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2016-02-23 第190回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十八年二月二十三日(火曜日) 午前十一時三十分
開議
出席委員
委員長
左藤
章君
理事
江渡 聡徳君
理事
小野寺五典君
理事
大塚 拓君
理事
武田 良太君
理事
山口 壯君
理事
青柳陽一郎
君
理事
玉木雄一郎
君
理事
伊佐 進一君 今津 寛君 小田原 潔君 大西 宏幸君 門山
宏哲
君
金子万寿夫君
北村
誠吾
君
熊田
裕通
君 笹川 博義君
薗浦健太郎
君
中谷
真一君 原田 憲治君
藤丸
敏君
辻元
清美君 長妻 昭君 横路 孝弘君 佐藤 茂樹君
赤嶺
政賢君
下地 幹郎君 照屋
寛徳
君
武藤
貴也君 吉田
豊史
君 …………………………………
外務大臣
岸田
文雄君
防衛大臣
中谷
元君
外務
副
大臣
木原
誠二
君
外務
副
大臣
武藤
容治
君
防衛
副
大臣
若宮
健嗣
君
外務大臣政務官
黄川田仁志
君
外務大臣政務官
浜地
雅一
君
外務大臣政務官
山田
美樹
君
防衛大臣政務官
熊田
裕通
君
防衛大臣政務官
藤丸
敏君
安全保障委員会専門員
林山 泰彦君
—————————————
一月十八日
戦争法
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第七一号) 同(
池内さおり
君
紹介
)(第七二号) 同(
梅村
さえこ君
紹介
)(第七三号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第七四号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第七五号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第七六号) 同(
斉藤和子
君
紹介
)(第七七号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第七八号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第七九号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第八〇号) 同(
島津幸広
君
紹介
)(第八一号) 二月四日
戦争法
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
宮本徹
君
紹介
)(第二一六号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第二五二号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第二五三号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第三三三号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第三五一号) 同月十七日
戦争法
の
廃止
を求めることに関する
請願
(
清水忠史
君
紹介
)(第四〇一号) 同(
逢坂誠二
君
紹介
)(第四〇六号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第四〇七号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第四七四号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第四八〇号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第四九九号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第五〇〇号)
辺野古
新
基地建設工事
の中止に関する
請願
(
赤嶺政賢君紹介
)(第四五三号) 同(
池内さおり
君
紹介
)(第四五四号) 同(
梅村
さえこ君
紹介
)(第四五五号) 同(
大平喜信
君
紹介
)(第四五六号) 同(
笠井亮
君
紹介
)(第四五七号) 同(
穀田恵二
君
紹介
)(第四五八号) 同(
斉藤和子
君
紹介
)(第四五九号) 同(
志位和夫
君
紹介
)(第四六〇号) 同(
清水忠史
君
紹介
)(第四六一号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第四六二号) 同(
島津幸広
君
紹介
)(第四六三号) 同(
田村貴昭
君
紹介
)(第四六四号) 同(
高橋千鶴子
君
紹介
)(第四六五号) 同(
畑野君枝
君
紹介
)(第四六六号) 同(
畠山和也
