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2013-10-31 第185回国会 参議院 財政金融委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十五年十月三十一日(木曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員氏名
委員長
塚田
一郎
君 理 事
西田
昌司
君 理 事
尾立
源幸
君 理 事
西田
実
仁君
愛知
治郎
君
鴻池
祥肇
君
酒井
庸行
君
島田
三郎
君
島村
大君
高野光二郎
君
野上浩太郎
君
古川
俊治
君
溝手
顕正
君 脇
雅史
君
大塚
耕平
君
金子
洋一
君 白
眞勲
君
浜野
喜史
君
藤田
幸久
君
山口那津男
君
井上
義行
君
山口
和之
君
大門実紀史
君
中山
恭子
君
平野
達男
君 ─────────────
委員
の
異動
十月十五日
辞任
補欠選任
鴻池
祥肇
君
伊達
忠一
君
酒井
庸行
君
長峯
誠君
島田
三郎
君
石田
昌宏
君
島村
大君
片山さつき
君
高野光二郎
君
熊谷
大君
野上浩太郎
君
鶴保
庸介
君
古川
俊治
君
長谷川
岳君
溝手
顕正
君
三宅
伸吾
君 脇
雅史
君
山本
一太
君 白
眞勲
君
安井美沙子
君
浜野
喜史
君
礒崎
哲史
君
藤田
幸久
君
風間
直樹
君
山口那津男
君
山本
博司
君 十月二十八日
辞任
補欠選任
礒崎
哲史
君 直嶋
正行
君 十月二十九日
辞任
補欠選任
直嶋
正行
君
礒崎
哲史
君 十月三十日
辞任
補欠選任
片山さつき
君
大沼みずほ
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
塚田
一郎
君 理 事
伊達
忠一
君
鶴保
庸介
君
西田
昌司
君
尾立
源幸
君
西田
実
仁君
委 員
愛知
治郎
君
石田
昌宏
君
大沼みずほ
君
熊谷
大君
長峯
誠君
長谷川
岳君
三宅
伸吾
君
礒崎
哲史
君
大塚
耕平
君
風間
直樹
君
金子
洋一
君
安井美沙子
君
山本
博司
君
井上
義行
君
山口
和之
君
大門実紀史
君
中山
恭子
君
平野
達男
君
国務大臣
財務大臣
国務大臣
(
内閣
府
特命担
当
大臣
(
金融
) )
麻生
太郎
君 副
大臣
内閣
府副
大臣
岡田
広君
財務
副
大臣
愛知
治郎
君
大臣政務官
内閣
府
大臣政務
官
福岡
資麿
君
財務大臣政務官
葉梨
康弘
君
財務大臣政務官
山本
博司
君
事務局側
常任委員会専門
員 小野 伸一君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
理事選任及び補欠選任
の件 ○
国政調査
に関する件 ─────────────
塚田一郎
1
○
委員長
(
塚田一郎
君) ただいまから
財政金融委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
山口那津男
君、
藤田幸久
君、
白眞勲
君、
浜野喜史
君、
野上浩太郎
君、
鴻池祥肇
君、
島田三郎
君、
島村大
君、
高野光二郎
君、
酒井庸行
君、
古川俊治
君、
溝手顕正
君及び
脇雅史
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
山本博司
君、
風間直樹
君、
安井美沙子
君、
礒崎哲史
君、
鶴保庸介
君、
伊達忠一
君、
石田昌宏
君、
熊谷大
君、
長峯誠
君、
長谷川岳
君、
三宅伸吾
君、
山本一太
君及び
大沼みずほ
君が
選任
されました。 ─────────────
塚田一郎
2
○
委員長
(
塚田一郎
君)
理事
の
選任
及び
補欠選任
を行います。 去る八月七日の本
委員会
におきまして、一名の
理事
につきましては、後日、
委員長
が指名することになっておりましたので、本日、
理事
に
伊達忠一
君を指名いたします。 また、
委員
の
異動
に伴い現在
理事
が一名欠員となっておりますので、その
補欠選任
を行いたいと存じます。
理事
の
選任
につきましては、先例により、
委員長
の指名に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
塚田一郎
3
○
委員長
(
塚田一郎
君) 御
異議
ないと認めます。 それでは、
理事
に
鶴保庸介
君を指名いたします。 ─────────────
塚田一郎
4
○
委員長
