○
太田政府参考人 お答えを申し上げます。
今
委員が御
指摘のあった法律相談
文書の先方の主張、それは法律相談
文書の中で先方が当初そういう主張をしていたというのは明確であり、そういうふうな主張をしていたということは、それは、我々が法律相談
文書に気づかなかった、気づけなくて出るのが遅かったのは大変申しわけないことでありますが、その以前から、
国会の審議においては、多くの
委員の先生方からそういうような、先方、要するに
森友学園側がそういう主張をしているという御議論はあって、それについての
お答えもさせていただいているというふうに承知をしています。
その上で、前
局長の弁解をするわけではないんですが、二月二十一日というときの質問に対する
お答えを今
委員は御
指摘でございました。それは、御案内のとおり、この問題について
国会で議論が一番初めになったのは、昨年の二月十五日、同じ宮本ですが宮本岳志
委員からの御
指摘があったのが一番
最初でございます。二月二十一日というのはその一週間弱後のときでございます。
その時点において、それはもう弁解にならないのは百も承知で申し上げますが、その時点においていろいろな
意味でまだこちら側、
理財局側も十分勉強が行き届いていなかったというのは、正直に申し上げればそういう
状況だったというふうに思っています。
一方で、それは我々が不十分であることもありますし、一方で、
委員の先生方から
国会で随分いろいろな議論をしていただいて、その過程の中で勉強させていただいて答えができているという
部分も正直にあって、二月二十一日の時点では、そういう
段階に正直に言えば相当至っていない
状況だったというふうに思っております。
このときに、今の
委員の新たなとかあるいは深いところからというのは、
最終的にそういうふうにこちら側として判断をした、その最後のところのせりふであって、一番
最初の三月十一日の時点においてそういう
認識までたどり着いているかということについては、いろいろな
意味で、この一年間
国会でもいろいろな
委員から御
指摘もいただき議論している中で、恐らく我々もあるいは質問をいただいている
委員の先生方も当初の時点でそこまで
認識には至っていなくて、それがいつの時点でどういうふうに
認識あるいは深まっていったかという議論だと思いますので、このときの
最初のこの
答弁がきちんとしていないと言われれば、細かいところまできちんと
認識が完全にできていなかったじゃないかと言われれば、それはそうだろうというふうに私も思ってございます。