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2016-02-19 第190回国会 衆議院 内閣委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十八年二月十九日(金曜日) 午後零時十分
開議
出席委員
委員長
西村
康稔
君
理事
亀岡 偉民君
理事
平 将明君
理事
武井 俊輔君
理事
中根 一幸君
理事
平井たく
や君
理事
緒方林太郎
君
理事
柿沢 未途君
理事
佐藤 茂樹君 青山
周平
君 池田 佳隆君 石崎 徹君 岩田 和親君
岡下
昌平君 神谷 昇君 木内 均君 北村 茂男君
工藤
彰三
君
高木
宏壽
君 武部 新君 中山
展宏
君 長尾 敬君
牧島かれん
君
松本
洋平君 宮崎 政久君 若狭 勝君 大串 博志君 岸本
周平
君
小宮山泰子
君
篠原
豪君
篠原
孝君
寺田
学君
本村賢太郎
君 江田 康幸君 濱村 進君
池内さおり
君 島津 幸広君
河野
正美君 鈴木 義弘君 …………………………………
国務大臣
高市
早苗君
国務大臣
岩城
光英君
国務大臣
(
内閣官房長官
) (
沖縄基地負担軽減担当
) 菅 義偉君
国務大臣
(
国家公安委員会委員長
) (
行政改革担当
) (
国家公務員制度担当
) (
消費者
及び
食品安全担当
) (
規制改革担当
)
河野
太郎君
国務大臣
(
海洋政策
・
領土問題担当
) (
クールジャパン戦略担当
)
島尻安伊子
君
国務大臣
(
経済再生担当
) (
社会保障
・
税一体改革担当
) (
経済財政政策担当
)
石原
伸晃君
国務大臣
(一億総
活躍担当
) (
女性活躍担当
) (再
チャレンジ担当
) (
少子化対策担当
) (
男女共同参画担当
)
加藤
勝信君
国務大臣
遠藤 利明君
内閣官房
副
長官
萩生田光一
君
内閣官房
副
長官
世耕
弘成君
内閣
府副
大臣
高鳥 修一君
内閣
府副
大臣
松本
文明君
内閣
府副
大臣
松下
新平
君
内閣
府副
大臣
盛山 正仁君
内閣
府
大臣政務官
牧島かれん
君
内閣
府
大臣政務官
酒井
庸行
君
内閣
府
大臣政務官
高木
宏壽
君
内閣
府
大臣政務官
古賀 篤君
内閣
府
大臣政務官
田所 嘉徳君
内閣委員会専門員
室井 純子君
—————————————
委員
の異動 二月十九日
辞任
補欠選任
大隈
和英
君
工藤
彰三
君
阿部
知子
君
篠原
孝君
後藤
祐一
君
本村賢太郎
君
高井
崇志
君
篠原
豪君
古本伸一郎
君
寺田
学君 同日
辞任
補欠選任
工藤
彰三
君
大隈
和英
君
篠原
豪君
高井
崇志
君
篠原
孝君
阿部
知子
君
寺田
学君
古本伸一郎
君
本村賢太郎
君
後藤
祐一
君
—————————————
一月十八日 国の
保育
・
教育
・
子育て支援施策
の
拡充
に関する
請願
(
大平喜信
君
紹介
)(第一号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第九二号) 同(
篠原孝
君
紹介
)(第一四四号) 二月四日
特定秘密
の
保護
に関する
法律
の
撤廃
に関する
請願
(
畠山和也
君
紹介
)(第二一八号)
特定秘密保護法
の
撤廃
に関する
請願
(
畠山和也
君
紹介
)(第二一九号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第二四五号)
特定秘密保護法
を速やかに
撤廃
することに関する
請願
(
宮本徹
君
紹介
)(第二二〇号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第二四六号)
秘密保護法
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
本村伸子
君
紹介
)(第二二一号)
秘密保護法廃止
に関する
請願
(
田村貴昭
君
紹介
)(第二二二号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第二二三号) 国の
保育
・
教育
・
子育て支援施策
の
拡充
に関する
請願
(
宮本徹
君
紹介
)(第二二四号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第二四四号)
憲法違反
の
推進法
を
廃止
し
社会保障
の
拡充
を求めることに関する
請願
(
堀内照文
君
紹介
)(第二四三号)
マイナンバー制度
の中止と
利用拡大
の取りやめに関する
請願
(
池内さおり
君
紹介
)(第三四三号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第三四四号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第三四五号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第三四六号)