(
塚田一郎
君)
国政調査
に関する件についてお諮りいたします。 本
委員会
は、
今期国会
におきましても、
財政
及び
金融等
に関する
調査
を行いたいと存じますが、御
異議
ございませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
塚田一郎
5
○
委員長
(
塚田一郎
君) 御
異議
ないと認め、さよう決定いたします。 ─────────────
塚田一郎
6
○
委員長
(
塚田一郎
君) この際、
麻生財務大臣
兼
内閣
府
特命担当大臣
、
愛知財務
副
大臣
、
岡田内閣
府副
大臣
、
山本財務大臣政務官
、
葉梨財務大臣政務官
及び
福岡内閣
府
大臣政務官
から発言を求められておりますので、順次これを許します。
麻生財務大臣
兼
内閣
府
特命担当大臣
。
麻生太郎
7
○
国務大臣
(
麻生太郎
君)
財務大臣
兼
金融担当大臣
の
麻生太郎
です。 本
委員会
の開催に当たり、一言御挨拶を申し上げますとともに、今後の
財政政策
及び
金融行政
についての基本的な考え方を申し述べさせていただきます。 発足から十か月、第二次
安倍内閣
は、長引く
デフレ不況
からの
脱却
と
経済再生
を果たすため、これまで大胆な
金融政策
、機動的な
財政政策
、
民間投資
を喚起する
成長戦略
から成る三本の矢を一体的かつ強力に実行しているところであります。 これら一連の
政策
の
効果
が現れ、
景気
は緩やかに回復しつつあり、
デフレ状況
ではなくなりつつあります。先行きにつきましても、
景気回復
の動きが確かなものとなることが期待をされております。 こうした
状況
の中で、十月一日の
閣議決定
において、
経済再生
を進めつつ、
社会保障
の
財源確保
と
財政健全化
を図る観点から、
税制抜本改革法等
の規定に基づき、来年四月一日より国、
地方
の
消費税率
を八%に引き上げることを確認いたしております。 これに伴い、
消費税率
の
引上げ
による
反動減
を緩和して
景気
の下振れリスクに対応するとともに、その後の
経済
の
成長力
の底上げと好循環の
実現
を図り、持続的な
経済成長
につなげるため、
経済政策パッケージ
を決定いたしております。五兆円規模の新たな
経済対策
の策定及び
民間投資活性化等
のため、一兆円
程度
の
税制改革
を含む
経済政策パッケージ
に着実に取り組んでいくことで、
デフレ脱却
と
経済再生
に向けた道筋を確かなものにしていく決意であります。 また、
消費税
の円滑かつ適正な
転嫁
の
確保
のため、先日施行されました
転嫁対策特別措置法等
に基づき、
関係大臣
と
協力
しながら
実効性
のある
対策
を進めてまいります。
民需主導
の持続的な
成長
を
実現
するためには、
財政健全化
を通じて家計や
企業
の
財政
に対する不安を払拭するとともに、より多くの
民間貯蓄
が
民間投資
に向かう環境を整備し、
個人消費
や
設備投資
の拡大を促すことが不可欠であります。 また、
金融緩和
を円滑に推進していくためには、国債に対する信認を
確保
し、
長期金利
を安定させる必要があります。そのため、政府が
財政規律
を堅持していくことが求められます。 このように、三本の矢が持続的に
効果
を発揮するためにも、
財政健全化
への
取組
は極めて重要と存じます。六月十四日に
閣議決定
された
経済財政運営
と
改革
の
基本方針
に示されたこのような
基本認識
に立って、同日に
閣議決定
をされました
日本再興戦略
と、八月八日に閣議了解された
中期財政計画
を推進し、
持続的成長
と
財政健全化
の
双方
の
実現
に取り組んでまいります。 そうした
取組
の下、
財政健全化目標
として、国、
地方
を合わせた
基礎的財政収支
につきましては、二〇一五年度までに二〇一〇年度に比べ赤字の対
GDP比
を半減、二〇二〇年度までに
黒字化
、その後の
債務残高
対
GDP比
の安定的な引下げを目指し努力してまいります。
平成
二十六年度
予算
は、こうした
財政健全化目標
を達成するための試金石となる
予算
でもあります。
中期財政計画
で示した
一般会計
の
基礎的財政収支
につきましては、四兆円
程度
の
改善
を確実に達成することを念頭に、
民需主導
の
経済成長
と
財政健全化目標
の
双方
の達成を目指して、
予算
の中身を大胆に重点化し、めり張りの付いた
予算
としてまいります。 また、
消費税率引上げ
に対応する新たな
経済対策
を実施するための
平成
二十五年度
補正予算
を、