君
紹介
)(第四六七号) 同(
藤野保史
君
紹介
)(第四六八号) 同(
堀内照文
君
紹介
)(第四六九号) 同(
真島省三
君
紹介
)(第四七〇号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第四七一号) 同(
宮本徹
君
紹介
)(第四七二号) 同(
本村伸子
君
紹介
)(第四七三号) 同(
塩川鉄也
君
紹介
)(第四八一号) 同(
宮本岳志
君
紹介
)(第四八二号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件 国の
安全保障
に関する件 ————◇—————
左藤章
1
○
左藤委員長
これより
会議
を開きます。 国の
安全保障
に関する件について調査を進めます。
防衛大臣
から
防衛政策
に関して
説明
を求めます。
中谷防衛大臣
。
中谷元
2
○
中谷国務大臣
防衛大臣
の
中谷元
でございます。 本日は、
左藤委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
に、
防衛大臣
としての
所信
を申し上げます。 現在の
我が国
を取り巻く
安全保障環境
は一層厳しさを増しております。 特に、
北朝鮮
は、先月の
核実験
に続き、今月には
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
を
発射
いたしました。これらの一連の
動向
は、
北朝鮮
の
核兵器開発
をより一層進展させるとともに、その
運搬手段
となり得る
弾道ミサイル能力
の増強につながるものであり、
我が国
の安全に対する重大な
脅威
として極めて強く懸念すべきものであります。
北朝鮮
による
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
の
発射
につきましては、
所信
に引き続き、改めて御
報告
をさせていただきます。 また、
中国
は、
東シナ海
において、
公船
による
領海侵入等
を繰り返すとともに、独自の
主張
に基づく
東シナ海防空識別
区の設定といった、
公海上空
の
飛行
の自由を妨げるような動きを継続いたしております。
南シナ海
においては、大
規模
かつ急速な
埋め立て
や港湾、
滑走路
などの
施設
の
建設
を一方的に強行するなど
活動
を
活発化
させており、その
動向
は、今後も強い
関心
を持って注視していく必要があります。 また、
グローバル化
と
情報通信
を初めとする
技術革新
が急速に進む中、
国際テロ
が増加、拡大するなど、一国・一
地域
で生じた混乱が直ちに
国際社会
全体の
課題
となるリスクが高まっております。 このような
状況
を踏まえ、以下の施策を積極的に
推進
してまいります。 まず、
平和安全法制
について申し上げます。 さきの
通常国会
において
平和安全法制
が成立をいたしました。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
が一層厳しさを増す中、
我が国
の
存立
を全うし、
国民
の命と平和な
暮らし
を守り抜くためには、あらゆる
事態
に対して切れ目のない
対応
を行う
体制
を整えなければなりません。そのために必要な
平和安全法制
については、法律の施行に向け、
各種
の準備、検討を慎重を期して十分に積み重ね、
万が一
の場合にしっかりと
対応
できる
体制
を周到につくり上げてまいります。 次に、
防衛力整備
について申し上げます。
防衛計画
の
大綱
及び
中期防衛力整備計画
に基づき、本年一月には、
那覇基地
における
戦闘機部隊
を二個
飛行隊
に増勢し、第九
航空団
の新編を行いました。また、
我が国
最西端の与那国島に
沿岸監視部隊
を新編するため、本年三月に
与那国駐屯地
を新設いたします。 今後とも、喫緊の
課題
である
南西地域
の
防衛体制
の
強化
を初め、
各種事態
における実効的な
抑止
、
対処
の
実現
の前提となる海上優勢、航空優勢の確実な
維持
に向けた
防衛力整備
を優先し、幅広い
後方支援基盤
の確立に
配意
をしつつ、
機動展開能力
の
整備
も重視することを
基本的考え
として、
統合機動防衛力
の
構築
に努めてまいります。 次に、
日米同盟
の
強化
について申し上げます。
日米同盟
は、
我が国
の
安全保障
の基軸であるとともに、
アジア太平洋地域
、さらには
世界
全体の平和と安定のために極めて重要な
役割
を担っております。 昨年四月、十八年
ぶり
に新たな
日米防衛協力
のための
指針
を策定いたしました。この
指針
に基づき、
日米同盟
の
抑止力
と
対処力
を一層
強化
してまいります。 また、
米軍
の
抑止力
を
維持
しつつ、地元の
負担
を
軽減
する
取り組み
も引き続き行ってまいります。特に、
沖縄
