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2013-12-06 第185回国会 参議院 議院運営委員会 第16号 公式Web版

  1. 会議録情報

    平成二十五年十二月六日(金曜日)    午後二時五十七分開会     ─────────────    委員異動  十二月六日     辞任         補欠選任      中泉 松司君     森屋  宏君     ─────────────   出席者は左のとおり。     委員長         岩城 光英君     理 事                 石井 準一君                 長谷川 岳君                 水落 敏栄君                 小見山幸治君                 前川 清成君                 谷合 正明君                 水野 賢一君                 仁比 聡平君     委 員                 大沼みずほ君                 酒井 庸行君                 滝沢  求君                 柘植 芳文君                 二之湯武史君                 西田 昌司君                 三宅 伸吾君                 宮本 周司君                 森屋  宏君                 礒崎 哲史君                 直嶋 正行君                 野田 国義君                 浜野 喜史君                 森本 真治君                 河野 義博君                 真山 勇一君    委員以外の議員        議員       清水 貴之君         ─────        議長       山崎 正昭君        副議長      輿石  東君         ─────    事務局側        事務総長     橋本 雅史君        事務次長     中村  剛君        議事部長     吉岡  拓君        委員部長     郷原  悟君        警務部長     笹嶋  正君        庶務部長     秋谷 薫司君        管理部長        記録部長     星   明君        国際部長     花谷 卓治君     ─────────────   本日の会議に付した案件 ○小委員長補欠選任の件 ○決議案委員会審査省略要求取扱いに関する  件 ○本委員会継続審査要求に関する件 ○閉会中における本委員会所管事項取扱いに関  する件 ○事務総長辞任及び補欠選任の件 ○本日の本会議議事に関する件     ─────────────
  2. 岩城光英

    委員長岩城光英君) ただいまから議院運営委員会開会いたします。  まず、小委員長補欠選任についてお諮りいたします。  委員異動に伴い庶務関係小委員長が欠員となっておりますので、この際、小委員長補欠選任を行いたいと存じます。  選任は、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  3. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 御異議ないと認めます。  それでは、庶務関係小委員長西田昌司君を指名いたします。     ─────────────
  4. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 次に、決議案委員会審査省略要求取扱いに関する件を議題といたします。  事務総長報告を求めます。
  5. 橋本雅史

    事務総長橋本雅史君) 昨五日、福山哲郎君外一名から国家安全保障に関する特別委員長中川雅治問責決議案が、また、本日、芝博一君外四名から国務大臣森まさこ問責決議案がそれぞれ提出されました。  両決議案には、発議者全員から委員会審査を省略されたい旨の要求書が付されております。  この要求につきまして御審議をお願いいたします。
  6. 岩城光英

    委員長岩城光英君) ただいまの事務総長報告の両決議案委員会審査を省略することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  7. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  8. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 次に、本委員会継続審査要求に関する件についてお諮りいたします。  本委員会といたしましては、先例により、議院及び国立国会図書館運営に関する件につきまして継続審査要求書議長提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  9. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  10. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 次に、閉会中における本委員会所管事項取扱いに関する件についてお諮りいたします。  本件につきましては、その処理を、委員会所管事項につきましては委員長に、小委員会所管事項につきましては小委員長に、それぞれ御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  11. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  12. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 次に、事務総長辞任及び補欠選任の件を議題といたします。  議長手元に、事務総長橋本雅史君から、一身上の都合により辞任いたしたい旨の辞任願が提出されました。  議長におかれましては、この際、橋本事務総長辞任を許可し、その後任として、現事務次長中村剛君を選任いたしたいとの御意向でございます。  議長の御意向のとおり了承することとし、その選挙手続を省略して議長において指名することに御異議ございませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
  13. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 御異議ないと認め、さよう決定いたします。     ─────────────
  14. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 次に、本日の本会議議事に関する件を議題といたします。
  15. 長谷川岳

    長谷川岳君 本日は、お手元に配付いたしました資料のとおり議事を進めること並びに今後起こる事態につきましては場内及び理事会での交渉で対処することの動議提出いたします。(発言する者あり)
  16. 岩城光英

