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2016-10-19 第192回国会 衆議院 厚生労働委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十八年九月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
渡辺
博道
君
理事
秋葉
賢也
君
理事
江渡
聡徳君
理事
小松
裕君
理事
後藤
茂之
君
理事
白須賀貴樹
君
理事
西村智奈美
君
理事
初鹿
明博
君 あべ
俊子
君
赤枝
恒雄
君
大隈
和英
君
木村
弥生
君
新谷
正義
君
田中
英之
君
田畑
裕明
君
田村
憲久
君
高鳥
修一
君
高橋ひなこ
君
谷川
とむ君 とか
しきなおみ
君
豊田真由子
君
中川
郁子
君
長尾
敬君
丹羽
秀樹
君
丹羽
雄哉
君
福山
守君
堀内
詔子
君 三
ッ林裕巳
君
村井
英樹
君
山下
貴司
君
井坂
信彦
君
大西
健介
君
岡本
充功
君 郡
和子
君
重徳
和彦
君
中島
克仁
君
中根
康浩
君
柚木
道義
君
伊佐
進一
君
竹内
譲君
角田
秀穂
君
中野
洋昌
君
高橋千鶴子
君
堀内
照文
君
河野
正美
君
—————————————
九月二十六日
渡辺博道
君
委員長辞任
につき、その
補欠
として
丹羽秀樹
君が議院において、
委員長
に選任された。
平成
二十八年十月十九日(水曜日) 午前十時二十四分
開議
出席委員
委員長
丹羽
秀樹
君
理事
秋葉
賢也
君
理事
江渡
聡徳君
理事
小松
裕君
理事
後藤
茂之
君
理事
白須賀貴樹
君
理事
田村
憲久
君
理事
高鳥
修一
君
理事
とか
しきなおみ
君
理事
三
ッ林裕巳
君
理事
井坂
信彦
君
理事
初鹿
明博
君
理事
柚木
道義
君
理事
桝屋
敬悟
君 あべ
俊子
君
赤枝
恒雄
君
赤澤
亮正
君
大隈
和英
君
木原
誠二
君
木村
弥生
君
新谷
正義
君
田中
英之
君
田畑
裕明
君
高橋ひなこ
君
谷川
とむ君
豊田真由子
君
中川
郁子
君
長尾
敬君
丹羽
雄哉
君
堀内
詔子
君
村井
英樹
君
山下
貴司
君
阿部
知子
君
岡本
充功
君 郡
和子
君
玉木雄一郎
君
中島
克仁
君 長妻 昭君
伊佐
進一
君
角田
秀穂
君
中野
洋昌
君
高橋千鶴子
君
堀内
照文
君
河野
正美
君 …………………………………
厚生労働大臣
塩崎
恭久君
厚生労働
副
大臣
橋本
岳君
厚生労働
副
大臣
古屋
範子
君
厚生労働大臣政務官
堀内
詔子
君
厚生労働大臣政務官
馬場
成志君
厚生労働委員会専門員
中村 実君
—————————————
委員
の
異動
九月二十六日
辞任
補欠選任
渡辺
博道
君
木原
誠二
君
重徳
和彦
君
阿部
知子
君
中根
康浩
君 長妻 昭君
西村智奈美
君 水戸
将史
君
竹内
譲君
桝屋
敬悟
君 十月十九日
辞任
補欠選任
福山
守君
赤澤
亮正
君
大西
健介
君
玉木雄一郎
君 同日
辞任
補欠選任
赤澤
亮正
君
福山
守君
玉木雄一郎
君
大西
健介
君 同日
理事古屋範子
君八月五日
委員辞任
につき、その
補欠
として
桝屋敬悟
君が
理事
に当選した。 同日
理事西村智奈美
君九月二十六日
委員辞任
につき、その
補欠
として
井坂信彦
君が
理事
に当選した。 同日
理事秋葉賢也
君、
江渡聡徳
君、
小松裕
君、
白須賀貴樹
君及び
初鹿明博
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として三
ッ林裕巳
君、
田村憲久
君、とか
しきなおみ
君、
高鳥修一
君及び
柚木道義
君が
理事
に当選した。
—————————————
九月二十六日
保育等従業者
の
人材確保等
に関する
特別措置法案
(
山尾志桜里
君外七名
提出
、第百九十回
国会衆法
第二二号)
労働基準法
の一部を
改正
する
法律案
(
井坂信彦
君外六名
提出
、第百九十回
国会衆法
第二七号)
民間あっせん機関
による
養子縁組
の
あっせん
に係る
児童
の
保護等
に関する
法律案
(
木村弥生
君外三名
提出
、第百九十回
国会衆法
第五三号)
特別養子縁組
の
促進等
のための
児童
の
養子縁組
に関する
法律案
(
田嶋要
君外四名
提出
、第百九十回
国会衆法
第五六号)
労働基準法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、第百八十九回
国会閣法第
六九号)
公的年金制度
の
持続可能性
の
向上
を図るための
