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2018-12-10 第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
平成
三十年十二月十日(月曜日) 午前九時
開議
出席委員
委員長
冨岡
勉君
理事
大串
正樹君
理事
小泉進次郎
君
理事
後藤 茂之君
理事
田畑 裕明君
理事
橋本 岳君
理事
西村智奈美
君
理事
大西
健介
君
理事
高木美智代
君 安藤 高夫君
上野
宏史
君
大岡
敏孝
君 大隈 和英君
木村
哲也君
木村
弥生君
国光あやの
君 小林 鷹之君
後藤田正純
君 佐藤 明男君 塩崎 恭久君 繁本 護君
新谷
正義
君
田村
憲久
君
高橋ひなこ
君 谷川 とむ君 丹羽 秀樹君 船橋
利実
君 堀内 詔子君 三
ッ林裕巳
君 山田 美樹君 渡辺 孝一君
阿部
知子
君
池田
真紀
君
尾辻かな子
君
初鹿
明博
君
吉田
統彦君
稲富
修二
君
岡本
充功
君
白石
洋一
君 山井 和則君 桝屋
敬悟
君 鰐淵 洋子君
高橋千鶴子
君 串田 誠一君 …………………………………
参議院厚生労働委員長
石田
昌宏
君
厚生労働大臣政務官
上野
宏史
君
厚生労働大臣政務官
新谷
正義
君
厚生労働委員会専門員
中村
実君
—————————————
十二月八日
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
参議院提出
、
参法
第七四号)
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
(
参議院提出
、
参法
第七五号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
閉会
中
審査
に関する件
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
参議院提出
、
参法
第七四号)
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
(
参議院提出
、
参法
第七五号) 請 願 一
社会保障制度改革
に関する
請願
(
穴見陽一
君
紹介
)(第三七号) 二
中小零細企業
の
社会保険料負担
の
軽減
、
国庫負担増
に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第三八号) 三 同(
笠井亮
君
紹介
)(第三九号) 四 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第四〇号) 五 同(
志位和夫
君
紹介
)(第四一号) 六 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第四二号) 七 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第四三号) 八 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第四四号) 九 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第四五号) 一〇 同(
藤野保史
君
紹介
)(第四六号) 一一 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第四七号) 一二 同(
宮本徹
君
紹介
)(第四八号)
一三
同(
本村伸子
君
紹介
)(第四九号) 一四 七十五歳以上の
医療費負担
二倍化に反対することに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第五〇号) 一五 同(
笠井亮
君
紹介
)(第五一号) 一六 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第五二号) 一七 同(
志位和夫
君
紹介
)(第五三号) 一八 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第五四号) 一九 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第五五号) 二〇 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第五六号) 二一 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第五七号) 二二 同(
藤野保史
君
紹介
)(第五八号) 二三 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第五九号) 二四 同(
宮本徹
君
紹介
)(第六〇号) 二五 同(
本村伸子
君
紹介
)(第六一号) 二六
子供
のための
予算
を大幅にふやし国の
責任
で安心できる
保育
・
学童保育
の
実現
を求めることに関する
請願
(
中谷元
君
紹介
)(第一〇三号) 二七 同(
中川正春
君
紹介
)(第一〇四号) 二八 同(
大串博志
君
紹介
)(第一〇五号) 二九 同(
櫻井周
君
紹介
)(第一〇六号) 三〇 同(
堀越啓仁君紹介
)(第一〇七号) 三一 同(
矢上雅義
君
紹介