マイナンバー制度
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
宮本徹
君
紹介
)(第三四七号) 同月十七日 国の
保育
・
教育
・
子育て支援施策
の
拡充
に関する
請願
(
小泉龍司
君
紹介
)(第三九六号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第四八四号)
マイナンバー制度
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
清水忠史
君
紹介
)(第三九七号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第四八五号)
児童福祉
としての
保育制度
の
拡充
に関する
請願
(
野田毅
君
紹介
)(第四〇三号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
内閣
の
重要政策
に関する件
公務員
の
制度
及び
給与
並びに
行政機構
に関する件
栄典
及び
公式制度
に関する件
男女共同参画社会
の
形成
の
促進
に関する件
国民生活
の安定及び
向上
に関する件
警察
に関する件 ————◇—————
西村康稔
1
○
西村委員長
これより
会議
を開きます。
内閣
の
重要政策
に関する件、
公務員
の
制度
及び
給与
並びに
行政機構
に関する件、
栄典
及び
公式制度
に関する件、
男女共同参画社会
の
形成
の
促進
に関する件、
国民生活
の安定及び
向上
に関する件及び
警察
に関する件について
調査
を進めます。
菅内閣官房長官
・
沖縄基地負担軽減担当大臣
から、
所信
及び
平成
二十八年度における
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
について
説明
を聴取いたします。
菅国務大臣
。
菅義偉
2
○
菅国務大臣
初めに、
北朝鮮
による
核実験
の
実施
及び
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
の
発射
について申し上げます。
北朝鮮
による本年一月六日の
核実験
の
実施
及び二月七日の
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
の
発射
は、
我が国
を含む
地域
及び
国際社会
の平和と安全を損なう
安全保障
上の重大な
挑発行為
であり、
国連安保理決議等
にも
違反
をします。
我が国
は、
北朝鮮
に対して厳重に抗議し、強く非難します。
政府
としては、引き続き、
我が国
の平和と安全の
確保
、
国民
の
安心
、安全の
確保
に万全を期すとともに、
国際社会
と
連携
をして、毅然として
対応
してまいります。 続きまして、
内閣官房
及び
内閣
府の
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。 この三年間、
安倍内閣
は、
経済
の
再生
、
東日本大震災
からの復興、
地方
の
創生
、
女性
の輝く
社会
の
実現
など、
各般
の
重要課題
に
全力
で取り組んでまいりました。 今
国会
におきましても、この三年間の大きな実績の上に、
経済成長
、
少子高齢化
、厳しさを増す
安全保障環境
などの懸案に対し、
真正面
から挑戦してまいる
所存
であります。
内閣官房
及び
内閣
府は、
内閣
の
重要政策
に関する
企画立案
及び
総合調整
を図る
役割
を担っており、私は、各
大臣
と緊密に
連携
を図りつつ、
内閣
の
かなめ
として、これらの
課題
に
全力
で取り組んでまいる
所存
であります。
内閣官房
におきましては、
テロ
を初め、大
規模自然災害
、
重大事故
や
サイバー攻撃等
への
危機管理対応
、
外交
・
安全保障政策
の機動的、戦略的な遂行、複雑多様化する
国際情勢
や一段と厳しさを増す
国際テロ情勢
に
対応
するための
情報収集
・集約・
分析機能
の
強化
、
情報保全
のさらなる
徹底
、
沖縄
の
基地負担軽減
、
新型インフルエンザ等
の
対策
及び
アイヌ政策等
に取り組んでまいります。 あわせて、
安倍内閣
が取り組む
重要課題
について、
国民
の
皆様
や
国際社会
に向けてしっかりと
情報発信
をしてまいります。
内閣
府におきましては、広範な
重要政策
に関し、
経済財政諮問会議
などを
活用
して英知を集め、総合的、戦略的な
企画立案
を行い、
各般
の
施策
を的確に
推進
するとともに、私の直接の
担当分野
である
国際平和協力業務
、
政府広報
、
栄典行政
などについても適切に
推進
をしてまいります。 なお、今後御
審議
