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2017-02-17 第193回国会 衆議院 内閣委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十九年一月二十日)(金曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
秋元
司君
理事
谷川
弥一
君
理事
平井たく
や君
理事
ふく
だ峰之君
理事
牧島かれん
君
理事
松本
文明
君
理事
緒方林太郎
君
理事
神山
洋介
君
理事
佐藤
茂樹
君
青山
周平
君
池田
佳隆君
石崎
徹君
岩田
和親
君
大岡
敏孝
君
大隈
和英
君
大西
宏幸
君
岡下
昌平
君
神谷
昇君
木内
均君
國場幸之助
君
今野
智博
君
田畑
毅君
武部
新君
武村
展英
君
中山
展宏
君
鳩山
二郎
君
務台
俊介
君
和田
義明
君
井出
庸生
君 泉
健太
君
大串
博志
君
岡田
克也
君
金子
恵美
君
高井
崇志
君
辻元
清美
君
角田
秀穂
君
濱村
進君
池内さおり
君
島津
幸広
君
浦野
靖人
君
平成
二十九年二月十七日(金曜日) 午後零時十五分
開議
出席委員
委員長
秋元
司君
理事
谷川
弥一
君
理事
平井たく
や君
理事
ふく
だ峰之君
理事
牧島かれん
君
理事
松本
文明
君
理事
緒方林太郎
君
理事
神山
洋介
君
理事
佐藤
茂樹
君
池田
佳隆君
石崎
徹君
岩田
和親
君
大岡
敏孝
君
大隈
和英
君
大西
宏幸
君
岡下
昌平
君
神谷
昇君
木内
均君
國場幸之助
君
今野
智博
君
田畑
毅君
武部
新君
武村
展英
君
中山
展宏
君
鳩山
二郎
君
古田
圭一
君
務台
俊介
君
和田
義明
君
井出
庸生
君 泉
健太
君
大串
博志
君
逢坂
誠二
君
岡田
克也
君
金子
恵美
君
高井
崇志
君
本村賢太郎
君
角田
秀穂
君
濱村
進君
池内さおり
君
島津
幸広
君
浦野
靖人
君 …………………………………
国務大臣
(
マイナンバー制度担当
)
高市
早苗君
国務大臣
金田
勝年君
国務大臣
石井 啓一君
国務大臣
(
内閣官房長官
) (
沖縄基地負担軽減担当
) 菅 義偉君
国務大臣
(
国家公安委員会委員長
) (
海洋政策
・
領土問題担当
) (
消費者
及び
食品安全担当
)
松本
純君
国務大臣
(
クールジャパン戦略担当
)
鶴保
庸介君
国務大臣
(
経済再生担当
) (
社会保障
・
税一体改革担当
) (
経済財政政策担当
)
石原
伸晃君
国務大臣
(一億総
活躍担当
) (働き方
改革担当
) (
女性活躍担当
) (再
チャレンジ担当
) (
少子化対策担当
) (
男女共同参画担当
)
加藤
勝信君
国務大臣
(
規制改革担当
) (
行政改革担当
) (
国家公務員制度担当
) 山本 幸三君
国務大臣
丸川 珠代君
内閣官房
副
長官
萩生田光一
君
内閣官房
副
長官
野上浩太郎
君
内閣
府副
大臣
石原
宏高
君
内閣
府副
大臣
越智 隆雄君
内閣
府副
大臣
松本
洋平君
内閣
府副
大臣
あ
かま二郎
君
内閣
府副
大臣
盛山 正仁君
内閣
府副
大臣
末松 信介君
内閣
府
大臣政務官
武村
展英
君
内閣
府
大臣政務官
豊田
俊郎
君
内閣
府
大臣政務官
務台
俊介
君
内閣
府
大臣政務官
島田 三郎君
内閣
府
大臣政務官
井野
俊郎
君
内閣
府
大臣政務官
根本 幸典君
内閣委員会専門員
室井 純子君 ――
―――――――――――
委員
の異動 二月十七日
辞任
補欠選任
青山
周平
君
古田
圭一
君
大串
博志
君
本村賢太郎
君
辻元
清美
君
逢坂
誠二
君 同日
辞任
補欠選任
古田
圭一
君
青山
周平
君
逢坂
誠二
君
辻元
清美
君
本村賢太郎
君
大串
博志
君 ――
―――――――――――
一月二十日
国民経済
及び
国民生活
に重大な
影響
を及ぼすおそれのある通商に係る交渉に関する
情報
の
提供
の
促進
に関する
法律案
(
岸本周平
君外三名
提出
、第百八十九回
国会衆法
第一九号)
歳入庁
の
設置
による内国税並びに
労働保険料
及び
年金保険料等
の徴収に関する
業務
の
効率化等
の
推進
に関する
法律案
(
今井雅人
君外五名
提出
、第百八十九回
国会衆法
第三一号)
国家公務員法等
の一部を改正する
法律案
(
大島敦
君外十六名
提出
、第百九十回
国会衆法
第一三号)
国家公務員
の
労働関係
に関する
法律案
(
大島敦
君外十六名
提出
、第百九十回
国会衆法
