○下条
委員 大臣、ぜひ前向きに
検討してください、これ。要は、今までじゃないんです、これからです。
今言ったように、オートはやらぬ、全部、見てやる。それで、ふぐあいはさっき、半分人身じゃないですか。人間が起こしている。その人間がやることによって、旅客船、貨物船等々あります、これから多くの
観光客がまた、
大臣の傘下で、守ってくれているこの国土と運輸の中で起きている。
大臣は建築専門ですけれども、両方ともプロフェッショナルだと私は
認識しております。
この海難事故というのは大きくなりますよ。例えば、オリンピックの直前に貨物船とあれをやって東京湾自体が全面的にオイルになったらどうしますか。首が飛びますよ、みんな、行政の。
だから、僕が何を言いたいかというと、ともかく、海難が、人工的にやることの事故が多い場合だったら、そしたら、できるだけそこに、それを管理する
意味で、今徹底はまだされていないと言ったけれども、特に旅客船、貨物船等々、でかい船については、船上になっちゃうとわからないんですよ。
ぜひ、
大臣、御
検討いただいて、だって、シートを出させればいいんです、今までやっていたとしたら。それだけなんです。そう思いますよ。後ほどまたまとめてお答えいただきたい。ぜひ皆さん、
検討してください。大きな事故になる前に、ぜひ
お願いしたいというふうに思います。
次に、さっきもちらっと出ました、航空機であります。
釈迦に説法ですけれども、
大臣にもちょっとお耳に入れておくと、飛行機が一万メーターを飛ぶじゃないですか。そうですよね、
大臣。あの一万メーターで飛ぶ状態の健康状態というのは、富士山でいうと五合目ぐらいの気圧になるわけです。気圧が五合目ぐらい。これはどういうことかというと、簡単に言うと、二割ぐらいの酸素が入らない状態になる。そうすると、気圧が低いから血管が広がってきますよね。これも釈迦に説法です。血管が広がるとどうなるかというと、アルコールを飲んだ部分が回りが早くなる。したがって、地上でやったよりも、空でいくと、そこがおおらかになる、回りが早くなる、こういうことですよね。これは皆さん、プロがそろっているので、あえて言いません。ただ、議事録にちょっと残したいので言っておきます。こういうことなんです。
だから、航空機事故というのは本当に、私も、実を言うと、銀行におりましたときに、九・一一のあの南棟で私の銀行の仲間が五百人亡くなりました。私もそこに行く
予定だったのが、この仕事をしているので、ここにたまたまいるので、行かなかった。
あれは何かというと、飛行機をロケットの爆弾に変えたわけですよ、アルカイダが。御存じのとおりです。つまり、飛行機は常に爆弾のかわりになるということです。ロケット弾のかわりになる。だからこそ、そこの厳しさは、私は、これから言いますけれども、一段とやらなきゃいけないなというふうに思っている次第であります。
そこで、これも同じような
質問で申しわけないんだけれども、そういう背景を抱えた上で、きょう、たまたま、ヒースロー空港の副操縦士の方が、禁錮十カ月ですか、出ましたよね。私も、実を言うと、いろいろな人からヒアリングしました、きょうまで。そうすると、どうも
日本でチェックするよりも海外が甘いような話もある。
もう一つは、機長、副操縦士等々はいいんです、それももちろん後で聞きますけれども、CA、この間ありましたよね、飲んじゃったのが。CAのチェックは一体どうか、
整備士のチェックは一体どうか。それは皆さん、物すごく重要。
これは例えば、行政の方がいらっしゃるけれども、自分の家の横に飛行機が落ちてみましょう、お子さんや奥さんもいますよ。幼稚園に落ちましょう。そして、オリンピックスタジアムに突っ込む
可能性だってある。非常に大きな爆弾のかわりになっているということなんです。
そこで、ちょっと同じような
質問になって、今度は航空になっちゃうんだけれども、今言ったように、非常に至らす影響が高いだけに、そして速攻ですよ。ああっと思ったうちにぶつかっちゃう。
そこで、どういうチェックをしていて、それに対して、実を言うと、きのうまで日航に入っていますものね、それも存じ上げていますけれども、今後、さっきもちょっと
お話が出ました、大中小、全ての企業、全ての航空会社にどういう徹底をしていくかをまずちょっとお聞きしたいんです。
お願いします。