国民年金法等
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
、第百九十回
国会閣法第
五四号)
臨床研究法案
(
内閣提出
、第百九十回
国会閣法第
五六号) 十月十四日
労働
時間の短縮と安定した
雇用
で
男女とも
に、人間らしい働き方を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第一号) 同(
池内さおり
君
紹介
)(第二号) 同(
梅村
さえこ君
紹介
)(第三号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第四号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第五号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第六号) 同(
斉藤和子
君
紹介
)(第七号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第八号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第九号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第一〇号) 同(
島津幸広
君
紹介
)(第一一号) 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第一二号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第一三号) 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第一四号) 同(
畠山和也
君
紹介
)(第一五号) 同(
藤野保史
君
紹介
)(第一六号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第一七号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第一八号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一九号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第二〇号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第二一号) 同(
赤嶺政賢君紹介
)(第一四一号) 同(
池内さおり
君
紹介
)(第一四二号) 同(
梅村
さえこ君
紹介
)(第一四三号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第一四四号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第一四五号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第一四六号) 同(
斉藤和子
君
紹介
)(第一四七号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第一四八号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第一四九号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第一五〇号) 同(
島津幸広
君
紹介
)(第一五一号) 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第一五二号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第一五三号) 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第一五四号) 同(
畠山和也
君
紹介
)(第一五五号) 同(
藤野保史
君
紹介
)(第一五六号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第一五七号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第一五八号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第一五九号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第一六〇号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第一六一号)
