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室井邦彦君 日本維新の会の
室井邦彦です。
私は、
洋上風力発電の
導入について
質問をさせていただきますけれども、その前に、私の個人的な私見でありますけれども、この日本の国に原発が過去五十四基あったという、日本の常識が世界の非常識と言われており、フランス、ドイツ、あちらに行きますと、大津波とか地震のない国でありますけれども、ドイツのメルケル首相は、日本の福島の原発
事故を見て四か月でドイツの十七基の原子力発電所を全廃するという法制化をされたという、このドイツ人のはっきりとした決断力。
戦後処理にいたしましても、あれだけのことをしておきながら、戦後処理をしっかりと、どの国々からどうのこうの言われずに処理をされたという、その点は非常に私もドイツ人のすばらしさというのを尊敬しておりまして、我々もしっかりと戦後処理をしたつもりでおるわけでありますけれども、まだいろいろとごたごたといろんな諸問題が出ておることも考えますと、女性でありながらこの判断力のすばらしさ、そして自然再生
エネルギーに直進して国を進めておると。
国民の半分以上が原発反対しておる、そういう中でそのまま原発を
推進していくということは、これは、基本的にドイツ人として、
国民がそれほど抵抗して原発ノーと言っておるのに政策を進めていくということは考えられないというような政党で、政党が崩壊してしまう、そういうことをすると。そういう考え方もあり、そして、ドイツのメルケル氏は、氏じゃない、彼女は物理学を専攻もしながら、放射線に対しての専門知識も十分持っておられると。
今後のドイツの自然再生
エネルギーの進み具合に私は非常に期待をしながら、日本国もやはりそういう、イギリスは
洋上風力発電に関しては世界の最先端を行っておるというふうに聞いておりますので、是非今後、
国土交通省のこの
洋上風力発電の、日本は
国土が狭いですから、四方八方海だらけでありますから、その点は、いろんな海底の
状況もあります、イギリスやそういう北欧のようにはいかないかも分かりませんが、是非、いずれにしましても原子力発電所は廃炉にしていかなくちゃいけない、その
費用も掛かる。そして、そういう中で最終処分建設
費用、またこれも数兆円掛かると。そういう問題を抱え、今、日本の国は一千兆円を超える借金もあると。次の世代にどのように我々が道筋を付けていくのか、ここらはしっかりとした姿勢が我々に問われるんじゃないのかなというふうに私は思っております。
そこで、この風力発電の進捗
状況について、
洋上風力発電の
状況についてお聞きをいたしますが、我が国の風力発電に占める
洋上風力発電の
導入状況、これはどのようになっておるのかお聞きをしたいということ。再生可能
エネルギーの比率を二二から二四%というふうに数字は出しておられるんですけれども、この
洋上風力発電の今後の見通し、目標はどういうふうに置かれているのか。それと、もう一点は、我が国における
洋上風力発電の促進に向けた
政府はどのような取組を現在進めておられるのか、その点をお聞きをしたいと思います。