○三宅
委員 その辺のところ、また御尽力をぜひともお願いしたいと
思います。
今
大臣が触れられたので申し上げますけれ
ども、川口というのは、ある部分、拉致が集中的に行われたかもわからないという、もともと、キューポラのある町ということで、在日朝鮮人の方々も多かった。それがどの程度関与されているかどうかは、これから明らかになってくるであろうと
思いますけれ
ども、そういう部分で切実な
思いを持っていらっしゃると
思いますので、御協力をよろしくお願いしたいと
思います。
これは、私が別に頼むようなことでもないんですけれ
ども、やはり国の最重要施策ですので、私が
個人的にどうこうはないんですけれ
ども、この悲願の解決のために、やはり同じ議員としてお願いしたいと
思います。
次に、
NHKが繰り返してきた反日
放送、このことに触れていきたいと
思います。
さっき、
NHKワールドのこともちょっと触れさせてもらいました。平成十二年の十二月八日に、すぐ近くの九段会館で開催された女性国際戦犯法廷というのがあったんですね。これはVAWW—NETジャパン、松井やよりさんという方、もう亡くなられましたけれ
ども、極左集団と非常に関係の深い団体がやった、言うたら、反日パフォーマンスの茶番劇なんですね。猿芝居みたいなものもええところですわ。これを、
NHKがこの模様をずっと
報道したんですね。
結果、この女性国際戦犯法廷というのは、法廷とは名ばかりで、弁護人もいないような、検事ばかりで、裁判を模したような茶番劇をやった。その被告は誰か。昭和天皇なんですよ。
日本国の象徴である、中心である昭和天皇を被告にしたんですよ。最終的にその判決はどうなったか。昭和天皇、強姦罪による死刑となったんです。そこへ行っているVAWW—NETジャパンの連中がぱっと拍手をして、とんでもない
内容の茶番劇だったんです。
日本は
民主主義国家ですので、いろいろな
考えがあって、いろいろなことをするというのは、これは自由ですよ。しかし、このことを
NHKが、極めて重きを置いて
報道したんですね。
しかも、とんでもない、このような、昭和天皇を断罪するような
番組を
NHKは予告までした、
番組予告で。「おはよう
日本」「
NHKニュース7」「手話ニュース」でこれを予告して、
国民に、
視聴者に対して、こんな
番組がありますよと言った。
このときに、もう今はお亡くなりになられた中川昭一代議士、それから安倍晋三、今の首相が非常に問題視されたんですね。このときも、さっきの菅官房長官の、あれは命令
放送やとかいうのと同じように、弾圧やとか、とんでもない
放送の介入やとか言われたんですね。
内容からしたら、許しがたいようなことを
NHKは
番組で予告までしてきたんですね。
あるいは、昨年の秋に判決が出た「JAPANデビュー」、これは第一回は、人間動物園として、台湾の高砂族の問題を取り上げて、ロンドンの博覧会に台湾人が連れていかれて動物並みの扱いを受けたと、全く違う
内容を
報道した。その「JAPANデビュー」の第二回は、また皇室なんですね。
NHKは皇室に対してどのような
思いを持っているのかなというふうに、本当に心の底から私は強い憤りを覚えます。
また、さっき話題にも出ておりました戦時売春婦の問題、
慰安婦の問題ですけれ
ども、平成八年に教育テレビで
放送された「五十一年目の戦争責任」という
番組があったんです。これも捏造
番組なんですね。
これは、
慰安婦募集に関連して軍が出した通達を改ざんして、不正な方法で
慰安婦を集めている不届きな業者を取り締まるよう指示した軍部を、これを改ざんして、反対に、旧
日本軍が
慰安婦を調達せよと命令していたというふうな証拠を突きとめたというふうなことを
放送したんですね。
これは陸支密といって、秘密電報で、シナにいる北支
方面軍、中支派遣軍参謀長宛て通牒案という、シナ事変地における慰安所設置のために内地においてといって、いろいろな通達文を出されている。それは、できる限り不正なことがなされないように軍はそれを見張ってくれよというふうなことを言ったんですね。
これを、いいとこ取りといいますか、悪いところ取りといいますか、適当なところだけつまみ食いして、言うたら、慰安所設置とか従業婦を募集とか、募集の方法誘拐に類し、これは、してはならないと言ったのに、それだけ取り上げて、憲兵及び警察当局との連携を密にしとか、社会問題上遺漏なきよう配慮とかいうふうにして、軍があたかも強制的にやったかのような、継ぎはぎしてやったんですね、
NHKが。
NHKは、皇室に対してもそう、それから、さきの大戦に対してもそう、あるいはまた旧の
日本軍に対してもそうなんですね。あるいは、
日本軍兵士、英霊、こういったものに、極めて悪意を持って、悪者に仕立て上げたいという、統一をしたといいますか、あるいはまた、ずっと基本的な
方針のもとでやってきているように思えて仕方がないんですね。
また、平成七年に、五十年謝罪決議というのが
衆議院でありましたよね、土井さんが
衆議院議長のときに。あれも、とんでもない。金曜日の夕方に、一旦散会していて、また急にやって、自民党の議員さんがほとんど
選挙区へ帰ってしまった、その留守を狙ってやったような感じじゃないかなと私は思うんですけれ
どもね。
これに対して、五十年謝罪決議はとんでもないといって、民間の有志の方々が立ち上がったんです。そして、四千人デモをやったんですよ。平成七年の二月三日。これを全く
NHKは
報道しなかった。
反対に、五十年謝罪決議に関して、私の謝罪電話という、これを助長させるような
番組、そういうふうな
放送を何度もやったんですね、電話番号も紹介して、ここへ電話を下さいとかいうふうなことで。
NHKは、公平にやらなだめなこういう
報道に、常にやはり、一方にくみするんですね。くみする一方というのは何かというと、反
日本、反皇室、あるいは反伝統というふうな部分にやってきているんですね。これは本当に許しがたいと
思います。
しかも、真実だったらいいんですよ。うそをつくでしょう。うそをついて
NHKがやっているのは、
日本の国益をおとしめる、あるいは損ない、そして英霊をおとしめて、皇室をおとしめていっている。うそをついてですよ。許しがたい
NHKの存在ではないかな。
彼らは、
放送の中立性とかなんとか言っていますけれ
ども、まだ民放の方がはるかに民意に敏感ですよ。私は別に民放の肩を持ちたいとも
思いませんけれ
ども、パチンコの宣伝なんかもちょっと多過ぎると違うかなというふうに思うんですけれ
ども。
ところが、民放でも、ドラマなんかでもそうでしょう。ついせんだっても、
日本テレビの
番組で何か問題になって、スポンサーが全部おりてしまった。民放は、スポンサーという存在があるので、
番組制作においても
編集においてもやはり多少の牽制機能が働くんですけれ
ども、
NHKは全くこれが働かない、やりたい放題をやっているんじゃないかなというふうに思うんですね。
大臣、今、私がるる説明をさせていただいた、これは、
冒頭に
大臣がおっしゃった
NHKの設立目的、使命と責任にかなっているのか、あるいは
日本の国益に資するようになっているのか。どのようにお
考えですか。