○佐藤(正)
委員 フェース・ツー・フェース、いい
言葉だと思います。ぜひやっていただきたいと思います。
消費者行政というのは多岐にわたるから、いろいろなことが起きるんだろうと思います。先ほ
ども質問の中でありましたけれ
ども、いろいろなことを、例えば、
法律に違反するかしないかわからないけれ
ども相談したいというのも多々ある。だから、先ほど、センターの方も大変だろうとは思いますよ。いろいろな
質問、いろいろな御相談が多種多様にやってくる、そこをきちっと選別していかなきゃいけない。それは、何も連携だけではなくて、やはり地方で頑張っているところをしっかり後押しもしていただきたい、このように思います。
それから、例えば各省庁の連携、これは、担当
大臣なんだけれ
ども、ここは
消費者委員会だからお答えできないというふうにお聞きしておりますけれ
ども、十月の十五日に、地方創生
委員会で私は
赤澤副
大臣にお尋ねをしました。それは、森前
大臣のときに、少子化
対策等々で、横の連携、横串をどのように刺していますかという御
質問をさせていただきました。
有村大臣は少子化担当もなされているということですが、この
委員会では何かお答えできないというふうに事務方から聞いておりますので、まず副
大臣、わざわざ来ていただいたこと、感謝申し上げたいと思います。
そのときに私が申し上げたことは、いわゆる居所不明の
子供たちをどうするのかという問題です。これは、居所不明で
子供が虐待を受けたとか亡くなったとかいうときに、マスコミがばあっと盛り上がって、それから間があくと、また何か忘れ去られるんですね。これは大きな大きな大問題です。しかも、この大きな問題には行政が
役割を果たしていないという現実があるんです。
それは、十月二十七日、読売
新聞にまたまた出たんですけれ
ども、読売
新聞が独自に
調査をしたそうです。「住民登録抹消の子九百四十人」という見出しの
記事が出ました。
これはまさに居所不明に値する、いわゆる調べたけれ
ども子供が住んでいないから住民登録を削除しちゃいましたよというケースなんですね。ところが、よくよく調べていくと所在がわかったとか、さらには、よくよく調べていくと殺人事件に巻き込まれていたとか、こういうケースです。
これは実は、少子化担当
大臣の
役割としては大きな仕事だろうと思うのは、まさに横串を刺さなきゃいけないんです。住民登録、住民票は総務省になりますよね。学校は文科省ですよね。それから厚労省、それから警察。多岐にわたるところ、いろいろな省庁にまたがっています。
ですから、私がその当時、森
大臣にお尋ねをしたんです。森
大臣は、横串を通して
大臣間でやりますよと。その前には、私が問題提起をしていました薬物依存症の問題をやっていたんですけれ
ども、そのときも、横串を刺してやってくださいねと。
そのとき森
大臣は、
大臣の
皆さんが集まるときに朝御飯を自分でつくっていくそうですよ、
有村大臣、おにぎりか何かを。地元のお米でおいしいおにぎりをつくって、各
大臣に朝御飯を食べていただくそうです。そうすると、胸襟を開いて話をよく聞いてくれて、そして、やることをすぐやってくれるんですよ、こう国会で答弁してくれたんです。わあ、それはそのおにぎりを私も食べたいですねと言ったんですが。そのときに私が申し上げたのは、ぜひ、そのおにぎりをつくって、この居所不明の問題も横串を刺してやってくださいというお願いをし、
質問をしました。
それについて
赤澤副
大臣、再度ですが、どのような結果になったのか、お答えください。