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2013-04-03 第183回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
公式Web版
会議録情報
0
平成
二十五年四月三日(水曜日) 午後零時四十一分
開議
出席委員
委員長
谷畑
孝君
理事
伊藤
忠彦君
理事
今村
雅弘
君
理事
河野
太郎
君
理事
松本 文明君
理事
武藤
容治
君
理事
柚木 道義君
理事
三宅 博君
理事
伊藤
渉君 秋本 真利君
穴見
陽一
君
越智
隆雄
君 大岡 敏孝君 門
博文
君
菅野さちこ
君 工藤 彰三君 熊田 裕通君 小林 茂樹君
國場幸之助
君 笹川 博義君 島田 佳和君 瀬戸 隆一君 田畑 毅君 武村
展英
君 辻 清人君 福田 達夫君
村上誠一郎
君
湯川
一行
君
奥野総一郎
君 中根 康浩君 野田 佳彦君
河野
正美君 田沼 隆志君 西岡 新君 石井 啓一君 三谷 英弘君 吉川 元君 小泉 龍司君 …………………………………
財務大臣
麻生
太郎
君
財務
副
大臣
山口 俊一君
会計検査院長
山浦
久司君
決算行政監視委員会専門員
平川 素行君
—————————————
委員
の異動 四月三日
辞任
補欠選任
勝沼
栄明君
門
博文
君
坂本
剛二君
越智
隆雄
君
白石
徹君
湯川
一行
君
武井
俊輔
君
穴見
陽一
君
辻元
清美
君
奥野総一郎
君 同日
辞任
補欠選任
穴見
陽一
君
武井
俊輔
君
越智
隆雄
君
坂本
剛二君 門
博文
君
勝沼
栄明君
湯川
一行
君
白石
徹君
奥野総一郎
君
辻元
清美
君
—————————————
本日の
会議
に付した案件
平成
二十一
年度
一般会計歳入歳出決算
平成
二十一
年度
特別会計歳入歳出決算
平成
二十一
年度
国税収納金整理資金受払計算書
平成
二十一
年度
政府関係機関決算書
平成
二十一
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
平成
二十一
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
平成
二十二
年度
一般会計歳入歳出決算
平成
二十二
年度
特別会計歳入歳出決算
平成
二十二
年度
国税収納金整理資金受払計算書
平成
二十二
年度
政府関係機関決算書
平成
二十二
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
平成
二十二
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
————◇—————
谷畑孝
1
○
谷畑委員長
これより
会議
を開きます。
平成
二十一
年度
一般会計歳入歳出決算
、
平成
二十一
年度
特別会計歳入歳出決算
、
平成
二十一
年度
国税収納金整理資金受払計算書
、
平成
二十一
年度
政府関係機関決算書
、
平成
二十一
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
、
平成
二十一
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
、以上
平成
二十一
年度
決算外
二件、
平成
二十二
年度
一般会計歳入歳出決算
、
平成
二十二
年度
特別会計歳入歳出決算
、
平成
二十二
年度
国税収納金整理資金受払計算書
、
平成
二十二
年度
政府関係機関決算書
、
平成
二十二
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
、
平成
二十二
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
、以上
平成
二十二
年度
決算外
二件の各件を議題といたします。 ただいまの各件は、
平成
二十三年十二月八日の
委員会
においてその
概要説明
及び
検査報告概要説明
を聴取いたしましたが、昨年の総選挙を経て、
先国会
より新たに
委員会
が構成されておりますので、改めて
説明
を聴取いたします。 まず、
財務大臣
から各件について
概要
の
説明
を求めます。
麻生財務大臣
。
麻生太郎
2
○
麻生国務大臣
平成
二十一
年度
一般会計歳入歳出決算
、
特別会計歳入歳出決算
、
国税収納金整理資金受払計算書
及び
政府関係機関決算書
を
国会
に提出し、また、
平成
二十一
年度
の国の
債権
の現在額並びに
物品
の
増減
及び現在額につきましても
国会
に
報告
しておりますので、その
概要
を御
説明
