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2018-11-09 第197回国会 衆議院 外務委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
三十年十月二十四日)(水曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
中山
泰秀
君
理事
小田原
潔君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
末松
義規
君
理事
小熊
慎司
君
理事
遠山
清彦
君
小野寺
五典君
小渕
優子
君
黄川田仁志
君
高村
正大君
佐々木
紀君
杉田
水脈
君
鈴木
憲和
君
鈴木
隼人
君
武井
俊輔
君 辻
清人
君
中曽根康隆
君
堀井
学君
山田
賢司
君
若宮
健嗣
君
篠原
豪君
山川百合子
君
青山
大人
君
岡本
三成
君
岡田
克也
君
玄葉光一郎
君
穀田
恵二
君
杉本
和巳
君
井上
一徳
君
—————————————
十月二十四日
中山泰秀
君
委員長辞任
につき、その
補欠
として
若宮健嗣
君が議院において、
委員長
に選任された。
平成
三十年十一月九日(金曜日) 午前九時三十分
開議
出席委員
委員長
若宮
健嗣
君
理事
小田原
潔君
理事
小野寺
五典君
理事
木原
誠二
君
理事
新藤
義孝
君
理事
武井
俊輔
君
理事
堀井
学君
理事
寺田
学君
理事
小熊
慎司
君
理事
遠山
清彦
君
小渕
優子
君
黄川田仁志
君
高村
正大君
佐々木
紀君
杉田
水脈
君
鈴木
憲和
君
鈴木
隼人
君 辻
清人
君
中曽根康隆
君
中山
泰秀
君
福山
守君
山田
賢司
君
櫻井
周君
山川百合子
君
青山
大人
君
高木
陽介
君
岡田
克也
君
玄葉光一郎
君
穀田
恵二
君
杉本
和巳
君
井上
一徳
君 …………………………………
外務大臣
河野
太郎
君
外務
副
大臣
あべ
俊子
君
外務
副
大臣
佐藤
正久
君
外務大臣政務官
鈴木
憲和
君
外務大臣政務官
辻
清人
君
外務大臣政務官
山田
賢司
君
外務委員会専門員
小林 扶次君
—————————————
委員
の
異動
十月二十四日
辞任
補欠選任
篠原
豪君
櫻井
周君
末松
義規
君
寺田
学君
岡本
三成
君
高木
陽介
君 十一月九日
辞任
補欠選任
黄川田仁志
君
福山
守君 同日
辞任
補欠選任
福山
守君
黄川田仁志
君 同日
理事熊田裕通
君及び
山口壯
君十月二十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
武井俊輔
君及び
小野寺
五典君が
理事
に当選した。 同日
理事末松義規
君十月二十四日
委員辞任
につき、その
補欠
として
寺田学
君が
理事
に当選した。 同日
理事小田原潔
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
堀井学
君が
理事
に当選した。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
若宮健嗣
1
○
若宮委員長
これより
会議
を開きます。 この際、一言御挨拶を申し上げます。 このたび、
外務委員長
に就任いたしました
若宮健嗣
でございます。 近年の
国際情勢
は一層厳しさを増しており、
国際社会
全体の安定を確保するために、さまざまな
外交
諸
課題
に対して的確かつ迅速に対応することが求められております。 山積する
外交課題
を
解決
するために、当
委員会
に課せられた使命はまことに重大であるかと認識いたしております。 今後とも、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいる
所存
でございますので、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を賜りますよう、何とぞよろしく
お願い
を申し上げます。 ————◇—————
若宮健嗣
2
○
若宮委員長
理事
の
辞任
についてお諮りいたします。
理事小田原潔
君から、
理事辞任
の申出があります。これを許可するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
若宮健嗣
3
○
若宮委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事
の
補欠選任
についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が四名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
若宮健嗣
4
○
若宮委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
小野寺
五典君
武井
俊輔
君
堀井
学君 及び
寺田
学君 を指名いたします。 ————◇—————
若宮健嗣
5
○
