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櫻井充君 そういうふうに言っても、結局、結果的にはやってきたんですよ。だから、
繰り返しになりますが、信用できないと言っているんです。
これは実は
水源地でもあるんですよ。ですからみんなで問題視しているんですね。これ
山形側の
人たちもかなり心配されているんです。ここのところに、安全だと言われても、
水源地に何かが万が一起こったときに一体どうなるんだろうかと。そういうみんな不安抱えているから、そこの
人たちだけではなくて周辺に物すごく
影響が来るものだから、だから別に町のエゴだけで言っているわけでも何でもないんです。
この点についてはまず十分
理解しておいていただきたいことと、それから、これ決まらないからこういうことになってきつつあるんですが、
大臣、今
放射性物質というのはどのぐらいの勢いで減衰しているのかと申し上げると、例えば、今七
ミリシーベルト出ていた
地点があったとします。134と137で一対一存在していますが、
放射線量は五対二で出ております。そうすると、134は
半減期が二年ですから、その五
ミリシーベルト出ていた分は二年後には二・五
ミリシーベルトまで下がるんです。四年後には更に半分の一・二五まで下がるんです。そうすると、七
ミリシーベルトだった
地点は四年後に一・七五まで下がるんですよ。
これが、今の例えば
処分しなければいけないような
稲わらから始まって、こういうものは、いいか悪いかは別です、
処分が遅れた結果、実を言うと相当
放射線量が落ちているはずなんですよ。こういったものを改めて計測し直すとか、その上で、一体どのぐらいの量があって、今後の
自然減で見通しを立てていかないと、もうここまで来ていますからね。いろんなところで話になってきていると、結果的には、少量のところについては、もうどこで
処分するも何もなくて、本当に申し訳ないんだけど、
自然減の中で待っていれば何とか解決するようなものになっちゃっているわけですね。
であったとすれば、本当に宮城県にまずどの程度のものがあるのか、そこからきちんと
調査していただかないと、私は根本的には変わっていかないんじゃないかなと。そういうことも全部踏まえて全体的なことを、これは刻々と変化していますから。
ですから、
繰り返しになりますけれど、134というのが
半減期二年で……(
発言する者あり)セシウムの134です、ごめんなさい。そのセシウム134の
半減期二年でどんどんどんどん減っていくんですよ。ですから、例えばチェルノブイリなどは、あの当時、五年だったか六年たって
環境基準のところを
放射線量五
ミリシーベルトぐらいに定めたのは、これはある程度減衰しているからこういう形で決めてきているんですよ、済みませんが。
そこで、とにかくこういったことも全体を踏まえた上できちんと対応していただきたいと。これは
地元の
方々もこの議事録、必ず最後は読まれますからね、
大臣。いいですか。今日は私は町長の代わり、それからこの町の
住民の
人たちの代わりに、
地域の代表者ですから、その思いでここに立たせていただいています。
繰り返しになりますが、ちゃんと
住民の
合意を得てから、それから
地元自治体の
合意を得てから
調査に入るということでよろしいですね。