をお願いすることを
予定
しております
法案
は、いずれも
現下
の
重要政策課題
を
実現
、
推進
するために必要なものであります。その内容につきましては逐次御
説明
をしてまいりますが、よろしく御
審議
のほどお願いを申し上げます。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をお願いいたします。 引き続きまして、
平成
二十八年度における
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
について、その
概要
を御
説明
申し上げます。
皇室費
の
平成
二十八年度における
歳出予算要求額
は、
内廷費
、
宮廷費
及び
皇族費
を合わせて六十一億円を計上しております。 次に、
内閣所管
の
平成
二十八年度における
歳出予算要求額
のうち、
内閣官房
に係るものとして、
内閣
の
重要政策
に関する
総合調整等
のための
経費
一千二十三億七千七百万円、
内閣法制局
に係るものとして、
法令審査等
のための
経費
十二億八千四百万円、人事院に係るものとして、
人事行政等
のための
経費
百十五億七千万円を計上しております。 次に、
内閣府所管
の
平成
二十八年度における
歳出予算要求額
のうち、
内閣府本
府に係るものとして、
各般
の
施策
における総合的、戦略的な
企画立案
及び
施策
の的確な
推進
のための
経費
二兆八千六百七十四億八千五百万円、宮内庁に係るものとして、その
人件費
、
事務処理
のための
経費
百九億四千万円、
個人情報保護委員会
に係るものとして、
個人番号
の
保護
に必要な監視、
監督等
のための
経費
十四億四百万円、
消費者庁
に係るものとして、
消費者
の安全、
安心
の
確保
、
地方消費者行政
の
推進等
を図るための
経費
百十八億九千二百万円を計上しております。 以上をもって、
平成
二十八年度の
皇室費
、
内閣
及び
内閣
府
関係予算
の
概要
の
説明
を終わります。
西村康稔
3
○
西村委員長
次に、
河野国家公安委員会委員長
、
行政改革担当
、
国家公務員制度担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から、
所信
及び
平成
二十八年度
警察庁予算
について
説明
を聴取いたします。
河野国務大臣
。
河野太郎
4
○
河野国務大臣
国家公安委員会委員長
、
行政改革担当大臣
、
国家公務員制度担当大臣
並びに
規制改革
及び
食品
安全を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
もと
より、良好な
治安
を
確保
することは、
政府
の重要な責務であります。
日本
を世界一安全な国にするため、以下の諸
施策
を強力に
推進
します。 第一に、厳しさを増す
国際テロ情勢等
を踏まえ、
伊勢志摩サミット
や二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の開催も見据えて、
情報収集
・
分析
、
水際対策
、
警戒警備
、
テロ対処能力
の
強化等
に努め、
テロ対策
に万全を期してまいります。また、
北朝鮮
による
拉致容疑事案等
の
捜査
、
調査
に
全力
で取り組んでまいります。 第二に、
サイバー空間
の脅威に的確に対処すべく、
産学官
の
連携
や
外国治安情報機関等
との
協力
を
推進
し、また、
警察
の
対処能力
の
強化等
に努めてまいります。
特殊詐欺
、ストーカー、
配偶者
からの暴力、
児童虐待等
の
事案
に対しては、被害の
未然防止
に向けた
取り組み等
を
推進
するほか、
凶悪事件
から市民を守ります。 第三に、
現下
の厳しい
組織犯罪情勢
に対して、取り締まりの
徹底
、
暴力団対策法
の効果的な
運用
、
暴力団排除活動
の
推進等
により、
暴力団
の壊滅に向けた
取り組み
を進めてまいります。また、
犯罪組織等
の
資金源
の
封圧
や
犯罪収益
の剥奪、薬物の
乱用防止
に向けた
取り組み
を
推進
します。 第四に、世界一安全な
道路交通
を
実現
するとの
目標
の
達成
に向け、
高齢者対策
を初めとする総合的な
交通事故防止対策
を
推進
するほか、
自動走行システム
の
実現
に向けた
環境
の
整備
にも努めてまいります。 第五に、
捜査環境
の変化に
対応
するため、
捜査手法
、取り調べの
高度化
について必要な
取り組み
を進めるほか、鑑識・
鑑定体制
の
強化等
、
客観証拠
に基づく
捜査
を一層
推進
するための
基盤整備
に努めてまいります。 このほか、
東日本大震災
やその後に発生したさまざまな
災害
の教訓を踏まえ、
災害対応能力
の
向上
に取り組んでまいります。 これらの諸
施策
を
推進
するに当たっては、
警察職員
の
規律
と士気を高め、積極的かつ合理的な
