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2016-11-08 第192回国会 衆議院 議院運営委員会 第9号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十八年十一月八日(火曜日)     正午開議  出席委員    委員長 佐藤  勉君    理事 高木  毅君 理事 長島 忠美君    理事 大塚 高司君 理事 木原 誠二君    理事 牧原 秀樹君 理事 井上 貴博君    理事 泉  健太君 理事 山尾志桜里君    理事 遠山 清彦君       大隈 和英君    鬼木  誠君       古賀  篤君    笹川 博義君       橋本 英教君    藤丸  敏君       牧島かれん君    宮内 秀樹君       渡辺 孝一君    小山 展弘君       宮崎 岳志君    本村賢太郎君       吉田 宣弘君    塩川 鉄也君       遠藤  敬君     …………………………………    議長           大島 理森君    副議長          川端 達夫君    事務総長         向大野新治君     ————————————— 本日の会議に付した案件  国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件  国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件  国会職員給与等に関する規程等の一部改正の件  本日の本会議議事等に関する件      ————◇—————
  2. 佐藤勉

    佐藤委員長 これより会議を開きます。  この際、発言を求められておりますので、これを許します。塩川鉄也君。
  3. 塩川鉄也

    塩川委員 日本共産党塩川鉄也です。本日の委員会におきまして一言申し上げます。  山本農水大臣のたび重なる強行採決発言は極めて重大であります。  一度目の発言について、大臣は、行政が国会に介入するような不適切な発言で御迷惑をおかけし申しわけないと陳謝しましたが、それが冗談だとするような二度目の発言は、全く反省がなく、国会審議をないがしろにするものであります。  国会の権威にかかわる重大問題だからこそ、四野党農水大臣辞任を要求しました。しかし、政府与党はゼロ回答のまま、TPP特与党が一方的に強行採決を行ったことに厳重に抗議をするものです。  農水大臣強行採決発言が問題となっているそのときに、地方公聴会日程強行されました。しかしながら、佐藤議運委員長は、委員派遣申請を受け取らず、なお一層の歩み寄りの努力を図ってほしいと述べ、TPP特別委員会の自民、民進の理事を呼んで地方公聴会日程を変更させました。事態の正常化に努め、今後は円満にと注意を行いました。このような佐藤委員長運営は極めて重要であります。  だからこそ、二度目の農水大臣発言を受け、十一月二日の理事会で、佐藤議運委員長は、職権で四日の本会議を立てながらも、四日まで二日ある、議長、副議長に相談の上いろいろなことを進めたい、私も努力すると述べました。四日の理事会でも、本会議を開くところまでに至っていない、いましばらく時間も必要だ、できれば与党側努力をいただきたい、私も努力するとして、一旦理事会休憩になりました。  この間、本会議開会に向けた努力が行われていたさなかに、与党TPP特別委員会強行し、野党反対を押し切って採決を行いました。  本会議開会中は議長の許可なく委員会を開くことができないという衆議院規則を踏み破るものであります。私の抗議に対して、佐藤議運委員長も、私も知らなかった、ルール上はできないと明言をいたしました。  大島議長は、四野党国対委員長の申し入れに対して、平穏な状況での採決ではないと述べておられます。  休憩後の理事会の冒頭で、佐藤委員長は、午前の理事会野党からの要望があったのに、いい方向に進められなかったことを陳謝したい、さらに混乱したという事実に責任を感じている、おわびしたいと述べられました。  委員長努力を無にするような暴挙を行った政府与党責任は極めて重大であります。  昨日七日の理事会でも、佐藤委員長は、本会議開会に向けた努力を行っている最中に委員会開会強行したことについて、国会に二十年いるが初めての経験だ、こんなことがまかり通れば議運は要らないと厳しく指摘をいたしました。まさにそのとおりであります。  国会審議を損なわせる一番の原因である山本農水大臣に対する野党辞任要求に対して、何らの回答もしない政府与党の姿勢を厳しく批判するものです。  そのことに加えて、委員会審査終了議案として、協定関連法案について議運理事会で協議の対象とすることは、国会ルールを踏み破ったTPP特別委員会の質疑、採決強行を容認することになります。議事日程延期で済む話ではありません。  TPP協定関連法案は、委員会に差し戻して徹底した審議を行うべきです。  大島議長佐藤議運委員長のなお一層の御努力を期待し、発言を終わります。     —————————————
  4. 佐藤勉

    佐藤委員長 この際、御報告いたします。  本日、ジャスティン・ベダン・ンジョカ・ムトゥリ・ケニア共和国国民議会議長一行が本会議を傍聴されます。  開会宣告の後、議長から紹介がありますので、その際は、議員各位は、御起立の上、拍手をもってお迎えいただきたいと存じます。     —————————————
  5. 佐藤勉

    佐藤委員長 次に、本日の議事日程第十及び第十一は、これを延期するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  6. 佐藤勉

    佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
  7. 佐藤勉

    佐藤委員長 次に、国会議員秘書給与等に関する法律の一部改正の件、国会職員育児休業等に関する法律の一部改正の件、国会職員給与等に関する規程等の一部改正の件についてでありますが、順次事務総長説明を求めます。
  8. 向大野新治

    ○向大野事務総長 国会議員秘書給与等に関する法律の一部改正件外二件につきまして御説明申し上げます。  まず、国会議員秘書給与等に関する法律の一部改正の件は、人事院勧告に伴う政府職員給与改定に準じて、国会議員秘書給料月額並びに本年十二月期及び来年度以降の勤勉手当支給割合改定を行おうとするものであります。  次に、国会職員育児休業等に関する法律の一部改正の件は、政府職員改正に準じて、育児休業等対象となる子の範囲を拡大しようとするものであります。  次に、国会職員給与等に関する規程等の一部改正の件は、政府職員給与改定介護休暇の分割及び介護時間の新設に準じ、国会職員について同様の措置を講ずるものであります。  よろしく御承認のほどお願い申し上げます。     —————————————  国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案  国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案  国会職員給与等に関する規程等の一部を改正する規程案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
  9. 佐藤勉

    佐藤委員長 それでは、まず、国会議員秘書給与等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元配付の案を委員会成案と決定し、これを委員会提出法律案とするに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  10. 佐藤勉

    佐藤委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。  次に、国会職員育児休業等に関する法律の一部改正の件につきましては、お手元配付の案を委員会成案と決定し、これを委員会提出法律案とするに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 佐藤勉

    佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。  次に、国会職員給与等に関する規程等の一部改正の件につきましては、お手元配付の案のとおり決定すべきものと議長に答申するに賛成諸君挙手を求めます。     〔賛成者挙手
  12. 佐藤勉

    佐藤委員長 挙手多数。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
  13. 佐藤勉

    佐藤委員長 次に、ただいま本委員会提出とするに決定いたしました国会議員秘書給与等に関する法律の一部を改正する法律案国会職員育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案の両法律案は、本日の本会議において緊急上程するに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  14. 佐藤勉

    佐藤委員長 御異議なしと認めます。よって、そのように決定いたしました。     —————————————
  15. 佐藤勉

    佐藤委員長 次に、本日の本会議議事の順序について、事務総長説明を求めます。
  16. 向大野新治

    ○向大野事務総長 まず最初に、ケニア共和国国民議会議長一行が傍聴にお見えになられていることを議長議院に紹介されます。  次に、日程第一につき、御法川財務金融委員長報告がございまして、民進党共産党維新の会、自由党及び社民党反対でございます。  次に、日程第二につき、竹内総務委員長報告がございまして、民進党共産党維新の会、自由党及び社民党反対でございます。  次に、日程第三ないし第五につき、鈴木法務委員長報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第三及び第四で、維新の会が反対でございます。二回目は日程第五で、全会一致でございます。  次に、日程第六につき、永岡文部科学委員長報告がございまして、共産党自由党及び社民党反対でございます。  次に、日程第七及び第八につき、秋元内閣委員長報告がございます。採決は二回になります。一回目は日程第七で、共産党及び維新の会が反対でございます。二回目は日程第八で、共産党維新の会及び自由党反対でございます。  次に、日程第九につき、三ッ矢外務委員長報告がございまして、全会一致でございます。  次に、動議により、日程第十及び第十一を延期いたします。  次に、動議により、ただいま御決定いただきました秘書給与法改正案及び国会職員育児休業法改正案を緊急上程いたしまして、佐藤議院運営委員長趣旨弁明がございます。採決は二回になります。一回目は秘書給与法改正案で、維新の会が反対でございます。二回目は国会職員育児休業法改正案で、全会一致でございます。  本日の議事は、以上でございます。     —————————————  議事日程 第八号   平成二十八年十一月八日     午後一時開議  第 一 社会保障安定財源確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正する等の法律等の一部を改正する法律案内閣提出)  第 二 社会保障安定財源確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案内閣提出)  第 三 裁判官報酬等に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第 四 検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第 五 裁判官育児休業に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第 六 教育公務員特例法等の一部を改正する法律案内閣提出)  第 七 一般職職員給与に関する法律等の一部を改正する法律案内閣提出)  第 八 特別職職員給与に関する法律の一部を改正する法律案内閣提出)  第 九 パリ協定締結について承認を求めるの件(参議院送付)  第 十 環太平洋パートナーシップ協定締結について承認を求めるの件(第百九十回国会内閣提出)  第十一 環太平洋パートナーシップ協定締結に伴う関係法律の整備に関する法律案(第百九十回国会内閣提出)     —————————————
  17. 佐藤勉

    佐藤委員長 それでは、本日の本会議は、午後零時五十分予鈴、午後一時から開会いたします。     —————————————
  18. 佐藤勉

    佐藤委員長 次に、次回の本会議及び委員会は、追って公報をもってお知らせいたします。  本日は、これにて散会いたします。     午後零時九分散会