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2016-02-02 第190回国会 参議院 予算委員会 第6号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十八年二月二日(火曜日) 午後三時二分開会 ─────────────
委員
の異動 一月二十八日
辞任
補欠選任
滝沢 求君
武見
敬三
君 一月二十九日
辞任
補欠選任
滝波 宏文君
片山さつき
君
井上
哲士君
小池
晃君 二月二日
辞任
補欠選任
武見
敬三
君
上月
良祐君
西村まさみ
君
石上
俊雄
君 藤田 幸久君
田城
郁君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
岸
宏一
君 理 事
石井
準一君 宇都 隆史君
岡田
広君 高橋
克法
君
二之湯武史
君 堀井 巌君 長浜 博行君 野田 国義君
山本
香苗君 委 員 愛知 治郎君 赤池
誠章
君
井上
義行君 猪口 邦子君 大野 泰正君
片山さつき
君
古賀友一郎
君
上月
良祐君 島村 大君
高野光二郎
君 三木 亨君 三宅
伸吾
君 山下 雄平君
山本
一太君
石上
俊雄
君 大久保 勉君 大塚 耕平君 風間
直樹
君 小西 洋之君
田城
郁君 田中 直紀君 広田 一君 石川
博崇
君
河野
義博君
竹谷とし子
君
小池
晃君
辰巳孝太郎
君 川田 龍平君 山田
太郎
君 東 徹君
片山虎之助
君 中山 恭子君
薬師寺みちよ
君
福島みずほ
君 平野 達男君
国務大臣
内閣総理大臣
安倍 晋三君
財務大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(金融) )
麻生
太郎
君
総務大臣
高市 早苗君 法務
大臣
岩城 光英君
外務大臣
岸田 文雄君
文部科学大臣
国務大臣
馳 浩君
厚生労働大臣
塩崎 恭久君
農林水産大臣
森山 裕君
経済産業大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
原子力
損害賠償
・
廃炉
等
支援機構
)) 林 幹雄君
国土交通大臣
国務大臣
石井
啓一君
環境大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
原子力
防災
)) 丸川 珠代君
防衛大臣
中谷 元君
国務大臣
(
内閣官房長官
) 菅 義偉君
国務大臣
(
復興大臣
) 高木 毅君
国務大臣
(
国家公安委員
会委員長
) (
内閣
府
特命担
当
大臣
(
消費者
及び食品安全、
規制改革
、
防災
))
河野
太郎
君
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
国家戦
略
特別区域
)) 石破 茂君
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
沖縄及
び北方対策
、科
学技術政策
、宇
宙政策
))
島尻安伊子
君
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
少子化
対策
、
男女共同
参画)) 加藤 勝信君
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
経済財
政政策
)) 石原 伸晃君
国務大臣
遠藤 利明君 副
大臣
内閣
府副
大臣
高鳥 修一君
財務
副
大臣
岡田
直樹
君
政府特別補佐人
内閣法制局長官
横畠
裕介君
事務局側
常任委員会専門
員 小野 亮治君 ───────────── 本日の
会議
に付した案件 ○
平成
二十八年度
一般会計予算
(
内閣送付
、
予備
審査
) ○
平成
二十八年度
特別会計予算
(
内閣送付
、
予備
審査
) ○
平成
二十八年度
政府関係機関予算
(
内閣送付
、
予備審査
) ─────────────
岸宏一
1
○
委員長
(
岸宏一
君) ただいまから
予算委員会
を開会いたします。
平成
二十八年度
一般会計予算
、
平成
二十八年度
特別会計予算
、
平成
二十八年度
政府関係機関予算
、以上三案を一括して議題といたします。
政府
から
趣旨説明
を聴取いたします。
財務大臣麻生太郎
君。
麻生太郎
2
○
国務大臣
(
麻生太郎
君)
平成
二十八年度
予算
の大要につきましては、既に、本
会議
において申し述べたところではありますが、
予算委員会
での御
審議
を
お願い
するに当たり、改めて御
説明
させていただきたいと存じます。
平成
二十八年度
予算
は、一億総
活躍社会
の
実現
を始めとした
重要課題
に取り組んでいくための
予算
であります。また、
経済
・
財政再生計画
の初年度の
予算
として、その目安に沿って、
一般歳出
の
伸び
を対前年度で四千七百三十一億円に抑制をしており、
経済再生
と
財政健全化
の両立を
実現
する
予算
となっております。
基礎的財政収支対象経費
は、七十三兆一千九十七億円であり、これに
国債費
を加えた