若宮委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
国際情勢
に関する
事項
について、本
会期中国政
に関する
調査
を行うため、
衆議院規則
第九十四条の規定により、
議長
に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
若宮健嗣
6
○
若宮委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
若宮健嗣
7
○
若宮委員長
この際、
河野外務大臣
、あべ
外務
副
大臣
、
佐藤外務
副
大臣
、
山田外務大臣政務官
、
辻外務大臣政務官
及び
鈴木外務大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
外務大臣河野太郎
君。
河野太郎
8
○
河野国務大臣
おはようございます。
外務委員会
の開催に当たり、御挨拶申し上げるとともに、主な
国際情勢
及び
外交政策
の所信について申し述べます。 我が国を取り巻く
安全保障環境
は、大変厳しい状況にあります。先般の
米朝首脳共同声明
に明記された、朝鮮半島の完全な
非核化
に向けた
北朝鮮
のコミットメントを含む両
首脳
間の
合意
が完全かつ迅速に履行されることが重要であり、
各国
による
安保理決議
の完全な履行を確保することが不可欠です。
日朝平壌宣言
に基づき、拉致、核、ミサイルといった諸懸案を包括的に
解決
し、不幸な過去を清算して、
北朝鮮
との
国交正常化
を目指してまいります。また、長きにわたり
解決
されていない拉致問題を
安倍政権
で必ず
解決
するとの決意で臨んでまいります。
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の旗の
もと
、引き続き、
六つ
の
重点分野
を中心に積極的な
外交
を展開してまいります。
一つ目
に、
日米同盟
の
強化
及び
同盟国
、
友好国
の
ネットワーク化
を推進します。
日米同盟
は、
日本
の
外交
、
安全保障
の基軸です。 また、
普天間飛行場
の
辺野古移設
を始めとする
在日米軍再編
を着実に進め、沖縄を始めとする地元の
負担軽減
に全力で取り組みます。 加えて、
インド
、豪州、
EU
や
欧州主要国等
の
戦略的利益
を共有する
各国
との枠組みや、ASEANを含めた
アジア太平洋
の
地域協力
など、
同盟国
、
友好国
の
ネットワーク化
を推進します。
二つ目
に、
近隣諸国
との
協力関係
を
強化
します。
日中関係
は、最も重要な二
国間関係
の
一つ
です。私も同行した先月の
安倍総理
の訪中では、さまざまな
分野
で具体的な
成果
を上げることができました。今後も、
首脳往来
を着実に進めていくことで、
両国関係
を新たな高みに押し上げていきたいと思います。同時に、東シナ海における一方的な
現状変更
の試みは断じて認められず、引き続き冷静に、かつ毅然と対応します。 また、
国際社会共通
の
懸念事項
である南シナ海をめぐる問題についても、
国際法
に基づく紛争の
平和的解決
に向け努力することの
重要性
を強調していきます。
北朝鮮
問題をめぐる
連携
がいつにも増して重要となる中、
韓国
とは、
両国
間のさまざまな
課題
を適切にマネージしていく
所存
です。 先般の
韓国大法院
による判決は二
国間関係
の
法的基盤
を根本から覆すものであり、
韓国
に対して適切な
措置
を講ずるよう強く求めていきます。慰安婦問題については、
日韓合意
の着実な実施が重要であり、引き続き
韓国政府
に対し強く働きかけてまいります。また、
日本固有
の領土である竹島については、引き続き、
日本
の主張をしっかり伝え、粘り強く対応します。 ロシアとは、
北方
四島における
共同経済活動
の
実現
に向けた
取組
や元島民の方々のための
人道的措置
など、
首脳
間の
合意
を着実に進展させています。引き続き、
北方
四島の帰属の問題を
解決
し
平和条約
を締結するとの
基本方針
の
もと
、粘り強く
交渉
に取り組みます。
三つ目
に、より一層積極的に
自由貿易
を推進します。 TPP11が十二月三十日に発効します。次は、日・
EU
・EPAの
早期発効
に取り組みます。さらに、
RCEP交渉
の
早期妥結
や二国間の
経済連携
、WTOを始め、自由で開かれた
国際経済システム
を
強化
するための
ルールづくり
に取り組みます。
米国
とは、先月、
日米物品貿易協定
の
交渉開始
で一致しました。
日米
間で自由で公正な
貿易
を一層促進し、双方が
利益
を得られるよう、
政府一体
となり、
米国
との
交渉
を行ってまいります。 来年主催するG20サミットでは、
議長国
として
世界経済
におけるリーダーシップを発揮します。
四つ目
として、
地球規模課題
の
解決
のための
ODA
も有効かつ戦略的に活用しつつ、一層積極的に貢献していきます。 人間の
安全保障
に基づき、持続可能な
開発目標
、SDGsを達成すべく、教育、保健等さまざまな
分野
で具体的な
取組
を進めます。
気候変動対策