)(第一〇八号) 三二 同(
浅野哲
君
紹介
)(第一
一三
号) 三三 同(
白石洋一
君
紹介
)(第一一四号) 三四 同(
照屋寛徳
君
紹介
)(第一一九号) 三五 同(
近藤昭一
君
紹介
)(第一二四号) 三六 国の
責任
で
社会保障制度
の
拡充
を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第
一三
七号) 三七 同(
笠井亮
君
紹介
)(第
一三
八号) 三八 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第
一三
九号) 三九 同(
志位和夫
君
紹介
)(第一四〇号) 四〇 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第一四一号) 四一 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第一四二号) 四二 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第一四三号) 四三 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第一四四号) 四四 同(
藤野保史
君
紹介
)(第一四五号) 四五 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一四六号) 四六 同(
宮本徹
君
紹介
)(第一四七号) 四七 同(
本村伸子
君
紹介
)(第一四八号) 四八 国の
責任
で
お金
の
心配
なく誰もが必要な
医療
・
介護
を受けられるようにすることに関する
請願
(
藤野保史
君
紹介
)(第一六四号) 四九 同(
宮本徹
君
紹介
)(第一六五号) 五〇
子供
のための
予算
を大幅にふやし国の
責任
で安心できる
保育
・
学童保育
の
実現
を求めることに関する
請願
(
中村喜四郎
君
紹介
)(第一六六号) 五一 同(
荒井聰
君
紹介
)(第一七三号) 五二 同(
青山雅幸
君
紹介
)(第一九五号) 五三 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第一九六号) 五四 同(
生方幸夫
君
紹介
)(第一九七号) 五五 同(
奥野総一郎
君
紹介
)(第一九八号) 五六 同(
牧義夫
君
紹介
)(第一九九号) 五七 同(
池田真紀
君
紹介
)(第二二三号) 五八 同(
岡島一正
君
紹介
)(第二二四号) 五九 同(
青山大人
君
紹介
)(第二五一号) 六〇 同(
伊藤俊輔
君
紹介
)(第二五二号) 六一 同(
山崎誠
君
紹介
)(第二五三号) 六二 同(
宮本徹
君
紹介
)(第三〇四号) 六三
患者負担
をふやさないことに関する
請願
(
西岡秀子
君
紹介
)(第一七一号) 六四 同(
初鹿明博
君
紹介
)(第一七二号) 六五 同(
岡本あき子
君
紹介
)(第二〇〇号) 六六 同(
近藤昭一
君
紹介
)(第二〇一号) 六七 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第二〇二号) 六八 同(
牧義夫
君
紹介
)(第二〇三号) 六九 同(
松田功
君
紹介
)(第二〇四号) 七〇 同(
重徳和彦
君
紹介
)(第二二五号) 七一 同(
関健一郎
君
紹介
)(第二二六号) 七二 同(
古川元久
君
紹介
)(第二二七号) 七三 同(
吉田統彦君紹介
)(第二二八号) 七四 同(
青山大人
君
紹介
)(第二五四号) 七五 同(
大西健介
君
紹介
)(第三〇五号) 七六 七十五歳以上の
医療費負担
二倍化に反対することに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第二九二号) 七七 同(
笠井亮
君
紹介
)(第二九三号) 七八 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第二九四号) 七九 同(
志位和夫
君
紹介
)(第二九五号) 八〇 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第二九六号) 八一 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第二九七号) 八二 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第二九八号) 八三 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第二九九号) 八四 同(
藤野保史
君
紹介
)(第三〇〇号) 八五 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第三〇一号) 八六 同(
宮本徹
君
紹介
)(第三〇二号) 八七 同(
本村伸子
君
紹介
)(第三〇三号) 八八
過労死
と職場における差別の根絶に関する
請願
(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第三二六号) 八九 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第四四四号) 九〇
国民