第一四号)
公務員庁設置法案
(
大島敦
君外十六名
提出
、第百九十回
国会衆法
第一五号)
政官接触記録
の
作成等
に関する
法律案
(
大島敦
君外七名
提出
、第百九十回
国会衆法
第二三号)
性暴力被害者
の
支援
に関する
法律案
(
阿部知子
君外六名
提出
、第百九十回
国会衆法
第三八号)
公文書等
の
管理
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
階猛
君外五名
提出
、第百九十回
国会衆法
第五五号)
政治分野
における
男女共同参画
の
推進
に関する
法律案
(
中川正春
君外十一名
提出
、第百九十回
国会衆法
第六〇号)
政治分野
における
男女共同参画
の
推進
に関する
法律案
(
野田聖子
君外五名
提出
、第百九十二回
国会衆法
第一二号) 二月十四日
マイナンバー制度
の中止・廃止に関する請願(
赤嶺政賢君紹介
)(第四一号) 同(
池内さおり
君
紹介
)(第四二号) 同(梅村さえこ君
紹介
)(第四三号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第四四号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第四五号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第四六号) 同(
斉藤和子
君
紹介
)(第四七号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第四八号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第四九号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第五〇号) 同(
島津幸広
君
紹介
)(第五一号) 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第五二号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第五三号) 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第五四号) 同(
畠山和也
君
紹介
)(第五五号) 同(
藤野保史
君
紹介
)(第五六号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第五七号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第五八号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第五九号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第六〇号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第六一号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第八七号) は本
委員会
に付託された。 ――
―――――――――――
本日の
会議
に付した案件
国政調査承認要求
に関する件
内閣
の
重要政策
に関する件
公務員
の
制度
及び
給与
並びに
行政機構
に関する件
栄典
及び
公式制度
に関する件
男女共同参画社会
の
形成
の
促進
に関する件
国民生活
の安定及び
向上
に関する件
警察
に関する件 ――――◇―――――
秋元司
1
○
秋元委員長
これより
会議
を開きます。
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
国政
に関する
調査
を行うため、
本会期
中
内閣
の
重要政策
に関する
事項
公務員
の
制度
及び
給与
並びに
行政機構
に関する
事項
栄典
及び
公式制度
に関する
事項
男女共同参画社会
の
形成
の
促進
に関する
事項
国民生活
の安定及び
向上
に関する
事項
警察
に関する
事項
以上の各
事項
について、
衆議院規則
第九十四条の規定により、議長に対して
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
秋元司
2
○
秋元委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ――――◇―――――
秋元司
3
○
秋元委員長
内閣
の