警察運営
及び
業務改革
を
推進
し、
国民
の期待と
信頼
に応える強い
警察
の
確立
に努めてまいります。
平成
二十八年度
警察庁予算
については、
一般会計予算
における
歳出予算要求額
として、三千二百七十六億九千万円を計上し、
警察庁職員
百二十八人及び
地方警察官
九百九十四人の増員を盛り込んでおります。
行政改革
は、
行政機能
や
政策効果
を最大限
向上
させるとともに、
政府
に対する
国民
の
信頼
を得るために極めて重要な
取り組み
であり、不断に進める必要があります。
事業
の
政策効果
や効率を点検、検証する
行政事業レビュー等
の
実施
により、
国民
が納めた税金の使い方について
説明責任
を果たしつつ、無駄や重複を排した、
実効性
の高い
行政
の
実現
に
取り組み
ます。
国家公務員制度
及び
行政組織
については、
政府
全体で適材適所となる
戦略的人材配置
を行うため、ワーク・ライフ・
バランス推進
、
女性
の
活躍
など、すぐれた
人材
の
確保
、
育成
、
活用
を
推進
します。あわせて、
府省
の枠を超えた戦略的な
機構
・
定員配置
を行い、
内閣
の
重要課題
への柔軟かつ迅速な
対応
を後押ししてまいります。
規制改革
は、
成長戦略
の中核であり、新三本の矢においても重要な
役割
を担うものです。公平な、誰もが参加できるフィールドをつくっていくことは、
経済成長
のためにも重要な
課題
であり、今後、
規制改革会議
における御
審議
を踏まえ、さらなる
改革
に迅速に取り組んでまいります。また、これまで進めてきた
改革
が着実に
実施
されるよう、万全のフォローアップを行ってまいります。
食品
の安全は、
国民
の健康を守る上で極めて重要であり、
科学的知見
に基づき、その
確保
に
全力
を尽くします。また、
食品
の
安全性
に関する
リスクコミュニケーション
を
強化
してまいります。
公文書
は、
政策決定過程
や時代の変遷をたどる歴史的事実の集積であり、
民主主義
の根幹を支える
国民共有
の
知的資源
です。その保存、
利用
の
役割
を担う
国立公文書館
について、
機能
、施設の
あり方等
に関する
調査検討
を進めてまいります。また、
公文書管理法附則
第十三条に基づき、今年度内を目途として、
法律
の規定やその
運用等
について見直しの
方向性
を取りまとめるべく
検討
を行ってまいります。
公益法人
は、民による
公益
の増進を担い、活力あふれる
共助社会
を支える重要な存在です。
公益法人
の
活動
が一層
推進
されるよう、
法人
の
自己規律
の
確立等
による
信頼性
の
向上
を後押ししてまいります。
独立公文書管理監
による
特定秘密
の
指定等
の検証、監察については、
特定秘密保護法
の適正な
運用
が
確保
されるよう支援してまいります。
死因究明等
の
推進
については、
死因究明等推進計画
に掲げられた各
施策
について、
関係
府省
庁と
連携
して、
我が国
の
死因究明等
の
推進
を図ってまいります。 以上、
所管行政
について申し上げましたが、
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
5
○
西村委員長
次に、
高市国務大臣
から
所信
を聴取いたします。
高市国務大臣
。
高市早苗
6
○
高市国務大臣
マイナンバー制度
の
実施
に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
マイナンバー制度
につきましては、本年一月から
マイナンバー
の
利用
と
マイナンバー
カードの交付が開始されました。
詐欺対策
を含めた
マイナンバー制度
のわかりやすい
広報
などに
取り組み
、
制度
の定着と安定的な
運用
に努めてまいります。また、来年より開始される
情報提供ネットワークシステム
などの
運用
に向けて、その設計、
開発
や
体制整備
を着実に進めてまいります。
西村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の御指導と御
協力
を賜りますようお願い申し上げます。
西村康稔
7
○
西村委員長
次に、
岩城国務大臣
から
所信
を聴取いたします。
岩城国務大臣
。
岩城光英
8
○
岩城国務大臣
特定秘密
の
保護
に関する
制度
に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
特定秘密保護法
は、
平成
二十六年十二月十日に
施行
され、昨年十二月一日に
完全施行
となりましたが、今後も
国民
の
皆様
の御
理解
をいただくよう努めるとともに、
法律
の適正かつ円滑な
施行
に万全を期してまいります。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
9
○
西村委員長
次に、
島尻内閣