については、現在の
普天間飛行場
の
危険性
を除去するため、
唯一
の
解決策
として
日米
で合意した
辺野古
への
移設
とともに、オスプレイの
訓練等
の
県外移転
や
嘉手納以南
の土地の
返還
など、目に見える形での
基地負担
の
軽減
に取り組んでまいります。 次に、
安全保障協力
の
推進
について申し上げます。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
の
改善
のため、
日米同盟
の
強化
に加え、
オーストラリア
、
ASEAN諸国
、
インド
、
欧州諸国
など、
関係各国
との
共同訓練
や
防衛装備
、
技術協力
を含む
防衛協力
、
交流
を
推進
していきます。
韓国
及び
中国
とは、昨年、それぞれ約四年
ぶり
に
防衛相会談
を行いました。
韓国
とは、
防衛交流
の
強化等
について一致いたしました。
中国
とは、昨年十一月に、実に四年五カ月
ぶり
となる
日中防衛相会談
を行い、
防衛当局
間の
海空連絡メカニズム
の
早期運用開始
を初め、
日中防衛交流
を発展させていくことの
重要性
を確認いたしました。
戦略的互恵関係
の
強化
に資する
防衛交流
を促進すべく、引き続き取り組んでまいります。 また、
国際社会
の
課題
への
取り組み
として、
南スーダンPKO
への
協力
のほか、昨年四月から五月にかけて、大地震に見舞われたネパールにおいて、
国際緊急援助活動
として
医療活動
を行いました。また、昨年五月から八月まで、
ソマリア沖
・
アデン湾
における
海賊対処行動
の一環として、
我が国
から初めて多
国籍部隊
に
司令官
を派遣いたしました。
防衛省
・
自衛隊
は、今後とも、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の観点から、
国際社会
の平和と安定に貢献をしてまいります。
左藤委員長
を初め
理事
及び
委員
の
皆様方
の一層の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。 続きまして、
北朝鮮
による
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
の
発射
について御
報告
申し上げます。
防衛省
・
自衛隊
としては、本年一月六日の
北朝鮮
による
核実験
以降、
北朝鮮
が
弾道ミサイル
の
発射
を含む何らかの
挑発行為
に出る
可能性
も否定できないとの
認識
の
もと
、いかなる
事態
にも
対応
できるよう、
関係省庁
、
米国
、
韓国等
と
連携
し、
対応
してまいりました。 二月二日の
北朝鮮
による
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
の
発射
に関する
関係国際機関
への通報を受け、
万が一
の落下に備えるために、
イージス艦
、PAC3
部隊
、
被害対処部隊等
に所要の
措置
をとらせるべく、翌三日、
弾道ミサイル等破壊措置命令
を発出し、
万が一
のために万全の態勢を整えました。 二月七日の
発射
当日につきましては、九時三十一分ごろに
早期警戒情報
の
受信
を確認し、
受信
直後に、
状況把握等
のための
関係幹部会議
を
開催
するとともに、私から、
被害
の有無の確認、必要な
情報
の
収集
、
分析
、万全の
警戒監視
について指示をいたしました。
発射
された物体について、レーダーにより探知、追尾を行い、五つに分離したうちの二つが、午前九時三十九分ごろ及び九時四十一分ごろ、
沖縄地方上空
を
太平洋
に向けて通過したものと推定されます。 なお、今回の
事案
への
対応
として、
破壊措置
は
実施
をしておりません。また、
我が国領域
で
被害
が発生したとの
報告
はありません。 今回の
事案
への
対応
に当たっては、
関係省庁
における
連携
及び
政府
としての
国民
への
情報発信
を適切に行うことができたものと
考え
ております。 今般の
北朝鮮
による
核実験
の
実施
及び
弾道ミサイル
の
発射
は、
我が国
を含む
地域
及び
国際社会
の平和と安全を損なう
安全保障
上の重大な
脅威
であります。
我が国
といたしまして、断じて容認することはできず、
北朝鮮
に対して厳重に抗議をし、強く非難をいたします。
防衛省
・
自衛隊
としては、
北朝鮮
の
軍事動向等
について、
関係省庁
、
米国
、
韓国等
と緊密に
連携
をしつつ、引き続き、重大な
関心
を持って必要な
情報
の
収集
、
分析
に努めるとともに、
警戒監視
を
実施
するなど、
国民
の安全と安心の確保に万全を期してまいります。
左藤章
3
○
左藤委員長
次に、
外務大臣
から
我が国
の
安全保障政策
について
説明
を求めます。
岸田外務大臣
。
岸田文雄
4
○
