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2014-03-05 第186回国会 衆議院 文部科学委員会 第4号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十六年三月五日(水曜日)     午後零時十分開議  出席委員    委員長 小渕 優子君    理事 中根 一幸君 理事 丹羽 秀樹君    理事 萩生田光一君 理事 山本ともひろ君    理事 義家 弘介君 理事 笠  浩史君    理事 鈴木  望君 理事 稲津  久君       青山 周平君    池田 佳隆君       小此木八郎君    門  博文君       神山 佐市君    菅野さちこ君       木内  均君    工藤 彰三君       熊田 裕通君    桜井  宏君       新開 裕司君    田所 嘉徳君       冨岡  勉君    馳   浩君       比嘉奈津美君    宮内 秀樹君       山田 賢司君    菊田真紀子君       柚木 道義君    吉田  泉君       遠藤  敬君    椎木  保君       三宅  博君    中野 洋昌君       佐藤 正夫君    林  宙紀君       宮本 岳志君    青木  愛君       吉川  元君    山口  壯君     …………………………………    文部科学大臣       下村 博文君    文部科学大臣政務官    冨岡  勉君    文部科学委員会専門員   久留 正敏君     ————————————— 委員の異動 三月五日  辞任         補欠選任   小林 茂樹君     門  博文君   永岡 桂子君     田所 嘉徳君   宮川 典子君     山田 賢司君   細野 豪志君     柚木 道義君   柏倉 祐司君     佐藤 正夫君   井出 庸生君     林  宙紀君 同日  辞任         補欠選任   門  博文君     小林 茂樹君   田所 嘉徳君     永岡 桂子君   山田 賢司君     宮川 典子君   柚木 道義君     細野 豪志君   佐藤 正夫君     柏倉 祐司君   林  宙紀君     井出 庸生君     ————————————— 三月五日  私立学校法の一部を改正する法律案内閣提出第四二号) は本委員会に付託された。     ————————————— 本日の会議に付した案件  私立学校法の一部を改正する法律案内閣提出第四二号)      ————◇—————
  2. 小渕優子

    小渕委員長 これより会議を開きます。  本日付託になりました内閣提出私立学校法の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨説明を聴取いたします。下村文部科学大臣。     —————————————  私立学校法の一部を改正する法律案     〔本号末尾に掲載〕     —————————————
  3. 下村博文

    下村国務大臣 このたび、政府から提出いたしました私立学校法の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容概要を御説明申し上げます。  私立学校は、独自の建学の精神に基づく個性豊かな教育研究活動を積極的に展開しており、公教育の重要な一翼を担うとともに、我が国の学校教育の発展に大きく貢献しております。しかしながら、昨年、運営が極めて不適切な学校法人に対して解散を命じざるを得ない事案が発生するなど、学校法人をめぐる重大な問題も生じてきております。  こうした課題に対して、私立学校自主性を尊重しつつ、私立学校全体に対する不信感につながるような異例な事態に所轄庁が適切に対応する仕組みを設けることが求められております。  この法律案は、このような観点から、私立学校の健全な発達に資するため、学校法人法令規定に違反したとき等に、所轄庁が、当該学校法人に対し、必要な措置をとるべきことを命ずることができることとするとともに、理事について忠実義務を定める等の所要措置を講じるものであります。  次に、この法律案内容概要について御説明申し上げます。  第一に、学校法人法令規定に違反したとき等に、所轄庁が必要な措置をとるべきことを命ずることができることとし、学校法人命令に従わないときは、役員の解任を勧告することができることとするものであります。あわせて、所轄庁がこれらの命令及び勧告を行おうとする場合には、あらかじめ私立学校審議会等の意見を聞かなければならないこととするものであります。  第二に、私立学校法の施行に必要な限度において、所轄庁学校法人の業務、財産の状況に関し報告を求め、または学校法人の事務所に立ち入り、検査することができることとするものであります。  第三に、学校法人理事は、法令及び寄附行為を遵守し、学校法人のため忠実に職務を行わなければならないこととするものであります。  このほか、所要規定の整備を行うこととしております。  以上が、この法律案提案理由及びその内容概要であります。  何とぞ、十分御審議の上、速やかに御可決くださいますようお願いいたします。
  4. 小渕優子

    小渕委員長 これにて趣旨説明は終わりました。  次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十三分散会