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足立委員 おおさか維新の会の
足立康史でございます。
総務委員会は、初めて
委員に就任をさせていただきまして、なかなかなじみのない
委員会でございますが、しっかり勉強しまして頑張ってまいりますので、
遠山委員長を初め
委員の皆様、御
指導のほどよろしくお願いしたいと存じます。
それから、
高市大臣、
予算委員会でもお手を煩わせましたけれども、引き続きまた討議等させていただければと思います。
きょうは、
法案のこともございますが、
補正予算の、私、
予算委員でもございまして、
予算委員会でも取り上げたテーマの若干続きというか、
総務委員会に関連する部分を少し深掘りさせていただければなと思っております。
まず、資料をちょっとお配りしております。これは、
予算委員会でもお配りした資料と同じものを
総務委員会にお出ししているものでございます。
一枚目、これは臨財債の話を、従来からおおさか維新の会の議員が臨財債について取り上げさせていただいたことがございます。
きょう、
総務委員会には地元大阪府の各選挙区選出の先輩方も含めていらっしゃいますので、丁寧にというか、少し僣越な部分が出るかもしれませんが、これはどうしても大事なことだと思いますし、十一月の大阪ダブル選挙の後初めての
国会の場でありますので、ちょっとダブル選挙でも議論になった点だけ再度確認を、
国会の場をおかりして恐縮でございますが、確認をさせていただきたいと思います。
お配りをしましたこの資料は、ダブル選挙で我が大阪維新の会が使ったパネルそのものであります。なぜこういうグラフをあえて出すかというと、水色とかピンクで描いてございます、いわゆる大阪府が努力してマネージできる
地方財政、債務、
地方債の問題と、それから黄緑の臨財債の部分、これはやはりちょっとよく整理しておかないと、国民の皆様はわかりません。特に、選挙とかそういう場でこういうものが使われると、有権者の御理解がなかなか及ばないということがございます。
ダブル選挙では大体どういうことが起こったかというと、大阪維新の会は、まさにこの矢印がございますね、橋下府政、松井府政になって大阪府の財政はよくなったんだということを訴えたわけであります。それに対して、共産党さんとかが、この黄緑のラインで、いや、ふえているじゃないか、こうきたわけであります。
ただ、私の理解では、臨財債というのは、
地方公共団体の財政力に応じて、マクロで、国とは言いません、
地方交付税の話ですから、国か
地方かというのはなかなか言葉の問題というのがあるかもしれませんが、少なくとも、
地方財政マクロで考えたときのテーマであって、決して大阪府の問題ではないというふうに私は思っています。
予算委員会で
高市大臣にこの点をお聞きしたらば、しかし、借金は借金だから、できるだけ使わない方がいいよねと。それはそうなんだけれども、では、大阪府がこの量をコントロールしているかというと、そうではなくて、やはり
地方財政マクロで、大阪府の財政力に応じて、この部分は臨財債でよろしくということできているものだと理解をしていますので。
こうやって言うとややこしいんですが、
地方財政の財政健全化法で、いろいろな
地方公共団体の財政健全化についての指標があります。例えば、将来負担比率とか、将来にどれだけ債務がのしかかっていくかということでいうと、大阪府は大変改善をしていて、その四年間、八年間での改善度合いは、ほかの
地方公共団体に比べても、トップクラスの改善度合いになっていると私は理解しています。
今、とうとうと申し上げました。こういう理解で大体よろしいかと思うんですけれども、
大臣、よろしかったら、そごがなければ、ちょっと一言お願いできれば。
大臣じゃない方がいいですか。いいですか。