平成
二十六年度
予算
と併せて編成してまいります。 続いて、現下の
金融行政
について申し述べます。 冒頭に申し上げた
安倍内閣
の三本の矢を一体的かつ強力に推し進めていく上で、
金融機関
がさらに一層
金融仲介機能
を発揮し、
企業
の
再生
、
成長
と
地域経済
の
活性化
に取り組んでいくことが必要であります。このため、
金融機関
に対し、
中小企業等
に対する
新規融資
を含む積極的な
資金供給
や
経営改善
、
事業再生等
の支援に取り組むよう促してまいります。 また、十月一日、
日本経済再生本部
にて決定した
成長戦略
の当面の
実行方針
を踏まえ、
日本
の
金融資本市場
の総合的な魅力の
向上策
や、アジアの
潜在力
の発揮とその取り込みを支援する施策を年内に取りまとめるなど、
日本経済
の
デフレ脱却
と力強い
成長
の
実現
に向けた
取組
を
金融面
からもしっかり支えてまいります。 いずれにいたしましても、現在、
日本
の
金融システム
は総体として健全であり、安定いたしております。しかし、内外の
経済
、
市場
の動向、さらにそれが
日本
の
金融システム
に与える影響につきましては、引き続き高い関心を持って注視してまいります。 今後、御審議を
お願い
することを予定いたしております
財務省関連
の
法律案
は、
特別会計
に関する
法律等
の一部を改正する等の
法律案
であります。
法律案
の詳しい内容につきましては、今後改めて御説明をさせていただきますので、よろしく
お願い
を申し上げます。 以上、
財政政策
及び
金融行政
に関する私の考えの一端を申し述べさせていただきました。今後とも、
皆様
のお力添えを得て、
政策運営
に最善を尽くしてまいる
所存
であります。
塚田委員長
を始め
委員各位
、
理事各位
におかれましては、御理解と御
協力
をよろしく
お願い
申し上げます。
塚田一郎
8
○
委員長
(
塚田一郎
君)
愛知財務
副
大臣
。
愛知治郎
9
○副
大臣
(
愛知治郎
君) この度、
財務
副
大臣
を拝命いたしました
愛知治郎
でございます。
財務
副
大臣
としての重責を果たすべく、
大臣
の御指示を仰ぎつつ、
古川
副
大臣
とともに
職務
の
遂行
に
全力
を傾注してまいる
所存
でございます。
塚田委員長
を始め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
を申し上げます。
塚田一郎
10
○
委員長
(
塚田一郎
君)
岡田内閣
府副
大臣
。
岡田広
11
○副
大臣
(
岡田広
君)
内閣
府副
大臣
を拝命いたしました
岡田広
です。
麻生大臣
の下、
福岡政務官
とともに
金融
を担当させていただきます。
塚田委員長
を始め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
協力
をよろしく
お願い
いたします。
塚田一郎
12
○
委員長
(
塚田一郎
君)
山本財務大臣政務官
。
山本博司
13
○
大臣政務官
(
山本博司
君) この度、
財務大臣政務官
を拝命いたしました
山本博司
でございます。
葉梨大臣政務官
とともに、
大臣
を補佐しつつ、
職務
の
遂行
に
全力
を傾注してまいる
所存
でございます。
塚田委員長
を始め
委員
の
皆様
の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
申し上げます。
塚田一郎
14
○
委員長
(
塚田一郎
君)
葉梨財務大臣政務官
。
葉梨康弘
15
○
大臣政務官
(
葉梨康弘
君) この度、
財務大臣政務官
を拝命いたしました
葉梨康弘
でございます。
山本大臣政務官
とともに、
麻生大臣
を補佐しつつ、
職務
の
遂行
に
全力
を尽くしてまいる
所存
でございます。
塚田委員長
を始め
委員
の
皆様
の御
指導
、御
鞭撻
をよろしく
お願い
を申し上げます。
塚田一郎
16
○
委員長
(
塚田一郎
君)
福岡内閣
府
大臣政務官
。
福岡資麿
17
○
大臣政務官
(
福岡資麿
君) この度、
内閣
府
大臣政務官
を拝命いたしました
福岡資麿
と申します。
金融
を担当させていただきます。
岡田
副
大臣
とともに、
麻生大臣
をしっかりお支えしてまいります。
塚田委員長
を始め
理事
、
委員
の
先生方
の御
指導
、御
鞭撻
を心から
お願い
を申し上げさせていただきます。
塚田一郎
18
○
委員長
(
塚田一郎
君) 本日はこれにて散会いたします。 午前十時十一分散会