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2015-03-11 第189回国会 衆議院 国土交通委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十七年一月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
今村
雅弘
君
理事
大西
英男
君
理事
金子
恭之
君
理事
坂井
学君
理事
土井
亨君
理事
荒井
聰君
理事
井上
英孝
君
理事
赤羽
一嘉
君
秋本
真利
君
岩田
和親
君
うえの賢一郎
君 門
博文
君
神谷
昇君
木内
均君
工藤
彰三
君
小島
敏文
君
古賀
篤君
國場幸之助
君
今野
智博
君
斎藤
洋明
君
鈴木
馨祐
君
鈴木
憲和
君
高木
宏壽
君
津島
淳君
中村
裕之
君
野田
聖子
君
堀井
学君
前田
一男
君
宮内
秀樹
君
宮澤
博行
君
山本
公一
君
神山
洋介
君
小宮山泰子
君
伴野
豊君
松原
仁君
宮崎
岳志
君
本村賢太郎
君
足立
康史
君
下地
幹郎
君
横山
博幸
君
北側
一雄
君
中川
康洋
君
樋口
尚也
君
穀田
恵二
君
本村
伸子
君
平成
二十七年三月十一日(水曜日) 午前十時
開議
出席委員
委員長
今村
雅弘
君
理事
大西
英男
君
理事
金子
恭之
君
理事
小島
敏文
君
理事
坂井
学君
理事
中村
裕之
君
理事
荒井
聰君
理事
伴野
豊君
理事
井上
英孝
君
理事
赤羽
一嘉
君
秋本
真利
君
岩田
和親
君
うえの賢一郎
君
大隈
和英
君 門
博文
君
神谷
昇君
木内
均君
工藤
彰三
君
古賀
篤君
國場幸之助
君
今野
智博
君
佐田玄一郎
君
鈴木
馨祐
君
鈴木
憲和
君
高木
宏壽
君
津島
淳君
野田
聖子
君
堀井
学君
前田
一男
君
宮内
秀樹
君
宮澤
博行
君
山本
公一
君
神山
洋介
君
小宮山泰子
君
松原
仁君
宮崎
岳志
君
本村賢太郎
君
足立
康史
君
重徳
和彦
君
横山
博幸
君
北側
一雄
君
中川
康洋
君
濱村
進君
真島
省三
君
本村
伸子
君 …………………………………
国土交通大臣
太田
昭宏
君
国土交通
副
大臣
北川イッセイ
君
国土交通
副
大臣
西村
明宏
君
国土交通大臣政務官
うえの賢一郎
君
国土交通大臣政務官
青木
一彦
君
国土交通大臣政務官
鈴木
馨祐
君
国土交通委員会専門員
伊藤 和子君
—————————————
委員
の
異動
一月二十七日
辞任
補欠選任
土井
亨君
佐田玄一郎
君 三月十一日
辞任
補欠選任
斎藤
洋明
君
大隈
和英
君
下地
幹郎
君
重徳
和彦
君
樋口
尚也
君
濱村
進君
穀田
恵二
君
真島
省三
君 同日
辞任
補欠選任
大隈
和英
君
斎藤
洋明
君
重徳
和彦
君
下地
幹郎
君
濱村
進君
樋口
尚也
君
真島
省三
君
穀田
恵二
君 同日
理事ふく
だ峰之君一月二十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
中村裕之
君が
理事
に当選した。 同日
理事土井亨
君一月二十七日
委員辞任
につき、その
補欠
として
小島敏文
君が
理事
に当選した。 同日
理事荒井聰
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
伴野豊
君が
理事
に当選した。
—————————————
本日の
会議
に付した
案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件
国土交通行政
の
基本施策
に関する件 ————◇—————
今村雅弘
1
○
今村委員長
これより
会議
を開きます。
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事荒井聰
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
今村雅弘
2
○
