○二階
議員 生活の党の
鈴木先生から賛成という意思表示を頂戴して、大変光栄に思います。
この
法律の審議につきまして、私
ども、当初、自民党で進めておりました。そして、しばらくして、公明党に御
協力を
お願いして、自民、公明で成案を得るという努力をしてまいりましたが、正直なところ、
国会議員の数にして延べ二千四百人の
議員が
出席して、六十四回
会議をしてまいりました。
私
どもの狙いは、やはり、人の命を大切にする、そして、とうといそれぞれの
財産、それをしっかり守っていく、そして、市町村の生活基盤を守っていくということが大事だという観点から、いろいろな
対策について協議をし、有識者の意見も頂戴してまいりました。
そうした上でもなお聞こえてくるのは、これは建設業者に対して
仕事のばらまきを意図しているのではないか。真面目にやっておる私
ども、本当に二年数カ月にわたって努力をしてきて、
関係の著書も四冊も出版して、我々は常にオープンにしてやってまいりました。その者に対する批判としては、いささか度が過ぎておるというか、もっと正直に言えば、憤慨にたえないようなことがしばしばありました。
ですから、それをしっかり腹に据えて、これからの
法律制定後も見守っていきたいと思っておりますから、駆け込みとか、これもついでに入れておけとか、そんな程度の考えで査定をしたり審査をしたりすることのないように、
政府に対しても、
関係各県、市町村に対しても、厳重に申し入れをしていきたいというふうに思っております。
先生の御意見を十分生かして、立派なものにしていきたい。
そして、二言目に無駄をなくせと。無駄をやりたい人なんというのは、およそ
政治家の中にはいないと思うんです。無駄のために何か堤防でもつくっておこうかなというようなばかなことを考える者はいないと思うんです。だけれ
ども、そんなことをしょっちゅう言われてまいりました。
ですから、我々は、そういうことに対して厳重に注意し、本来の、
被災を速やかに
復興できるような
対策を講じていく。そのためには多くの
皆さんの献身的な御努力、御
協力が必要ですから、我々はそれを積極的に呼びかけてまいりますが、この
法律の一番のみそのところは、
内閣総理
大臣をトップにして、ずっと各省
大臣が参加し、各省
大臣はそれぞれ都道府県等とも打ち合わせをして成案を得るわけでありますから、いいかげんなものがそれに盛り込まれるということのないようにすることは当然でありますが、私は、あり得ないというふうに信じております。
御
協力を
お願い申し上げます。