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宮崎(岳)
委員 私は、実際、この店がどういう店かというのもはっきり言って全く知りませんでしたし、読売新聞に初めて……(
発言する者あり)今、本当かよと言っていましたね。自民党議員の方をもう少し教育された方がいいんじゃないでしょうかね。ちょっと程度が低いですよ、今のやじは。
ただ、知らないので、どこまで、どういう店かというのはわからないんですよ。それは例えば、そういう温床だというのも、
官房長官が言われるから、あるいは読売新聞に載ったからそうかなとも思うし、文春に、ただ携帯電話を借りるような人もいるとか、終電待ちの人もいるとか言われれば、ああそうなのかなとも思うし、私はわからないので。ただ、
官房長官がそういう考えだということはわかりました。
しかし、
官房長官の言ったことは、その通ったこと自体に対する
官房長官の所感であって、感想であって、何か別なほかに根拠があって言っているということではない、こういうことまでは確認をさせていただきました。
さて、次に
質問をさせていただきますが、これは従前から
質問されていますが、二十五日午前の
記者会見で、今回の報道で、
前川氏は文科省をやめた経緯について、
自分に責任があるので、みずから考えて
辞任を申し出たという記事がありましたが、私の認識とは全く異なっておりまして、
前川氏は、再就職監視
委員会、その
調査に対して問題を隠蔽した文科省の事務方の責任者であって、かつ本人も文科省の再就職のあっせんに直接関与していた、そうした
情報にもかかわらず、当初は責任者としてみずからやめる意向を全く示さず、地位に
恋々としがみついておりましたけれども、この天下り問題に対する世論からの極めて厳しい批判等にさらされて、最終的に
辞任をされた方である、こういう話を
発言されました。
これは先ほどの話と違って、
質問されていないときです。怪文書ということはどういうことかと聞かれたんだけれども、こういう
お答えをされているんですね。
月曜日の決算の
委員会も同じなんですが、我が党の今井雅人議員が出会い系バーの問題を
質問した。すると、
官房長官がとうとうと、いかに
前川氏がこの役職にしがみついたのかという強調をされた。それに対して、
前川氏の方から反論文が出ております。反論文には弁護士さんの記名捺印の方もあるということなんですが、その資料をごらんいただければと思います。
内容は、
自分は定年延長したいと思ったことはない。ただし、再就職規制違反問題を担当していた職員が
人事局に、
事務次官が懲戒処分を受けた場合に定年延長は可能なのかどうかという問い合わせを行ったことはあるというふうに聞いた。それから、三月末まで
次官を続けたいと言ったことはない。もしやめるなら、国会会期中ではなく、開会前にやめるべきだと考えていた。また、菅
官房長官から、直接も間接も、三月末まで
次官を続けることは許さないと言われたことはない。それから、一月四日には引責
辞任を決断し、決断しただけじゃなくて、その再就職規制違反問題の担当者にその意思を伝えていた。翌日、松野
大臣、杉田
内閣官房副
長官にもその旨を伝えた。一月二十日に
辞任を承認するという発令を受けた。こういう話です。
きょう、この前の
木内議員との
質疑も聞いていたんですが、
官房長官のおっしゃるのは、一月上旬、文科省から定年延長についての話があったんだ。杉田官房副
長官が、やめるべきだ、定年延長は難しいというふうに、これは
前川氏本人じゃなくて、その聞いてきた人に答えたということなんでしょう。それで副
長官は、せめて三月までと言われたが、まあ無理だろうと言った、こういうことも言われています。
食い違っている部分もあるんですよ。同じ部分、同じ言葉を別の側面で解釈しているという部分もあるような気もしますが。
いずれにせよ、一月五日に杉田
内閣官房副
長官のところに
前川氏が来て、私はやめるつもりです、こういうふうに言ったということはあるんでしょうか。