○白
眞勲君 何かしくっとこないんですよね。答え方もしっくりお答えになっていないんですよ。だから、何となく、えっ、えっという感じがするんですね。
もう時間が時間ですのでちょっと先に進みますけれども、私は、やっぱりこの
特別調査委員会について、
大臣も前々からおっしゃっていますけれども、
北朝鮮側から何の音沙汰もないというのは、これは極めて遺憾なことだと思います。
岸田大臣は、
調査委員会の期限を区切るべきだということを私は申し上げましたよね、この前の外交防衛
委員会で、そのときには、前向きな具体的な
成果を
北朝鮮から引き出すためにはどうあるべきか、どうするのが効果的か等も踏まえて最善の道を探りたいということでありました。私もそのとおりだと思うんですね。ただ、既に一年以上過ぎてもなしのつぶてであるならば、そもそも論に返れば、何で
北朝鮮は
特別調査委員会なるものを立ち上げたかという
部分をもう一度
考えていくべきではないんだろうかとも思えるわけなんですね。
先ほど
山谷大臣も、
北朝鮮の
人権侵害問題というものについて、人道に対する罪というものが認められて、
国連の
調査委員会によってですね、ICC、つまり
国際刑事裁判所に付託ということになったということをおっしゃいました。
これ、別に私、この席で言いたくもなかったんですけれども、何か自分
たちだけでやっているようなことは言わないでもらいたいんですね。これは、当然、野田政権時代から、私もジュネーブに行きました。それで、みんなで一緒になってこれをやっているわけですよ、
国連人権委員会に
働きかけを強めてきたということも事実なわけですから。その辺りはしっかりと私は
認識していただきたいなというふうに思うんですけれども。
そういう中で、ICCに付託ということに慌てた
北朝鮮が
特別調査委員会なるものを立ち上げているんではないんだろうか。であるならば、
特別調査委員会がある方が、ずっとある方が彼らにとってみたらICCに付託されなくて済むわけですから。そのアリバイづくりに使われないためには、やはりある一定の時期を切って、そしてきちっと何らかの次の
対応をするべきではないのかなというふうに思うんですね。つまり、その期限を切るべきだというのは私は非常に重要であるというふうに、観点としてはあるんですね。
そういう中で、先ほど、
大臣が八月六日に向こうの
外務大臣と会っていると。その
対応を見極めた上で次の
対応ということを
考えていかなければいけないんだということをおっしゃいました。そのとおりだと思います。ただ、それに対してもやはり期限はあるはずなんですよ。いつまでも待つわけにはいかないわけです、
大臣からの
対応を。
であるならば、当然これは、もう今日で八月も終わります。あしたから九月なわけですよね。そうしたら、やはりある程度、一か月程度を一つのスパンとして見極めた上で次の
対応を
考えるべきではないかなというふうにも思えるんですけれども。
もう一回申し上げます。
私が聞きたいのは、
外務大臣として、向こうの
外務大臣が、八月六日に会ってその返事を待っている
状況であるならば、それに対する期限も
考えるべきではないんだろうか。それは、やっぱり約一か月くらいを程度として相手からの返事を待った上できちっと
対応するべきではないかというふうにも思うんですけれども、その期間はどのぐらいだと見込まれているでしょうか。