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2018-11-09 第197回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
三十年十月二十四日)(水曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
理事
後藤
茂之
君
理事
田村
憲久
君
理事
橋本
岳君
理事
堀内
詔子
君
理事
渡辺
孝一
君
理事
西村智奈美
君
理事
岡本
充功
君
理事
桝屋
敬悟
君
安藤
高夫
君
上野
宏史
君
大岡
敏孝
君
大串
正樹
君
大隈
和英
君
木村
哲也
君
木村
弥生
君
国光あやの
君
小泉進次郎
君
小林
鷹之君
後藤田正純
君
佐藤
明男
君
塩崎
恭久
君
繁本
護君
新谷
正義
君
田畑
裕明
君
高橋ひなこ
君
谷川
とむ君
冨岡
勉君
丹羽
秀樹
君
船橋
利実
君 三
ッ林裕巳
君
山田
美樹
君
池田
真紀
君
尾辻かな子
君
長谷川嘉一
君
初鹿
明博
君
吉田
統彦君
稲富
修二
君
大西
健介
君
白石
洋一
君
山井
和則
君
高木美智代
君
中野
洋昌
君
高橋千鶴子
君
串田
誠一
君
柿沢
未途君
—————————————
十月二十四日
冨岡勉
君が議院において、
委員長
に
補欠選任
された。
平成
三十年十一月九日(金曜日) 午前十一時十分
開議
出席委員
委員長
冨岡
勉君
理事
大串
正樹
君
理事
小泉進次郎
君
理事
後藤
茂之
君
理事
田畑
裕明
君
理事
田村
憲久
君
理事
橋本
岳君
理事
堀内
詔子
君
理事
渡辺
孝一
君
理事
西村智奈美
君
理事
大西
健介
君
理事
岡本
充功
君
理事
高木美智代
君
理事
桝屋
敬悟
君
安藤
高夫
君
上野
宏史
君
大岡
敏孝
君
大隈
和英
君
木村
哲也
君
木村
弥生
君
黄川田仁志
君
国光あやの
君
後藤田正純
君
佐藤
明男
君
塩崎
恭久
君
繁本
護君
新谷
正義
君
谷川
とむ君
丹羽
秀樹
君
藤原
崇君
船橋
利実
君 三
ッ林裕巳
君
山田
美樹
君
阿部
知子
君
池田
真紀
君
尾辻かな子
君
初鹿
明博
君
吉田
統彦君
稲富
修二
君
白石
洋一
君
山井
和則
君
鰐淵
洋子
君
高橋千鶴子
君
串田
誠一
君
柿沢
未途君 …………………………………
厚生労働大臣
根本
匠君
厚生労働
副
大臣
大口
善徳君
厚生労働
副
大臣
高階恵美子
君
厚生労働大臣政務官
上野
宏史
君
厚生労働大臣政務官
新谷
正義
君
厚生労働委員会専門員
中村 実君
—————————————
委員
の異動 十月二十四日
辞任
補欠選任
長谷川嘉一
君
阿部
知子
君
中野
洋昌
君
鰐淵
洋子
君 十一月九日
辞任
補欠選任
小林
鷹之君
黄川田仁志
君
高橋ひなこ
君
藤原
崇君 同日
辞任
補欠選任
黄川田仁志
君
小林
鷹之君
藤原
崇君
高橋ひなこ
君 同日
理事田村憲久
君、
堀内詔子
君、
渡辺孝一
君、
岡本充功
君及び
桝屋敬悟
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
小泉進次郎
君、
田畑裕明
君、
大串正樹
君、
大西健介
君及び
高木美智代
君が
理事
に当選した。
—————————————
十月二十四日
介護
・
障害福祉従事者
の
人材確保
に関する
特別措置法案
(
吉田統彦君外
九名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第三八号)
保育等従業者
の
人材確保
のための
処遇
の
改善等
に関する
特別措置法案
(
西村智奈美
君外九名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第三九号) 産後
ケアセンター
の
設置
の
推進
のための
児童福祉法
及び
社会福祉法
の一部を改正する
法律案
(
阿部知子
君外九名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第四〇号)
児童福祉法
及び
児童虐待
の
防止等
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
岡本充功
