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足立委員 ありがとうございました。
大臣も、やはり
大臣ですから、若い方のそういう努力に温かい態度というかポジションで対応されていると思いますが、いろいろ新聞なんかを拝見すると、厚労相は慎重姿勢とかいって報道されたりもしていますが、普通に
社会政策あるいは
社会保障政策をわかっている人からすれば、ちょっとおかしいなというふうに思います。
柚木さんも何か、
柚木さん、あ、誰もいなくなっちゃった。井坂先生、いらっしゃる。済みません。
柚木委員も、
厚生労働委員会、四月の十四日にこの問題を取り上げられていて、こ
ども保険という考え方も
一つの考え方だ、こうおっしゃっていますが、せっかく
厚生労働委員会なんだから、やはり私は、早く小泉進次郎議員を初めとする、こういうこ
ども保険という提案については早目に、それは
議論はしたらいいと思うんですよ、自民党はそういう政党ですから、
議論はしたらいいと思うんだけれ
ども、やはり時間の制約もありますので、私は、早目に小泉進次郎さんたちにはこ
ども保険というのはおかしいとはっきりと言ってあげた方がいいと思うんですね。
特に私がこの
制度に違和感があるのは、逃げだということですね、逃げ。
これも不思議なんだけれ
ども、先ほどから
厚生労働省の皆さんは、保険料負担というのは、拠出意欲といいますね、保険料が高過ぎるとみんななかなか保険に入りにくい、義務なんだけれ
ども入れないということで、やはり保険料率というのはある
程度にとどめたいと思うわけですが、やはり給付が必要だったら、普通は保険の保険料率を上げればいいし、それから、本当に
社会全体でそれを支えようと思ったら、それは税金を上げるのはもう
当たり前ですよ。
ところが、小泉さんたちは、多分、増税を言うよりも保険料率に上乗せと言った方が
社会の反発が少ないと思ったんじゃないですかね。なぜそう思ったか。勘ぐりですよ、そんたくというふうに言う人もいますが。小泉進次郎さんの考えていらっしゃることをそんたくすると、
高齢者の票を失いたくないと。だって、増税だったら
高齢者も払いますね、税によりますけれ
ども。でも、保険料だったら現役世代ですよ、基本は。現役世代とも限らないのか。(発言する者あり)ねえ、現役世代。現役世代ばかり負担をさせるという発想が小泉さんらしくないな。
だから、やはり民進党、共産党がだらしないものだから……(発言する者あり)あ、民進党だけです。民進党がだらしないものだから、与党もちょっと緩んでいると思いますよ。
大臣の失言とか、そういうのはどうでもいいんです。私は、小泉議員ほどの期待を集めている方が、こんなこ
ども保険なんというので
政治家人生に傷をつけない方がいいと思いますよ。だから、早目にこういうあほな提案は、提案ですよ、小泉さんはあほじゃない。小泉さんの提案は、僕ははっきり言ってこれはあほだと思いますね。提案ですよ、
委員長。ごめんなさい。提案はあほな提案だと。あほと言うと、関西でどうとか関東でどうと言われるんですけれ
ども、とにかく、おかしなおかしな提案なんですよ。
なぜ増税と言わないんですか。我々維新の会は、行財政改革を徹底してやれば相当の規模の財源は生むことができる、こう考えていますが、なかなかそれは有権者に信用してもらえません。大阪ではやったよと言ってもなかなか信用してもらえないので、行財政改革で足らざる部分は例えば相続税とかいうことを、今、中で
議論を始めています。
ただ、皆さん、相続税というと、何だ、
社会主義か、こう言われますが、
日本維新の会は、相続税とセットで事業承継税制の一〇〇%。要は、事業をやっている方は一〇〇%スルーできます。その上で相続税を、国際的にもある
程度高いレベルにある相続税であることは承知をしていますが、まさに次世代のために相続税をしっかりと取っていくということが、繰り返しになりますが、事業承継税制をしっかりと構築した上で、そういうことも必要ではないかということを私は今党内で主張しています。
党内には、そういうことに賛同してくれる意見もあれば、やはり行財政改革だから、増税の話はするなという意見もあります。これは党内でもんでいます。もんでいますが、ぜひ自民党の中でもしっかり
議論してほしいんですよ、それを。教育国債でなければ保険かということについては、私は、小泉さんらしくないな、こういうことを申し上げておきたいと思います。
実は、小泉進次郎議員について余り
個人的なことを申し上げると、またこれは、今政府に入っていないですよね、政府に入っていない。
内閣府の政務官でいらっしゃったときに、この
委員会にも何度か、
大臣の横に来ていただきました。あのときの
医療ホールディングというのがありましたよね。あれも失敗作じゃないですか。余りうまくいっていないでしょう。大体、事例が出てきていないですね。
出てきていますか。きょう、医政局呼んでいないからね。知っている人、いますか。橋本副
大臣、ちょっと
事務方に聞いて、わかりますか。