今村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が三名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
今村雅弘
3
○
今村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 それでは、
理事
に
小島
敏文
君
中村
裕之
君 及び
伴野
豊君 を指名いたします。 ————◇—————
今村雅弘
4
○
今村委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
国土交通行政
の
基本施策
に関する
事項
国土計画
、土地及び
水資源
に関する
事項
都市計画
、
建築
及び
地域整備
に関する
事項
河川
、
道路
、
港湾
及び
住宅
に関する
事項
陸運、海運、
航空
及び
観光
に関する
事項
北海道
開発
に関する
事項
気象及び
海上保安
に関する
事項
以上の各
事項
について、本
会期中国政
に関する
調査
を進めたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長の
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
今村雅弘
5
○
今村委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
今村雅弘
6
○
今村委員長
国土交通行政
の
基本施策
に関する件について
調査
を進めます。 この際、
国土交通大臣
から、
国土交通行政
の
基本施策
について
所信
を聴取いたします。
国土交通大臣太田昭宏
君。
太田昭宏
7
○
太田国務大臣
国土交通行政
につきまして、私の
所信
を述べさせていただきます。
国土交通大臣
として、これまで景気・
経済
の
再生
、
被災地
の
復興加速
、
防災
・
減災
を初めとする
危機管理
の三本柱に加え、
地方
の
創生
といった
内閣
の
重要課題
に取り組んできました。これらの
課題
について、
施策
の前進を実感していただけるよう各般の
取り組み
を展開してまいります。
我が国
は、急激な
人口減少
、
少子化
、異次元の
高齢化
の
進展
、
巨大災害
の切迫などの
課題
に直面しています。これらの
課題
に適切に
対応
していくためには、中長期的な視点で取り組むことが必要です。 その際、「
国土
の
グランドデザイン
二〇五〇 〜
対流促進型国土
の
形成
〜」で掲げた
コンパクト
・
プラス
・
ネットワーク
という
考え方
をそのベースに据えていきます。この
国土
の
グランドデザイン
二〇五〇を
具体化
するため、
長期計画
の
策定
、
見直し
が必要です。二月には、
交通政策基本法
に基づく初の
交通政策基本計画
を閣議決定いたしました。さらに、
国土形成計画
、
社会資本整備重点計画
のほか、
北海道総合開発計画
の
見直し
を進めてまいります。 具体的な
取り組み
について申し上げます。 まず、
国民生活
の安全、
安心
の
確保
です。
東日本大震災
からの
復興
について、
常磐自動車道
が三月一日に全線開通するなど、
道路
、
鉄道
などの
基幹インフラ
の
復旧
は着実に進んでいます。多くの人々に東北を訪れていただき、
被災地復興
の
起爆剤
となることを期待いたします。 また、
住宅再建
、
まちづくり
について、用地の
確保
、
住民
との
合意形成等
の
課題
は解決に向かっています。引き続き、
住まい
の
復興工程表
に沿って
事業
を着実に
推進
してまいります。 今後も、
現場
の声を聞きながら、
被災者
の
方々
が早く
復興
を実感できるよう、総力を挙げて
対策
を
推進
してまいります。 近年、雨の降り方が
局地化
、
集中化
、激甚化しています。また、大
規模
な
火山噴火
がいつ起きてもおかしくない
状況
です。これらの
状況
を踏まえ、一月に「新たなステージに
対応
した
防災
・
減災
のあり方」をまとめたところです。
水害
、
土砂災害
に対しては、
