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2016-11-16 第192回国会 参議院 本会議 第11号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十八年十一月十六日(水曜日)    午前十時一分開議     ━━━━━━━━━━━━━議事日程 第十一号   平成二十八年十一月十六日    午前十時開議  第一 公的年金制度財政基盤及び最低保障機   能の強化等のための国民年金法等の一部を改   正する法律の一部を改正する法律案内閣提   出、衆議院送付)  第二 がん対策基本法の一部を改正する法律案   (厚生労働委員長提出)  第三 一般職職員給与に関する法律等の一   部を改正する法律案内閣提出衆議院送付   )  第四 特別職職員給与に関する法律の一部   を改正する法律案内閣提出衆議院送付)     ━━━━━━━━━━━━━ ○本日の会議に付した案件  一、元議員小坂憲次君逝去につき哀悼の件  一、日程第一より第四まで  一、国会議員秘書給与等に関する法律の一   部を改正する法律案衆議院提出)  一、国会職員育児休業等に関する法律の一部   を改正する法律案衆議院提出)      ─────・─────
  2. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) これより会議を開きます。  さき院議をもって永年在職議員として表彰されました元議員小坂憲次君は、去る十月二十一日逝去されました。誠に痛惜の極みであり、哀悼の念に堪えません。  つきましては、この際、院議をもって同君に対し弔詞をささげることにいたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 御異議ないと認めます。  弔詞を朗読いたします。    〔総員起立〕  参議院は わが国 民主政治発展のため力を尽くされ 特に院議をもって永年の功労を表彰せられ さき決算委員長 憲法審査会会長の要職に就かれ また国務大臣としての重任にあたられました 元議員従三位旭日大綬章小坂憲次君の長逝に対し つつしんで哀悼の意を表し うやうやしく弔詞をささげます      ─────・─────
  4. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 日程第一 公的年金制度財政基盤及び最低保障機能強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案内閣提出衆議院送付)  日程第二 がん対策基本法の一部を改正する法律案厚生労働委員長提出)  以上両案を一括して議題といたします。  まず、委員長報告及び趣旨説明を求めます。厚生労働委員長羽生田俊君。     ─────────────    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     ─────────────    〔羽生田俊登壇拍手
  5. 羽生田俊

    羽生田俊君 ただいま議題となりました両法律案のうち、まず、公的年金制度財政基盤及び最低保障機能強化等のための国民年金法等の一部を改正する法律の一部を改正する法律案につきまして、厚生労働委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  本法律案は、公的年金制度保障機能強化のため、老齢基礎年金等受給資格期間短縮について、社会保障安定財源確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律附則第一条第二号に掲げる規定施行の日より前の平成二十九年八月一日から行うこととする等の措置を講じようとするものであります。  委員会におきましては、受給資格期間短縮の効果、受給資格期間短縮を早期に実施する必要性施行に向けた周知及び実施体制整備重要性等について質疑を行いましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終局しましたところ、民進党・新緑風会及び希望の会(自由・社民)を代表して足立信也理事より、年金機能強化法施行期日平成二十九年八月一日から平成二十九年四月一日に改める等の修正案が提出されました。  なお、本修正案は予算を伴うものであることから、国会法第五十七条の三の規定に基づいて内閣から意見を聴取しましたところ、塩崎厚生労働大臣より、政府としては反対である旨の意見が述べられました。  順次採決の結果、修正案は否決され、本法律案全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  次に、がん対策基本法の一部を改正する法律案につきまして、厚生労働委員会を代表して、その提案趣旨及び内容概要を御説明申し上げます。  我が国のがん対策は、これまで、平成十八年に制定されたがん対策基本法に基づいて進められてきましたが、現在、がん患者療養生活の質の維持向上などについて一層の取組が求められているほか、がん患者が、福祉雇用教育などについて必要な支援を受けられるようにすることなどが求められるようになっています。  本法律案は、このような状況の変化に鑑み、がん対策基本法改正し、がん対策を更に総合的かつ計画的に推進していくものであります。  以下、本法律案概要につきまして御説明申し上げます。  第一に、目的規定に、がん患者がその状況に応じて必要な支援を総合的に受けられるようにすることが課題となっている旨を追加することとしております。  第二に、基本理念として、がん患者が、尊厳を保持しつつ安心して暮らすことのできる社会の構築を目指し、適切ながん医療のみならず、福祉的支援教育的支援等を受けられるようにするとともに、がん患者が円滑な社会生活を営むことができる社会環境整備が図られること等を明記することとしております。  第三に、がん患者雇用継続等に関する事業主の責務について規定することとしております。  第四に、緩和ケアが診断のときから適切に提供されるようにすること等を明記するとともに、がん患者の家族の生活の質の維持向上のために必要な施策をも講ずるものとしております。  第五に、罹患している者の少ないがん及び治癒が特に困難であるがんに係る研究の促進、がん患者雇用継続小児がん患者その他のがん患者における学習と治療との両立、がんに関する教育の推進などについて規定することとしております。  なお、この法律は、公布の日から施行することとしております。  以上が、この法律案提案趣旨及び内容概要であります。  なお、本法律案厚生労働委員会において全会一致をもって委員会提出法律案とすることに決定したものであります。  何とぞ速やかに御可決あらんことをお願い申し上げます。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  6. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) これより両案を一括して採決いたします。  両案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  7. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  8. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百三十四     賛成           二百三十四     反対               〇    よって、両案は全会一致をもって可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕      ─────・─────
  9. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 日程第三 一般職職員給与に関する法律等の一部を改正する法律案  日程第四 特別職職員給与に関する法律の一部を改正する法律案   (いずれも内閣提出衆議院送付)  以上両案を一括して議題といたします。  まず、委員長報告を求めます。内閣委員長難波奨二君。     ─────────────    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     ─────────────    〔難波奨二君登壇拍手
  10. 難波奨二

