○杉本
委員 みんなの党の
杉本かずみです。
本日も
質問させていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
まず、
岡本委員、岸本
委員から要員の
お話がありましたので、ちょっと先にその
お話をさせていただければということで、
質問の順序が変わって恐縮ですが、後でまた
質問します。
冒頭、私が申し上げておきたいのは、まさしく現政権が地方創生だということで言っておられます。
きのう、私ちょっとテレビを見ていたら、チャーター機が台湾から岩手の花巻空港、そちらに着陸して、では
税関を通るんだろうなというように思っていて、当然
税関を通ったんですが、いただいた
資料で、花巻空港というのは
税関空港という形になっておらずに、近くだと秋田空港とかいうような空港があって、秋田空港出張所は三名というような
職員数しかいないということでございます。
地方創生で観光客が各地に行く、国際線で入ってくるということがまずあって、それに対してきちっと対応していただきたい。というのは、これはCIQの関係の強化ということで骨太の方針二〇一四で決めていただいているようなので、まさしくエボラの問題があったりとか、テロ対策だったりとか、麻薬の問題ということでCIQが極めて重要なときになってきていますので、その観光客に対することが
一つ。
もう一点は、
税関の
職員が全国に散らばっていて、そういった
職員が地域に長く住まわれたりするようなことになれば、やはり地域のむしろ活性化につながるということで、過疎化対策ということも含めて、力強い
大臣のお言葉で、この
税関職員、百四十名の
増員要求で、長期的には五百五十から七百という
お話がございましたので、ぜひともこの七百の方向に向けて、財政制約をつかさどるお立場ではあられますが、私の方からも
大臣に、お立場が両面あって非常に難しいとわかっておるんですけれ
ども、これは政権の方向感からすれば、地方創生ということを鑑みても、我が党としても賛成させていただく方向だと思いますので、一方的な
お話でございますが、そんなことで聞いていただければと思っております。今、
答弁は結構でございます。
次に、
大臣から
アボット首相という言葉がございました。これも
質問の通告にはないので、一方的に
お話をさせていただきます。
さきの
質疑で
麻生大臣とさせていただいたときに、社会保障費が大変膨らんでいて、九十兆のうちの三分の一の三十兆が税金投入だという
お話が、前回の所信の
質疑であったかと思うんです。
全体のイメージ感で恐縮なんですが、
アボット首相の政権は、政権交代後に年金の支給開始年齢をたしか六十五歳から七十歳に引き上げるということを決定され、しかも、その実行の時期が十一年後の二〇三五年だったかと、私ちょっと確かではなくて恐縮なんですが、結構先を見据えて社会保障費の増勢圧縮という政策を打っているという点で、
我が国としても学ぶべき点は大変多いかと思いますので、そういった思い切ったことをしていく。しかも、
国民から急激な変化で批判を受けにくいような政策の打ち方というのは与野党問わず考えていかなければならないことであると思いますので、ぜひともそんな形で、社会保障費への切り込みをお願いさせていただきたいと存じます。
さて、勝手に一方的に話していて恐縮なんですが、次に
質問に入ります。
今、
我が国は、各地にある原子力発電所が停止状態にあるわけであります。川内原発再稼働も年明けと言われていて、我が党としては脱原発の方向であるということは重ねて申し上げるんですが、そんな中で、原子力発電におきまして、ウラニウムが原材料ということであるわけですが、私の
記憶ですと
オーストラリアから
輸入をしていたというのが、結構昔の
記憶なんですが、あります。
そして、その状況が今どういうことになっているのかということを伺いたいと思います。
参考までに、九電力が関係している会社が関係しているようなんですが、一九七〇年代にナミビア産のウラン鉱石を産地偽装で
オーストラリア産として
輸入したようなことがあったということを、他党でありますが、共産党の先輩である吉井英勝さんが二〇〇二年の国会で
質問されておられます。産地偽装等がないような
自己申告制度だったり、
原産地証明の必要性の
質疑が行われているわけであります。
原子力にかかわるウランについて、今、
輸入の数量であったり金額であったり、あるいはまさしく発電をとめているので全くここのところはしていないんだとか、この辺を確認させていただければと思います。