といった
課題
について、
問題解決
のための
世界
全体での
取組
を主導してまいります。また、来年八月にはTICAD7を横浜で開催します。同
会議
を通じ、
アフリカ
の
開発
を力強く後押ししていきます。
国連安保理改革
の
実現
にも引き続き取り組むとともに、
国連
を始めとする
国際機関
の
日本人職員増強
に努めていきます。
五つ目
に、
中東
との
関係
を更に
強化
します。 昨年九月、
中東外交
の
基本方針
として
河野
四箇条を発表しました。
経済面
に加え、
中東
への
政治的関与
を
強化
し、その平和と安定に向け一層の役割を果たしていきます。
六つ目
に、
インド太平洋地域
を
国際公共財
とすべく、自由で開かれた
インド太平洋
の
実現
に向けて取り組んでいきます。 以上
六つ
の
重点分野
において着実な
成果
を上げるため、総合的な
外交力
の
強化
と戦略的な
対外発信
に努めます。また、
在外邦人
の
安全対策
に万全を期し、その
活動
を
支援
してまいります。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御指導と御鞭撻を心から
お願い
申し上げます。
若宮健嗣
9
○
若宮委員長
次に、
外務
副
大臣
あべ
俊子
君。
あべ俊子
10
○あべ副
大臣
外務
副
大臣
のあべ
俊子
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、副
大臣
として
河野外務大臣
をお支えし、
日本
の国益の増進のために私の
職責
を果たしてまいりたいというふうに思います。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
の方を心から
お願い
申し上げます。 以上でございます。
若宮健嗣
11
○
若宮委員長
次に、
外務
副
大臣佐藤正久
君。
佐藤正久
12
○
佐藤
(正)副
大臣
外務
副
大臣
の
佐藤正久
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、副
大臣
としての
職責
を果たしてまいりたいと思います。 特に、
担当
であります
北米
、
中南米
、
中東
、
アフリカ諸国
との
関係強化
に努めてまいります。また、
国連外交
、
安全保障
、法の
支配
の
強化
に注力するとともに、
在外邦人
の
安全確保
、国際的な
テロ対策
にも取り組んでまいります。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
若宮健嗣
13
○
若宮委員長
次に、
外務大臣政務官山田賢司
君。
山田賢司
14
○
山田
(賢)
大臣政務官
外務大臣政務官
の
山田賢司
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
を果たしてまいります。 特に、
担当
であります
欧州
、
中東
、
アフリカ諸国
との
関係強化
に努めます。また、
国連外交
、
安全保障
、法の
支配
の
強化
に取り組んでまいります。 なお、三人の
政務官
の中で、私が特に本
委員会
を
担当
することとなっております。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
若宮健嗣
15
○
若宮委員長
次に、
外務大臣政務官辻清人
君。
辻清人
16
○
辻大臣政務官
外務大臣政務官
の
辻清人
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
をしっかりと果たしていきたいと思います。 特に、
担当
である
北米
、
中南米諸国
との
関係強化
に努めます。また、軍縮・不拡散、
科学技術外交
、
経済外交
に注力するとともに、
在外邦人
の
安全確保
、国際的な
テロ対策
にも取り組んでまいります。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員
の皆様の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
若宮健嗣
17
○
若宮委員長
次に、
外務大臣政務官鈴木憲和
君。
鈴木憲和
18
○
鈴木
(憲)
大臣政務官
外務大臣政務官
の
鈴木憲和
でございます。 さまざまな
外交課題
に直面する中、
政務官
としての
職責
をしっかりと果たしていきたいというふうに思います。 特に、
担当
である
アジア大洋
州、
南部アジア諸国
との
関係強化
に努めます。また、
戦略的対外発信
や
文化外交
に注力するとともに、
ODA
の
戦略的活用
、
地球規模
の
課題
にも取り組みます。
若宮委員長
を始め、
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
、心から
お願い
を申し上げます。
若宮健嗣
19
○
若宮委員長
次回は、来る十四日水曜日午前八時五十分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時四十一分散会