復興
副
大臣
浜田
昌良
君
復興
副
大臣
橘
慶一郎
君
復興
副
大臣
塚田
一郎
君
大臣政務官
復興大臣政務官
安藤
裕君
復興大臣政務官
白須賀貴樹
君
事務局側
常任委員会専門
員 田中 利幸君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
(
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件) ─────────────
徳永エリ
1
○
委員長
(
徳永エリ
君) ただいまから
東日本大震災復興特別委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日、
太田房江
君、こやり
隆史
君及び
中西哲
君が
委員
を辞任され、その
補欠
として
宮島喜文
君、
朝日健太郎
君及び
松川るい
君が選任されました。 ─────────────
徳永エリ
2
○
委員長
(
徳永エリ
君)
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
を議題といたします。
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件について、
復興大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
渡辺復興大臣
。
渡辺博道
3
○
国務大臣
(
渡辺博道
君)
復興大臣
を拝命しております
渡辺博道
でございます。
東日本大震災復興特別委員会
の
開催
に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
東日本大震災
の
発災
、そして
東京電力福島
第一
原発事故
から七年八か月が経過しました。 未
曽有
の大
災害
であるこの
震災
や
原子力災害
からの
復興
には、多くの困難が伴うと同時に、
長期
にわたっての
取組
も必要となります。
安倍内閣
では、
東北
の
復興
なくして日本の
再生
なしとの強い
決意
の下、これまでも、
復興
の
加速化
を
内閣
の最
重要課題
の一つとして位置付け、政府を挙げて
復旧復興
に取り組んでまいりました。 その
成果
もあり、
地震
・
津波被災地域
では、
生活
に密着した
インフラ
の
復旧
はおおむね終了し、
住まい
の
再建
も今年度中におおむね完成する
見込み
となるなど、
復興
は着実に進展しております。 また、
福島
における
原子力災害被災地域
でも、
避難指示
が解除された
地域
において、小中学校の
再開
や
医療機関
の開設が進むなど、
復興再生
に向けた動きが本格的に始まっております。 一方、
避難者
の数は四十七万人から五万四千人となりましたが、いまだに多くの
方々
が不自由な
生活
を余儀なくされております。
被災者
の
方々
一人一人の置かれた
状況
を踏まえ、
被災者
に寄り添い、きめ細かく
対応
していく必要があります。 次に、具体的な
取組
について申し上げます。
避難生活
の
長期化
に伴う見守り、心身の
ケア
、
住宅
や
生活
の
再建
に向けた
相談支援
、
災害公営住宅等
での
コミュニティー形成
の
支援
など、
生活再建
のステージに応じた切れ目ない
支援
を行ってまいります。 また、人と人とのつながりや、
生きがいづくり
を
支援
する心の
復興
にも力を入れてまいります。
住まい
の
確保
については、
災害公営住宅
や宅地の
整備
が今年度中におおむね完成する
見込み
であることを踏まえ、
岩手
県や
宮城
県においては、
復興
・
創生期間
中に
仮設生活
を解消できるよう、しっかりと取り組んでまいります。 また、
被災地
の
経済発展
の
基盤
となる
復興道路
、
復興支援道路
の
整備等
を引き続き進めてまいります。 町のにぎわいや
生活
を
再建
するためには、
住宅再建
と併せて、
産業
や
なりわい
の
再生
に更に力を入れる必要があります。 このため、
商業施設
の
整備
、企業の
新規立地
、販路の開拓や人材の
確保等
の
支援
、併せて
農林水産業
を始めとする
産業
の
風評
の
払拭
に向けた
取組等
により一層力を注いでまいります。
観光
についても、これまでの
取組
の結果、
東北
六県の
外国人宿泊者数
は、昨年、
震災
前の約二倍に達し、今年に入ってからも全国を上回る
伸び率
で推移するなど、明
るい
兆しが出始めております。 引き続き、インバウンドの増加に向け、
地域
からの発案に基づいた
取組
や
東北
の
魅力
の
発信強化
、
交流人口
の拡大に向けた
官民連携
での
取組
を行ってまいります。あわせて、
教育旅行
の誘致を含む
福島
県の
国内観光振興
を
支援
してまいります。
福島
については、
避難指示
が解除された
地域
において、
医療
、介護、
買物環境
、
教育等
の
生活環境整備
を進めるとともに、
中間貯蔵
に係る
事業
を引き続き進めてまいります。
帰還困難区域
においては、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に
帰還困難区域
の全てを
避難指示
解除し、
復興再生
に責任を持って取り組むとの
決意
の下、既に六町村の
特定復興再生拠点
において、
除染
や
インフラ
の
復旧整備等
を進めております。これらの
拠点
においては、計画の認定から五年を目途に、
避難指示
を解除し、
帰還者等
が居住できるよう、
事業
を着実に進めてまいります。 また、
浜通り地域等
において、
廃炉分野
、
ロケット分野
、水素を始めとする
エネルギー分野等
で新たな
産業基盤
の構築を目指す
福島イノベーション・コースト構想
の
推進
や、
官民合同チーム
による
事業再開
や自立に向けた
支援
など、
営農再開
を含め、
産業
、
なりわい
の
再生
を図ってまいります。 さらに、今なお続く
風評
を
払拭
することは、
福島
の
復興再生
の大前提です。 昨年十二月に策定した
風評払拭
・
リスクコミュニケーション強化戦略
に基づき、知ってもらう、食べてもらう、来てもらうの三つの観点から、
情報発信
を一層強化してまいります。
福島
の
復興再生
は
中長期的対応
が必要であり、引き続き、国が前面に立って
全力
で取り組んでまいります。 二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
は、
復興
しつつある
被災地
の姿を
国内外
