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2016-11-16 第192回国会 参議院 東日本大震災復興特別委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十八年十一月十六日(水曜日) 午前十時二十九分開会 ─────────────
委員
の異動 十一月十四日
辞任
補欠選任
石井
苗子
君
片山虎之助
君 十一月十六日
辞任
補欠選任
片山虎之助
君
石井
苗子
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
櫻井
充君 理 事 愛知 治郎君 江島 潔君
片山さつき
君 平野 達男君
大島九州男
君
神本美恵子
君 新妻
秀規
君 紙 智子君 委 員 足立 敏之君 阿達 雅志君
石井
浩郎
君 太田 房江君 岡田 広君 こやり隆史君 上月 良祐君
進藤金日子
君
高階恵美子
君 高橋
克法
君 滝沢 求君 滝波 宏文君 中西 哲君 堀井 巌君 宮本 周司君 森 まさこ君 山田 俊男君 川田 龍平君 小西 洋之君
田名部匡代
君 長浜 博行君 舟山 康江君 増子 輝彦君 浜田 昌良君 三浦
信祐
君 矢倉 克夫君 岩渕 友君 東 徹君
石井
苗子
君 山本 太郎君 中野 正志君
国務大臣
国務大臣
(
復興大臣
)
今村
雅弘
君 副
大臣
復興
副
大臣
橘
慶一郎
君
復興
副
大臣
長沢
広明
君
復興
副
大臣
末松
信介
君
大臣政務官
復興大臣政務官
務台
俊介
君
復興大臣政務官
田野瀬太道
君
復興大臣政務官
井原
巧君
事務局側
常任委員会専門
員 田中 利幸君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
(
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件) ─────────────
櫻井充
1
○
委員長
(
櫻井充
君) ただいまから
東日本大震災復興特別委員会
を開会いたします。
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する
調査
を議題といたします。
東日本大震災復興
の
総合的対策
に関する件について、
復興大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
今村復興大臣
。
今村雅弘
2
○
国務大臣
(
今村雅弘
君) おはようございます。
復興大臣
を拝命しております
今村雅弘
であります。
東日本大震災復興特別委員会
の
開催
に当たり、一言御挨拶を申し上げます。
東日本大震災
から五年八か月が経過しました。 これまでの
取組
の結果、
地震
・
津波被災地域
では、
インフラ
の復旧はほぼ完了し、
住まい
の
再建
や
なりわい
の
再生
も一歩ずつ進展しております。 また、
福島
においても順次
避難指示
の
解除
が行われており、
帰還困難区域
以外における来年三月までの
避難指示解除
に向けて
環境整備
を進めております。 一方、
避難者
の数は約四十七万人から十四万人に減少しましたが、いまだ多くの
方々
が不自由な
生活
を余儀なくされております。
被災者
の
方々
一人一人の置かれた状況を踏まえ、きめ細やかに対応していく必要があります。 今年度は、後期五か年である
復興
・
創生期間
の初年度であります。新たな五か年は、
地震
・
津波被災地域
の
復興
の総仕上げ、
福島
の本格的な
復興
に向けた
ステージ
であります。
安倍内閣
では、
復興
・
創生期間
においても、
復興
の
加速化
を
内閣
の最
重要課題
の一つとして位置付け、
政府
を挙げて取り組んでまいります。 次に、具体的な
取組
について申し上げます。
避難生活
の
長期化
に伴う見守りや心身のケアに加え、
災害公営住宅等
への
移転
後も安心して
生活
できるよう、新しい
コミュニティー形成
の
取組
など、
生活再建
の
ステージ
に応じた切れ目ない
支援
を行ってまいります。 また、人と人とのつながりをつくり、生きがいを持って暮らしていただくための心の
復興
にも力を入れてまいります。 ピークを迎えている
住宅再建
もしっかりと進めてまいります。
高台移転
と
災害公営住宅
は、
平成
二十八年度末までに八割で完成、
平成
二十九年度末で九割が完成する見込みとなっております。
被災地
の
方々
に一日でも早く安心できる
住まい
に移っていただけるよう、県や市町村をきめ細かく
支援
してまいります。 また、
被災地
の
経済発展
の基盤となる
復興道路
、
復興支援道路
の
整備等
を引き続き進めてまいります。 町のにぎわいや
生活
を
再建
するためには、
住宅再建
と併せて、
産業
や
なりわい
の
再生
に更に力を入れる必要があります。 このため、
商業施設
の
整備
、企業の
新規立地
、
新規事業
への進出や販路の
開拓等
の
支援
、併せて
農林水産物
を始めとする
風評被害
の
払拭
に向けた
取組等
に、より一層力を注いでまいります。
観光
は、
地域産業
全体に影響を与える裾野の広い
産業
であり、
風化防止
、
風評被害
の
払拭
にも大きな効果が期待できます。このため、本年を
東北観光復興元年
と位置付け、
教育旅行
を含めた
国内観光振興
に加え、
地域
からの発案によるインバウンドを呼び込むための
取組
を
支援
するなど、
観光復興
の
取組
を強化してまいります。 これまでに、
帰還困難区域
を除き、田村市、川内村、楢葉町、葛尾村、
南相馬
市において
避難指示
が
解除
されるなど、
福島
の
復興再生
に向けた動きは着実に進展しております。 一方、
帰還困難区域
については、本年八月末に、その取扱いに関する
政府方針
が決定されました。この
方針
に基づき
具体策
を検討し、
関係法案
や必要な
予算等
の措置に向けた作業を進め、
帰還困難区域
の一日も早い
復興
を目指して取り組んでまいります。
福島
の
復興再生
を加速させるため、
除染
や
中間貯蔵施設
の
整備
を進めるとともに、
インフラ
や
教育
、医療、介護などの
生活環境
の
整備
を進めます。また、国内外の人材を引き付けるような新しい
産業
を育て、雇用の場をつくってまいります。
福島
の
復興再生
は
中長期的対応
が必要であり、引き続き、国が前面に立って、
関係省庁
と密に連携して
全力
で取り組んでまいります。 また、
被災地
は、震災前から
人口減少
、