が安心して暮らせるための
社会保障制度
の
確立等
を求めることに関する
請願
(
金子恵美
君
紹介
)(第三二七号) 九一 同(
稲富修二
君
紹介
)(第三五七号) 九二 同(
大串博志
君
紹介
)(第三五八号) 九三 同(
藤野保史
君
紹介
)(第三五九号) 九四 同(
山川百合子
君
紹介
)(第三六〇号) 九五 同(
篠原孝
君
紹介
)(第五三六号) 九六 若者も
高齢者
も安心できる
年金制度
の
確立
を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第三二八号) 九七 同(
笠井亮
君
紹介
)(第三二九号) 九八 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第三三〇号) 九九 同(
志位和夫
君
紹介
)(第三三一号) 一〇〇 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第三三二号) 一〇一 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第三三三号) 一〇二 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第三三四号) 一〇三 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第三三五号) 一〇四 同(
藤野保史
君
紹介
)(第三三六号) 一〇五 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第三三七号) 一〇六 同(
宮本徹
君
紹介
)(第三三八号) 一〇七 同(
本村伸子
君
紹介
)(第三三九号) 一〇八
子供
のための
予算
を大幅にふやし国の
責任
で安心できる
保育
・
学童保育
の
実現
を求めることに関する
請願
(
早稲田
夕季君
紹介
)(第三四〇号) 一〇九 同(
志位和夫
君
紹介
)(第三八〇号) 一一〇 同(
日吉雄太
君
紹介
)(第三八一号) 一一一 同(
笠井亮
君
紹介
)(第四三七号) 一一二 同(
田嶋要
君
紹介
)(第四三八号) 一
一三
同(
本多平直
君
紹介
)(第四三九号) 一一四 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第四四〇号) 一一五 同(
本村伸子
君
紹介
)(第四四一号) 一一六 同(
山本拓
君
紹介
)(第四四二号) 一一七 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第四九一号) 一一八 同(
小川淳也
君
紹介
)(第四九二号) 一一九 同(
笠井亮
君
紹介
)(第四九三号) 一二〇 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第四九四号) 一二一 同(
斎藤洋明
君
紹介
)(第四九五号) 一二二 同(
志位和夫
君
紹介
)(第四九六号) 一二三 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第四九七号) 一二四 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第四九八号) 一二五 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第四九九号) 一二六 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第五〇〇号) 一二七 同(
藤野保史
君
紹介
)(第五〇一号) 一二八 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第五〇二号) 一二九 同(
宮本徹
君
紹介
)(第五〇三号)
一三
〇 同(
本村伸子
君
紹介
)(第五〇四号)
一三
一 同(
篠原孝
君
紹介
)(第五三三号)
一三
二 同(
末松義規
君
紹介
)(第五三四号)
一三
三 同(
中島克仁
君
紹介
)(第五三五号)
一三
四 国の
責任
で
社会保障制度
の
拡充
を求めることに関する
請願
(
塩川鉄也
君
紹介
)(第三四一号)
一三
五 同(
志位和夫
君
紹介
)(第三五五号)
一三
六 現下の
雇用失業情勢
を踏まえた
労働行政体制
の
拡充
・
強化
を目指すことに関する
請願
(
矢上雅義
君
紹介
)(第三五三号)
一三
七 同(
近藤昭一
君
紹介
)(第三八三号)
一三
八 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第三八四号)
一三
九 同(
西村智奈美
君
紹介
)(第三八五号) 一四〇 同(
柚木道義
君
紹介
)(第三八六号) 一四一 同(
吉川元
君
紹介
)(第三八七号) 一四二 同(
稲富修二
君
紹介
)(第四四五号) 一四三 同(
大西健介
君
紹介
)(第四四六号) 一四四 同(
逢坂誠二
君
紹介
)(第四四七号) 一四五 同(
照屋寛徳
君
紹介
)(第四四八号) 一四六 同(
初鹿明博
君
紹介
)(第四四九号) 一四七 同(
小川淳也
君
紹介
)(第五〇五号) 一四八 同(
篠原孝
君
紹介
)(第五三七号) 一四九
社会保険料
の
負担軽減
に関する
請願