    委員長岩城光英君) ただいまの長谷川岳提出動議につきまして御意見のある方は御発言願います。
  17. 礒崎哲史

    礒崎哲史君 民主党の礒崎哲史でございます。  ただいま長谷川理事から提案がございましたけれども、このうち、日程第一、特定秘密保護法案に関する件、また、私的独占の禁止及び公正取引確保に関する法律の一部を改正する法律案、また、国家戦略特区法案アルコール健康障害対策基本法案動議につきまして、反対の立場から意見を表明させていただきます。  今、長谷川理事から動議提出されたわけでありますが、今国会が始まって何回目の動議提出になるのでしょうか。議院運営委員会が開催されるたびに動議が毎回のように提出され、数の力をもって採決をされていく、もう何度繰り返したのでしょうか。多数が少数意見を軽視し、押し進めていくことが当たり前になりつつあるこの状況に、大変強い憤りと危機感を禁じ得ません。  十月十五日に召集された会期日程は五十三日間で、本日が最終日という形になりました。与党皆さんがこれまで各法案審議でも説明されてきたとおり、多くの重要な法案を今国会で取り扱うのであれば、なぜもっと早期の国会召集がなされなかったのか。正規の手続を踏み、多くの論議時間の確保をすることがなぜできなかったのでしょうか。  改めてではありますが、そもそも私たち野党は、いつまでも国会召集されないことに業を煮やし、九月二十五日、憲法五十三条に基づいて国会召集要求をいたしました。しかし、政府・与党はこれを無視し、十月十五日に至ってようやく国会召集をされました。国民にとって重要な法案だからこそ、より時間を掛け、丁寧な合意形成を図らなくてはならないのではありませんか。  各党各会派、政策や理念、立場の違いはあっても、充実した国民目線論議を尽くす、そうしたプロセスを大切にするべきだったのではないですか。短い期間の中であっても審議促進に向けた建設的な提案をこの議運の中でも野党側から提示をさせていただいてきたと承知をしております。ところが、そうした前向きな提案を、なぜか明確な理由も説明されることなく与党側が拒否し続け、その結果が今日に至っている、大きく影響しているのではないでしょうか。  先日来、今国会混乱した状況が連日マスコミから報道をされております。これらの報道国民皆さんの目に果たしてどのように映っているのでしょうか。この状況は、国民皆さんからの信頼を得られるものなのでしょうか。安心を感じてもらえるものなのでしょうか。その紙面には、強行採決国会混乱国民不在、そのような言葉が並んでおります。  私は、有権者の皆さんから、私たち信頼できる政治をしてください、期待しています、そんな御意見をたくさんいただきながら、その思いを大切にして政治の世界に入りましたし、今もその思いでおります。ここにおられる全ての議員皆様が同じ思いだと固く信じております。  繰り返しになりますが、立場の違いはあっても、充実した国民目線論議を尽くす、様々な立場からの論議法案の深みや厚みとなり、国民にとって、日本にとってより良いものになっていくのであり、そしてそのプロセス、内容についてしっかりと国民皆さんに丁寧に説明をし、御理解をいただくことが政治に対する国民信頼につながっていくのではないでしょうか。そうした論議の場、環境を整えていくためのこの議院運営委員会で、なぜもこのように度重なる動議提出されなければいけないのでしょうか。  さきの参議院選挙において、与党皆さんねじれ解消を訴え、そして、国会は今その状況にあります。そこに託した国民思いは、投票所に行って投票箱に大切な一票を投じた皆さん思いは、安定した体制の下で、様々な意見や声に対しても真摯に耳を傾ける国会、着実で丁寧な前進が図られる姿を期待したのではないでしょうか。  ところが、ねじれ解消した今ある現実の国会の姿は、ねじれ解消をいいことに、まさに圧倒的な数を悪用し、少数意見を封じ込める運営が行われています。これは国民が私たちに期待したことなのですか。特定秘密保護法案審議において、安倍総理国民皆様の不安の解消に向けて努力される旨の御発言を行いました。ところが、昨日のNSC特別委員会での強行採決です。このような行いが国民不安解消にどうしてつながるというのでしょうか。  委員会の現場の混乱、その原因は、上流過程にあるこの議院運営委員会での運営の影響が多分にあると私は思います。議院運営委員会が正常に機能すること、機能させること、与野党が真摯に話し合い、少数意見にしっかりと耳を傾け、丁寧な合意形成を図っていくことがこの委員会の正常につながり、そして国会運営全体の正常化につながっていくものと考えます。  今国会、本当に残り僅かな局面となりました。与党皆様方には、自らの良心に従い、良識の府参議院議員にふさわしい議院運営議会運営とはどうあるべきなのかを踏まえ、改めてその自らの良心に基づいた行動をしていただくことを切にお願いをするとともに、こうした与党の強引な国会運営に強く抗議をし、私の意見表明とさせていただきます。
  18. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 他に御発言はございませんか。──御発言がなければ、長谷川岳提出動議について、これより採決を行います。  長谷川岳提出動議賛成の諸君の挙手を願います。(発言する者多し)    〔賛成者挙手
  19. 岩城光英

    委員長岩城光英君) 多数と認めます。よって、長谷川岳提出動議は可決されました。  なお、予鈴は午後三時十分、本鈴は午後三時十五分でございます。  暫時休憩いたします。    午後三時七分休憩    〔休憩開会に至らなかった〕