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小野寺国務大臣 委員から大変温かいお言葉をいただき、感謝を申し上げます。
防衛省・
自衛隊は、日本の安全を守るため、今この時間、この瞬間においても、例えば、弾道ミサイル防衛対処のために
海上自衛隊のイージス艦で勤務する者、あるいは
航空自衛隊のPAC3の隊員、あるいはレーダーサイト、スクランブル
対応、さまざまな分野で
活動しておりますし、昨日は島根県での大きな地震がございましたが、そこで、給水
活動という災害派遣要請を受けて隊員が
活動しているということであります。私は、このような隊員が懸命に
活動するからこそ、
防衛省・
自衛隊への
信頼があるんだと思っております。
そのことを重く受けとめ、実は、四月六日の特別
大臣訓示ということで、私は、夕方、
防衛省の講堂に幹部を集め、そして全国の
部隊、駐屯地に、任務を離れることがない形で、手を休めて聞いてくれということで訓示を行いました。
その中で、特に、
部隊の本部や司令部、幕僚監部といった部署においては、通常、現場の
部隊よりも多くの
文書が保管されています、こうした
部隊を統率する部署において
文書管理が不適切であることによって、
国民の
信頼を損ね、それにより現場の第一線で
活動する隊員の士気を低下させることは、あってはならないことということで、しっかり訓示をしております。
私
どもとしては、特に、
文書管理に当たる者、あるいは、きょうここに来ておりますが、
答弁に当たるような幹部、ここがまずしっかりするということが大切ですし、
防衛省・
自衛隊の
信頼をかち得ているのは実は現場で汗を流している隊員であるということ、このことを肝に銘じるべきだと思っております。