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長峯誠君 自由民主党の
長峯でございます。
今回、この
調査報告書をおまとめいただきました
会長始め
理事の
皆様方には心から敬意と
感謝を申し上げたいと存じます。
大変広い
テーマを設定した当
調査会でございましたけれども、非常に有意義な
議論をさせていただき、また、多くの知見をいただける
大変実り多い
調査会になったのではないかなというふうに思っております。
また、この
調査報告書につきましても、その中身につきまして、非常に詳細にしっかりとまとめていただいております。私も自分の質問した
ところ等を見ましたけれども、しっかりと要点を捉えて、後半の方の
調査の概要という部分でございますが、しっかりまとめていただいていることに心から
感謝を申し上げたいと思います。
その上で、当
調査会としての
提言ということで漢字二のところでまとめていただいております。いろいろと
議論の中では、この
調査会のメンバーの中でも必ずしも
立場が一致していない
議論も非常に多かったわけでございますが、その中で
提言としてまとめていただくということで、非常に
御苦労をされたんではないかなというふうに思っております。特に
TPPにつきましては、非常にいろいろと政党におきましても個人におきましても
立場の違いがございますので、
御苦労の跡がかいま見えるなというふうに思っております。
十二ページが、
TPPについての当
調査会としての
提言という形でまとめていただいておりますが、三
段落目の三行目ですが、
守秘義務等により
交渉過程や
交渉内容が
秘密であることから、判断に必要な
情報は届いていないという
見方がある一方で、
外交交渉については、
相手国との
信頼関係等の観点からその
内容を公開することに制約があるという
見方もあるということで、これは、もう既に衆
議院の方で
TPP委員会が立ち上がり、また
予算委員会や
決算委員会でも何度も
議論が重ねられてきているところですが、両方の
見方があるという
両論併記の形で収めていただいているのが
調査会としては一番いい
方向ではないかなというふうに思っております。
さらに、それを受けまして、
最後の三
段落ですが、可能な限り
情報公開と丁寧な説明を
政府に求め、
国民の懸念を払拭するための必要な措置も講じろということを
調査会としてしっかり申し上げているということは、今後の
TPPの
議論に対してしっかりと
方向性を示すことができたのかなというふうに思っておりまして、
会長を始め
理事の
皆様方の
御苦労の跡がかいま見える
調査報告となっておりまして、このような形でおまとめをいただければということで思っているところでございます。
以上です。