府
特命担当大臣
、
海洋政策
・
領土問題担当
、
クールジャパン戦略担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
島尻国務大臣
。
島尻安伊子
10
○
島尻国務大臣
海洋政策
・
領土問題担当大臣
及び
クールジャパン戦略担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
海洋政策
については、
海洋
が
我が国
の国土と
経済社会
の
存立基盤
であるとの認識の
もと
、
国境離島
の適切な
管理
、大陸棚の延長のための
施策
を着実に進めるとともに、
海洋資源
の
開発
及び持続可能な
利用
、
海洋人材
の
育成
などの
取り組み
を
強化
していくことが重要です。
平成
二十五年四月に閣議決定した
海洋基本計画
に基づき、総合的な
海洋政策
を
推進
してまいります。
領土
・
主権対策
については、北方
領土
問題を担当する
北方対策本部
と
連携
するとともに、竹島の
領土
問題及び尖閣諸島をめぐる
情勢
に関して、
外交政策等
との
整合性
も
確保
しつつ、国内外で
我が国
の立場についての正確な
理解
が浸透するよう、
内外発信
の
強化
に努めてまいります。
クールジャパン戦略
については、
コンテンツ
と非
コンテンツ
が
連携
した
海外展開
を後押しするとともに、
地方
の魅力を発掘、発信し、
訪日外国人旅行者
の誘致にもつなげてまいります。そのため、
官民
や異業種の
連携
の場として昨年十二月に立ち上げた
クールジャパン官民連携プラットフォーム
を
活用
し、あらゆる
機会
を捉えて、
我が国
の魅力ある商品、
サービス
の
海外展開
を加速させてまいります。 中国における
遺棄化学兵器
の問題については、
化学兵器禁止条約
上の
我が国
の義務を誠実に履行するため、引き続き
廃棄事業
を着実に進めてまいります。 また、
我が国
の
イノベーションシステム
を
改革
することで産業の
国際競争力
を
強化
するとともに、
世界最高水準
の
研究開発成果
を創出するため、新たに
特定国立研究開発法人制度
を創設するための
法律案
を提出する
予定
です。 さらに、
海外衛星事業者
からの衛星打ち上げ
サービス受注
を後押しし、
民間事業者
による
宇宙活動
を支えるための、
人工衛星等
の打ち上げ及び
人工衛星
の
管理
に関する
法律案
、及び
民間事業者
による
リモートセンシング衛星
の
活用
を図るための、
衛星リモートセンシング記録
の適正な取り扱いの
確保
に関する
法律案
を提出する
予定
です。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
協力
、御
理解
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
11
○
西村委員長
次に、
石原経済再生担当
、
社会保障
・
税一体改革担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
石原国務大臣
。
石原伸晃
12
○
石原国務大臣
経済再生担当大臣
、
社会保障
・
税一体改革担当大臣
及び
経済財政政策
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
安倍内閣
で
一体
的に
推進
してきた三本の矢から成る
経済財政政策
の
もと
、
デフレ脱却
・
経済再生
に向けた
取り組み
は全体として着実に前進しており、景気は、このところ一部に弱さも見られますが、緩やかな
回復基調
が続いています。 当面の
経済財政運営
に当たっては、これまでのアベノミクスの
成果
の上に、
デフレ脱却
・
経済再生
と
財政健全化
をさらに前進させます。
デフレ脱却
・
経済再生
については、
名目GDP
六百兆円を二〇二〇年ごろに
達成
することを
目標
とし、これまでの三本の矢を束ねて一層
強化
した新第一の矢である
希望
を生み出す強い
経済
を
推進
していきます。これらの
成長
の
果実
を
活用
して、新三本の矢が
一体
となって
成長
と
分配
の好
循環
を強固なものとしていきます。 まずは、昨年十一月末に取りまとめた一億総
活躍社会
の
実現
に向けて緊急に
実施
すべき
対策
を着実に実行してまいります。また、六百兆円
経済
の
実現
に向けた全体像を
経済財政諮問会議等
でさらに議論を進め、
年央
の
骨太方針
でお示しいたします。
日本
銀行はマイナス金利つき量的・
質的金融緩和
を導入しましたが、
経済
・
物価情勢
を踏まえつつ、二%の
物価安定目標
を
実現
することを引き続き期待します。
財政健全化
については、
経済再生
なくして
財政健全化
なしとの考え方に立って、
骨太方針
二〇一五で定めた
経済
・
財政再生計画
に基づき、二〇二〇年度の
