○小川
委員 この場ですから、改めて、この間の経過も含めて、少し
指摘しておきたいと思います。
百名という人数を確認できたのは、この
答弁には間に合ったということですね。私は、けさの
段階で、ゆうべから、ここに記述があるこれは何人に送れたのかという事実
関係を聞いたときに、把握できない、
現地の
大使館に聞かないとわからない、その時点ではそういう
答弁だったんですよ、けさにかけて。
ということは、きのうの
段階で、こういうメールを送りましたということをあえてこの
対応ペーパーに大きく記述しながらも、その実効性については、管理が不十分だ、確認が不十分だと言わざるを得ないと私は思います。
そういうことも含めて、ISの台頭以降、
大臣も御認識だと思いますが、基本的に、いつどこで何があってもおかしくないという認識が必要ですよね。
状況は変わった、時代は変わったという認識が私は必要だと思います。
大串委員の朝の
指摘にもありましたが、中東、北アフリカの
危険情報をざっと、ちょっと遠目にごらんいただきますと、ほとんどが赤、黄色であります。それで、朝の
指摘にもありましたが、
チュニジアは比較的安定していると思われていたために黄色だった。しかし、まさにそういう地域も含めて
テロリストには狙われるということからしますと、ちょっと具体的に
指摘するのはどうかと思いますが、モロッコとか、今黄色ですよ。そういう地域についても、決して安全と言い切れる
状況にはひょっとしたらないかもしれません。
テロリストは今後何を
考えてくるかということまで
考えますと、この人質
事件後も、例えばNSCでこういう
対応について
議論したとかいう経過は、確認したところ、どうもないようでありますし、そういう
意味では、
日本政府の緊要度、緊迫度が十分とはまだまだ言えないのではないかという感触を受けます。その点を
指摘しておきたいと思います。
それから、二点目は
沖縄であります。
午前中の
質疑と重ならないように気をつけながらではありますが、
中谷大臣、きのうの
沖縄県知事の姿勢に対して
政府側の反応がちょっと、言葉遣いを含めてでありますが、私は、注意を要するのではないかという観点から。
日本は
法治国家であるというふうに
官房長官は
答弁されている。そして、この期に及んでという言い方までされている。この期に及んでという言い方は
大臣御自身もされたやに報道されております。
確認ですが、今回の
沖縄県知事の
指示は、従う、従わないは別として、法律にのっとったものであり、また
政府との間で交わされた
許可申請書にのっとったものであり、決して違法なものではないと私は思いますが、その点、ちょっと確認させてください。