社会保障制度
に関する
請願
(
寺田稔
君
紹介
)(第一〇六号) さらなる
患者負担増計画
の中止に関する
請願
(
大平喜信
君
紹介
)(第一一二号) 同(
田島一成
君
紹介
)(第一一三号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第一一四号) 同(
馬淵澄夫
君
紹介
)(第一一五号) 同(
重徳和彦
君
紹介
)(第一一八号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第一一九号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
丹羽秀樹
1
○
丹羽委員長
これより
会議
を開きます。 この際、一言御挨拶申し上げます。 このたび、
厚生労働委員長
に就任いたしました
丹羽秀樹
でございます。 本
委員会
におきましては、急速に
少子高齢化
が進展する中、
国民
が
安心
して
生活
できる活力ある
社会
を
実現
するため、持続可能な
社会保障制度
を確立することが喫緊の
課題
となっております。 また、目まぐるしく変化する
経済情勢
の中で、
競争力
を維持しつつ、長時間
労働
の是正や多様な
雇用環境
の
整備
といった
課題
に
対応
し、
仕事
と
生活
の調和の
実現
に向けて取り組んでいかなければなりません。 このような
国民生活
に密接した重要な
課題
が山積する中、当
委員会
に課せられた使命は極めて大きいものがあります。
委員長就任
に当たり、改めてその責任の重さを痛感いたしております。 どうぞ
委員各位
の御指導、御鞭撻を何とぞよろしくお願いいたします。(
拍手
) ————◇—————
丹羽秀樹
2
○
丹羽委員長
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事秋葉賢也
君、
江渡聡徳
君、
小松裕
君、
白須賀貴樹
君及び
初鹿明博
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丹羽秀樹
3
○
丹羽委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が七名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丹羽秀樹
4
○
丹羽委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
田村
憲久
君
高鳥
修一
君 とか
しきなおみ
君 三
ッ林裕巳
君
井坂
信彦
君
柚木
道義
君 及び
桝屋
敬悟
君 を指名いたします。 ————◇—————
丹羽秀樹
5
○
丹羽委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
厚生労働関係
の
基本施策
に関する
事項
社会保障制度
、
医療
、
公衆衛生
、
社会福祉
及び人口問題に関する
事項
労使関係
、
労働基準
及び
雇用
・
失業対策
に関する
事項
以上の各
事項
について、その実情を
調査
し、
対策
を樹立するため、小
委員会
の設置、
関係
各方面からの
説明聴取
及び資料の
要求等
の方法により、
本会期
中
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、
議長
の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
丹羽秀樹
6
○
丹羽委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
丹羽秀樹
7
○
丹羽委員長
この際、
塩崎厚生労働大臣
、
古屋厚生労働
副
大臣
、
橋本厚生労働
副
大臣
、
堀内厚生労働大臣政務官
、
馬場厚生労働大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
塩崎厚生労働大臣
。
塩崎恭久
8
○
塩崎国務大臣
厚生労働委員会
の開催に当たりまして、御挨拶を申し上げます。
国民
の
皆様
の安全、
安心
の
確保
に万全を期すために、そして
我が国
の
経済社会
の
発展
に寄与するために、
厚生労働行政
の諸
課題
に
全力
で
取り組み
ます。 本年六月、ニッポン一億総
活躍プラン
が
閣議決定