重要政策
に関する件、
公務員
の
制度
及び
給与
並びに
行政機構
に関する件、
栄典
及び
公式制度
に関する件、
男女共同参画社会
の
形成
の
促進
に関する件、
国民生活
の安定及び
向上
に関する件及び
警察
に関する件について
調査
を進めます。
菅内閣官房長官
・
沖縄基地負担軽減担当大臣
から、
所信
及び
平成
二十九年度における
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
について
説明
を聴取いたします。
菅国務大臣
。
菅義偉
4
○
菅国務大臣
まず冒頭、
天皇陛下
の御
公務
の
負担軽減等
について申し上げます。
天皇陛下
の御
公務
の
負担軽減等
については、
国会
における御
議論
をしっかりと受けとめ、
国民
的な
理解
のもとに成案を得る考えであります。 続きまして、
内閣官房
及び
内閣
府の
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
安倍内閣
は、発足以来、
経済
の
再生
、
東日本大震災
からの復興、
地方創生
、一億総
活躍社会
など、まさに
各般
の
重要課題
に
全力
で取り組んでまいりました。 今
国会
におきましても、
少子高齢化
、
デフレ
からの
脱却
と新しい
成長
、厳しさを増す
安全保障環境
など、困難な
課題
に
真正面
から立ち向かう所存です。
内閣官房
及び
内閣
府は、
内閣
の
重要政策
に関する
企画立案
及び
総合調整
を図る役割を担っており、私は、各
大臣
と緊密な
連携
を図りつつ、
内閣
のかなめとして、これらの
課題
に
全力
で取り組んでまいる決意であります。
内閣官房
におきましては、
北朝鮮
による
核実験
、
弾道ミサイル
の発射を初め、
テロ
、大
規模自然災害
、
重大事故
や
サイバー攻撃等
への
危機管理対応
、
外交
・
安全保障政策
の機動的、戦略的な遂行、
複雑化
、多様化する
国際情勢
や一段と厳しさを増す
国際テロ情勢
に対応するための
情報収集
・集約・
分析機能
の
強化
、
情報保全
のさらなる
徹底
、
普天間飛行場
の名護市
辺野古沖
への移設を初めとする
沖縄
の
基地負担軽減
、
新型インフルエンザ
を初めとする国際的に
脅威
となる
感染症
の
対策
、
アイヌ政策
及び明治百五十年に向けた
関連施策
の
推進等
に取り組んでまいります。 あわせて、
安倍内閣
が取り組む
重要課題
について、
国民
の
皆様
や
国際社会
に向けてしっかりと
情報
発信してまいります。
内閣
府におきましては、広範な
重要政策
に関し、
経済財政諮問会議
などを活用して英知を集め、総合的、戦略的な
企画立案
を行い、
各般
の
施策
を的確に
推進
するとともに、私の直接の
担当分野
である
国際平和協力業務
、
政府広報
、
栄典行政
などについても適切に
推進
してまいります。 なお、今後御
審議
を
お願い
することを予定しております
法案
は、いずれも
現下
の
重要政策課題
を
実現
、
推進
するために必要なものであります。その
内容
につきましては逐次御
説明
をしてまいりますが、よろしく御
審議
のほど
お願い
を申し上げます。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を
お願い
いたします。 引き続きまして、
平成
二十九年度における
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
について、その
概要
を御
説明
申し上げます。
皇室費
の
平成
二十九年度における
歳出予算要求額
は、
内廷費
、
宮廷費
及び
皇族費
を合わせて六十二億一千八百万円を計上しております。 次に、
内閣所管
の
平成
二十九年度における
歳出予算要求額
のうち、
内閣官房
に係るものとして、
内閣
の
重要政策
に関する
総合調整等
のための
経費
九百六十五億五千百万円、
内閣法制局
に係るものとして、
法令審査等
のための
経費
十一億八千七百万円、人事院に係るものとして、
人事行政等
のための
経費
百十四億六千五百万円を計上しております。 次に、
内閣府所管
の
平成
二十九年度における
歳出予算要求額
のうち、
内閣府本
府に係るものとして、
各般
の
施策
における総合的、戦略的な
企画立案
及び
施策
の的確な
推進
のための
経費
三兆五百九十三億八百万円、宮内庁に係るものとして、その
人件費
、
事務処理
のための
経費
百十二億一千八百万円、
個人情報保護委員会
に係るものとして、