財政健全化目標
の
達成
に向けて取り組んでまいります。
経済
・
財政再生アクション
・
プログラム
において具体化した
改革工程
やその
成果
の
達成度合い
を示す指標に基づき、
改革
の
進捗管理等
を行い、工夫の
改革
を進めてまいります。 強い
経済
を
実現
する上で
かなめ
の
政策
となる
成長戦略
については、
未来投資
による
生産性革命
とローカルアベノミクスの
推進
を車の両輪とし、より一層強力に実行、
実現
してまいります。必要となる
法案
を今
国会
に提出していくとともに、
年央
の
成長戦略
の取りまとめに向けてさらなる
検討
を進めてまいります。 健康、
医療
の
分野
では、
日本医療研究開発機構
を
中心
に
研究支援
を行うなど、健康・
医療戦略
を着実に
推進
してまいります。 また、
公的負担
の抑制を図りつつ、
民間投資
や
ビジネス機会
の
拡大
を図るため、多様なPPPやPFIの
活用
を積極的に
推進
してまいります。 TPPのメリットを最大限生かし、強い
経済
を
実現
するため、
政策大綱
に基づき
政策
の
実施
に取り組むとともに、協定の
早期発効
に向けて取り組んでまいります。
社会保障
と税の
一体改革
については、
社会保障改革プログラム法
に基づき、
改革
を着実に
推進
してまいります。 また、本年一月より
利用
が開始された
マイナンバー制度
の
利活用
を
推進
してまいります。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
13
○
西村委員長
次に、
加藤
一億総
活躍担当
、
女性活躍担当
、再
チャレンジ担当大臣
、
内閣
府
特命担当大臣
から
所信
を聴取いたします。
加藤国務大臣
。
加藤勝信
14
○
加藤国務大臣
一億総
活躍
、
女性活躍
、再
チャレンジ担当大臣
、また
男女共同参画
、
少子化対策
を担当する
内閣
府
特命担当大臣
として、
所信
の
一端
を申し上げます。 一億総
活躍社会
の
実現
は、
安倍内閣
の最
重要課題
であります。
デフレ脱却
が見えてきた今こそ、
少子高齢化
という
日本
の
構造的課題
に
真正面
から挑みます。そして、
女性
も
男性
も、お年寄りも若者も、一度失敗を経験した人も、難病や障害のある人も、誰もが
個性
を尊重され、
家庭
で、
地域
で、
職場
で将来の夢や
希望
に向けて取り組める、
多様性
が認められる一億総
活躍社会
の
実現
を目指します。 従来の三本の矢を束ねて一層
強化
した新たな第一の矢である強い
経済
の
実現
に向けた
取り組み
を通じて得られる
成長
の
果実
によって、第二、第三の矢である
子育て支援
、
社会保障
の
基盤
を
強化
します。これにより、
消費
の
拡大
に加え、
労働参加
と
多様性
の中から生まれるアイデア、
イノベーション
を通じて
生産性
の
向上
を促し、
経済
の好
循環
につなげるという
成長
と
分配
の好
循環
を生み出す新たな
経済社会システム
を構築してまいります。 この春には、
生産性革命
や働き方
改革
などの
重要課題
を新三本の矢として
一体
的に統合し、ニッポン一億総
活躍プラン
を取りまとめます。その際、働き方
改革
については、同一
労働
同一賃金の
実現
など非
正規雇用労働者
の
待遇改善
、長時間
労働
の是正、
高齢者雇用
の
促進
などについて
検討
を行い、結論を得てまいります。 全ての
女性
が輝く
社会
の
実現
は、引き続き
安倍内閣
の最
重要課題
の一つであります。全ての
女性
が、みずからの
希望
に応じ、
家庭
、
地域
、
職場
といったそれぞれの場において、
個性
と
能力
を十分に発揮し、輝くことができる
社会
の
実現
を目指しています。 昨年末に閣議決定した第四次
男女共同参画基本計画
に基づき、長時間勤務や転勤が当然とされている
男性中心
の働き方等を前提とする
労働
慣行等の変革に
取り組み
ます。また、
女性活躍
推進法
の着実な
施行
等による、
女性
の積極的な採用、登用や将来指導的地位へ
成長
していく
人材
の層の
拡充
、ワーク・ライフ・バランスの
実現
のための
取り組み
を進めていきます。 さらに、
女性
に対する暴力の根絶を図ります。
女性活躍
を担当する
男性
の
大臣
として、
女性活躍
に関する
男性
の
理解
や
協力
を呼びかけ、
女性
の力の発揮が
社会
の大きな活力に結びつくことを
社会
に広く認識していただけるよう、力を尽くしてまいります。 また、再チャレンジについては、誰もが仮に失敗しても、意欲があれば多様な
機会
が与えられ、何度でもチャレンジできる
社会
の構築に向け、引き続き
関係
省庁と
連携
しつつ、必要な
取り組み
を進めてまいります。
日本
社会
を根幹から揺るがしかねない少子化の危機を脱することは待ったなしの
課題
であり、
希望
出生率一・八の
