○穀田
委員 何をえらい張り切って言うてはるのか。相変わらず、
滝口さん、あかんな。
問題の焦点は、金を出すという結論をあなたがするわけじゃないんです、
大臣が決断するんです。
大臣はそろそろ決断すべき時期に来ているんじゃないかということを
一つ言っているということなんです。それについて、あなたが答えることはできない。
その上で、
二つ目に、諸条件が整っていない。そんなことないですよ。諸条件というのは幾らでもあるんです。つまり、どういうルートがあって、どういう経過があるかという案を含めて
検討する試算は可能なんです。今のままでいけば何ぼだ、そしてA案でいけば何ぼだ、B案でいけば何ぼだ、全部出ているんです。だから、
JR東日本は全体で約二千億円かかると言っているんですよ。そう言っているでしょう。二千億円かかると言っているんですよ、全体は。だとしたら、
一定の積み上げなしに、どうして二千億円が出るんですか。あほなこと言いなさんな。あなたはいつも
JRのお先棒担ぎも甚だしいと言わなければならないと
思いますよ。
それで、問題点がはっきりしていない。違うんですよ。わざわざ国会の
視察が来たときに、そんな
国交省の相手をしている人
たちの目の前で、
調整会議してくれということを言うほどの切実さをなぜ受けとめられないかということなんですよ。何か先ほど、温かい人がいるとか言っておったけれども、およそ、私は、そういう話をしていたらだめですよ。
それほどまでに、
国交省を目の前にして、建設局も、それから運輸局も、そして我々もいたところで言わざるを得ないというそのせっぱ詰まった状況についての認識を、その程度にしているんだから、だらしがないと僕は言っているんですよ。何が冷たいだ、温かいだ。言っておくよ、一言。
やはり、こういうのは期限を切って明確にして、いつまでにはっきりしろということで助けるべきなんですよ。何が
地元の住民だと、一言言っておかなくちゃ、私は。いいかげん腹が立ったよ。(発言する者あり)それはもういいです、あなたはいいですから。
それで、私は、だから、詳しい試算というのを、何も、
鶴保さんも言っているように約七十億円の差がある、そんな七十一億六千三百九十五万一千三百円なんという話をしているんじゃないんですよ。二千億円かかると言っているんだから、どのぐらいやという話をして、みんなの目の前で、この程度かかるのやな、そうすると、この案がいいだろうか、こんな案がいいだろうか、今どこが詰まっているのか。私、
気仙沼の人
たちにも電話しましたよ、何が詰まっているか知っているかと。市は、広報をしていて、
調整会議を建設局が開いてくれないと言っている、その話しかみんなは知っていないですよ。
だから、何が詰まっているかという話で、あなたがおっしゃったような話になっていないということでいうならば、やはり
現実をきちんと見る必要があるということを言っておきたいと
思います。
時間がありませんが、次に、では、この間行った
BRTの問題についても聞きたいと
思います。
国交省のホームページによれば、
定時性向上や輸送力増大を目指したシステム、専用レーンや連結バスの導入で
公共交通の
利便性向上を図るということらしいです。
私は、
視察でも明確になったと
思いますが、全
区間がバス専用レーンではありません。バス専用レーンはわずかであります。一般道は、通常の車両に加え、
復旧復興のための車両で渋滞している。そこに
JRの代替としての
BRTが加わることで、渋滞に拍車をかけている、こういう意見もありました。
JR気仙沼線の仮
復旧として運行している
BRTについて、
国交省が言うところの
BRTの目的である
定時性の確保、大量輸送の実現と言えますか。そこだけ、結論だけ言ってください。