君外十名
提出
、第百九十六回
国会衆法
第四一号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
冨岡勉
1
○
冨岡委員長
これより
会議
を開きます。 この際、一言御挨拶申し上げます。 このたび、
厚生労働委員会
の
委員長
に就任いたしました
冨岡勉
でございます。 本
委員会
は、
医療
、
介護
、
子育て
、
年金
、
労働問題等
、
国民生活
に
かかわり
の深い重要な
課題
を抱えております。 特に、急速な
少子高齢化
が進行する中、全ての
国民
が
安心
して暮らせる
社会
を
実現
するために、持続可能な
社会保障制度
を確立することが喫緊の
課題
であります。 また、
過重労働
を是正するなど
働き方
の
改革
の着実な
実施
に加え、生涯
現役社会
を
実現
するための
環境
の
整備
などに取り組む必要があります。 このような
状況
の
もと
、当
委員会
に課せられた使命は極めて重大であり、
委員長就任
に当たり、改めてその
責任
の重さを痛感いたしております。 ここに
委員各位
の御
指導
と御
協力
をいただき、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいりたいと存じます。 どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
) ————◇—————
冨岡勉
2
○
冨岡委員長
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事田村憲久
君、
堀内詔子
君、
渡辺孝一
君、
岡本充功
君及び
桝屋敬悟
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
3
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
に伴う
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
4
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
大串
正樹
君
小泉進次郎
君
田畑
裕明
君
大西
健介
君 及び
高木美智代
君 を指名いたします。 ————◇—————
冨岡勉
5
○
冨岡委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
厚生労働関係
の
基本施策
に関する
事項
社会保障制度
、
医療
、
公衆衛生
、
社会福祉
及び人口問題に関する
事項
労使関係
、
労働基準
及び
雇用
・
失業対策
に関する
事項
以上の各
事項
について、その実情を
調査
し、
対策
を樹立するため、小
委員会
の
設置
、
関係
各方面からの
説明聴取
及び資料の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
冨岡勉
6
○
冨岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
冨岡勉
7
○
冨岡委員長
この際、
根本厚生労働大臣
、
大口厚生労働
副
大臣
、
高階厚生労働
副
大臣
、
上野厚生労働大臣政務官
及び
新谷厚生労働大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
根本厚生労働大臣
。
根本匠
8
○
根本国務大臣
厚生労働委員会
の開催に当たり、御挨拶申し上げます。
厚生労働大臣
に就任してから一カ月が経過しましたが、
厚生労働行政
の幅広さや責任の重さを改めて実感しております。
国民
の
皆様
の安全、
安心
の
確保
に万全を期すとともに、
我が国
の
経済社会
の発展に寄与すべく、
厚生労働行政
の諸
課題
に
全力
で取り組みます。 来年十月の
消費税率
の
引上げ
及び
社会保障
の
充実
によって、二〇二五年を念頭に進められてきた
社会保障
・
税一体改革
が一区切りとなります。一方、
人口構造
の推移を見ると、二〇二五年以降、
高齢者
の急増から
現役世代
の急減に局面が変化する見込みであり、二〇四〇年を展望すると、
現役世代
の減少が最大の
課題
となっています。全ての
世代
が
安心
