○福山哲郎君 もう一つ言います。
ここの四項目め、工事費の立替払の
予算化についてという話があります。これ、二十七年度の
予算での措置ができなかったため、
平成二十八年度の
予算措置を行う方向で調整中と。これ、二十八年度の四月の六日にこれもう払われているんです。年度の初めの六日に、これ、
予算、もう金出ているんです。これ、すごい早いんですよ。年度の初めに
予算がこうやって支払われる例って、そんなに多くないですよ。これ、恐らく二十七年で
予算の措置ができなかったので随分早い支払にしたんだというふうに、これは類推を私はします。
しかし、そのことについて、これは十分に
内閣総理大臣夫人付きの、もっと言えば
総理の公務を補佐する、
総理の公務を補助する役割の支援だという認識だから、各省庁はこうやってちゃんと
答え出すんですよ。で、四月にちゃんと
お金を払うんですよ。いいですか、だからこの文書は大事なんです。だから、逆に言えば、官房長官慌てて名前も消さないで昨日配ったんですよ。
で、
総理、
総理は私の
質疑に、私が聞きもしないのにいろいろ言われました。私も妻も誰も
理財局長等々とまで言われました。誰にも言っていないのに、この名誉校長に
安倍昭恵という名前があれば、これ印籠みたいに恐れ入りましたとなるはずがないんですよと。私と妻がここにまるで関わっているかのごとく、まるで大きな不正があって犯罪があったかのごとく。私は実はこのとき、被害者かもしれないと申し上げたんです、
安倍昭恵夫人はひょっとしたら被害者かもしれないと申し上げたら、
総理はこうやって、まるで関わっているかのごとくと言って、私、そんなこと言っていないのに、こう言われたんです。
これ、いずれにいたしましても、繰り返して申し上げますが、私も妻も一切この
認可にも、あるいは国有地の払下げにも
関係ないわけでありまして、私に聞かれても全く分からないわけでありますし、繰り返しになりますが、私や妻が
関係していたということになれば。これ十分
関係しているんですよ。この
ファクスを、この
ファクスを……(発言する者あり)だから、回答は
関係ないんですよ。
いいですか。ここから先、
籠池さんは昨日の
証人喚問で、神がかりのようにスピードが上がったと言っているんです。ここでできないことを別のスキームで実は半年後にできているんです。いいですか。ここにできなかったことを半年後にスキームでできていて、四番目の
予算化は、何と四月の六日という異常に早い年度替わりのときに
お金が支払われているんです。
だから、これはどう考えたって
総理案件若しくは
総理大臣夫人案件だという認識が、当然、だって田村室長に言っているわけですから、そういうことがこの問題の大きないろんな問題につながったんじゃないかと、
そんたくもあったんじゃないかということなんです。
先ほど公務ということを言わなかった。でも、正直に言います。昨日ヒアリングに来た
財務省のスタッフは、誰とは言いません、一人の人に、これ公務ですよねと言ったら、はい、これは私人の活動は付けられないので、これは公務ですというのを、逆にヒアリングのときにはっきりと
財務省の職員は僕にはそう
答えていました。
ところが、朝になると違う
答えになります。これが、逆に言うと、国会答弁でこのいろんな問題で
財務省が非常に不誠実な答弁を繰り返し、実は
資料も全然出てこないんです。いいですか、これが実態です。これ本当に大きな
資料ですよ。これで何が問題かと言っているのが実は私は問題だと思います。
総理、これ、何でこうやって
財務省は隠すんですか。これ、
総理、ちょっとちゃんと出せと、おまえら隠すなと、俺は公明正大だと言ってください。俺は公明正大なんだから
資料を隠すなと、出せと言ってください。(発言する者あり)いや、我々が
資料請求、
理事会で出しているの、幾つも
資料、出しているのに全然出てこないんです。
総理、俺は公明正大なんだから、野党はうるさいから早く野党に
資料を全部出して黙らせろと、
総理、ちょっと指示出してもらえませんか。