岸田国務大臣
安全保障委員会
の
開催
に当たり、
委員各位
に謹んで御挨拶を申し上げ、
安全保障政策
について
所信
を申し述べます。 冒頭、
北朝鮮
の
弾道ミサイル発射
について申し上げます。 一月の四度目の
核実験
に続き、今月七日に
北朝鮮
が強行した
弾道ミサイル
の
発射
は、
日本
として断じて容認できません。
北朝鮮
に対し直ちに厳重に抗議するとともに、
米国
、
韓国
とともに
安保理緊急会合
の
開催
を要請しました。また、
関係諸国
と
電話会談
を行い、緊密な
連携
を確認しました。
日本
独自の
措置
を着実に
実施
し、
毅然
かつ断固たる
対応
を行っていきます。
国際社会
と
連携
して、強力な
安保理決議
の採択を目指すとともに、
北朝鮮
に対し、
安保理決議等
を遵守し、
非核化等
に向けた
具体的行動
を示すよう、強く求めてまいります。
対話
と
圧力
、
行動
対
行動
の方針の
もと
、
日朝平壌宣言
に基づき、
拉致
、核、
ミサイル
といった諸
懸案
の包括的な
解決
を目指します。
拉致
問題は
安倍政権
の最
重要課題
であり、
北朝鮮
に対して厳しい
圧力
をかけながら、同時に、
対話
の窓口を
我が国
から閉ざすことなく、全ての
拉致被害者
の
帰国実現
のため、あらゆる
努力
を傾注する
決意
です。
日本
を取り巻く
安全保障環境
が一層厳しさを増す中、
国民
の命と平和な
暮らし
を守るためには、力強い
外交
を通じ、好ましい
国際環境
をつくることが不可欠です。 昨年、
平和安全法制
が成立しました。本年、
我が国
は、
G7議長国
、
国連安保理
非
常任理事国
として、
国際的議論
をリードする多くの
機会
があります。こうした
機会
を十分に活用しつつ、
国際協調主義
に基づく
積極的平和主義
の
立場
から、
地域
と
国際社会
の平和と安定及び
繁栄
にこれまで以上に積極的に貢献していきます。
日本
、そして
地域
の平和と
繁栄
にとって、強固な
日米同盟
が不可欠です。新ガイドライン及び
平和安全法制
は
日米同盟
の
抑止力
の一層の
強化
に資するものであり、その
もと
での
取り組み
を
推進
します。
米軍
の
抑止力
を
維持
しつつ
普天間飛行場
の
危険性
を除去すべく、
政府
として一日も早い
辺野古
への
移設
に向けて
取り組み
ます。
沖縄
の
負担軽減
にも引き続き
全力
で
取り組み
ます。昨年九月には
日米
地位協定の
環境補足協定
を締結し、十二月には
沖縄
の
在日米軍施設
・区域の一部
早期返還等
に関する
日米共同発表
を行いました。 また、
韓国
、
オーストラリア
、
ASEAN諸国
、
インド
などとも、
安全保障分野
も含めた
協力関係
の
強化
、
ネットワーク化
を進めていきます。
戦略的利益
を共有する最も重要な隣国である
韓国
とは、昨年十二月の
日韓外相会談
で、慰安婦問題が最終的かつ不可逆的に
解決
されることを確認しました。この合意を着実に
実施
し、
安全保障分野
を含め、
日韓関係
を
未来志向
の新時代へと発展させていきます。
日本固有
の
領土
である竹島については、引き続き
日本
の
主張
をしっかり伝え、粘り強く
対応
します。
日中関係
は最も重要な二
国間関係
の一つであり、今後とも
戦略的互恵関係
のさらなる
推進
に努めます。他方、
中国
の不透明な
軍事力
の
強化
、
海空域
における
活動
の
活発化
は、
地域共通
の
懸念事項
となっています。尖閣諸島をめぐる情勢については、
日本
の
領土
、
領海
、
領空
は断固として守り抜くとの
決意
で、引き続き
毅然
かつ冷静に
対応
してまいります。 ロシアとの間では、最大の
懸案
である北方
領土
問題について、昨年九月の私の
訪ロ
で
平和条約締結交渉
を再開しました。北方四島の帰属の問題を
解決
して
平和条約
を締結すべく、一層力を入れて
交渉
に当たるとともに、さまざまな
機会
を活用して
政治対話
を積極的に行ってまいります。また、
G7議長国
として、ウクライナ問題の
平和的解決
に向けて尽力してまいります。
南シナ海
における大
規模
かつ急速な
埋め立て
や
拠点構築
、その
軍事目的
での
利用等
、現状を変更し、
緊張
を高めるあらゆる一方的な
行動
の既成事実化は認められません。
東シナ海
を含め、
海洋
における法の
支配
を
強化
していくため、
G7議長国
として、海における法の
支配
の三原則に基づき、開かれ安定した
海洋
の
維持発展
に
取り組み
ます。 また、
宇宙空間
、
サイバー空間等
における法の
支配
の
実現
、
強化
にも尽力してまいります。 ISILを初めとする
国際テロ組織
は、引き続き
安全保障
上の重大な
脅威
です。
テロ
の拡大を
抑止
するために、
国際社会
と
協力
して取り組んでまいります。昨年十二月に
外務
省に設置した