河川改修
や
砂防堰堤
の計画的な
整備
、
関係機関
が事前にとるべき行動を
時系列
で示す
タイムライン
の
策定
など
対策
を総動員して
取り組み
ます。 特に、さきの
臨時国会
で成立した
改正土砂災害防止法
が一月に施行されたところであり、
住民
に対する
土砂災害
の
危険性
の周知や
避難体制
の
充実強化
を促進してまいります。 また、多発する
浸水被害
に
対応
し、
ハード
、
ソフト両面
からのさらなる
対策
を進めるため、
水防法
などを改正する
法案
を今
国会
に提出いたしました。 さらに、御嶽山の
噴火
を踏まえた
緊急提言
も踏まえ、
火山活動
の
観測体制
の
強化
、
情報発信
の
強化等
に
取り組み
ます。 切迫する
首都直下地震
や
南海トラフ巨大地震
など大
規模地震
にも備えなければなりません。おのおのの
地震
で想定される具体的な
被害特性
に合わせ、
実効性
のある
対策
を
推進
します。
インフラ
の
老朽化対策
も急務の
課題
です。
社会資本
の
メンテナンス
にも引き続き
取り組み
ます。
防災
・
減災
、
老朽化対策
、
メンテナンス
、
耐震化
は、
公共事業
の
メーンストリーム
です。引き続き、命を守る
公共事業
を進めてまいります。
鉄道
、
自動車
、
海上交通
、
航空
などにおいて、安全の
確保
は何よりも優先されるべきものです。 特に、エアバッグリコール問題は、
自動車
の安全上極めて重要な問題です。より迅速かつ確実な
リコール実施
を
実現
するために、
対策
の
強化
を盛り込んだ
法案
を提出いたします。 そのほか、タクシーの
適正化
、
活性化
の
取り組み
を
推進
してまいります。
尖閣諸島周辺海域
における
中国公船等
や、
小笠原諸島周辺海域等
における
中国サンゴ密漁船
への
対応等
、
我が国周辺海域
をめぐる情勢は依然として大変厳しい
状況
にあります。
我が国
の
領土
、
領海
を堅守し、
海洋権益
を
確保
するため、
海上保安体制
を
強化
してまいります。 今般のシリアにおける
邦人殺害テロ事件
を踏まえて、
国土交通省
としても、
旅行者等
の
安全確保
、
外国船舶
に対する
立入検査等水際対策
の徹底、
空港
、
鉄道等
の
重要施設
の
警戒警備
の
実施
など、
テロ対策
に万全を期してまいります。 次に、
地域
の
活性化
です。
コンパクト
・
プラス
・
ネットワーク
という
考え方
を
現場
で
具体化
してまいります。
過疎地域等
において、
生活サービス
を維持し、効率的に提供するため、買い物や
医療等
の
日常生活
を支える
機能
を小さな
拠点
に集約します。道の駅についても、
地域活性化
の
拠点
となる
施設
を重点的に
支援
します。そして、小さな
拠点
と
周辺集落
との間に
ネットワーク
を
確保
し、
生活圏
の
形成
を図ります。 また、昨年改正された
都市再生特別措置法
と
地域公共交通活性化再生法
を踏まえ、
コンパクトシティー
の
形成
を
推進
するとともに、
地域公共交通網
の再
構築
を図ります。
地域公共交通網
の再
構築
については、
支援措置
を
充実
するための
法案
を今
国会
に提出いたしました。 さらに、個性を持った
複数
の
都市
が
交通ネットワーク
で連携することにより、一定の
圏域人口
を維持し、
高次都市機能
を担う
連携中枢都市圏
の
形成
を図ってまいります。 三月十四日に
北陸新幹線
が金沢まで、来年には
北海道新幹線
が新
函館北斗
まで開業します。
整備新幹線
は、
観光客
の増加や
企業立地
の
進展
を促すなど、
地域
の
活性化
にも大きな
効果
をもたらします。このような
効果
をできる限り
早期
に発揮させるよう、開業の前倒しに
取り組み
ます。また、三
大都市圏
間の人の流れを大きく変え、
国民生活
や
経済活動
にも大きなインパクトをもたらす
リニア中央新幹線
について、
事業
の安全かつ円滑な進捗が図られるよう、JR東海を
指導
監督してまいります。 加えて、
国鉄改革
の
趣旨
を踏まえ、JR九州の
完全民営化