実現
のため、結婚や出産の
希望
をかなえる
環境
整備
を進めていく必要があります。まずは、先般取りまとめた一億総
活躍社会
の
実現
に向けて緊急に
実施
すべき
対策
に基づき、結婚から妊娠、出産、子育てまで切れ目のない支援に着実に取り組んでまいります。また、子ども・
子育て支援
新
制度
について、待機児童の解消や、幼児期の
教育
、
保育
、
子育て支援
の充実に
全力
で取り組んでまいります。さらに、
事業
主拠出金
制度
を
拡充
し、仕事と子育てとの両立に資する
子育て支援
をさらに充実させるため、子ども・
子育て支援
法の改正
法案
を今
国会
に提出したところであり、その早期成立を目指します。 障害者
施策
については、全ての
国民
が障害の有無にかかわらず互いの人格と
個性
を尊重し合いながら共生できる
社会
を目指し、第三次障害者基本計画に基づき関連
施策
を総合的かつ計画的に
推進
するとともに、本年四月からの障害者差別解消法の円滑な
施行
に向け、周知啓発等に取り組んでまいります。 自殺
対策
については、昨年、自殺者数が十八年ぶりに二万五千人を下回りましたが、依然として多くの方々がとうとい命をみずから絶っておられる現状があります。そのため、自殺総合
対策
大綱に基づき、
地方
公共団体等による
地域
の実情を踏まえた自主的な
取り組み
への支援等を行います。 子供の貧困
対策
については、
家庭
の
経済
事情によって子供たちの未来が閉ざされないよう、未来への投資として、子供の貧困
対策
に関する大綱に基づき、
取り組み
を充実してまいります。特に、子供の未来応援
国民
運動については、
国民
の幅広い
理解
と
協力
が得られるよう取り組むとともに、
地方
への支援も進めてまいります。あわせて、新たな子供・若者
育成
支援
推進
大綱に基づく各種
施策
を積極的に
推進
するとともに、青年国際交流
事業
、青少年が安全に
安心
してインターネットを
利用
できる
環境
の
整備
などの各種
事業
にも引き続き
取り組み
ます。 さらに、食育の普及啓発、犯罪の被害者やその御家族、御遺族の置かれた状況や配慮の重要性等についての
広報
啓発、春、秋の全国交通安全運動を初めとする交通安全
対策
や、薬物乱用
対策
、アルコール健康障害
対策
などの各種
施策
を
推進
いたします。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
西村康稔
15
○
西村委員長
次に、遠藤
国務大臣
から
所信
を聴取いたします。遠藤
国務大臣
。
遠藤利明
16
○遠藤
国務大臣
サイバーセキュリティ戦略本部に関する
事務
を担当する
国務大臣
として、
所信
の
一端
を申し述べます。
社会
の
サイバー空間
への依存度が高まる中、
我が国
の企業や
行政
機関を標的とする悪質なサイバー攻撃が後を絶たず、その脅威は年々深刻化しております。 サイバーセキュリティーは、IT
利活用
を進め、
成長戦略
を
実現
するために必要不可欠な
基盤
であるだけではなく、国家の
安全保障
、危機
管理
にとって極めて重要な
課題
です。 このような認識の
もと
、サイバーセキュリティ基本法に基づき昨年九月に閣議決定されたサイバーセキュリティ戦略においては、自由、公正かつ安全な
サイバー空間
の創出に努めることとしているところであり、本戦略に基づき、各種
施策
を着実に
推進
してまいります。
政府
機関等のサイバーセキュリティー
対策
を抜本的に
強化
するためには従来の枠を超えた
対策
を最大限講じる必要があるとの観点から、今
国会
にサイバーセキュリティ基本法及び情報処理の
促進
に関する
法律
の一部を改正する
法律案
を提出しており、その早期成立に向けて努力をしてまいります。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
17
○
西村委員長
以上で各
大臣
の
所信
及び予算
説明
は終わりました。 この際、
内閣官房
副
長官
、
内閣
府副
大臣
及び
内閣
府
大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。萩生田
内閣官房
副
長官
。
萩生田光一
18
○萩生田
内閣官房
副
長官
内閣官房
副
長官
の
萩生田光一
でございます。
西村委員長
を初め
理事
、
委員
の皆さん方の御指導、御鞭撻を賜りながら、
世耕
副
長官
とともに菅官房
長官
を補佐してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
西村康稔
19
○
西村委員長
次に、
世耕
内閣官房
副
長官
。
世耕弘成
20
○
世耕
内閣官房
副
長官
内閣官房
副
長官
の
世耕
弘成でございます。
西村委員長
を初め
理事
、
委員
の先生方の御指導をいただきながら、萩生田副
長官
とともに菅官房