国際テロ情報収集ユニット
を中心に、
情報面
からも
テロ対策
を進めてまいります。
唯一
の
戦争被爆国
として、
核兵器
のない
世界
の
実現
に向けて、四月に広島で
開催
する
G7外相会談等
を通じ、軍縮・不拡散の
取り組み
をリードします。 以上のような諸
課題
の
対処
に当たり、私は、
外務大臣
として
全力
を尽くす
決意
です。
左藤委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
指導
と御
鞭撻
を心から
お願い
申し上げます。
左藤章
5
○
左藤委員長
外務大臣
は御退席いただいて結構でございます。 次に、
平成
二十八年度
防衛省関係予算
の
概要
について
説明
を求めます。
若宮防衛
副
大臣
。
若宮健嗣
6
○
若宮
副
大臣
防衛
副
大臣
を拝命いたしました
若宮健嗣
でございます。
我が国
を取り巻く
安全保障環境
が一層厳しさを増す中で、
防衛省
・
自衛隊
が取り組むべき
課題
は多岐にわたっており、その
責任
の重さを痛感いたしております。
防衛大臣政務官
としての経験も生かしながら、
藤丸政務官
、
熊田政務官
とともに、
中谷大臣
を補佐し、
沖縄
の
負担軽減
、
統合機動防衛力
の
構築
、
日米同盟
の
強化
、
安全保障協力
の
推進等
の重要な
課題
に、
緊張感
を持って取り組んでまいる
所存
でございます。
左藤委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
におかれましては、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。
平成
二十八年度の
防衛省関係予算
につきまして、その
概要
を御
説明
申し上げます。
平成
二十八年度
予算
におきましては、一層厳しさを増す
安全保障環境
を踏まえ、
国民
の
生命財産
及び
我が国
の
領土
、
領海
、
領空
を守る
体制
を
強化
するため、
平成
二十六年度以降に係る
防衛計画
の
大綱
及び
中期防衛力整備計画
(
平成
二十六年度〜
平成
三十年度)に基づきます
防衛力整備
の三年度目として、
統合機動防衛力
の
構築
に向け、引き続き
防衛力整備
を着実に
実施
することといたしております。 具体的には、
各種事態
におけます実効的な
抑止
及び
対処並び
に
アジア太平洋地域
の
安定化
及びグローバルな
安全保障環境
の
改善
といった
防衛力
の
役割
にシームレスかつ機動的に
対応
し得るよう、
統合機能
のさらなる充実に留意しつつ、必要な事業を計上することができたと
認識
をいたしております。 特に、
警戒監視能力
、
情報機能
、
輸送能力
及び
指揮統制
・
情報通信能力
の向上を重視するほか、
島嶼部
に対する
攻撃
への
対応
、
弾道ミサイル攻撃
への
対応
、ゲリラ、
特殊部隊
による
攻撃
への
対応
、
宇宙空間
及び
サイバー空間
における
対応
、大
規模災害等
への
対応
並びに
国際平和協力活動等
への
対応
を重視したものとなっております。
平成
二十八年度の
防衛関係費
の
一般会計歳出予算額
は五兆五百四十一億四千九百万円となり、前年度の当初
予算額
に比べ七百四十億九百万円の増となっております。
継続費
の総額は、
平成
二十八年度
護衛艦建造費
で八百五十九億八千八百万円、
平成
二十八年度
潜水艦建造費
で六百八十八億五千万円となっております。また、
国庫債務負担行為
の
限度額
は、
武器購入
、
航空機購入
、
弾薬購入
、
武器車両等整備
、
提供施設移設整備等
で二兆一千九百六十一億八千九百万円となっております。 また、
東日本大震災
からの
復旧復興
に係る経費を、
平成
二十八年度
一般会計
とは別途、
東日本大震災復興特別会計
に
歳出予算額
百十四億六千二百万円を計上しております。 これをもちまして、
平成
二十八年度の
防衛省関係予算
の
概要
の
説明
を終わります。
左藤章
7
○
左藤委員長
以上で
説明
は終わりました。 この際、
外務
副
大臣
、
防衛大臣政務官
及び
外務大臣政務官
より、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
木原外務
副
大臣
。
木原誠二
8
○
木原
副
大臣
外務
副
大臣
の
木原誠二
でございます。
国民
の命と平和な
暮らし
を守り、
積極的平和主義
の
立場
から
国際社会
の平和と安定に一層貢献するため、
岸田外務大臣
を補佐し、
我が国
が直面する
外交
、
安全保障
上の諸
課題
に
全力
で取り組む
決意
です。 二人の副
大臣
のうち、私が特に本
委員会
を担当することになっております。
左藤委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