を進めるための
法案
を今
国会
に提出いたしました。 さらに、
奄美
、小笠原を初めとする
離島
や
半島地域
、
豪雪地帯
など、
生活条件
が厳しい
地域
に対しては、引き続き
生活環境
の
整備
や
地域産業
の
振興等
に対する
支援
を行います。 次に、
我が国
の持続的な
経済成長
への
取り組み
です。 急速な
成長
を遂げる
アジア
など世界の
需要
を取り込む
観光
は、
我が国
の力強い
経済
を取り戻すための重要な柱です。 二〇一二年は八百三十六万人であった
訪日外国人旅行者数
が、昨年は千三百万人を突破しました。また、二〇一二年に一・一兆円であった
外国人
による
旅行消費額
が、昨年は二兆円を超えました。 各
地域
に
外国人旅行者
を呼び込むべく、
複数
の
地域
が広域的に連携し、滞在するルートをつくり、各
地域
の
観光資源
を
日本ブランド
として広く
海外
に発信します。あわせて、
地方
での
免税店拡大
により、
地域経済
の
活性化
を図ってまいります。 また、
外国人旅行者
の急増に
対応
すべく、
関係省庁
と連携して、
地方空港
の
CIQ体制
の
充実
、
クルーズ船
の
受け入れ環境
の
整備
、
多言語対応
、
無料公衆無線LAN
の
整備
などを進めます。そのほか、町の魅力を高めるため、
公共交通
や
まちづくり
での
バリアフリー化
、無
電柱化等
を進めてまいります。
関係省庁
と連携し、
官民一体
となって、これらの
施策
を着実に実行し、二千万人の
目標達成
を目指してまいります。 オリンピック・
パラリンピック東京大会
が二〇二〇年に開催されます。二〇二〇年を
マイルストーン
として、二〇五〇年の将来像を見据えた
取り組み
を進めてまいります。
我が国
の
国際競争力
の向上を図るためには、
都市
の国際的な
ビジネス環境
、
生活環境
を
整備
することが必要です。 このため、三
大都市圏環状道路
、
首都圏空港等
の
国際拠点空港
、
新幹線
・
都市鉄道
、
国際コンテナ戦略港湾等
の
整備
、
機能強化
を着実に進めます。その際、
社会資本
の
ストック効果
を最大限発揮できるよう重点的な
整備
に取り組むとともに、
既存ストック
を賢く使い、最大限に
活用
してまいります。また、大
規模
で優良な
民間都市開発事業等
の
推進
を図ります。 羽田
空港
については、
飛行経路
を
見直し
、二〇二〇年までに国際線の
発着枠
を年四万回拡大します。成田
空港
でも、
管制機能
を高度化し、同様に年四万回、
発着枠
を拡大します。これらの
実現
に向け、
関係者
との協議を進めてまいります。 また、
社会資本
の
整備等
に当たっては
民間資金等
の
活用
を図るため、
コンセッション方式
の積極的な
活用
を進めます。
大型案件
の第一弾として
関西空港
、伊丹
空港
での
活用
や、
国管理空港
における
活用
を
推進
してまいります。
アジア
のハブである沖縄では、那覇
空港
第二
滑走路
の
建設
を進めます。
人口減少
、
少子高齢化
が
進展
する中で、
国民
一人一人のニーズに合った
住生活
の
実現
が求められています。また、
我が国
の
経済成長
の面からも、
経済波及効果
の大きい
住宅投資
を促進していく必要があります。
高齢者
、
子育て世帯
など多様な
世帯
が
安心
して健康に暮らすことができる
スマートウエルネス住宅
・
シティー
の
実現
に取り組むとともに、
中古住宅
・
リフォーム市場
の
活性化
を図ります。 近年、
空き家
が増加しています。昨年成立した
空き家等対策
の
推進
に関する
特別措置法
の
趣旨
を踏まえ、
地域活性化
の
拠点
としての
活用
や、
周辺
に悪影響を及ぼす
空き家
の
除却等
を促進してまいります。
循環資源
である木材の
利用
を促進するため、CLTを用いた
建築物
の
基準整備等
により、
木造建築物
の
振興
を図ります。
成長
の
持続性
を
確保
するためには、
エネルギー
・
環境
問題への
取り組み
も重要です。
電気自動車
、
燃料電池自動車等
の
普及拡大
、
道路交通
の