個人情報
の
保護
及び
利活用
の
推進等
を図るための
経費
三十一億五千九百万円、
消費者庁
に係るものとして、
消費者
の安全、安心の
確保
、
地方消費者行政
の
推進等
を図るための
経費
百二十一億六千九百万円を計上しております。 以上をもって、
平成
二十九年度の
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
の
概要
の
説明
を終わります。(
拍手
)
秋元司
5
○
秋元委員長
次に、
松本国家公安委員会委員長
、
海洋政策
・
領土問題担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から、
所信
及び
平成
二十九年度
警察庁予算
について
説明
を聴取いたします。
松本国務大臣
。
松本純
6
○
松本国務大臣
国家公安委員会委員長
、
海洋政策
・
領土問題担当大臣
、
食品
安全を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 もとより、良好な治安を
確保
することは、
政府
の重要な責務です。
日本
を世界一安全な国にするため、以下の諸
施策
を強力に
推進
します。 第一に、厳しさを増す
国際テロ情勢等
を踏まえ、二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の開催も見据えて、
情報収集
・
分析
、
テロ対処能力
の
強化等
に努め、
テロ対策
に万全を期します。また、
北朝鮮
による
拉致容疑事案等
の
捜査
、
調査
に
全力
で
取り組み
ます。 第二に、
サイバー空間
の
脅威
に的確に対処すべく、
産学官
の
連携等
を
推進
し、
警察
の
対処能力
の
強化等
に努めます。
特殊詐欺
、ストーカー、
配偶者
からの
暴力
、
児童虐待等
の
事案
に対して、
被害
の
未然防止
に向けた
取り組み
などを
推進
するほか、
凶悪事件
から市民を守ります。 第三に、
刑事訴訟法等改正法
が目指す新たな
刑事司法制度
に対応するため、
捜査手法
、取り調べの
高度化
に必要な
取り組み
を進めるほか、
捜査管理
の
徹底
など、
客観証拠
に基づく適正な
捜査
を一層
推進
するための
基盤整備
に努めます。 第四に、
暴力団
による
対立抗争等
、
現下
の厳しい
組織犯罪情勢
に対して、取り締まりの
徹底
、
暴力団排除活動
の
推進等
、
暴力団
の壊滅に向けた
取り組み
を進めます。また、
犯罪組織等
の
資金源
の
封圧
や
犯罪収益
の剥奪、薬物の
乱用防止
に向けた
取り組み
を
推進
します。 第五に、世界一安全な
道路交通
の
実現
に向け、
高齢運転者等
に関する
交通安全対策
の
強化
を
内容
とする
改正道路交通法
の円滑な実施を初め、
地域
の
交通実態
に即した総合的な
交通事故防止対策
を
各界各層
と
連携
して
推進
するほか、
自動走行システム
の
実現
に向けた
環境
の
整備
にも努めます。 このほか、
東日本大震災
やその後のさまざまな
災害
の教訓を踏まえ、
警察
の
災害対応能力
の
向上
に
取り組み
ます。 これらの諸
施策
を
推進
するに当たり、積極的かつ合理的な
警察運営
及び
業務改革
を
推進
し、厳正な規律と高い士気を持つ
組織
を構築することで、
国民
の期待と信頼に応える強い
警察
の確立に努めます。
平成
二十九年度
警察庁予算
では、
一般会計予算
の
歳出予算要求額
として、三千百八十五億二千二百万円を計上し、
警察庁職員
百二十六人及び
地方警察官
八百八十六人の増員を盛り込んでおります。
領土
・
主権対策
については、北方
領土
問題を担当する
北方対策本部
と
連携
するとともに、竹島の
領土
問題及び尖閣諸島をめぐる
情勢
に関して、
外交政策
などとの
整合性
を
確保
しつつ、国内外で
我が国
の
立場
についての正確な
理解
が浸透するよう、
内外発信
の
強化
に努めます。
海洋政策
については、
海洋
は
我が国
の
国土
と
経済社会
の
存立基盤
との認識のもと、
海洋権益
の
確保
などの
施策
を着実に進め、
海洋資源
の
開発
及び
海洋
の持続可能な利用などの
取り組み
を
強化
していくことが重要であり、
海洋基本計画
に基づき、総合的な
海洋政策
を
推進
します。 また、本年は、
有人国境離島元年
として、
政府
、
地方
が
一体
となって、その
保全
と
地域社会
の維持に関する
施策
を強力に
推進
します。
食品
の
安全性
の
確保
のため、
科学的知見