させていただきます。
平成
二十一
年度
の
一般会計
の
決算
につきましては、
歳入
の
決算額
は百七兆一千百四十二億円余、
歳出
の
決算額
は百兆九千七百三十四億円余であり、
差し引き
六兆一千四百八億円余の
剰余
を生じております。 この
剰余金
は、
財政法
第四十一条の
規定
により、既に
平成
二十二
年度
の
一般会計
の
歳入
に繰り入れております。 なお、
平成
二十一
年度
における
財政法
第六条の純
剰余金
は一兆六千二百四十六億円余となります。 一方、
歳出
につきましては、
予算額
百二兆五千五百八十一億円余、
平成
二十
年度
からの
繰越額
四兆五千百八億円余を加えました
歳出予算
現額百七兆六百八十九億円余に対し、
支出済み歳出額
は百兆九千七百三十四億円余であり、その
差額
は六兆九百五十五億円余となります。このうち
平成
二十二
年度
への
繰越額
は三兆九千四百三億円余であり、
不用額
は二兆一千五百五十二億円余となっております。 次に、
平成
二十一
年度
の
特別会計
の
決算
でありますが、同
年度
における
特別会計
の数は二十一であり、これらの
決算
の
内容
につきましては、
特別会計歳入歳出決算
のとおりであります。 次に、
平成
二十一
年度
における
国税収納金整理資金
の
受け入れ
及び
支払い
につきましては、同
資金
への
収納済み額
は五十兆四千八百四十五億円余であり、
一般会計
の
歳入
への組み入れ
額等
は四十九兆七千七百三十七億円余であります。 次に、
平成
二十一
年度
の
政府関係機関
の
決算
でありますが、その
内容
につきましては、それぞれの
決算書
のとおりであります。 次に、国の
債権
の現在額、
物品
の
増減
及び現在額でありますが、その
内容
につきましては、それぞれ、
平成
二十一
年度
の国の
債権
の現在額総
報告
、
平成
二十一
年度
の
物品増減
及び現在額総
報告
のとおりであります。 以上が、
平成
二十一
年度
の
一般会計歳入歳出決算等
の
概要
であります。 何とぞ御
審議
のほど
お願い
を申し上げます。 次に、
平成
二十一
年度
の
国有財産増減
及び現在額総
計算書並び
に
平成
二十一
年度
の
国有財産無償貸付状況
総
計算書
を
国会
に
報告
いたしておりますので、その
概要
を御
説明
申し上げます。
平成
二十一
年度
の
国有財産増減
及び現在額総
計算書
の
概要
について御
説明
をいたします。
平成
二十一
年度
中におきまして、
国有財産
の
総額
は、
差し引き
五兆五十八億円余の純増加となっております。これを
平成
二十
年度
末現在額に加算いたしますと百七兆三千七百四十八億円余となり、これが
国有財産法
に基づく
平成
二十一
年度
末現在額であります。 次に、
平成
二十一
年度
の
国有財産無償貸付状況
総
計算書
の
概要
について御
説明
をいたします。
平成
二十一
年度
中におきまして、
無償貸付財産
の
総額
は、
差し引き
五十二億円余の純
減少
となっております。これは
平成
二十
年度
末現在額より
差し引き
いたしますと一兆八百三十四億円余となり、これが
平成
二十一
年度
末現在において
国有財産法
に基づく
無償貸し付け
をしている
国有財産
の
総額
であります。 何とぞ御
審議
のほどよろしく
お願い
を申し上げます。 次に、
平成
二十二
年度
の
一般会計歳入歳出決算
、
特別会計歳入歳出決算
、
国税収納金整理資金受払計算書
及び
政府関係機関決算書
を
国会
に提出し、また、
平成
二十二
年度
の国の
債権
の現在額並びに
物品
の
増減
及び現在額につきましても
国会
に
報告
いたしておりますので、その
概要
を御
説明
させていただきます。 まず、
平成
二十二
年度
の
一般会計
の
決算
につきましては、
歳入
の
決算額
は百兆五千三百四十五億円余、
歳出
の
決算額
は九十五兆三千百二十三億円余であり、
差し引き
五兆二千二百二十二億円余の
剰余
が生じました。 この
剰余金
は、
財政法
第四十一条の
規定
により、既に
平成
二十三
年度
の
一般会計
の
歳入
に繰り入れております。 なお、
平成
二十二
年度
における
財政法
第六条の純
剰余金
は一兆四千六百五十一億円余となります。 一方、
歳出
につきましては、
予算額
九十六兆七千二百八十三億円余に、
平成
二十一
年度
からの
繰越額
三兆九千四百三億円余を加えました
歳出予算
現額百兆六千六百八十七億円余に対し、
支出済み歳出額
は九十五兆三千百二十三億円余であり、その
差額
五兆三千五百六十四億円余となっております。このうち
平成
二十三
年度
への
