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塚田一郎君 いや、まさに
総理おっしゃるとおりで、アメリカが
日本を守るということは非常に大きな意義がある、しかしそこには大きな代償が付いているということだと思います。
総理は今回、アーリントン国立墓地にも行かれたというふうに
報道がありました。私もかつてアーリントンの国立墓地を訪れたことがあります。ここに、いろんなセクションがあるんですけれ
ども、最近の戦いで亡くなった犠牲者が埋葬されている場所があります。アメリカの友人の案内でそこを訪れました。ちょうどそのとき、アフガニスタンの戦地で亡くなったアメリカの兵士のお墓の前で、御家族の方がまさにその思いを涙ながらにという光景を私は目撃をしたわけであります。まさにアメリカは自由と民主主義というこの価値を守るために自国の若者の血を流して、その犠牲を払ってそれをやっている。そして、その代償として日米同盟、この日米安保ということが成り立っていると、このことを絶対に我々は忘れてはいけないというふうに思います。
したがって、
日本ができること、まさに集団的自衛権の行使というのはその最もできることの一つでありますから、何としても
安倍総理、この
政権において実現をしていただきたい。これ、私
自身強くお願いをさせていただきたいというふうに思います。
今回、北朝鮮問題についても、
総理、いろいろと議論をされたということでありますけれ
ども、このことについて
お話をさせていただきたいと思います。
今から三十五年前、私は新潟市立寄居中学というところに在学をしておりました。当時、同じ学校に横田めぐみさんが一級下の学年に在学をされていました。私は十四歳、当時、横田めぐみさんは十三歳であります。もう既に三十五年の歳月が流れました。現在私は四十九歳、めぐみさんは四十八歳になられたわけであります。実に多くの歳月が流れたということを御
理解をいただけると思います。めぐみさんの現在の年は、当時の横田早紀江さん、お母様の年よりももう年を重ねられていると。本当に長い間御家族の皆様は拉致被害者の帰国をずっと切望しているわけで、私
自身にとっても、横田めぐみさんを含む全ての拉致被害者の一日も早い帰国、これは悲願であります。
総理は、今回、就任に当たりまして、改めて
安倍内閣において完全に解決をすると、この拉致問題について強い意気込みを語られているわけでありますけれ
ども、
安倍総理のこの強い思いをもう一度聞かせていただきたいと思います。