○野田国義君 野田国義でございます。どうぞよろしく
お願いいたします。
まず、今、行田
委員からも話ございましたけれども、公文書のことを本当に、私も市長経験者として、地方でもちゃんと公文書管理やっていたつもりですけれども、国の方で次から次に隠蔽、改ざんということが明らかになってきたということ、非常にこれは地方の方まで
影響しないんだろうかと、そういうような思いを持っているところでございます。まさしく今、行政に対する国民の不信が高まり、本当に信頼がなくなってきていると言っても過言ではなかろうかと思っております。
私も、当時のことを思い出しますと、個人名のほかは、プライバシーのほかはもう全部出せと、そういうことを指示しながら情報公開していったことを思い出しているんですけれども、逆に隠蔽、改ざんまでやってしまうというのはどういうことかなということを思っておるところでございまして、是非とも猛省をしていただきたいと思いますし、何か、午前中ですか、麻生
大臣が、悪質ではないと、今回の改ざんですか。これもまたゆゆしき発言じゃなかろうかなと思いますけれども、白を黒と言ったんじゃないんだと。そういう問題じゃないと私はこの改ざんの問題、隠蔽の問題は思いますが、いかがでしょうか。
そして、この中身を見てみますと、例えば総理夫人とか政治家の名前など、ちゃんと肝腎なところをいわゆる改ざんされているわけでありますから、全然、悪質じゃないと、悪質ですよ、これは。私はそのように思うところであります。
そして、もう一つは、いわゆる政治のリーダーシップ、このところをひとつ
大臣あるいは安倍総理、是非とも取っていただきたいなと思っております。
これは誰の言葉か御存じでしょうか。やれ、
責任はわしが取る、恐らく御
承知だと思いますけれども、田中角栄先生の言葉です。やれ、
責任はわしが取る、このことが私もリーダーにとって最も必要なことだとずっと思いながらやっておりますけれども。
そういう中にあって、これだけのことが出てきて、誰も政治家が
責任を取らないということ。長たる者は、あるいはリーダーというものは
責任を取るためにいるんだと、そういうことを私は数多く学んでまいりました。しかしながら、誰も政治家が
責任取らない、リーダーが
責任を取らない、こういうことでいいんでしょうか。
日曜日の夜、私の町の一番中山間地、集落でございますけれども、そこに呼ばれて、国政
報告、県政
報告していいからということで行ってまいりましたけれども、私、この森友、加計問題じゃないと思ったんですね。恐らく地方のいろいろな、
道路とか河川とか、あるいは中山間地ですから防災の問題が一番出てくるのかなと思っておりましたら、いやいや、この加計、森友の問題の話ばかりなんですね、結局は。何とかならんとねと、そういうことをその中山間地の、本当、一番のそこの町では田舎でございますけれども、そういう方々でも異常な関心を持って、そしてまた行政に対する、政治に対する不信を持ってあるということです。
もう一人ちょっと紹介をいたしますと、恐らく自民党の議員の方々はそうだと思いますが、ある自民党の議員の秘書が、何で安倍さんのことでこげん謝らんと、おらは謝らんばいみたいなことを聞きました。恐らく本音じゃなかろうかなと思うんですね。
ですからこそ、早くこれを私も解決していかなくちゃいけないと思いますので、是非とも、やっぱり安倍総理夫人、あるいは谷さんですか、今一等書記官ですか、イタリアの。それから加計理事長、そういう方々を呼んでしっかりとただしていくということが本当にうみを出し切るということにつながるのじゃなかろうかな、そういうことを先に述べさせていただきたいと思います。
それで、まず、まさしくこの公文書改ざんは、隠蔽、誰が何のため、誰のため、誰の指示で行ったか、二十三日からまた疑念が更に深まったところでございます。
そこで、私は、
大阪航空局ですか、先ほどから、午前中からありますけれども、六億七千万が八億二千万に値引きがなったということでございますけれども、その根拠となるデータの
部分、
報告書、二〇一〇年の分があるんですけれども、新たに見付かった埋設
ごみのいわゆる混入率の根拠を示す数字でございますが、〇・四七一ですか、原本になったとすると、それが新たに見付かった埋設
ごみの混入率の根拠を示す原本になったとすると、
国交省が示したデータは、新たな埋設
ごみではなくて二〇一〇年の
時点で存在が分かっていた埋設
ごみのデータという、いわゆるこれは中道組ですか、一億三千百七十六万で撤去しているものですよね。
私、ここに
国交省が出した資料を持っておりますけれども、それと前の原本ですか、比べてみると、もうほとんど、数字が〇・一とか〇・二とか、大きいので〇・四まで差がありますけど、結果的にはこの混入率の平均は四七・一%になるということなんですけれども、ここのところはまさしくこの改ざんされたデータということではないかと私は思いますけれども、いかがでしょうか。