(
宮本徹
君
紹介
)(第三五四号) 一五〇 国の
責任
で
お金
の
心配
なく誰もが必要な
医療
・
介護
を受けられるようにすることに関する
請願
(
笠井亮
君
紹介
)(第三五六号) 一五一
社会保障
の
切り捨て中止
に関する
請願
(
志位和夫
君
紹介
)(第三七九号) 一五二
患者負担
をふやさないことに関する
請願
(
日吉雄太
君
紹介
)(第三八二号) 一五三 同(
本村伸子
君
紹介
)(第四四三号) 一五四 七十五歳以上の
医療費負担
二倍化に反対することに関する
請願
(
阿部知子
君
紹介
)(第四八七号) 一五五 同(
岡島一正
君
紹介
)(第四八八号) 一五六 同(
田嶋要
君
紹介
)(第四八九号) 一五七 同(
早稲田
夕季君
紹介
)(第四九〇号) 一五八 同(
笠浩史
君
紹介
)(第五三二号) 一五九
社会保障
の
連続削減
を中止し、
充実
を求めることに関する
請願
(
志位和夫
君
紹介
)(第五二九号) 一六〇
難病
・
長期慢性疾病
・
小児慢性特定疾病対策
の総合的な
推進
に関する
請願
(
大岡敏孝
君
紹介
)(第五三〇号) 一六一
社会保障制度改革
に関する
請願
(
鷲尾英一郎
君
紹介
)(第五三一号) ————◇—————
冨岡勉
1
○
冨岡委員長
これより
会議
を開きます。
参議院提出
、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を
議題
といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
参議院厚生労働委員長石田昌宏
君。
—————————————
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
石田昌宏
2
○
石田
参議院
議員 おはようございます。
参議院厚生労働委員長
の
石田昌宏
です。 ただいま
議題
となりました
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
につきまして、その
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。
造血幹細胞移植法
は、
白血病等
の治療である
骨髄移植
や
臍帯血移植
に用いるための
骨髄
や
臍帯血
などの適切な
提供
を
推進
する
目的
で、
平成
二十四年、
参議院
の
厚生労働委員会提出
の
議員立法
により成立した
法律
であります。 現在、同法に基づき
厚生労働大臣
の
許可
を受けた全国六カ所の
公的臍帯血バンク
により、非血縁間の
造血幹細胞移植
に用いる
臍帯血
の
提供体制
が確保されており、
移植医療機関
においては、
公的臍帯血バンク
から
提供
される
安全性
及び品質が確保された
臍帯血
を用いて、
造血幹細胞移植
が円滑かつ適切に実施されているところであります。 一方、将来、
造血幹細胞移植
や
再生医療
が必要になった場合に備えるため、両親等からの
委託
を受けて出産時に
臍帯血
を
採取
、保管する
臍帯血プライベートバンク
については、預けた本人又はその親族が用いることを想定して、双方の契約に基づき
保管等
が行われているものであること、
造血幹細胞移植
以外の利用も見込まれることといった
理由
から、
造血幹細胞移植法
の規制の
対象
とはしておりません。 しかしながら、昨年、経営破綻した
臍帯血プライベートバンク
から流出した
臍帯血
が
販売業者等
により
提供
され、
造血幹細胞移植用
と称して
医療機関
において使用されるという事案が発覚いたしました。
現行法
では、
移植
に用いる
臍帯血
の
提供
について
採取
、
保存
、
引渡し等
を一貫して行う
事業者
のみが
許可制
の
対象
であり、これらの各行為を別々に行う
事業者
や、
造血幹細胞移植
に適しない
臍帯血
を
造血幹細胞移植用
と称して取引する
事業者
は想定されていません。 このままでは、
公的臍帯血バンク
について
許可制
をとり、
造血幹細胞移植
への
臍帯血
の適切な
提供
を確保しようとする
法律
の
目的
を阻害しかねず、これらの課題に早急に対応するための
法改正
が必要であります。 次に、本
法律案
の主な
内容
について御
説明
申し上げます。 第一に、
公的臍帯血バンク
の
委託
により行う場合等を除き、
公的臍帯血バンク
でなければ、業として、
移植
に用いる
臍帯血
の
採取
、
保存
、
引渡し等
をしてはならないこととしております。 第二に、
何人
も、
公的臍帯血バンク
が
移植
に用いる
臍帯血
を引き渡す場合等を除き、業として、人の
臍帯血
を、
造血幹細胞移植
に用いることができるものとして、引き渡してはならないこととし、また、
何人
も、業として、これにより禁止される人の
臍帯血
の
引渡し
を受けてはならないこととしております。 第三に、これらの
禁止規定
に違反した者に対しては、三年以下の懲役又は三百万円以下の罰金としております。 なお、この
法律
は、
公布
の日から起算して三月を経過した日から施行することにしております。 以上が、この
法律案
の
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