をされました。まずは、五十年後も人口一億人を維持し、その一人一人の人生を豊かにしていくことを目指し、男性も女性も、
高齢者
も若者も、
障害者
や
難病
のある方も、一度失敗を
経験
した方も、あらゆる方がそれぞれ活躍できる包摂的な
社会
の
実現
に取り組んでまいります。そして、回り始めた
経済
の好
循環
をさらに加速化させ、
経済成長
の成果を
子育て
や
介護
などの
社会保障分野
に分配し、さらに
成長
につなげる
成長
と分配の好
循環
を
構築
します。 働き方
改革
は、一億総
活躍社会
の
実現
に向けた
横断的課題
であり、
最大
のチャレンジです。
日本
の
企業
や
暮らし方
の文化を変えるものでもあり、働き方
改革実行計画
の年度内の取りまとめに向けて、働き方
改革担当大臣
ともしっかり連携して確実に
取り組み
ます。
労働基準法等
の一部を
改正
する
法律案
は、長時間
労働
を抑制し、多様な働き方を
実現
することにより、働き方
改革
を前進させていくものであり、
早期
の
成立
をお願いいたします。また、実効ある時間
外労働規制
の
あり方
については、働き方
改革実現会議
において精力的に
議論
を進めます。
我が国
では、
グローバル化
や
少子高齢化
の急速な進行、
技術革新等
により、多様な働き方をする方が増加しています。非正社員の
待遇改善
など、一人一人の働き方が適正に評価されるようにすることは、待ったなしの
重要課題
です。
雇用形態
にかかわらない同一
労働
同一
賃金
の
実現
に向けて
取り組み
ます。不合理な
待遇差
を是正するため、新たなガイドラインを年内をめどに策定し、必要な
法改正
に向けて、ちゅうちょなく
準備
を進めます。
最低賃金
については、本年、
全国加重平均
で二十五円引き上げ、
時給換算
になって過去
最大
の上げ幅となりました。その
環境整備
として、
生産性向上
に向けて、
中小企業等
への
支援措置
を
推進
、拡充します。
高齢者
の
就労促進
については、六十五歳以降の
定年延長
や
継続雇用制度
の導入を行う
企業
に対する
支援
や、再
就職支援
の
実施等
により、
高齢者
の希望に応じた多様な
就業機会
の
確保
を図ります。
年金制度
については、
中小企業
の短時間
労働者
への
被用者保険
の
選択的適用拡大
、
年金額
の
改定ルール
の
見直し
、より安全で効率的な
年金積立金
の
管理
や
運用
を行うための
年金積立金管理運用独立行政法人
の
組織等
の
見直し
、
日本年金機構
の
国庫納付規定
の
整備
などを内容とする
法案
を前
通常国会
に
提出
しています。
制度
の
持続可能性
を高め、将来
世代
の
給付水準
の
確保
を図るため、
早期
の
成立
をお願いいたします。
年金受給資格期間
を二十五年から十年に短縮することについて、
平成
二十九年度中に確実に
実施
できるよう、その
施行期日
を
改正
する
法案
を今
国会
に
提出
しましたので、あわせて
早期
の
成立
をお願いいたします。
平成
二十九年一月から
加入範囲
が大幅に拡大される
個人型確定拠出年金制度
を初め、
私的年金
の一層の普及に
取り組み
ます。
年金事業運営
については、
国民年金保険料
の
収納対策
、
厚生年金保険
の
適用促進
、
情報セキュリティー対策
などに着実に
取り組み
ます。 団塊の
世代
が
全員
七十五歳以上となる二〇二五年に向けて、効率的かつ質の高い
医療提供体制
の
構築
を進めます。 各
都道府県
で策定される
地域医療構想
を達成するため、
地域医療介護総合確保基金
による
支援
や
地域医療連携推進法人
の
活用
を
促進
します。
医師
の
確保
については、実効ある
地域
や
診療科偏在対策
を年末に向けて検討します。あわせて、
我が国
の
医療
を取り巻く状況の変化に
対応
した新たな
医療
の
あり方
を踏まえた
医師
、
看護師等
の働き方などについて幅広く検討します。
医療保険制度
については、
国民
皆
保険
を今後とも堅持するとともに、
予防
、
健康づくり
の
取り組み
や
医療
の質を
向上
させていくことが重要です。このため、ICTと
ビッグデータ等
を
活用
して
保険者機能
を格段に
強化
するとともに、
データヘルス
の先進的な事例の
横展開
を加速させていきます。
後発医薬品
の
使用促進
や、革新的な
医薬品等
の開発を
促進
する
環境
の
整備
に取り組んでいきます。あわせて、
医療系ベンチャー
が活発に生まれ育ち、イノベーションを次々と起こしていけるよう、具体的な
施策
を
実施
します。
臨床研究法案
については、適正な
臨床研究
の
実施
を
推進
するため、
早期