に発信する絶好の機会です。二〇二〇年
東京大会
が
復興五輪
として
復興
の後押しになるよう、
聖火リレー
や
被災地
での
競技開催
など、
被災地
や
関係機関
と
連携
した
取組
を進め、
復興
の
状況
や
被災地
の
魅力
を
国内外
に積極的に発信してまいります。 また、
被災地
は、
震災
前から
人口減少等
の
課題
を抱えております。
復興
に当たっては、民間の力を活用しながら、こうした
地域課題
の解決に向けた
取組
を通じ、新しい
東北
の創造に取り組んでまいります。 このため、
被災地
での多様な主体の
連携
を強化し、先進的な
取組
の
成果
やノウハウを普及、展開してまいります。 私は、
東日本大震災
の
発災
直後に、
被災地
に赴き、
現場
を訪問するとともに、
被災者
の
方々
の生の声を伺いました。 また、
復興大臣就任
以来、精力的に
被災地
を訪問し、
岩手
県、
宮城
県、
福島
県の知事、四十三
市町村長
に加え、
被災者
の
方々
と
意見交換
や
交流
をさせていただきました。
震災
直後に訪れた場所も再び訪問し、
復興
は着実に進展していると感じる一方で、心の
ケア
など取り組むべき
課題
があることを改めて実感いたしました。同時に、
発災
から時間が経過し、
被災者
の
方々
や
被災地
の置かれた
状況
が多様化する中で、
地域
の実情に応じたきめ細かな
対応
が必要であると認識しております。 引き続き、
現場主義
を徹底し、
被災地
の
意見
をよく伺い、
被災者
に寄り添いつつ、
復興
の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、
地震
・
津波被災地域
の総仕上げ、
福島
の本格的な
復興
に向けて
全力
で取り組んでまいります。
復興
・
創生期間
の終了まで二年四か月となりました。今後、県や
被災市町村
からの御要望や御
協力
をいただきながら、
復興
・
創生期間
後に
対応
が必要な
課題
を整理した上で、
復興
・
創生期間
後の
復興
の進め方を検討してまいります。
徳永委員長
を始め
理事
及び
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願いを申し上げます。 申し訳ございませんが、先ほどの中で、読み間違えてしまいまして、
ロケット
と言ったんですが、これはロボットの
分野
でございまして、大変失礼いたしました。訂正させていただきます。
徳永エリ
4
○
委員長
(
徳永エリ
君) この際、
復興
副
大臣
及び
復興大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
橘復興
副
大臣
。
橘慶一郎
5
○副
大臣
(
橘慶一郎
君)
復興
副
大臣
を拝命いたしました
橘慶一郎
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
総括業務
、
地震
・
津波災害
からの
復興
及び
復興五輪
の
推進
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
宮城復興局
に関する
事項
を担当いたします。
渡辺大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
を持てるよう
全力
で取り組んでまいりますので、
徳永委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
指導
を何とぞよろしくお願い申し上げます。
徳永エリ
6
○
委員長
(
徳永エリ
君)
浜田復興
副
大臣
。
浜田昌良
7
○副
大臣
(
浜田昌良
君)
復興
副
大臣
を拝命いたしました
浜田昌良
でございます。どうかよろしくお願い申し上げます。
福島
を
中心
とする
原子力災害
からの
復興再生
に関する
事項
及び
福島復興局
を担当させていただきます。
渡辺大臣
をお支えし、
関係政務
の
皆様
としっかり
連携
しながら、
被災地
の
皆様
が
希望
を感じていただけるように
全力
を尽くす
決意
でございます。
徳永委員長
を始め
理事
、
委員
の
皆様
、何とぞ御
指導
、御鞭撻お願い申し上げます。
徳永エリ
8
○
委員長
(
徳永エリ
君)
塚田復興
副
大臣
。
塚田一郎
9
○副
大臣
(
塚田一郎
君)
復興
副
大臣
の
塚田一郎
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたします。
渡辺大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
を持てるよう
全力
で取り組んでまいりますので、
徳永委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を何とぞよろしくお願い申し上げます。
徳永エリ
10
○
委員長
(
徳永エリ
君)
安藤復興大臣政務官
。
安藤裕
11
○
大臣政務官
(
安藤裕
君)
復興大臣政務官
の
安藤裕
でございます。
総括業務
及び
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
岩手復興局
に関する
事項
を担当いたします。
関係
副
大臣
、
政務官
とともに
渡辺大臣
を支えて、
被災地
の
復興
が着実に進むよう
全力
で取り組んでまいります。
徳永委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
徳永エリ
12
○
委員長
(
徳永エリ
君)
白須賀復興大臣政務官
。
白須賀貴樹
13
○
大臣政務官
(
白須賀貴樹
君)
復興大臣政務官
の
白須賀貴樹
でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
に関する
文部科学省
との
連絡調整
に関する
事項
を担当いたします。
関係
副
大臣
とともに
渡辺大臣
を支えて、
被災地
の
復興
が着実に進むよう
全力
で取り組んでまいりますので、
徳永委員長
を始め
理事
、
委員各位
の
皆様
の御
指導
、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございます。
徳永エリ
14
○
委員長
(
徳永エリ
君) 以上で
発言
は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後零時二十二分散会