に基づき、客観的かつ中立公正に
食品健康影響評価
を行うとともに、その
評価
結果について
リスクコミュニケーション
を実施します。
死因究明等
の
推進
については、
死因究明等推進計画
に掲げられた各
施策
について、
関係
府省庁と
連携
して、
我が国
の
死因究明等
の
推進
を図ります。 以上、
所管行政
について申し上げましたが、
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
秋元司
7
○
秋元委員長
次に、高
市内閣府特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
高市国務大臣
。
高市早苗
8
○
高市国務大臣
マイナンバー制度
を一元的に担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
マイナンバー制度
については、
制度
の一層の普及と定着に努めるとともに、
マイナンバーカード等
の
利活用
を
推進
してまいります。また、本年夏ごろに予定される
情報提供ネットワークシステム
、マイナポータルの
本格運用
に向けて、必要な準備を行います。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員
の
先生方
の御
指導
と御
協力
を賜りますよう
お願い
申し上げます。(
拍手
)
秋元司
9
○
秋元委員長
次に、
金田国務大臣
から
所信
を聴取いたします。
金田国務大臣
。
金田勝年
10
○
金田国務大臣
特定秘密
の
保護
に関する
制度
に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
特定秘密保護法
は、
平成
二十六年十二月十日に
施行
され、
平成
二十七年十二月一日に
完全施行
となりましたが、今後も
国民
の
皆様
の御
理解
をいただくよう努めますとともに、
法律
の適正かつ円滑な
施行
に万全を期してまいります。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
秋元司
11
○
秋元委員長
次に、
鶴保内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
鶴保国務大臣
。
鶴保庸介
12
○
鶴保国務大臣
クールジャパン戦略
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
クールジャパン戦略
については、アニメやゲームを初めとする
コンテンツ
や、
伝統文化
、
日本食
、
日本
産酒類など、幅広い
日本
の
魅力
を効果的に発信し、
輸出増大
や
訪日外国人誘致
などを通じ
海外
の
成長
を取り込むため、
コンテンツ
とそれ以外の
分野
の
連携
による
相乗効果
の
最大化
を図るとともに、
地方
の
魅力
の発掘、
展開
や、
全国各地
の
クールジャパン拠点
の
ネットワーク化等
を進めてまいります。 中国における
遺棄化学兵器
の問題については、
化学兵器禁止条約
上の
我が国
の義務を誠実に履行するため、引き続き
廃棄事業
を着実に進めてまいります。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
秋元司
13
○
秋元委員長
次に、
石原経済再生担当
、
社会保障
・
税一体改革担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
石原国務大臣
。
石原伸晃
14
○
石原国務大臣
経済再生担当
、
社会保障
・
税一体改革担当
及び
経済財政政策
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 景気は、一部に改善のおくれも見られますが、緩やかな
回復基調
が続いています。
経済財政運営
に当たっては、引き続き、
経済再生
なくして
財政健全化
なしを
基本
とし、
海外経済
の不
確実性
や
金融資本市場
の変動の
影響等
の
リスク
に的確に対応しつつ、
名目GDP
六百兆円
経済
の
実現
と二〇二〇年度の
財政健全化目標
の達成の双方の
実現
を目指します。 まずは、
未来
への
投資
を
実現
する
経済対策
を円滑かつ着実に実施し、内需を下支えするとともに、
民需主導
の持続的な
経済成長
と一億総
活躍社会
の着実な
実現
につなげてまいります。
名目GDP
六百兆円
経済
の
実現
に向けては、働き方
改革
、
地方創生
、
国土強靱化
、
女性
の
活躍