申し上げます。
左藤章
9
○
左藤委員長
次に、
武藤外務
副
大臣
。
武藤容治
10
○
武藤
副
大臣
外務
副
大臣
の
武藤容治
でございます。
我が国
が平和のうちに
繁栄
するためには、日々積極的な
外交努力
を重ねていくことが一層重要となっています。
我が国
の安全と
繁栄
を確保するため、
外交
、
安全保障
上の諸
課題
に取り組むに当たり、私は、
岸田外務大臣
の
指導
の
もと
、
外務
副
大臣
としての
職務
を全うするため、
全力
を尽くして取り組む
考え
であります。
左藤委員長
を初め
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
左藤章
11
○
左藤委員長
次に、
藤丸防衛大臣政務官
。
藤丸敏
12
○
藤丸大臣政務官
防衛大臣政務官
を拝命いたしました
藤丸
でございます。
我が国
の独立と平和、
国民
の安全を守るとともに、
国際社会
の平和と安定に貢献している
防衛省
・
自衛隊
の
政務官
となり、大変光栄に感じるところでございます。みずからの
責任
の重さに身の引き締まる思いでございます。
若宮
副
大臣
、
熊田政務官
とともに、
中谷大臣
を補佐し、
全力
で
職務
に邁進する
所存
でございます。
左藤委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様
におかれましては、御
指導
、御
鞭撻
を賜りますように、よろしく
お願い
申し上げます。
左藤章
13
○
左藤委員長
次に、
熊田防衛大臣政務官
。
熊田裕通
14
○
熊田大臣政務官
おはようございます。
防衛大臣政務官
を拝命いたしました
熊田裕通
でございます。 先日、
北朝鮮
は
核実験
に引き続き
人工衛星
と称する
弾道ミサイル
を
発射
するなど、
我が国
を取り巻く
安全保障環境
は、なお一層厳しさを増しておるところでございます。 そうした中、
国民
の
生命
と
財産
、国家の
存立
を全うするという
防衛省
・
自衛隊
が課せられた任務、
役割
は非常に重大であり、改めて、みずからの
職責
の
重要性
を実感しておるところでございます。
若宮
副
大臣
、
藤丸政務官
とともに、
中谷大臣
をしっかりと補佐し、
全力
で
職務
を全うしてまいりたいと思っております。
左藤委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様
におかれましては、なお一層御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
を申し上げます。 ありがとうございました。
左藤章
15
○
左藤委員長
次に、
黄川田外務大臣政務官
。
黄川田仁志
16
○
黄川田大臣政務官
外務大臣政務官
の
黄川田仁志
でございます。 積極的な
外交努力
を重ね、
国際社会
の平和と安定に貢献してまいります。このことは、ひいては
我が国
の平和と
繁栄
につながるというふうに私は
考え
ております。
外務大臣政務官
の
職責
を果たすべく、
岸田外務大臣
を補佐し、
日本
の
外交
、
安全保障政策
に
全力
をもって貢献してまいる
所存
でございます。 三人の
外務大臣政務官
のうち、私が本
委員会
を担当することになっております。
左藤委員長
初め
理事
、
委員各位
の
皆様
におきましては、御
指導
と御
鞭撻
を賜りますよう、よろしく
お願い
申し上げます。
左藤章
17
○
左藤委員長
次に、
浜地外務大臣政務官
。
浜地雅一
18
○
浜地大臣政務官
皆様
、おはようございます。
外務大臣政務官
の
浜地雅一
でございます。
外務大臣政務官
といたしまして、
国民
の
皆様
の期待に応えられる
外交
を
推進
するため、
岸田外務大臣
をしっかりと補佐してまいります。そして、
我が国
の安全と
繁栄
のための
外交政策
の
推進
に全身全霊をかける
決意
でございます。
左藤委員長
を初め
理事
そして
委員各位
の
皆様方
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
を申し上げます。 ありがとうございます。
左藤章
19
○
左藤委員長
次に、
山田外務大臣政務官
。
山田美樹
20
○
山田大臣政務官
外務大臣政務官
の
山田美樹
でございます。
外務大臣政務官
としての
職務
を全うするため、
岸田外務大臣
の
指導
の
もと
、
我が国
の安全と
繁栄
のため、
外交
、
安全保障政策
上の諸
課題
に
全力
を尽くして取り組む
決意
です。
左藤委員長
初め
理事
、
委員各位
の御
支援
と御
協力
を心から
お願い
申し上げます。
左藤章
21
○
左藤委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十一時五十八分散会