○島村大君 ありがとうございます。
今、
橋本政
務官からお話がありましたように、市町村が本当に努力をなさっていただきまして、個別に訪問してやっていただいているというのは、それはすごく理解できるんですけれども、例えば、もっとある
意味では、やっぱり健康とか
予防ですから、楽しいと言ったらおかしいですけれども、市民の
方々が浮き浮きするとか自分からやろうと思うような
仕組みを
是非とも仕掛けをつくっていただきたいなと思うのが
一つなんですね。
例えば、今、私のたまたま診療室の隣がスポーツクラブで、一日二千人ぐらい来るスポーツクラブなんですけれども、そのスポーツクラブが、昔は若い
方々が多かったんですけれども、今は
高齢者の
方々。若い
方々は、時間がない
方々はただ単にお風呂に入りに来るだけとか、そういうような使い方をする
方々が多いんですね。
それだけやはりいわゆる自分の健康に関してはすごく前向きな
方々が多いですし、そこは民間ですからなかなか難しい点はありますけれども、そういう例えばスポーツクラブとジョイントをするとか、例えばまた、皆さんがよく通う、その地域の
方々が通うところは銀行というよりは郵便局が多いわけですね。やはり高齢の
方々は郵便局が多いですから、郵便局とどうにかタイアップするとか、もう一歩何か
考えていただきたいというのが現場の我々の声ですし。
例えば、あと横浜市に関しましては、無料で四十歳以上の
方々に万歩計を今配っております。この万歩計がある一定以上行くと、いわゆる点数化されて還元するようになっているんですけれども、これ六百幾らで、いわゆる郵送料のみで配っておる。六万人から七万人ぐらいの希望者がいて、もう初年度の万歩計は全部終わって、今、次年度、二回目に入っているんですけれども、それも希望者が多いと言われています。
ですから、やはりちょっと視点を変えていただいて、厚労省の
方々も、よく厚労省の
方々は地域地域のニーズに合わせておやりになるということをおっしゃいますけれども、それは、皆様方からもいろんな成功事例とかを出していただきたいというのがもう
一つの最後の
お願いですので、
是非ともそこは
考えていただきたいと
思います。
時間も大分押していますので、最後にちょっと、
一つ飛ばしまして、
国保組合に関して、政
務官、よろしく
お願いします。
国保組合に関しまして、今回の市町村
国保と同じように
改正の案が出てきております。この
国保組合、やはりその成り立ちですよね。要するに、
国民皆
保険制度をこの日本で昭和三十六年に
制度をしっかりとつくるのだと。そのときに、その前にやはりできる業種は自分
たちでまずはつくっていただけないかということで、国がある
意味ではこれは要請してできた成り行きがこの
国保組合だと言われている。そういう歴史的なことを
一つは
考えていただきたいのと、ただ、今の国の財政から見て、少し自分
たちで自助努力できるところは自助努力をしていただきたいという気持ちは私も分かります。
今回の補助率に関しましていろんな案が出ていますけれども、それはそれで、私どもは、
一つは補助率をある一定以上はしっかりとやっぱり守っていただきたいというのが第一条件ですけれども、それを含めて、もう
一つ考え方が、やはり我々、
国保組合に関しましても自助努力をどのようにやるかということを
考えなくちゃいけないというのは私も痛感しております。
その
一つが、
一つの
国保組合、今回は市町村
国保は広域化されたわけですから、やはりスケールメリットを
考えて、
国保組合もある程度スケールメリットを
考えながら大きくしていかなくちゃいけないのではないかという
考えも
一つの
考え方ではあると思うんですね。
もう
一つは、やはり組合員をどう増やすか。組合員をどう増やすかということに関しましても、組合員の増やし方に関しましては、組合組合の規約によって組合員というのはどういう自分
たちは組合で組織されているかというのは決まっていますから、その規約をもう一度各組合が
考えていただき、スケールメリット、要するに、持続可能な
保険制度をどうするかということを自助努力、今の時代に合ったものにしていきたいと思っていますが、そこに関しましては、
政府としてのお
考え方をお聞かせ願いたいと
思います。
お願いします。