○藤末健三君 恐らくいろいろなお立場はあられると思うんですけれ
ども、浜田
委員長、是非、一番大事なお立場は何かというと、NHKの信頼回復は恐らく経営
委員長の御判断に懸かっていると思うんですよ、私は、本当にこれは。その中で、
予算も一応こうやって通られたわけでございますし、今きちんとこの問題を処理させていただかなければ、わざわざこうやって集中までやっているわけですよ、私たち。この忙しいときにですよ。本当に忙しいですよ、今みんな。その意味をちょっと考えていただきたいと
思います。
少なくとも、この国会で我々は受信料を支払われる
方々の代わりにこうやって
皆さんに対していろいろ
議論を申し上げているわけでございますので、是非ちょっと、先ほど申し上げましたように、私は、もう
調査をやり直ししてくださいと申し上げているんじゃないですよ。もっときちんと
拡大してやってくださいねと、いろんなほかにも案件、イシューがあるんじゃないですかと申し上げていますので、そのことはきちんと、ちょっともう一回考えてください。
私は、もう一回やってくださいと申し上げていません。ただ、不十分なところもあるし、あと、もっとNHK全体の問題だと考えていただきたいと
思いますし、かつ情報の漏えいまであるようなという報道があるわけじゃないですか。その根本的な問題にまた踏み込んでいただきたいというふうに考えていますので、また後でもう一回
質問させていただきますので、ちょっと今考えていただきたいと
思います、この間に。
私は、次にお聞きしたいのは、NHK関連団体のガバナンス
調査委員会の件でございます。
これはもう皆様の、この
総務委員会のやはりみんなの力で情報が開示されたということで非常に
議論が進んだと
思います。
しかしながら、是非ちょっと
お話しさせていただきたいのは、この中に全体の金額、そして関与する三人の弁護士の
方々の勤務時間出ています。ただ、見てみますと、一人当たりの弁護士の
方々のそれぞれの単価が出ていないんですね。恐らくこの弁護士事務所の方との、弁護士の
方々とのなかなか交渉がうまくいかないということかもしれませんけれど、一応この中に実名が挙げてありましたのでそれぞれの
方々の経歴を調べさせていただくと、中心となられた小林弁護士、非常にキャリアが長い方、そして若い弁護士の
方々が付いておられる、そしてその他の弁護士というふうになってございますけれど、是非、弁護士の単価を明確にしていただけないかと
思います。
この問題は何かと申しますと、大きく問題は三つあると思うんですね。
一つは、その弁護士の方がどうやって選択されたか分かりませんよという話がありました。そして、二つ目、幾ら払われたのか分かりませんねと。これは解決されました。ただ、三番目に、その随意契約で選ばれた弁護士の方に特に厚い何か便宜的なものを図っているんではないかという疑いがあったわけじゃないですか。これはいろんな問題、
関係ありますけれど、マスコミなんかが言うのは、籾井会長が前勤めておられたところの顧問弁護士であるし、ある特定の
関係の方に深い
関係がある弁護士じゃないかという話もマスコミでは書かれている。
ただ、これは少なくとも疑念が、そういう疑念が生じている中でそれを払拭していく
努力をしなきゃいけないと思うんですが、この弁護士単価、これが適正であるということを是非証明するためにも情報を開示すべきだと
思いますが、いかがでしょうか。