であります。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御賛同いただきますようお願い申し上げます。
冨岡勉
3
○
冨岡委員長
以上で
趣旨
の
説明
は終わりました。
—————————————
冨岡勉
4
○
冨岡委員長
本案
につきましては、
質疑
、
討論とも
に申出がありませんので、直ちに
採決
に入ります。
参議院提出
、
移植
に用いる
造血幹細胞
の適切な
提供
の
推進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
について
採決
いたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
冨岡勉
5
○
冨岡委員長
起立総員
。よって、
本案
は
原案
のとおり可決すべきものと決しました。 お諮りいたします。 ただいま議決いたしました
法律案
に関する
委員会報告書
の
作成
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
6
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
〔
報告書
は
附録
に
掲載
〕 ————◇—————
冨岡勉
7
○
冨岡委員長
次に、
参議院提出
、
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
を
議題
といたします。
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
参議院厚生労働委員長石田昌宏
君。
—————————————
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
石田昌宏
8
○
石田
参議院
議員 ただいま
議題
となりました
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
につきまして、その
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
を御
説明
申し上げます。
我が国
において、
平成
二十九年現在、
脳血管疾患
は死因の第三位、
心疾患
は第二位となっており、両
疾患
を合わせて年間三十一万人以上が亡くなっています。また、
国民
が
介護
を要する状態になった原因についても、
脳血管疾患
及び
心疾患
を合わせると全体の二〇%を超えます。さらに、
我が国
における
医科診療医療費
を
疾病分類別
に見ると、
循環器系
の
疾患
の占める割合は、全体の約二〇%と最大になっています。このように、
脳卒中
や
心臓病等
の
循環器病
は、
生活習慣
の
改善等
により一定の
予防
が可能な
疾病
であるにもかかわらず、
国民
の生命と健康にとって重大な問題となっています。
国民
の
健康寿命
の
延伸
、また
医療
及び
介護
に係る
負担軽減等
を図っていく観点から、
循環器病
について、その
対策
を総合的かつ
計画
的に
推進
するための
基本法
の制定が必要不可欠です。 本
法律案
は、こうした状況を踏まえ、
循環器病対策
に関し、
基本理念
を定め、国、
地方公共団体等
の
責務
を明らかにし、
循環器病対策
の
推進
に関する
計画
の策定について定めるとともに、
循環器病対策
の
基本
となる
事項
を定めようとするものであります。 次に、本
法律案
の主な
内容
について御
説明
申し上げます。 第一に、
循環器病対策
について、
生活習慣
の
改善等
による
循環器病
の
予防
及び
循環器病
を発症した
疑い
がある場合における迅速かつ適切な対応の
重要性
に関する
国民
の理解と関心を深めるようにすること、
循環器病患者等
に対する
保健
、
医療
及び
福祉
に係るサービスの
提供
が、その居住する地域にかかわらず等しく、継続的かつ総合的に行われるようにすること等の
基本理念
を定めるとともに、国、
地方公共団体等
の
責務
を定めております。 第二に、
政府
は、
循環器病対策
を実施するための必要な法制上又は財政上の
措置
その他の
措置
を講じなければならないこととしております。 第三に、
政府
は、
循環器病対策
の総合的かつ
計画
的な
推進
を図るため、
循環器病対策推進基本計画
を策定しなければならないこととし、
都道府県
は、
循環器病対策推進基本計画
を
基本
とし、
都道府県循環器病対策推進計画
を策定しなければならないこととしております。 第四に、国及び
地方公共団体
による
基本的施策
として、
循環器病
の
予防等
の
推進
、
循環器病
を発症した
疑い
がある者の搬送及び受入れの実施に係る
体制
の
整備
、
医療機関
の
整備
、
循環器病患者等
の
生活
の質の
維持向上
、
保健
、
医療
及び
福祉
に係る
関係機関
の
連携協力体制
の
整備等
の
事項
を定めております。 第五に、
厚生労働省
に、
循環器病対策推進協議会
を置くこととし、
都道府県
は、
都道府県循環器病対策推進協議会
を置くように努めなければならないこととしております。 なお、この
法律
は、
公布
の日から起算して一年を超えない範囲内において政令に定める日から施行することとしております。 以上が、この
法律
の
提案
の
理由
及び
内容
の
概要
であります。 何とぞ、御
審議