も含め、あらゆる
政策
を総動員するとともに、
科学技術イノベーション等
を通じて
潜在成長率
を
向上
させることにより、
デフレ脱却
を確実なものとしつつ、
成長
と分配の好循環を強固なものとしていきます。
日本
銀行には、
経済
・
物価情勢
を踏まえつつ、二%の
物価安定目標
を
実現
することを引き続き期待します。
成長戦略
をさらに加速化させることにより、
イノベーション
とその
社会実装
を強力に実行し、ソサエティー五・〇の
実現
を目指します。このため、
未来投資会議
において、新たな
医療
・
介護システム
の構築、
インフラデータ
の
民間開放
、形式から実質への
コーポレートガバナンス改革
など
構造改革
のさらなる総ざらいを行い、その成果を年央に公表する
成長戦略
で具体的にお示しします。 健康・
医療戦略
の
観点
からは、新しい
医療
・
介護システム
の
基盤
となる
医療情報
の
利活用
に関する
法律案
を
提出
する予定です。また、
日本医療研究開発機構
による
研究支援
や健康、
医療
、
介護産業
の
国際展開
についても、
官民一体
となって取り組んでまいります。 また、PPP、PFIを着実に
推進
し、
上下水道等
の
公共施設
の
整備
、
運営
に係る
公的負担
の抑制を図りつつ、
民間投資
や
ビジネス機会
の拡大を図ります。 さきの
国会
で御
承認
いただいた
TPP協定
については、
政府
としても、今後もさまざまな
機会
を通じて、
TPP協定
の
経済
的、
戦略的意義
を踏まえつつ、各国と緊密に意思疎通していくとともに、
経済連携
を戦略的に
推進
するなど、世界に自由で公正な
経済圏
を広げていくための
取り組み
を進めてまいります。
経済再生
なくして
財政健全化
なし。引き続き
経済再生
との両立を図りながら、
経済
・
財政再生計画
及び
経済
・
財政再生アクション
・プログラム二〇一六にのっとって、
歳出全般
にわたり聖域なく
徹底
した見直しを
推進
していきます。
改革
の二年目に当たる二〇一七年度においても、見える化を
徹底
、拡大し、
改革
の点検、
評価
、
政策効果
の
分析
を
強化
し、
取り組み
の
PDCAサイクル
をしっかりと定着させていきます。
少子高齢化
が進展する中で、
社会保障
の
安定財源確保
と
財政健全化
を同時に達成する
観点
から、引き続き、
社会保障
と税の
一体改革
に
取り組み
ます。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
秋元司
15
○
秋元委員長
次に、
加藤
一億総
活躍担当
、働き方
改革担当
、
女性活躍担当
、再
チャレンジ担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
加藤国務大臣
。
加藤勝信
16
○
加藤国務大臣
一億総
活躍
、働き方
改革
、
女性活躍
、再
チャレンジ担当大臣
、また、
男女共同参画
、
少子化対策
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 一億総
活躍社会
の
実現
は、
安倍内閣
の最
重要課題
です。
少子高齢化
という
日本
の
構造的課題
に
真正面
から挑むため、昨年六月に閣議決定したニッポン一億総
活躍プラン
を具体的に
実現
してまいります。
最大
の
チャレンジ
は、一人一人の事情に応じた、多様で柔軟な働き方を可能とする
労働制度
の大胆な
改革
、働き方
改革
です。 昨年九月以来、働き方
改革実現会議
において、労使のトップや有識者にお集まりいただき、働く人の
立場
、視点に立った
議論
を重ねています。同一
労働
同一
賃金
の
実現
、長時間
労働
の
是正
、
雇用吸収力
の高い
産業
への転職、再
就職支援
を初めとした幅広い
分野
について、三月に
実行計画
を取りまとめます。 同一
労働
同一
賃金
については、不合理な
待遇差
を
是正
するため、詳細な
ガイドライン案
を昨年末公表しました。
労働者
が実際に裁判で争えるよう、その根拠となる
法改正
について、
実行計画
を踏まえ、
立案作業
を進めます。 長時間
労働
の
是正
については、いわゆる三六
協定
でも超えることができない、
罰則つき
の時間
外労働
の限度を定める
法改正
に向けて、
実行計画
を踏まえ、
立案作業
を進めます。 全ての
女性
が、みずからの希望に応じ、個性と
能力
を発揮できる
社会
の
実現
は、
安倍内閣
の最
重要課題
の一つです。 昨年
完全施行
された
女性活躍推進法
に基づき、
中小企業