の
成立
をお願いいたします。
国民
の健康の
確保
は
もと
より、
保健分野
は国の
発展
や
安全保障
にかかわる
分野
であり、外交においても重要です。ことしは
G7議長国
であったことから、昨年末から、
UHC会議
、
アジアAMR東京閣僚会議
、
G7伊勢志摩サミット
、TICAD6、
G7神戸保健大臣会合
、
国連総会
と、
国際保健分野
の
議論
を
日本
がリードしてきました。 引き続き、
公衆衛生危機
への備えと
対応
、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジの
推進
、超
高齢社会
への
対応
、
薬剤耐性菌対策等
のグローバルな
課題
に
対応
していきます。
がん対策
については、
がん
に終止符を打つため、
日米韓
を初めとする
国際連携
を通じ、
ゲノム情報等
に基づく
個人
に最適化された
がん治療
の
実現
、
免疫療法
や
ゲノム医療
、
人工知能
の
活用
を含む
がん研究
へのさらなる
支援
、
予防
、検診の
推進
、
データ
の
標準化
と
共有化等
に
取り組み
ます。 今般の
化血研
における事案を契機として明らかになった、ワクチンと
血液製剤
の安定的な供給に関する
課題
に対処するため、これらの産業の
あり方
や、
法令遵守
を徹底するための
企業ガバナンス
の
強化等
を検討します。 食品の
安全性
については、
輸入監視体制
の
強化等
、その
確保
に
取り組み
ます。また、
生活衛生関係営業
の振興、いわゆる
民泊サービス
に係る
規制改革
、老朽化した
水道施設
の
計画的更新
や
耐震化等
を
推進
します。 安全、
安心
に
妊娠
、出産、
子育て
ができるよう、
総合的子育て支援
を
推進
します。
待機児童
の解消に向け、質の
確保
を図りつつ
保育
の受け皿をさらに
整備
します。
保育人材
を
確保
するため、
保育士等
の
離職防止
や再
就職支援
に
取り組み
、
技能
や
経験
に応じた
給料アップ
の
仕組み
をつくるなど
保育人材
の
処遇改善
を進めます。
妊娠期
から
子育て期
を
切れ目
なく
支援
する
子育て世代包括支援センター
を全国展開し、
不妊治療
への
支援
なども進めます。また、
改正育児
・
介護休業法
の
施行等
により、
仕事
と
家庭
の
両立支援
に
取り組み
ます。
児童福祉法
については、
子供
の
権利
を初めて
法律
上明確に位置づけるなど、制定以来の抜本的な
改正
をさきの
国会
で行いました。全ての
子供
には、適切な養育を受け、健全に育つ
権利
があり、その
自立
が保障されるよう、
改正法
の着実な
施行
に
取り組み
ます。
平成
二十三年の「
社会的養護
の
課題
と将来像」を全面的に
見直し
、その結果を踏まえ、
都道府県計画
の
見直し
を進めます。
児童虐待防止対策
については、今年度から
厚生労働省
が
総合調整
を担うこととなったことから、
関係省庁
と連携して、
発生予防
から
自立支援
までの一連の
対策
に取り組むとともに、
司法関与
の
あり方
など、早急に検討すべき
課題
についても精力的に検討します。 一人
親家庭
を
支援
し、
子供
の貧困に
対応
するため、
児童扶養手当
による
経済的支援
に加え、
子供
の
生活習慣
の習得や学習の
支援等
に総合的に
取り組み
ます。
介護
については、
介護
を必要とする
高齢者
が住みなれた
地域
で
安心
して
暮らし
続けることができるよう、
医療
、
介護
、
予防
、住まい、
生活支援サービス
が
切れ目
なく包括的に
確保
される
地域包括ケアシステム
の
構築
に引き続き
取り組み
ます。 さらに、
高齢者
に限らず、
障害者
、
子供
、
生活困窮者
、
難病
のある方などを含めた丸ごとの
支援
に深化させるとともに、住民が我が事のこととして
地域づくり
に参画する
仕組み
を
構築
し、
国民
一人一人の
暮らし
と
生きがい
をともにつくり、高め合う
地域共生社会
の
実現
を目指します。来年の
介護保険制度
の
改正
を皮切りに
改革
を進め、
生活困窮者支援制度
についても、このような観点に立って、より包括的な
相談支援
や
就労支援等
となるよう、
見直し
を検討します。
介護人材
の
確保
に向けて、
技能
、
経験
に応じた
処遇
の
改善
に取り組むとともに、一旦
仕事
を離れた人が再就職する場合の再
就職準備金貸付制度
を拡充します。
障害者
の皆さんがみずからの望む
地域生活
を営むことができるよう、
生活
や
就労
に対する
支援
を充実させるほか、グループホームの
整備
などに