の上、速やかに御賛同いただきますようお願い申し上げます。
冨岡勉
9
○
冨岡委員長
以上で
趣旨
の
説明
は終わりました。
—————————————
冨岡勉
10
○
冨岡委員長
本案
につきましては、
質疑
、
討論とも
に申出がありませんので、直ちに
採決
に入ります。
参議院提出
、
健康寿命
の
延伸等
を図るための
脳卒中
、
心臓病
その他の
循環器病
に係る
対策
に関する
基本法案
について
採決
いたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
冨岡勉
11
○
冨岡委員長
起立総員
。よって、
本案
は
原案
のとおり可決すべきものと決しました。 お諮りいたします。 ただいま議決いたしました
法律案
に関する
委員会報告書
の
作成
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
12
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
〔
報告書
は
附録
に
掲載
〕 ————◇—————
冨岡勉
13
○
冨岡委員長
次に、
請願
の
審査
を行います。
請願日程
百六十一件を一括して
議題
といたします。 まず、
審査
の方法についてお諮りいたします。 各
請願
の
趣旨
につきましては、既に
請願文書表等
によって御承知のところでありますし、また、
理事会等
におきまして慎重に御
協議
をいただきましたので、この際、各
請願
についての
紹介議員
の
説明
は省略し、直ちに採否の決定をいたしたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
14
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 これより
採決
いたします。 本日の
請願日程
中、
難病
・
長期慢性疾病
・
小児慢性特定疾病対策
の総合的な
推進
に関する
請願
は、採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
15
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 なお、ただいま議決いたしました本
請願
に関する
委員会報告書
の
作成
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
16
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
〔
報告書
は
附録
に
掲載
〕
—————————————
冨岡勉
17
○
冨岡委員長
この際、御報告いたします。 本
委員会
に参考送付されました
陳情書
及び
意見書
は、お手元に配付いたしておりますとおり、
医療費助成制度
の
充実強化等
に関する
陳情書外
二十一件、安全・安心の
医療
・
介護
の
実現
と
夜勤改善
・
大幅増員
を求める
意見書外
三百三十二件であります。 ————◇—————
冨岡勉
18
○
冨岡委員長
次に、
閉会
中
審査
に関する件についてお諮りいたします。 第百九十六回
国会
、
吉田統彦君外
九名
提出
、
介護
・
障害福祉従事者
の
人材確保
に関する
特別措置法案
第百九十六回
国会
、
西村智奈美
君外九名
提出
、
保育等従業者
の
人材確保
のための処遇の
改善等
に関する
特別措置法案
第百九十六回
国会
、
阿部知子
君外九名
提出
、産後
ケアセンター
の設置の
推進
のための
児童福祉法
及び
社会福祉法
の一部を改正する
法律案
及び 第百九十六回
国会
、
岡本
充功
君外十名
提出
、
児童福祉法
及び児童虐待の防止等に関する
法律
の一部を改正する
法律案
並びに 厚生労働関係の
基本
施策に関する件
社会保障制度
、
医療
、公衆衛生、社会
福祉
及び人口問題に関する件 労使関係、労働基準及び雇用・失業
対策
に関する件 以上の各案件につきまして、議長に対し、
閉会
中
審査
の申出をするに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
19
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次に、
閉会
中
審査
案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。 まず、
閉会
中、委員派遣を行う必要が生じました場合には、議長に対し、委員派遣承認申請を行うこととし、派遣委員の人選、期間、派遣地等その手続につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
20
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 また、
閉会
中
審査
におきまして、参考人より意見を聴取する必要が生じました場合には、参考人の出席を求めることとし、その日時、人選等につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
21
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 本日は、これにて散会いたします。 午前九時十五分散会