○
足立信也君 おはようございます。民進党の
足立信也です。
実際、この
法案の
質疑に入る前に、本日未明、私の
地元の
大分県中津市
耶馬溪で山崩れがございました。私の情報ではまだ六名不明という
状況でございますけれども、
大分県、
耶馬溪ももちろんなんですが、急
傾斜地域が非常に多くて、それから
崩落危険区域が多うございます。御
案内のように、昨年の
北部九州豪雨、それからその五年前のやはり
北部九州での
豪雨で地盤が相当緩んでいると思います。
この
耶馬溪というのは、そういう急傾斜地等々があるその裏返しといいますか、昨年、
日本遺産に選ばれておりまして、この
景勝地、御
案内だと思いますけれども、
菊池寛の「
恩讐の彼方に」のモデルになった青の洞門とか、羅漢寺あるいは
一目八景、
地元の
岩屋さんいらっしゃいますけれども、そういうところでございます。
非常に気になりますし、私も元医者の立場としては四十八時間、七十二時間というのが極めて大事ですから、
是非、自衛隊の出動も依頼されたということで、しっかり頑張っていただきたいと心からお祈りしたいと思います。
それでは、
質疑に入ります。
私の今日の
趣旨は、この
臨時特例のこの
趣旨は
理解しますし、非常に気を遣われてといいますか、憲法九十五条のこの
特別法の
規定にも該当しないようにしっかり作られていると、そう
理解します。ですので、昨今、特に参議院においては話題になっている
投票価値の平等とか
人口と
有権者をどう考えるのか、そういう
基本的なことを
質疑しておきたい、
議事録に残しておきたいと、そのように思っているところです。
当然、今、
逢沢先生からの
趣旨説明でもありましたように、これはもう
国勢調査又はこれに準ずる全国的な
人口調査の結果によって
定数配分をすると、これはもう当然なんですが、これはなぜかというと、裁判になるのは
議員一人当たりの
有権者の数でございますけれども、実際は、
国勢調査の
人口ということは
外国人も入るということで、
有権者名簿とはずれるわけです。このことが本来問題であると私は申し上げてきたんですが、なぜ
国勢調査を使うかというと、実態を
調査して
重複を避けるという意味合いが強いんだと思います。
そこで、この皆さんのお
手元にある
概要の
計算式、この
計算式の四
項目、これについて
数値をまず、
説明でもありましたけれども、具体的にお願いしたいと思います。二十二年の
国調、それから二十二年の
住民基本台帳、
国調外国人、そして二十七年、この四
項目の
数値を教えてください。