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中野委員 ありがとうございます。
私、これは非常に重要な問題であるというふうに思っておりまして、
グローバル人材、
日本にとってこれからますます必要になってくるわけでありますけれども、やはり、
グローバル、留学をして海外で経験を積むことが、今後の
学生にとってしっかりとキャリアになっていく、こういう道筋をつくっていかないと、かけ声だけかけてもなかなか進んでいかないということになるかというふうに思いますので、しっかりと
取り組みをしていただきたいと考えております。
三つ目は、奨学金の件でございます。
これは、今回、具体的に私も個人的な相談を受けて、実際こういうことで困っているんだ、こういうお話を伺った件であるんですけれども、来年度の予算要求では大変に
海外留学向けの奨学金というものを拡充していただきました。給付型も含めて、あるいは貸与のものも含めて大変に拡充をしていただいて感謝をしておりますけれども、現在もある
海外留学向けの奨学金、運用について
改善をしていただきたい点が一点ございます。
それは具体的に何かと申しますと、今の奨学金がどうなっているかといいますと、例えば、
日本の高校を卒業して海外の学部の
大学に行く、このときは奨学金は受けられることになっております。そのまま引き続いて海外の
大学院に行くときも受けられる。
日本の
大学を卒業して海外の
大学院に行くケース、これも受けられると聞いているんですけれども、私が聞きましたのは、学部は海外の
大学に行きました、その後、さらにキャリアアップをしようと思って海外の
大学院に行った、そうすると
日本の奨学金が受けられない仕組みに今なっている、このようにお伺いをいたしました。
これはなぜかというふうに聞いたところ、奨学金を受けるに当たって、
大学院向けの奨学金であれば
大学の方からの、
組織の推薦が要る、それが海外の
大学からだとなかなか難しいので奨学金が受けられない、こういうお話を伺いました。
私、これは、どういう形で推薦を受けるとか、ある意味手続上の問題ではないかな、このように考えておりまして、工夫次第では
対応ができるんじゃないか、このように考えております。ぜひ
改善をしていただきたいと思うんですけれども、いかがでございましょうか。副
大臣、よろしく
お願いいたします。