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中山(成)
委員 そこをやはり政治主導で、下村
大臣、やはり間違っていることは間違っている、それをちゃんと訂正すべきじゃないか、このように
思いますが、次に移ります。
次は、午前中、
辻元議員がいろいろ言っていました、いわゆる
従軍慰安婦の問題でございます。
慰安婦問題は、官憲が介入したと誤解させた最初の記事というのは、
平成四年のこの記事なんですね。「
慰安所 軍関与示す
資料」。ところが、この
資料をよく見てみますと、これはそうじゃないですね。この
資料というのは、悪徳業者が募集に関与しているようなので注意するように、そういう
通達なんですね。全く逆なんですよ。
当時の朝鮮を見てみますと、これは真ん中を見ますと、道議会
選挙、八割以上の人が朝鮮人なんです。そして、忠清南道の知事、ここにありますように、初代、六代、八代、九代、十代、そして昭和二十年に至るまで全部朝鮮人でした。ほかの道も同じようなものでした。そして大田の警察、ナンバーツーの警部と高等刑事も朝鮮人が務めていた。
これらの体制で、官憲の
強制連行というのは考えられないんじゃないですかね。
今、この
従軍慰安婦の問題が世界に広まっている。ソウルの
日本大使館の前には、
従軍慰安婦と称する少女の像がある。
アメリカでも、朝鮮人の多いニュージャージー州には同じような銅像が建てられ、そして高速道路に大きな看板が出て、
日本人が朝鮮女性を二十万人セックススレーブにした、性奴隷にした、こういうふうな看板がかけられている。これは私は、本当に
日本人にとって屈辱だと思うんですよね。こういうことをさせちゃいけない、こう思うんです。
大体、二十万人もの女性をさらっていく、その親
たちは一体黙って見ていたんでしょうかね。やはり、そんなことはないと思うんですよ。
まして、私は、あえて、
日本の兵隊さん、昔の兵隊さん、世界一軍律厳しい軍隊だったと世界から称賛されていたんですね。これはもちろん、
日本がおくれて列強の仲間入りしたから、よく見られたいということもあったんでしょうけれども、根底にあるものはやはり武士道だったと思うんですね。武士道があったからこそ、私は、
日本の兵隊さんというのは立派な戦いをしたんです。それなのに、こういったことで侮辱されているというのは、我々の先祖が侮辱されているというのは看過しがたい、こう思っているんです。
ここで
安倍総理に聞くのはちょっと何かなと
思いますので、お答えは要りませんけれども、ぜひ、こういうふうなことをみんなでわからないかぬと思っているんです。
ここにありますように、官憲が
強制連行したんじゃなくて、実はそうじゃなくて、これは、一枚だけが東亜日報の記事ですけれども、あとは全部当時の朝日新聞ですけれども、これを見ますと、朝鮮人が良家の子女を誘拐して満州に売り飛ばした、十七歳と十九歳の
日本人だった、こう書いてありますね。あとは全部、見てもわかりますように、農村の娘に毒牙とか、桃色の巣を暴くとか、警察がしっかり仕事をしていたということが全部わかる。
日本人が何かやったということは、調べても調べても出てこないんです。
私は、戦前、
日本も貧しかった、ですから、いわゆる
慰安婦として苦界に身を投じなければならなかった、そういう悲しい身の上の女性がいっぱいいたということも知っています。
だけれども、いかにも朝鮮人だけが
従軍慰安婦にされた、こういうふうなことはやはり誤解を解いてもらいたい、このように思っているわけでございまして、午前中に
辻元議員がここに出しましたけれども、
各国で
従軍慰安婦に関する
決議、動議が出されている。何というか、朝鮮の方というのは、粘り強いというかしつこいというか、本当にすごいなと思うんですけれども、私は、こういうふうなことがずっと今蔓延している、これは
自民党にも責任があると思うんですね。
自民党のずっと
歴代の外交、その場しのぎ、その場しのぎで、謝ればもうそれ以上は追及しませんから、そういう言葉に乗せられて、いろいろな
談話等が出されました。そのツケが全部、
安倍総理、今ここに来ているんですね。だから、私は、
自民党にも責任がある、このように思うんですね。
日本人は、惻隠の情といいますか、大体お互いわかるでしょう、あるいは、謝ったんだからいいじゃないか、人をだましてはいけない、小さいころから教えられますけれども、しかし、だまされる方が悪いんだ、あるいは、うそも百回言えば本当になるんだ、そういってプロパガンダに励んでいる国民もいるということ、そのことを忘れちゃならない。
私
たちは、そういう
意味で、
国際社会に生きていく上で、ダブルスタンダードで生きていかなきゃいけないという決意を固めなきゃいかぬと思っています。
総理にはお答えは要らないことにしておきたいと思っています。
もう時間が少なくなりましたけれども、さきの戦争は侵略戦争だった、こういうふうに私
たちは
思い込まされていますが、一九五一年、昭和二十六年ですけれども、GHQの総司令官であり東京裁判を主宰したダグラス・マッカーサーは、
米国議会の上院の軍事外交
委員会におきまして、第二次世界大戦について、
日本は
米国によって閉じ込められ、資源供給の道を断たれた、
日本が戦争を始めた目的は主として安全保障の必要に迫られてのことだった、こういうふうに明確に侵略戦争を否定しているんですよ。今の東京は、
石原前都知事の指令で、このマッカーサーの
発言を副読本として使っているんですね。
期待される下村文科
大臣、どうですか。これを全国の公立学校に副読本として配付したらどうですか。