円滑化
、
公共交通機関
の
利用促進
、物流の
効率化
など、
交通分野
における省
エネルギー
、CO2削減の
取り組み
を進めます。また、
建築分野
の
省エネ
の
取り組み
を抜本的に
強化
するため、大
規模
な
建築物
の
省エネ基準
への
適合義務化
や
誘導措置
などを盛り込んだ
法案
を提出いたします。 さらに、新たな
資源
、
エネルギー
の
開発
、
利用
のため、
海洋開発市場
の獲得に向けた
取り組み
を進めます。 増大する新
興国等
の
インフラ需要
を
我が国
の
成長
に取り込むため、引き続き、
トップセールス
や、
株式会社海外交通
・
都市開発事業支援機構
の
活用等
により、
海外
の
インフラ整備
、運営に
我が国事業者
の参入を促進します。
現場力
こそが
日本
の底力です。二月に
公共工事設計労務単価
を引き上げました。
人材育成
、女性も活躍できる
環境づくり
、
外国人人材
の
活用
など、
建設業
、
運輸業
、
造船業等
の
現場
を支える
技能人材
の
確保
を図ります。 また、
成長力
を底上げしていくためには、
公共事業
の着実な執行と円滑な
施工
を
確保
することが重要です。
予定価格
の適切な
設定
、
施工
時期の
平準化
、柔軟な
工期設定
など、
現場
の
状況
に即した
対策
を講じます。 以上、
国土交通行政
について、私の
所信
の一端を申し述べました。 今
国会
におきましては、これまで御
説明
した
法案
のほか、
独立行政法人改革
を
推進
するための
法案
も提出いたします。御
審議
をお願いいたしたいと考えております。
委員長
、
委員各位
の格別の御
指導
をよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
今村雅弘
8
○
今村委員長
以上で
大臣
の
所信表明
は終わりました。 次に、
平成
二十七年度
国土交通省関係予算
について
概要説明
を聴取いたします。
国土交通
副
大臣北川イッセイ
君。
北川イッセイ
9
○
北川
副
大臣
引き続き
国土交通
副
大臣
を務めることになりました
北川イッセイ
でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 私からは、
国土交通省関係
の
平成
二十七年度
予算
について、その
概要
を御
説明
申し上げます。 まず、
一般会計予算
の
国費総額
につきましては、五兆七千八百八十七億円です。 また、
国土交通省
の
関係事業
として
復興庁
に
一括計上
した
予算
を含め、
東日本大震災
からの
復旧復興対策
に係る経費として
東日本大震災復興特別会計
に六千九百六十六億円を計上しております。このほか、
自動車安全特別会計
及び
財政投融資特別会計
に
所要
の
予算
を計上しております。
北海道
、
離島
及び
奄美
に係る
公共事業予算
につきましては、
他省関係予算
を含めて、
国土交通省予算
に
所要額
の
一括計上
を行っております。 次に、
財政投融資計画
につきましては、当
省関係
の
独立行政法人等分
として、二兆一千五百四十二億円を予定しております。 それでは、
平成
二十七年度の
国土交通省予算
の全体方針につきまして御
説明
申し上げます。 まず、
東日本大震災
の
被災者
の
方々
が早く
復興
を実感できることが大切です。また、大
規模化
、激甚化する
水害
、
土砂災害
や大
規模地震
などに備えるための
防災
・
減災対策
に加え、
高度成長期
以降に
整備
された
インフラ
の
老朽化対策
が喫緊の
課題
となっております。さらに、
内閣
として取り組んでいる
地方創生
や、
成長
著しい
アジア諸国
との
都市間競争
への
対応
などが重要な
課題
となっています。 こうした認識のもと、
東日本大震災
からの
復興加速
、
国民
の安全・
安心
の
確保
、
地域
の
活性化
及び
成長戦略
の
具体化
の四
分野
に重点化し、各
分野
の
施策
の
進展
を実感していただけるよう
効果
の
早期実現
を目指します。 それでは、
主要事項