への
支援
も含めた
事業主行動計画
の策定や
女性活躍状況
の見える化などを進めるとともに、第四次
男女共同参画基本計画
により、
女性
の積極的な採用、登用や、将来
指導的地位
に登用される
女性
の
候補者層
の拡充、ワーク・ライフ・バランスの
実現
、
女性
に対する
暴力
の根絶などに
取り組み
ます。 また、
男女共同参画
に関する男性の
理解
の
促進
や意識の
改革
を図るための
取り組み
も進めてまいります。 誰もが、仮に失敗しても、意欲があれば多様な
機会
が与えられ、何度でも
チャレンジ
できる
社会
の構築に向け、必要な
取り組み
を進めてまいります。
日本
社会
を根幹から揺るがしかねない少子化の危機を脱することは、待ったなしの
課題
です。希望出生率一・八の
実現
に向けて、結婚や出産の希望をかなえる
環境
を
整備
するため、結婚、妊娠、出産、子育てへの
支援
を着実に進めてまいります。特に、保育士等の処遇改善については、さらなる質の
向上
の一環として、二%相当の処遇改善を行うとともに、技能、経験を積んだ職員について、四万円の追加的な処遇改善などを行います。加えて、待機児童の解消に向けて企業主導型保育事業の活用も
推進
するなど、幼児期の教育、保育、子育て
支援
を充実してまいります。 子供の貧困
対策
については、全ての子供たちが、家庭の
経済
事情にかかわらず、夢に向かって頑張ることができる国づくりを目指し、総合的に
施策
を
展開
してまいります。特に、
支援
が必要な子供や家庭に確実に
支援
を届けることができるよう、
地方
公共団体の
取り組み
への
支援
や、基金を通じた草の根の活動の
支援
など子供の
未来
応援
国民
運動に
取り組み
ます。あわせて、子供・若者育成
支援
推進
大綱に基づく各種
施策
を総合的に
推進
するとともに、青年国際交流、青少年のインターネット利用
環境
の
整備
などの事業にも、積極的に
取り組み
ます。 障害者
施策
については、昨年七月の痛ましい事件も踏まえて、全ての
国民
が障害の有無にかかわらず互いの人格と個性を尊重し合いながら共生できる
社会
を目指し、
関連施策
を総合的かつ計画的に
推進
します。また、障害者差別解消法の周知啓発などにも
取り組み
ます。 さらに、高齢運転者の交通事故防止を初めとする
交通安全対策
や、高齢
社会
対策
などの
施策
を
推進
します。 成年後見
制度
の利用の
促進
については、有識者から構成される成年後見
制度
利用
促進
委員会
の意見を踏まえ、今年度中を目途に
基本
計画を定め、総合的かつ計画的に
推進
してまいります。 休眠預金等に係る資金の活用については、新たに発足する休眠預金等活用
審議
会を中心に、
関係
方面の意見も聴取しつつ、
基本
方針の策定などに向け取り組んでまいります。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
秋元司
17
○
秋元委員長
次に、山本
内閣
府
特命担当大臣
、
行政改革担当
、
国家公務員制度担当
大臣
から
所信
を聴取いたします。山本
国務大臣
。
山本幸三
18
○山本(幸)
国務大臣
行政改革担当
大臣
、
国家公務員制度担当
大臣
、規制
改革
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 行政
改革
は、行政機能や
政策効果
を
向上
させ、
政府
に対する
国民
の信頼を得るために重要な
取り組み
であり、不断に進める必要があります。事業の効果や効率を点検、検証する行政事業レビュー等の実施により、
国民
が納めた税金の使い方について
説明
責任を果たしつつ、
政府
一体
の統計
改革
と、根拠に基づく
政策
立案の
取り組み
を
推進
し、実効性の高い行政の
実現
に
取り組み
ます。
国家公務員
制度
についてであります。 今回の文部科学省における再就職規制違反
事案
は
国民
の信頼を揺るがすものであり、あってはならないことであります。本
事案
を受け、全省庁について同様の
事案
がないか
徹底
的に
調査
を行い、
調査
の結果を踏まえて必要な
施策
をしっかりと講じ、
国民
の信頼を
確保
できるよう
全力
で取り組んでまいります。 同時に、すぐれた人材の
確保
、育成、活用を
推進
するとともに、
国家公務員
の働き方
改革
を進めてまいります。あわせて、
業務改革
の
推進
により既存体制の見直しを進めるとともに、CIQや海上保安の体制
強化
など、急増する
内閣
の
重要課題
に確実に対応できる体制の構築を進めます。
イノベーション
を生み出す規制
