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河野義博君
大臣の御答弁の中に大変重要なキーワードが出てきまして、様々な視点から選べるというのが大事だと思うんですね。比較サイトを幾つか私も見ていますけれども、ほぼ価格です。
河野大臣が従来御
主張されておりました原発ゼロの電力会社を選べるかというと、そういうふうにはなっていない。
したがって、価格ありきではないサイトが、やっぱり
消費者庁らしいサイトもあっていいのかなというふうに思っておりまして、当然、民間のサイトですから、広告料とか、また電力会社のバックマージンで成り立っていると容易に想像が付く中で、やっぱり公正に、また円滑に、そして幅広く選べるような
取組を引き続き
お願いしていきたいと思っておりまして。
そう思いながら、先日配られましたこの
消費者政策の実施の
状況をぱらぱら見ておりましたら、これすばらしい
取組があっていまして、クックパッド、民間の料理レシピサイトの中に
消費者庁のページがありまして、今日のぞいてみましたら、ほぼ毎日更新されていまして、
消費者庁、今日はニンジンとリンゴのジャム、こういうサイトもありまして、
消費者庁、いいことやっているなと思うんですね。
たかだか比較サイトですから、そんなに人もお金も掛けずに
是非やれるんじゃないかなと思っておりますので、引き続き要望していきたいと思っています。どうぞよろしく
お願いします。
テーマを
地方創生に移しまして、
石破大臣に伺います。
安倍政権の
経済政策、三年余りたちまして、大
企業、中堅
企業、そして一部の大都会には、アベノミクスの効果というのが一部にはやってきたんだろうというふうに思っておりまして、
ベースアップも三年連続なりました。デフレではないという
状況にまでたどり着きまして、着実に景気回復というのは進んでいるんだろうという印象を持っております。今大切なのは、大都会に来たアベノミクスの果実を
地方にそして家庭にという
流れをつくっていくことが大事なんだろうというふうに考えております。
私自身も、比例区選出ではありますけれども、九州と沖縄を活動拠点にさせていただいておりまして、いろんなところにお邪魔をいたします。残念ながら、
地方都市におきましては、たとえ県都市であっても中核市であっても、その景気回復の恩恵に浴していないというのが実情だろうというふうに思っております。五万人以下の都市ではもう本当に言うまでもなくて、役場では補助金申請すらままならない、新しいことを考える余裕すらないという役所もたくさんあります。
そんな中で、せんだって創設された
地方創生人材支援制度は、これは画期的な
取組だろうと思っておりまして、長崎県の離島にある
人口三万五千人のある都市では、初めて本庁から役人が来てくれた、外務省からしかも来てくれた、新しい
取組も進むようになったと。着実に新しい視点で
地方活性化が進み出しているんだろうなと、そういううれしい印象を持って話を聞いてまいりましたけれども。
石破大臣は折に触れまして、
地方創生とは、東京に集中した人と富を単に
地方に分散させるという、そういう単純なものではないんだ、
日本全体を新たにつくり替えるんだと、そういう力強い御発言を度々頂戴しているわけですが、
大臣が思い描いておられる
地方創生、これがどういう姿、どういう
地方の発展を思い描かれておられるのか、またそのゴールはどこにあるのか、具体的な御所見をお聞かせいただければと思います。