    難波奨二君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、内閣委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  まず、一般職職員給与に関する法律等の一部を改正する法律案は、人事院の国会及び内閣に対する平成二十八年八月八日付けの職員給与改定に関する勧告並びに国家公務員育児休業等に関する法律改正についての意見の申出及び一般職職員勤務時間、休暇等に関する法律改正についての勧告に鑑み、一般職国家公務員について、俸給月額初任給調整手当扶養手当及び勤勉手当の額の改定育児休業等対象なる子範囲の拡大並びに介護のため一日の勤務時間の一部につき勤務しないことが相当であると認められる場合における休暇新設等措置を講じようとするものであります。  次に、特別職職員給与に関する法律の一部を改正する法律案は、一般職国家公務員給与改定に伴い、特別職職員給与の額を改定しようとするものであります。  委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、新設される専門スタッフ職四級の適正な運用の確保国家公務員人事評価制度の在り方、国の非常勤職員等の処遇を改善する必要性等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。  質疑を終了した後、討論に入りましたところ、日本共産党田村委員より両法律案反対日本維新の会の清水委員より両法律案反対の旨の意見がそれぞれ述べられました。  次いで、順次採決の結果、両法律案はいずれも多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  11. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) これより採決をいたします。  まず、一般職職員給与に関する法律等の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  12. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  13. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百三十三     賛成             二百六     反対             二十七    よって、本案は可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕     ─────────────
  14. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 次に、特別職職員給与に関する法律の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  15. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  16. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百三十五     賛成             二百四     反対             三十一    よって、本案は可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕      ─────・─────
  17. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) この際、日程に追加して、  国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案  国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案   (いずれも衆議院提出)  以上両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  18. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 御異議ないと認めます。  まず、委員長報告を求めます。議院運営委員長山本順三君。     ─────────────    〔審査報告書及び議案本号末尾掲載〕     ─────────────    〔山本順三登壇拍手
  19. 山本順三

    山本順三君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、委員会における審査経過と結果を御報告申し上げます。  まず、国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案は、政府職員給与改定に伴い、議員秘書給料月額及び勤勉手当支給割合をそれぞれ改定しようとするものであります。  次に、国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案は、政府職員に準じて、国会職員育児休業等対象なる子範囲を拡大しようとするものであります。  委員会におきましては、両法律案を一括して議題としたところ、日本維新の会の東理事より、国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案反対国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案賛成する旨の意見が述べられました。  次いで、順次採決の結果、国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案は多数をもって、国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案全会一致をもって、それぞれ原案どおり可決すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)     ─────────────
  20. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) これより採決をいたします。  まず、国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  21. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  22. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百三十五     賛成           二百二十一     反対              十四    よって、本案は可決されました。(拍手)     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕     ─────────────
  23. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 次に、国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案採決をいたします。  本案賛否について、投票ボタンをお押し願います。    〔投票開始
  24. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。    〔投票終了
  25. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 投票の結果を報告いたします。   投票総数         二百三十三     賛成           二百三十三     反対               〇    よって、本案全会一致をもって可決されました。     ─────────────    〔投票者氏名本号末尾掲載〕     ─────────────
  26. 伊達忠一

    議長伊達忠一君) 本日はこれにて散会いたします。    午前十時十八分散会