高齢化等
の
課題
を抱えております。こうした
地域課題
を解決し、魅力あふれる
地域
を創造していくため、これまでの
復興
の
取組
を通じて得られた経験や教訓を生かしつつ、先進的な
取組
を
被災地
において普及、展開することを通じ、新しい
東北
の創造に取り組んでまいります。 さらに、二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
については、
復興
を成し遂げた姿を世界に発信する意味でも意義深いことと考えております。
被災地
での
競技開催
、
聖火リレー
や
事前キャンプ
の実施など、
被災地
と連携した
取組
を行うことにより、被災された
方々
を
元気付け
、
復興
の後押しにもつながるよう、
復興五輪
の
取組
も進めてまいります。 私は、就任以来、精力的に
被災地
を視察し、
被災者
の
方々
と
意見交換
や交流をさせていただきました。
復興
の
ステージ
の進展に応じて新たな
課題
が出てくることを承知しつつ、これからの
復興再生
には何よりも
地域
の
皆様
の知恵と情熱と行動がその大きなエネルギーであると実感しております。引き続き、
現場主義
に徹して
被災地
の
意見
をよく伺い、
被災者
に寄り添いつつ、
復興
の司令塔としての機能をしっかり果たしながら、
復興
を更に
加速化
させてまいります。
櫻井委員長
を始め
理事
及び
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。
櫻井充
3
○
委員長
(
櫻井充
君) この際、
復興
副
大臣
及び
復興大臣政務官
から
発言
を求められておりますので、順次これを許します。
橘復興
副
大臣
。
橘慶一郎
4
○副
大臣
(
橘慶一郎
君)
復興
副
大臣
の
橘慶一郎
でございます。どうぞよろしく
お願い
いたします。
総括業務
及び
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
宮城復興局
に関する
事項
を担当いたします。
今村大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
を持てるよう、活力ある
日本
の
再生
に向けて
全身全霊
で取り組んでまいりますので、
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を何とぞよろしく
お願い
申し上げます。
櫻井充
5
○
委員長
(
櫻井充
君)
長沢復興
副
大臣
。
長沢広明
6
○副
大臣
(
長沢広明
君)
復興
副
大臣
の
長沢広明
でございます。どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
を担当するとともに、
福島復興局
及び
茨城事務所
に関する
事項
を担当いたします。
今村大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
を持てるよう、活力ある
日本
の
再生
に向けて
全身全霊
で取り組んでまいりますので、
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を何とぞよろしく
お願い
申し上げます。
櫻井充
7
○
委員長
(
櫻井充
君)
末松復興
副
大臣
。
末松信介
8
○副
大臣
(
末松信介
君)
復興
副
大臣
の
末松信介
でございます。どうぞよろしく
お願い
をいたします。
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたします。
今村大臣
を支えて、被災された多くの
方々
が
復興
に
希望
が持てるよう、活力ある
日本
の
再生
に向けて
全身全霊
で取り組んでまいりますので、
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を何とぞよろしく
お願い
申し上げます。 ありがとうございます。
櫻井充
9
○
委員長
(
櫻井充
君)
務台復興大臣政務官
。
務台俊介
10
○
大臣政務官
(
務台俊介
君)
復興大臣政務官
の
務台俊介
でございます。どうぞよろしく
お願い
いたします。
総括業務
及び
地震
・
津波災害
からの
復興
に関する
事項
を担当いたしますとともに、
岩手復興局
に関する
事項
を担当いたします。 九月一日の
岩手
県の
台風災害被災地現場視察
時におきます私の不適切な行為につきましては、この場をお借りして深くおわび申し上げます。 今後は、より一層の
責任感
と
緊張感
を持って、
関係
副
大臣
とともに
今村大臣
を支え、
被災地
の
皆様
の心に寄り添った
復興
の
加速化
に
全力
を尽くしてまいりますので、
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。
櫻井充
11
○
委員長
(
櫻井充
君)
田野瀬復興大臣政務官
。
田野瀬太道
12
○
大臣政務官
(
田野瀬太道
君)
復興大臣政務官
の
田野瀬太道
でございます。どうぞよろしく
お願い
申し上げます。
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
に係る
文部科学省
との
連絡調整
に関する
事項
を担当させていただきます。
関係
副
大臣
とともに
今村大臣
を支えてまいりたいと思っております。
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
そして御
協力
、よろしく
お願い
申し上げます。 以上です。
櫻井充
13
○
委員長
(
櫻井充
君)
井原復興大臣政務官
。
井原巧
14
○
大臣政務官
(
井原巧
君)
復興大臣政務官
の
井原巧
でございます。どうぞよろしく
お願い
を申し上げます。 私は、
福島
を
中心
とした
原子力災害
からの
復興
及び
再生
に関する
事項
に係る
経済産業省
との
連絡調整
に関する
事項
を担当いたします。
関係
副
大臣
、
大臣政務官
とともに
今村大臣
を支え、
全身全霊
を傾けて取り組んでまいりますので、
櫻井委員長
を始め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。
櫻井充
15
○
委員長
(
櫻井充
君) 以上で
発言
は終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午前十時四十一分散会