につきまして御
説明
申し上げます。 まず、
東日本大震災
からの
復興
を加速いたします。
政府一体
となって、
住まい
の
確保
、
復興
に向けた
まちづくり
、
復興
に必要となる
インフラ
の
整備
、被災した
公共交通
の
復興
の
支援
などを
実施
してまいります。 次に、
国民
の安全、
安心
の
確保
に向けて取り組んでまいります。
局地化
、
集中化
、激甚化する降雨や
火山噴火
などから
国民
の命と暮らしを守るため、再度
災害
の
防止
のための
集中投資
や
防災情報
の
強化
など
ハード
、
ソフト
を総動員した
防災
・
減災対策
を進めてまいります。さらに、
社会資本
の
メンテナンス
に引き続き
取り組み
ます。この際、
防災
・
安全交付金
などにより、
地方
の自主的な
取り組み
をより一層
支援
してまいります。また、
我が国
の
領土
、
領海
を守るため、戦略的な
海上保安体制
の
構築
を図ります。 さらに、
地域
の
活性化
を図るため、
コンパクト
・
プラス
・
ネットワーク
の
推進
、
地域
の
観光
や
産業
の
振興
、
子育て世代
や
高齢者
などが豊かに暮らせる
生活環境
の
整備
などを図ります。また、
成長戦略
の
具体化
に向け、
国際競争力
の
強化
に必要な基盤、
環境
の
整備
、
建設業
、
運輸業
、
造船業
などにおける
人材
の
確保
、
育成
、
観光立国
を
推進
してまいります。
国土交通省
としては、これらを初め、真に必要な
社会資本整備
や総合的な
交通政策
の
推進
に
全力
で取り組んでまいる所存です。 以上をもちまして、
国土交通省関係
の
平成
二十七年度
予算
につきましての
説明
を終わります。 よろしく御
審議
のほどお願い申し上げます。
今村雅弘
10
○
今村委員長
以上で
平成
二十七年度
国土交通省関係予算
の
概要説明
は終わりました。 この際、
西村国土交通
副
大臣
、
うえの国土交通大臣政務官
、
鈴木国土交通大臣政務官
及び
青木国土交通大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
国土交通
副
大臣西村明宏
君。
西村明宏
11
○
西村
(明)副
大臣
国土交通
副
大臣
を引き続き拝命いたしました
西村明宏
でございます。
太田大臣
をお支えして、
国土交通行政
の
推進
に
全力
を尽くしてまいりますので、
今村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の
格段
の御
指導
、そして御協力をよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
今村雅弘
12
○
今村委員長
国土交通大臣政務官うえの賢一郎
君。
うえの賢一郎
13
○
うえの大臣政務官
国土交通大臣政務官
の
うえの賢一郎
でございます。
今村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様
の
格段
の御
指導
をよろしくお願いいたします。(
拍手
)
今村雅弘
14
○
今村委員長
国土交通大臣政務官鈴木馨祐
君。
鈴木馨祐
15
○
鈴木大臣政務官
このたび、
国土交通大臣政務官
を拝命いたしました
鈴木馨祐
でございます。
今村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の
格段
の御
指導
をよろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
今村雅弘
16
○
今村委員長
国土交通大臣政務官青木一彦
君。
青木一彦
17
○
青木大臣政務官
国土交通大臣政務官
を拝命いたしました
青木一彦
でございます。
今村委員長
を初め
理事
、
委員
の
皆様方
の
格段
の御
指導
をよろしくお願いいたします。(
拍手
)
今村雅弘
18
○
今村委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午前十時二十二分散会