長官
を補佐してまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
21
○
西村委員長
次に、高鳥
内閣
府副
大臣
。
高鳥修一
22
○高鳥副
大臣
内閣
府副
大臣
の高鳥修一でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
経済再生
、
社会保障
・税
一体改革
、一億総
活躍
、
女性活躍
、再チャレンジ、
経済財政政策
、
少子化対策
、
男女共同参画
等を担当いたしております。
関係
大臣
を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御指導と御
協力
をよろしくお願いいたします。
西村康稔
23
○
西村委員長
次に、
松本
内閣
府副
大臣
。
松本文明
24
○
松本
副
大臣
内閣
府副
大臣
を拝命いたしております
松本
文明でございます。 どうぞ、各先生方の御指導を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。
西村康稔
25
○
西村委員長
次に、松下
内閣
府副
大臣
。
松下新平
26
○松下副
大臣
内閣
府副
大臣
をいたしております松下
新平
です。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、
マイナンバー制度
の
実施
に関する
事務
を担当いたしております。
高市
大臣
を初め、
協力
してしっかり力を合わせて頑張ってまいります。
西村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様
の御指導、御
協力
をよろしくお願いいたします。
西村康稔
27
○
西村委員長
次に、盛山
内閣
府副
大臣
。
盛山正仁
28
○盛山副
大臣
内閣
府副
大臣
の盛山正仁でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
特定秘密
の
保護
に関する
制度
に関する
事務
を担当いたしております。
関係
大臣
を支え、力を尽くしてまいりたいと考えておりますので、
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御指導と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
29
○
西村委員長
次に、酒井
内閣
府
大臣政務官
。
酒井庸行
30
○酒井
大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の酒井
庸行
でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
行政改革
、
海洋政策
・
領土
問題、
クールジャパン戦略
、
規制改革
、
食品
安全等を担当しております。
西村委員長
を初め
理事
、各
委員
の
皆様
の御指導と御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
31
○
西村委員長
次に、
高木
内閣
府
大臣政務官
。
高木宏壽
32
○
高木
大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の
高木
宏壽
でございます。
経済再生
、
社会保障
・税
一体改革
、一億総
活躍
、
女性活躍
、再チャレンジ、
経済財政政策
、
男女共同参画
等を担当しております。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御指導、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
33
○
西村委員長
次に、古賀
内閣
府
大臣政務官
。
古賀篤
34
○古賀
大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の古賀篤でございます。
マイナンバー制度
の
実施
の
事務
に関することを担当させていただいております。
西村委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
理解
、御指導のほど、よろしくお願い申し上げます。
西村康稔
35
○
西村委員長
次に、田所
内閣
府
大臣政務官
。
田所嘉徳
36
○田所
大臣政務官
内閣
府
大臣政務官
の田所嘉徳でございます。
特定秘密
の
保護
に関する
制度
に関する
事務
を担当いたしております。
西村委員長
そして
理事
、
委員
の
皆様
の御指導、御
協力
をよろしくお願い申し上げます。
西村康稔
37
○
西村委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時四十一分散会