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津田弥太郎君 そういう思いがあるんだったらこんな広告に出ないんだよ。こんな広告に出るというのは、逆のことをあなたはやっているんだよ。言っていることとやっていることが全然違うじゃないか。
この本日の審議に際しまして、私たちは理事会で協議をしていただきまして、ヒューマントラスト社の阪本社長並びに今回の対談広告を企画したとされます日経クロスメディアの
責任者の方について、
是非委員会に参考人として
出席をいただきたい、そのようなお願いをさせていただきました。もし社長が
出席できない場合はそれに準ずる方でも結構ですということも併せてお伝えをしたわけでございます。
丸川政
務官の疑惑を解明するためにはどうしてもこれら
関係者の証言が必要となるからであります。しかし、両者とも本日の
委員会の
出席をお断りになりました。極めて遺憾であります。
もしかしたらインターネットでこの
委員会を見ていらっしゃる可能性があるから、申し上げます。ヒューマントラスト社の阪本社長、やましいことがないなら、出頭しなさい。
委員長、
丸川政
務官の新聞広告出演に関する以下の事実
関係について、この両者から文書によるお答えを速やかにいただきたいと思っております。
まず、ヒューマントラスト社に対して、以下の六点であります。
一番。今回の対談広告は本当に日経クロスメディアの発案によるものでしょうか。事務方からいろいろその点聞いておると、どうも違うのかもしれないという話がございます。そうであるとして、最初に日経クロスメディアから企画の
説明を受けた際、自民党の参議院
議員と対談を行うことに対してどのような感想を持たれたか。
二番。今回の対談広告の企画は政
務官就任前の十一月十三日に
丸川議員に伝えられたとのことですが、実際の対談は政
務官就任後の今年の一月十一日に行われているわけであります。対談の当事者として、相手方の
丸川議員が派遣業界を所管する政
務官に就任したことで問題が生じるのではないかとの発想、これをいささかも持たなかったのでしょうか。
三つ目。今回の対談広告について一千万円あるいは二千万円という巨額の広告料が必要となるわけであります。この費用はヒューマントラスト社一社で負担しているのでしょうか。
四つ目。ヒューマントラスト社は営利企業であり、株主に対する
責任も生じます。今回の
丸川政
務官との対談広告に必要な巨額の広告料に見合うだけのメリットとしてどのようなものを想定し今回の企画を了承されたのか。
五つ目。昨年十一月十三日から今年の一月十一日の間の
丸川議員側との
交渉の詳細を詳しくお答えください。
六つ目。ヒューマントラスト社若しくはヒューマントラスト社の役員が
丸川議員のパーティー券等を購入した事実はありますか。
これがヒューマントラスト社に対する
質問です。
日経クロスメディアは以下の四点です。
一つ目。今回の対談広告は本当に日経クロスメディアの発案によるものなのでしょうか。事務局の話であると、電通という話も出ているわけであります。まあ、それはそれとして、そうであるならば、対談の当事者がなぜ
丸川参議院
議員とヒューマントラスト社の阪本社長なのでしょうか。まず、今回の広告の企画書を提出してください。
二つ目。
丸川政
務官のこれまでの答弁によりますと、日経クロスメディアの企画であるにもかかわらず、
丸川政
務官側への連絡はヒューマントラスト社の阪本社長が行っているわけであります。先ほど
石橋議員とのやり取りで明らかになっています。これは極めて不自然に思われますが、なぜそのような経緯になったのか。
三つ目。今回の対談広告の企画は政
務官就任前の十一月十三日に
丸川議員に伝えられたとのことですが、実際の対談は今年の一月十一日、政
務官就任後に行われているわけであります。企画された
立場として、
丸川議員が派遣業界を所管する政
務官に就任したことにより、特定の一企業との対談広告の相手としては問題が生ずるのではないかとの発想をいささかも持たなかったのか。
四つ目。昨年十一月十三日から今年の一月十一日の間の
丸川議員側との
交渉の詳細を提出をしていただきたい。
武内委員長、よろしくお願いします。