できる
社会保障制度
の
構築
に向けて、
団塊ジュニア世代
が
高齢者
となる二〇四〇年を見据えた
検討
を進めることが必要です。 このため、先日、私が
本部長
となって、二〇四〇年を展望した
社会保障
・
働き方
改革本部
を
厚生労働省内
に設置したところであり、今後、
国民
誰もが、より長く、元気に活躍できるよう、
高齢者
を始めとした多様な
就労
、
社会参加
の
促進
、
就労
や
社会参加
の前提となる
健康寿命
の延伸、
労働力
の制約が強まる中での
医療
・
福祉サービス改革
による
生産性
の
向上
などの
検討
を着実に進めていきます。 まず、働く意欲のある
高齢者
が年齢に
かかわり
なく活躍できるようにするため、
高齢者
の
雇用
と
就業機会
の
確保
について、しっかり
検討
を進めてまいります。 あわせて、働く方々の主体的な
キャリア形成
や再チャレンジが可能な
社会
としていくため、
中途採用
の
拡大
に取り組んでまいります。
年金制度
については、来年の
次期財政検証
とその結果を踏まえた
制度改正
に向け、
受給開始
時期の選択肢の
拡大
や短時間
労働者
への
被用者保険
の
適用拡大
、
私的年金
の
充実
など、人生百年時代の到来や多様な
働き方
に応じた
年金制度
の
あり方
を含めて
検討
を進めてまいります。
年金事業運営
については、引き続き、事務の適切な
実施
に努めてまいります。
健康寿命
の
延伸等
を目指し、
予防
、
健康づくり
を
推進
していくことが重要です。第二次
健康日本
21に基づき、健康無
関心層
を含めた疾病の
発症予防
や
重症化予防
に向けた
取組
を進めるとともに、
保険者
による特定健診、
保健指導
や
糖尿病
の
重症化予防
などの
取組
について、インセンティブも
活用
しながら進めます。 また、
医療
・
福祉分野
において、
労働力
の制約が強まる中で、
専門人材
が
能力
を最大限発揮することができるよう、
人材
の
確保
にも取り組みつつ、効率的な
業務分担
の
見直し
や効率的な配置の
推進
、AI、ロボット、
ICT等
のテクノロジーの
徹底活用
や
組織マネジメント改革等
を進めます。 こうした
国民
の
健康寿命
の延伸や
医療
・
介護サービス
の
生産性
の
向上
を図るため、健康、
医療
、
介護
に関する
データ利活用基盤
の
構築
を軸に、被
保険者
の
予防
、
健康づくり
など
保険者
が果たすべき役割の
強化
や
ゲノム医療
、
AI等
の
最先端技術
の
活用
など、
データヘルス改革
を戦略的、一体的に
推進
するとともに、
審査支払い機関
の
改革
を進めます。
障害
のある方も含めて、誰もがその
能力
を存分に発揮できる一億総
活躍社会
をつくり上げることは重要です。
障害者雇用促進法
の
もと
、国の
行政機関
も
事業主
として、
障害者
の
雇用
の
確保
や安全を図る責務を有しています。さらに、民間の
事業者
に対し率先して
障害者
を
雇用
すべき立場にありながら、多数の国の
行政機関
において
障害者
の
法定雇用率
を満たしていない
状況
であったことは、まことにもって遺憾であります。
障害者雇用施策
を
推進
する立場として、深くおわび申し上げます。 こうした事態を重く受けとめ、
関係閣僚会議
で取りまとめた
公務部門
における
障害者雇用
に関する
基本方針
に基づき、組織全体として
再発防止
にしっかり取り組むことは
もと
より、
法定雇用率
の速やかな達成と
障害者
の活躍の場の
拡大
に向け、
政府一体
となって取り組んでまいります。 この夏は、
豪雨被害
や地震による被害が多く発生しました。
全国各地
で相次ぐ
自然災害
からの一日も早い
復旧復興
に向けて、
関係省庁
とも連携しつつ、
スピード感
を持って
全力
で取り組みます。 先般の
地震等
では、老朽化した
水道管
が多数破損し長期間の断水が発生しました。水道については、老朽化した施設の更新、
耐震化
を一刻も早く進める必要があります。参議院において
継続審議
となっている
水道法改正法案
の早期の成立をお願いいたします。
東日本大震災
の発生から七年半が経過しました。私はかねてより
被災地
の復興に取り組んでまいりましたが、引き続き、私自身も
復興大臣
であるとの強い意識の
もと
、
被災者
の心の