取り組み
ます。相模原市の
障害者支援施設
で起こった
殺傷事件
に関しては、実効ある
再発防止策
を早急に検討します。 今年度から
厚生労働省
が
総合調整
を担うことになった
自殺対策
については、
自殺総合対策大綱
の
見直し
を検討します。
生活保護
については、必要とする人には確実に
保護
を
実施
するという基本的な考えの
もと
、
受給者
の
自立
に向けた
就労支援
や
医療扶助
の
適正化
に
取り組み
ます。
外国人技能実習制度
については、
実習
の適正な
実施
や
実習生
の
保護
を図るための
法案
が
衆議院
において
継続審議
となっていますが、
関係省庁
と共同して
管理監督体制
の抜本的な
強化
に
取り組み
ます。
援護施策
については、本年三月に
成立
した
戦没者遺骨収集推進法
に基づき、
戦没者
の
遺骨収集事業
の
促進
を図るとともに、
慰霊事業
に着実に
取り組み
ます。また、
戦傷病者
や
戦没者遺族
、
中国残留邦人等
に対する
支援策
を、引き続き、きめ細かく
実施
いたします。
東日本大震災
の
発生
から五年半がたちましたが、
避難生活
が長期化している
被災者
の方々も多くいらっしゃいます。引き続き、私自身も
復興大臣
であるとの強い意識の
もと
、
被災者
の心に寄り添い、
復興
に向けた
取り組み
を進めます。
全国各地
での
災害対応
についても、
復旧復興
の加速に向けて
全力
を尽くします。 以上、
厚生労働行政
の当面の主な
課題
と
対応
について
説明
をさせていただきました。
委員長
、
理事
を初め
委員
の
皆様
、
国民
の
皆様
に一層の御
理解
と御
協力
を賜りますようお願いを申し上げます。 ありがとうございました。(
拍手
)
丹羽秀樹
9
○
丹羽委員長
次に、
古屋厚生労働
副
大臣
。
古屋範子
10
○
古屋
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
古屋範子
でございます。 主として、
医療
、
介護
、
子育て支援
の
分野
を担当してまいります。 急速に
少子高齢化
が進む中、
社会保障制度
をしっかりと次
世代
に引き渡し、
現役世代
の
安心
を
確保
するため、誠実かつ積極的に取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
をいただきながら、
橋本
副
大臣
、また両
政務官
とともに
全力
で
塩崎大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうかよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
丹羽秀樹
11
○
丹羽委員長
次に、
橋本厚生労働
副
大臣
。
橋本岳
12
○
橋本
副
大臣
このたび
厚生労働
副
大臣
を拝命いたしました
橋本岳
でございます。 主として、
労働
、
福祉
、
年金
の
分野
を担当させていただきます。 全ての
国民
の
皆様
が
生きがい
と働きがいを持っていただけるように、
全員参加
の
社会
、そして
地域共生社会
の
構築
に向け、さまざまな
施策
に誠心誠意取り組んでまいります。
厚生労働委員会
の
皆様方
の御
理解
と御
協力
をいただきながら、
古屋
副
大臣
、両
大臣政務官
とともに
全力
で
塩崎大臣
を補佐してまいる
所存
でございますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
丹羽秀樹
13
○
丹羽委員長
次に、
堀内厚生労働大臣政務官
。
堀内詔子
14
○
堀内大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
堀内詔子
でございます。 両副
大臣
とともに、また
馬場政務官
とともに
塩崎厚生労働大臣
を補佐して精いっぱい頑張ってまいりますので、どうぞ御指導賜りますようお願いいたします。(
拍手
)
丹羽秀樹
15
○
丹羽委員長
次に、
馬場厚生労働大臣政務官
。
馬場成志
16
○
馬場大臣政務官
このたび
厚生労働大臣政務官
を拝命いたしました
馬場成志
でございます。 両副
大臣
、
堀内大臣政務官
とともに
塩崎大臣
を補佐して
最大
限努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。 お世話になります。(
拍手
)
丹羽秀樹
17
○
丹羽委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十時四十五分散会