繰越額
は三兆二千百十五億円余であり、
不用額
は二兆一千四百四十八億円余となっております。 次に、
平成
二十二
年度
の
特別会計
の
決算
でありますが、同
年度
における
特別会計
の数は十八であり、これらの
決算
の
内容
につきましては、
特別会計歳入歳出決算
のとおりであります。 次に、
平成
二十二
年度
における
国税収納金整理資金
の
受け入れ
及び
支払い
につきまして、同
資金
への
収納済み額
は五十一兆三千八百五十九億円余であり、
一般会計
の
歳入
への組み入れ
額等
は五十兆七千二百二十二億円余であります。 次に、
平成
二十二
年度
の
政府関係機関
の
決算
でありますが、その
内容
につきましては、それぞれの
決算書
のとおりであります。 次に、国の
債権
の現在額、
物品
の
増減
及び現在額でありますが、その
内容
につきましては、それぞれ、
平成
二十二
年度
の国の
債権
の現在額総
報告
、
平成
二十二
年度
の
物品増減
及び現在額総
報告
のとおりであります。 以上が、
平成
二十二
年度
の
一般会計歳入歳出決算等
の
概要
であります。 何とぞ御
審議
のほどをよろしく
お願い
申し上げます。 次に、
平成
二十二
年度
の
国有財産増減
及び現在額総
計算書並び
に
平成
二十二
年度
の
国有財産無償貸付状況
総
計算書
を
国会
に
報告
をいたしておりますので、その
概要
を御
説明
させていただきます。 まず、
平成
二十二
年度
の
国有財産増減
及び現在額総
計算書
の
概要
について御
説明
をさせていただきます。
平成
二十二
年度
中におきまして、
国有財産
の
総額
は、
差し引き
六兆一千八百八億円余の純
減少
となっております。これは
平成
二十一
年度
末現在額より
差し引き
いたしますと百一兆一千九百三十九億円余となり、これが
国有財産法
に基づく
平成
二十二
年度
末現在額であります。 次に、
平成
二十二
年度
の
国有財産無償貸付状況
総
計算書
の
概要
について御
説明
をいたします。
平成
二十二
年度
中におきまして、
無償貸付財産
の
総額
は、
差し引き
二百三十六億円余の純
減少
となっております。これを
平成
二十一
年度
末現在額より
差し引き
いたしますと一兆五百九十八億円余となり、これが
平成
二十二
年度
末現在において
国有財産法
に基づき
無償貸し付け
をいたしております
国有財産
の
総額
であります。 何とぞ御
審議
のほどをよろしく
お願い
を申し上げます。 以上です。
谷畑孝
3
○
谷畑委員長
次に、
会計検査院当局
から各件の
検査報告
に関する
概要
の
説明
を求めます。
山浦会計検査院長
。
山浦久司
4
○
山浦会計検査院長
平成
二十一
年度
決算検査報告
につきまして、その
概要
を御
説明
いたします。
会計検査院
は、
平成
二十二年九月七日、
内閣
から
平成
二十一
年度
歳入歳出決算
の
送付
を受け、その
検査
を行って、
平成
二十一
年度
決算検査報告
とともに、
平成
二十二年十一月五日、
内閣
に回付いたしました。
平成
二十一
年度
の
一般会計決算額
は、
歳入
百七兆一千百四十二億余円、
歳出
百兆九千七百三十四億余円でありまして、
会計検査院
はこれらの
決算額
を確認いたしました。
平成
二十一
年度
の
特別会計
につきまして、
会計検査院
は二十一
特別会計
それぞれの
歳入
、
歳出
の
決算額
を確認いたしました。 また、
国税収納金整理資金
は、
収納済み額
五十兆四千八百四十五億余円、
歳入
組み入れ額三十八兆八千二百二十七億余円でありまして、
会計検査院
はこれらの受け
払い額
を
検査
完了いたしました。
平成
二十一
年度
の
政府関係機関
につきまして、
会計検査院
は三
政府関係機関
それぞれの
収入
、
支出
の
決算額
を
検査
完了いたしました。
平成
二十一
年度
の
歳入歳出等
に関し、
会計検査院
は、国、
政府関係機関
、国の
出資団体等
の
検査対象機関
について、
書面検査
及び
実地検査
を実施いたしました。そして、
検査
の
進行
に伴い、
関係者
に対して千五百
余事項
の
質問
を発しております。
検査
の結果、
検査報告
に掲記した
不当事項等
について、その
概要
を御
説明
いたします。 まず、
法律
、
政令
もしくは
予算
に違反しまたは不当と認めた
事項
は、
合計
八百七十四件、二百二億二千八百五十九万余円であります。 このうち、
収入
に関するものは、二十五件、二十四億九千四百十万余円、
支出
に関するものは、八百四十七件、百七十六億八千三百二十九万余円、また、
収入
、
支出