一般会計総額
は、九十六兆七千二百十八億円となっております。 一方、
歳入
につきましては、
租税等
の
収入
は、五十七兆六千四十億円、その他
収入
は、四兆六千八百五十八億円を見込んでおります。また、
公債金
は、三十四兆四千三百二十億円であり、前年度当初
予算
に対し、二兆四千三百十億円の減額を行っております。 次に、主要な
経費
について順次御
説明
をさせていただきます。
社会保障関係費
につきましては、持続可能な
社会保障制度
を確立していく観点から、その
伸び
を抑制するため、
診療報酬
の
適正化
、
社会保障
に係る
改革工程表
に沿った
制度改革
の着実な
実行等
に取り組むことといたしております。また、一億総
活躍社会
の
実現
に向けて、
安定財源
を確保しつつ、
希望出生率
一・八、
介護離職
ゼロに直結する、
子育て支援
や
介護サービス等
の拡充を図ることといたしております。これらの結果、三十一兆九千七百三十八億円を計上しております。 文教及び
科学振興費
につきましては、
教職員定数
の
効率化
と必要な分野への
充実
を図るほか、
大学改革
、学校の
老朽化対策等
を推進いたします。また、
科学技術基盤
を
充実
するとともに、
イノベーション創出
に向けた
システム改革
を推進することといたしております。これらの結果、五兆三千五百八十億円を計上いたしております。
恩給関係費
につきましては、三千四百二十一億円を計上しております。
地方財政
につきましては、
地方公共団体
の
税収増
を反映して
地方交付税交付金等
を縮減しつつ、その
一般財源
の
総額
について適切に確保し、
地方
に最大限配慮いたしており、
地方交付税交付金等
につきましては十五兆二千八百十一億円を計上いたしております。
防衛関係費
につきましては、
中期防衛力整備計画
に基づき所要の施策を講じるとともに、
沖縄
の
基地負担軽減等
のための
在日米軍再編事業
を着実に推進することといたしており、五兆五百四十一億円を計上いたしております。
公共事業関係費
につきましては、国民の命と暮らしを守る
防災
・
減災等
の
課題
に対応するため、投資の
重点化
を図りつつ、真に必要な
社会資本整備等
に取り組むこととしており、五兆九千七百三十七億円を計上いたしております。
経済協力費
につきましては、
伊勢志摩サミット
を控え、
平和構築
や
ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ等
の
課題
への対応に
重点化
しつつ、ODAは
予算
、
事業量
共に必要な額を確保いたしており、五千百六十一億円を計上いたしております。
中小企業対策費
につきましては、
生産性向上
のための革新的な
物づくり等
への
支援
を
充実
するほか、
資金繰り対策等
にも万全を期すこととしており、一千八百二十五億円を計上いたしております。
エネルギー対策費
につきましては、
再生可能エネルギー
の
導入等
に向けた
支援
を強化するほか、
国内資源
の開発や
海外資源
の
権益確保等
を推進することといたしており、九千三百八億円を計上いたしております。
農林水産関係予算
につきましては、
農林水産業
の
競争力強化等
を図るため、輸出の促進や
農業基盤整備
の
充実等
に取り組むこととしており、
公共事業関係費
のうちの
農林水産関係部分
を含め、全体で二兆三千九十一億円を計上いたしております。
国家公務員
の
人件費
につきましては、
給与改定
や
給与制度
の
総合的見直し
、
定員純減等
を的確に
予算
に反映させることにより、五兆一千九百三十七億円となっております。
東日本大震災
からの
復興
につきましては、
復興
のステージに応じた
課題
に対応し、
復興
の
加速化
を進めるため、
平成
二十八年度
東日本大震災復興特別会計
の
総額
は、三兆二千四百六十九億円といたしております。
平成
二十八年度
財政投融資計画
につきましては、
成長戦略
の
実行
や
地方創生
の深化に向け、必要な
資金需要
に的確に対応し、
総額
十三兆四千八百十一億円といたしております。 以上、
平成
二十八年度
予算
についての御
説明
を申し上げさせていただきました。 何とぞ御
審議
の上、速やかに御賛同いただきますよう
お願い
を申し上げますと同時に、なお、本日、本
委員会
に「
平成
二十八年度
予算
の後
年度歳出
・
歳入
への
影響試算
」及びこれに関連いたします「
国債整理基金
の
資金繰り状況等
についての
仮定計算
」を提出いたしております。よろしくお目通しのほど
お願い
を申し上げます。
岸宏一
3
○
委員長
(
岸宏一
君) 以上で
平成
二十八年度総
予算
三案の
趣旨説明
は終了いたしました。 なお、副
大臣
の
補足説明
は省略し、これを本日の
会議録
の末尾に掲載いたしたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
岸宏一
4
○
委員長
(
岸宏一
君) 御
異議
ないと認め、さよう取り計らいます。 本日はこれにて散会いたします。 午後三時十分散会