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福島みずほ君 だから、私もそれレクで聞きまして、そのとおりなんですよ。
つまり、
代表者会議が、まさに、例えば薬物使用などについて警察に通知するということを決めれば、通知するんですよ。だから、それはできるんですよ。できるというか、四十七
都道府県が、これ県のあれですから、どうするかということに任せられますが、しかし、薬物使用についてまさに警察に通報するというか、
代表者会議で決めればですね、ということを今答弁になったわけで、そうすると、今日の議論の中で、やっぱり警察に、だから
代表者会議で決めれば、でも、これって
代表者会議に警察が入っているんですよ。
そして、この
法案の一番初めの概略のときに、このやまゆり園の
相模原の
事件の
防止と言っているんですよ。だから、
措置入院をした人に対する
ケアとか社会保障や社会
福祉ではなくて、
犯罪防止もやっぱり掲げたんですよね。とすると、それはやっぱり間違っていますよ。
親切ごかしに大きなお世話というか、通知をすれば、薬物使用に関しては、その人が例えば歩いている、職務
質問を受ける、あなた誰々さん、A子さんですねと、Aさんですねというふうになったら、そこで尿検査をするので来てくださいと言われかねない。もうそこから身動きできなくなっちゃいますよ。物すごく、このことによって、
措置入院で
退院した人がどこに引っ越してもどこに行っても
代表者会議が通知するとなっていたら、
全国どこでもくっついてくるわけじゃないですか、この通知が、本当に警察に対する通知というのが。だから、みんなが反対している。警察に通知をされるのであれば、
犯罪者予備軍、何か薬物使用しているんじゃないか、するんじゃないか、今薬物使用しているというんだったら本当に現行犯で捕まえるぞみたいな形になってしまうということをみんなが恐れている。
つまり、この
法案は、一旦
措置入院した人に対する保安処分というか、ずうっと
監視をするということになるんですよ。だからみんな反対しているし、だから問題だということを言いたいと思います。
代表者会議が通知するということを決めれば、それは通知されるということの今日の答弁で、警察に通知されるんですよ。それは極めて問題な設定だというふうに思います。
そして、今日もずっと出てきました。私は、
措置入院であれ、任意
入院であれ、
通院であれ、その人に対する、グループホームがありますよとか、
地域の本当に様々な
支援は本当に必要だと思います。ステークホルダーがその人をワンストップ
サービスで
支援していく、それは本当に大事です。しかし、先ほども同僚議員からありましたが、この
法案って
措置入院の人だけなんですよ。
措置入院で
退院した人だけ全員に関して
計画を立てるんですよ。これ、やっぱりおかしいですよ。本当に応援したいんだったら
措置入院に限定する理由がありません。これは、総理が
措置入院、
措置入院、
措置入院って言ったから、
措置入院に関してやらなくちゃいけないと、この
人たちに対して保安処分やるようなものじゃないですか。
それで、
本人をなぜ入れないのか。
精神障害以外の点で
本人抜きに
医療計画立てることなんてあり得ないでしょう。がん
患者に関して、その人が
治療嫌だとか、こういう抗がん剤嫌だと言ったときに、その人抜きで
治療計画や
支援計画なんてあり得ないですよ。
本人抜きの
支援計画なんて
本人無視じゃないですか、どうですか。