○後藤(祐)
委員 このスーパーレッドゾーンを各
都道府県なり市町村が生かしていくということが、新築で変なところに建てさせないという意味では非常に重要な、今の
法律でできる
対応だと
思いますので、周知の仕方のわかりやすさについても今前向きな
答弁がございましたが、ぜひそういう方向に誘導していただきたいと
思います。
最後、ちょっと時間が余っておりますので、
土砂法そのものではないんですが、残土の問題でちょっと共通しております中央リニアの話をしたいと
思います。
これは、
着工認可がなされました。ところが、このリニアはほとんど地下のトンネルです。私は神奈川県ですけれ
ども、東京都、神奈川県はほとんどトンネルです。
通常、高速
道路なんかをつくるときは、トンネルの
土砂を山として盛るところに使って、できるだけ
余りが出ないようなことを
考えるそうなんですけれ
ども、なかなかトンネルが多いところの場合は今度は難しいということで、
発生する土をどこに置くのかということについては、私の
地元の、神奈川県の中でも山梨県に接するような山の奥の方の地権者の方に対して、既にもう業者から、ここはどうですかというような打診が結構来ています。それで、どうなっちゃうんだろうということで
住民が大変心配しております。
一方で、水の話もあって、今、山梨県側からトンネルをかなり掘っていて、それによって、そこから、水系が関係するんでしょう、既に、地下から出る、飲料水だとかいろいろな水に使っていらっしゃる方がいらっしゃって、そこの水がすごく細くなっているというお話も現実に伺っております。
この土の問題、水の問題が主にだと
思いますけれ
ども、ぜひ、これは大変心配しておられますので、今後どうやってこの問題を進めていくのかという今後の見通しをどう示していくのかということと、あと
地元の方に対する
説明、これは十一月から今申し上げた相模原市でもだんだん進んでいくようでございますが、かなり局所的に問題が
発生しておりますので、できるだけきめ細かい単位で
地元への
説明が必要だというふうに
考えます。
これについての、これは直接はJRの
事業であることは承知しておりますが、
国土交通省からJRに対して丁寧にやるようにという御指導をいただきたいと
思いますが、いかがでしょうか。これは
大臣にお願いします。