ケア
、
医療
・
介護提供体制
の
整備
、
雇用対策
などに
全力
で取り組みます。 また、
さき
の
通常国会
で成立した
改正食品衛生法
に基づき、広域的な食中毒の発生時における国と自治体間の
連携強化等
を着実に進めます。 さらに、今年六月に
施行
された
改正旅館業法
に基づき、いわゆる
違法民泊
の
取締り対策
を
推進
してまいります。
待機児童
の解消に向けて、
子育て安心プラン
に基づき、二〇二〇年度末までに三十二万人分の
保育
の受皿を
整備
するとともに、そのために必要な
保育人材
の
確保
や
処遇改善等
を更に進めます。
放課後児童対策
についても、
待機児童
の
解消等
に向けて、新・
放課後子ども総合プラン
に基づき、二〇二三年度末までに三十万人の
受皿整備
をしっかりと行ってまいります。
幼児教育
、
保育
の
無償化
については、二〇一九年十月からの
実施
を目指して、
関係省庁
とも緊密に連絡した上で、
検討
を進めます。
妊娠期
から
子育て期
まで切れ目なく
支援
する
子育て世代包括支援センター
の
全国展開
、産婦健診や産後
ケア
の
充実
、
不妊治療
への
支援等
にも取り組みます。
児童虐待
の
防止
については、痛ましい
虐待事件
が二度と繰り返されることのないよう、本年七月に
関係閣僚会議
で決定した
児童虐待防止対策
の
強化
に向けた
緊急総合対策
のさらなる徹底を図るとともに、市町村や
児童相談所
などの
体制
、
専門性
の
強化
を盛り込んだ
児童虐待防止対策体制総合強化プラン
を年内に策定し、子供の命を守る
社会づくり
を進めてまいります。
虐待
などの事情により親元で暮らせない
子供たち
も、温かい家庭的な
環境
で育まれるようにする必要があります。里親のなり手をふやすため、
里親制度
の
広報啓発
や
里親家庭
に対する
相談援助体制
の
充実
に努めます。また、
児童養護施設等
の小規模、
地域分散化
や
職員配置基準
の
強化
などを
推進
してまいります。 子供の
貧困対策
については、特に厳しい
経済状況
にある一人
親家庭
の
支援
を
充実
します。
児童扶養手当
について、来年十一月から、年六回の支給を着実に
実施
するほか、就職に有利な資格の
取得支援等
に取り組みます。
さき
の
通常国会
で成立した
働き方
改革関連法
については、長時間
労働
の是正、多様で柔軟な
働き方
の
実現
、
雇用形態
にかかわらない公正な待遇の
確保
を着実に
推進
すべく、
関係省令等
の
整備
や
制度
の周知など、円滑な
施行
に取り組みます。具体的には、これらの
取組
の内容が地方の
中小企業
まで浸透するよう、四十七
都道府県
に設置した
働き方
改革推進支援センター
の
活用
や、
経済界
と
協力
した
説明会
の開催など、丁寧な周知を行ってまいります。
働き方
改革
の
実現
、定着に向けて、
IT化
や
業務効率化
など
生産性向上
に取り組む
中小企業
に対する
支援
などについて、しっかり取り組みます。また、違法な長時間
労働
など不適切な
働き方
が行われている企業に対する
監督指導
を徹底します。
医師
の
働き方
改革
については、
医師
の健康を守りつつ、
地域
の
医療提供体制
が維持できる
働き方
の
実現
を目指し、来年三月をめどとして、時間
外労働規制
の具体的な
あり方
や
労働
時間の
短縮策等
についての
検討
を進めます。 また、全ての
人材
がその
能力
を存分に発揮できる
社会
や個々人の人生の再設計が可能となる
社会
を
実現
するため、
リカレント教育
を始めとした
人材育成
の
強化
、
女性
、若者、
高齢者
、
障害者等
の
就労支援等
を
実施
します。
女性
の
活躍推進
については、全ての
女性
が、みずからの希望に応じ個性と
能力
を発揮できる
社会づくり
を加速するため、
女性活躍推進法
の
施行
後三年の
見直し
などについて
検討
を進めます。また、職場におけるセクシュアルハラスメントや
パワーハラスメント防止対策
の
強化
について
検討
します。 一定の
専門性
、技能を有する新たな
外国人材
の受入れについては、
厚生労働省
としては、
労働条件
、
安全衛生等
に関する
雇用管理
の
改善
、適切な
社会保険
の
適用促進
、安全、
安心
に
医療機関
を受診できる