改革
は、
成長戦略
の中核であり、新三本の矢においても重要な役割を担うものです。引き続き、規制
改革
推進
会議
のもと、国家戦略特区とも
連携
させ、農業、人材、
医療
、介護、保育、
投資
等の幅広い
分野
の規制
改革
を強力に進めてまいります。また、規制
改革
、行政手続簡素化、IT化を
一体
的に進めることにより、事業者目線で規制・行政手続コストの削減に
取り組み
ます。 民主主義の根幹を支える
国民
共有の知的資源である公文書の保存、利用の役割を担う国立公文書館については、その新たな施設の
国会
周辺への建設に向けて取り組んでまいります。 また、公益法人は、民による公益の増進を担い、活力あふれる共助
社会
を支える重要な存在です。公益法人の自己規律の確立や適正な法人
運営
の
確保
に向けて
支援
するなど、公益活動の活性化に一層尽力してまいります。 さらに、独立公文書
管理
監による
特定秘密
の指定等の検証、監察を
支援
してまいります。 以上、
所管行政
について申し上げましたが、
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
秋元司
19
○
秋元委員長
次に、丸川
国務大臣
から
所信
を聴取いたします。丸川
国務大臣
。
丸川珠代
20
○丸川
国務大臣
サイバーセキュリティ戦略本部に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
サイバー空間
が今や
社会
に欠くことのできない
基盤
となる中、サイバーセキュリティーの
確保
は、
国民生活
や
社会
経済
活動、さらには
我が国
の安全保障の
観点
からも極めて重要な
課題
となっております。 このような認識のもと、二〇二〇年の
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の開催及びその後を見据えながら、サイバーセキュリティ戦略や昨年
施行
された改正サイバーセキュリティ
基本
法に基づき、国際的な
連携
を進めつつ、官民を挙げてサイバーセキュリティーの
強化
に取り組んでまいります。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。(
拍手
)
秋元司
21
○
秋元委員長
次に、石井
国務大臣
から
所信
を聴取いたします。石井
国務大臣
。
石井啓一
22
○石井
国務大臣
特定複合観光施設区域の
整備
に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 特定複合観光施設につきましては、観光や
地域
振興、雇用創出といった効果が非常に大きいと期待される一方で、さまざまな懸念
事項
への
対策
も必要とされております。特定複合観光施設区域の
整備
の
推進
に関する
法律
に基づき、同法に関する
国会
での御
審議
や附帯決議の御趣旨を十分に尊重し、必要な法制上の措置について検討を進めてまいります。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
、よろしく
お願い
を申し上げます。(
拍手
)
秋元司
23
○
秋元委員長
以上で各
大臣
の
所信
及び予算
説明
は終わりました。 この際、末松
内閣
府副
大臣
及び根本
内閣
府
大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。末松
内閣
府副
大臣
。
末松信介
24
○末松副
大臣
内閣
府副
大臣
の末松信介でございます。どうぞよろしく
お願い
をいたします。 特定複合観光施設区域の
整備
を担当いたしてまいります。 石井
大臣
を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
を心から
お願い
を申し上げます。 よろしく
お願い
します。(
拍手
)
秋元司
25
○
秋元委員長
次に、根本
内閣
府
大臣政務官
。
根本幸典
26
○根本
大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の根本幸典でございます。どうぞよろしく
お願い
いたします。 特定複合観光施設区域の
整備
を担当いたしております。
秋元委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしく
お願い
いたします。(
拍手
)
秋元司
27
○
秋元委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十三分散会