環境
の
整備
などに取り組み、
外国人材
がその
能力
を有効に発揮できる
環境
を
整備
してまいります。
最低賃金
については、
働き方
改革実行計画等
に基づき、千円を目指して年率三%程度をめどとした
引上げ
を進めています。本年度は
全国加重平均
で二十六円引き上げ、
時給換算
になった
平成
十四年度以降、最大の上げ幅となりました。
中小企業
、
小規模事業者
が賃上げしやすい
環境
を
整備
するため、
生産性向上
のための
支援
を進めます。 また、二〇二三年の
技能五輪国際大会
の
我が国
への招致を通じた
技能尊重機運
の醸成に取り組むとともに、
我が国産業
の基盤である
物づくり技能
の一層の
向上
に努めます。
障害
のある方が生き生きと
地域生活
を営むことができるよう、
生活
や
就労
の
支援
、グループホームの
整備
、
文化芸術活動
の
推進
などに引き続き取り組みます。また、
精神障害
のある方々が
地域
の一員として自分らしい暮らしをすることができるよう、包括的な
支援
を受けられる
仕組みづくり
を進めます。
アルコール健康障害対策
を始めとする
依存症対策
については、
医療体制
の
整備
や
民間団体
の
活動支援等
に取り組みます。特に、
ギャンブル等依存症対策
は、
ギャンブル等依存症対策基本法
の趣旨を踏まえ、
関係省庁
とともに必要な
取組
を進めてまいります。
生活困窮者自立支援制度
及び
生活保護制度
については、
さき
の
通常国会
で成立した
改正生活困窮者自立支援法
及び
改正生活保護法
に基づき、
就労
、家計、
住まい等
に関する包括的な
支援体制
の
強化
に向けた
取組等
を着実に進めます。
自殺対策
については、
自殺総合対策大綱
や座間市における事件の
再発防止策
に基づき、若者が利用する
SNS等
を
活用
した
相談体制
の
強化
を図るなど、
関係
府省と連携し、誰も自殺に追い込まれることのない
社会
の
実現
に向けた
取組
を
推進
します。 今後とも、
地域住民
が抱えるさまざまな
生活課題
を解決につなげていくための包括的な
支援体制
の
構築等
を進めることで、
地域共生社会
の
実現
を目指します。
地域包括ケアシステム
の
構築
を一層
推進
します。質が高く効率的な
サービス提供体制
の
整備
や
自立支援
、
重度化防止
に資する
サービス
の
実現
など、
国民
一人一人に必要な
サービス
が提供され、
地域
で
安心
して暮らすことができる
体制
の
構築
を目指します。 また、家族の
介護
のために離職せざるを得ない
状況
を防ぎ、働き続けられる
社会
の
実現
を目指します。このため、
介護
の受皿五十万人分の
整備
を進めるとともに、他の産業との
賃金格差
をなくしていくためのさらなる
処遇改善
のほか、
介護分野
への
アクティブシニア等
の
参入促進
、
介護
の仕事の魅力の
全国的発信
など、
介護人材
の
確保
に総合的に取り組み、二〇二〇年代初頭までに
介護離職
ゼロを目指します。
地域医療構想
の
実現
に向け、
医療機関ごと
の
具体的対応方針
の速やかな策定を進めます。
さき
の
通常国会
で成立した
改正医療法
及び
改正医師法
に基づき、
医師
の偏在を可視化できる指標を
整備
し、
都道府県
が主体的に
医師確保対策
を
推進
する
体制
を
構築
するなど、
医師
の
地域偏在
、
診療科偏在
の解消に着実に取り組みます。
外国人
による
医療保険
の利用については、
加入要件
の確認を厳格に行うなどの
取組
を行っており、更に適正な利用に向けて
取組
を進めてまいります。
医薬品
、
医療機器産業
については、革新的な
医薬品等
の開発を
促進
する
環境
の
整備
に取り組むとともに、
後発医薬品
の
使用促進
や
ベンチャー企業
への
支援
を
実施
します。また、
医薬品等
の品質、
有効性
、
安全性
の
確保
、
かかりつけ薬剤師
、薬局の
推進
を図るとともに、これらに関する
制度
の
見直し
に向けた
検討
を進めます。さらに、第五次
薬物乱用防止
五カ年戦略に基づき、覚醒剤や
大麻等
の
取締り
や
啓発等
に取り組みます。
受動喫煙対策
については、二〇二〇年の
東京オリンピック
・パラリンピックに向けた
対策
を徹底することが必要です。このため、
さき
の
通常国会
で成立した
改正健康増進法
の円滑な
施行
に向けた
準備等
を進め、望まない
受動喫煙
のない
社会
の
実現
を目指します。
がん対策
については、第三期
がん対策推進基本計画
に基づき、
がんゲノム医療
の
提供体制
の
実現
、
思春期世代
や
若年成人世代
の
がん対策
、治療と仕事の
両立支援等
を
推進
します。 本年七月以降、風疹の
患者数
が増加しています。
患者数
が多い
地域
において妊娠を希望する
女性
の方などに風疹の
抗体検査
を受けていただき、必要な方が適切に
予防接種
を受けられるよう、
環境
の
整備
に努めてまいります。
国際保健
の
分野
においても、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの
推進
、
薬剤耐性菌
を含む
感染症対策等
のグローバルな
課題
に的確に対応します。
援護施策
については、
戦没者遺骨収集推進法
に基づき、国の責務として、可能な限り多くの御遺骨を収容し、御遺族に引き渡すことができるよう、
全力
を尽くします。また、
慰霊事業
に着実に取り組むとともに、
戦傷病者
や
戦没者遺族
に対する
年金等
の支給、
中国残留邦人等
に対する
支援策
について、引き続き、きめ細かく
実施
します。
委員長
、
理事
を始め
委員
の
皆様
、
国民
の
皆様
に一層の御理解と御
協力
を賜りますようお願いいたします。(
拍手
)
冨岡勉
9
○
冨岡委員長
次に、
大口厚生労働
副
大臣
。
大口善徳
10
○
大口
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
大口善徳
でございます。 主として、
医療
、
介護
、
福祉
、
子育て支援
の
分野
を担当いたします。 急速に
少子高齢化
が進む中、
社会保障制度
をしっかりと次
世代
に引き渡し、
現役世代
の
安心
を
確保
するため、誠実かつ積極的に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
高階
副
大臣
、両
大臣政務官
とともに
全力
で
根本大臣
を補佐してまいる
所存
でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
冨岡勉
11
○
冨岡委員長
次に、
高階厚生労働
副
大臣
。
高階恵美子
12
○
高階
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
高階恵美子
でございます。 主として、
労働
、
年金
の
分野
を担当させていただきます。 生涯
現役社会
に向けまして、全ての
国民
の
皆様
が幾つになってもやりがいと生きがいを持てるよう、さまざまな
施策
に
誠心誠意
、丁寧に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
を得ながら、
大口
副
大臣
、両
大臣政務官ともども
に
全力
で
根本大臣
を補佐してまいる
所存
でありますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
冨岡勉
13
○
冨岡委員長
次に、
上野厚生労働大臣政務官
。
上野宏史
14
○
上野大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
上野宏史
でございます。 両副
大臣
、
新谷大臣政務官
とともに
根本大臣
を補佐して
最大
限努力してまいる
所存
であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
冨岡勉
15
○
冨岡委員長
次に、
新谷厚生労働大臣政務官
。
新谷正義
16
○
新谷大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命しました
新谷正義
でございます。 両副
大臣
、
上野大臣政務官
とともに
根本大臣
を補佐して
最大
限努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
冨岡勉
17
○
冨岡委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十一時三十五分散会