以外に関するものが、二件、五千百十九万余円であります。 次に、
平成
二十一年十一月から二十二年十月までの間におきまして、
会計検査院法
第三十四条または第三十六条の
規定
により
意見
を表示しまたは
処置
を要求いたしましたものは六十六件であります。 次に、本院の
指摘
に基づき
当局
において
改善
の
処置
を講じた
事項
は三十九件であります。 次に、
不当事項
に係る
是正措置等
の
検査
の結果につきましては、
昭和
二十一
年度
から
平成
二十
年度
までの
決算検査報告
に掲記した
不当事項
のうち、
是正措置
が
未済
となっているものが五百件、また、
平成
二十
年度
決算検査報告
において
改善
の
処置
の
履行状況
を継続して
検査
していくこととした本院の
指摘
に基づき
当局
において
改善
の
処置
を講じた
事項
のうちに、
改善
の
処置
が一部履行されていなかったものが五件であります。 次に、
平成
二十一年十一月から二十二年十月までの間におきまして、
会計検査院法
第三十条の二の
規定
により
国会
及び
内閣
に対して
報告
いたしましたものは六件、
国会
からの
検査要請事項
に関し、
会計検査院法
第三十条の三の
規定
により
検査
の結果を
報告
いたしたものは三件であります。 次に、本院の
検査業務
のうち特にその
検査
の
状況
を
報告
する必要があると認め、
検査報告
に掲記いたしたものは四件であります。 以上のほか、
国民
の
関心
の高い
事項等
に関する
検査
の
状況
、
特別会計
に関する
法律
の
規定
に基づき、
平成
二十一年十一月に
内閣
から
送付
を受けた
平成
二十
年度
特別会計財務書類
について
検査
した旨を、
検査報告
に掲記いたしました。 以上をもって
平成
二十一
年度
決算検査報告
の
説明
を終わります。
平成
二十一
年度
国有財産検査報告
につきまして、その
概要
を御
説明
いたします。
会計検査院
は、
平成
二十二年九月七日、
内閣
から
平成
二十一
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
及び
平成
二十一
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
の
送付
を受け、その
検査
を行って、
平成
二十一
年度
国有財産検査報告
とともに、
平成
二十二年十一月五日、
内閣
に回付いたしました。
平成
二十一
年度
末の
国有財産
現在額は百七兆三千七百四十八億余円、
無償貸付財産
の
総額
は一兆八百三十四億余円になっております。
検査
の結果、
国有財産
の
管理
及び
処分
に関しまして、
平成
二十一
年度
決算検査報告
に掲記いたしましたものは、
不当事項
が五件、
意見
を表示しまたは
処置
を要求した
事項
が八件となっております。 以上をもって
平成
二十一
年度
国有財産検査報告
の
説明
を終わります。 次に、
平成
二十二
年度
決算検査報告
につきまして、その
概要
を御
説明
いたします。
会計検査院
は、
平成
二十三年九月六日、
内閣
から
平成
二十二
年度
歳入歳出決算
の
送付
を受け、その
検査
を行って、
平成
二十二
年度
決算検査報告
とともに、
平成
二十三年十一月七日、
内閣
に回付いたしました。
平成
二十二
年度
の
一般会計決算額
は、
歳入
百兆五千三百四十五億余円、
歳出
九十五兆三千百二十三億余円でありまして、
会計検査院
はこれらの
決算額
を確認いたしました。
平成
二十二
年度
の
特別会計
につきまして、
会計検査院
は十八
特別会計
それぞれの
歳入
、
歳出
の
決算額
を確認いたしました。 また、
国税収納金整理資金
は、
収納済み額
五十一兆三千八百五十九億余円、
歳入
組み入れ額四十一兆五千六百六十三億余円でありまして、
会計検査院
はこれらの受け
払い額
を
検査
完了いたしました。
平成
二十二
年度
の
政府関係機関
につきまして、
会計検査院
は三
政府関係機関
それぞれの
収入
、
支出
の
決算額
を
検査
完了いたしました。
平成
二十二
年度
の
歳入歳出等
に関し、
会計検査院
は、国、
政府関係機関
、国の
出資団体等
の
検査対象機関
について、
書面検査
及び
実地検査
を実施いたしました。そして、
検査
の
進行
に伴い、
関係者
に対して九百
余事項
の
質問
を発しております。
検査
の結果、
検査報告
に掲記した
不当事項等
について、その
概要
を御
説明
いたします。 まず、
法律
、
政令
もしくは
予算
に違反しまたは不当と認めた
事項
は、
合計
四百二十五件、百四十一億四千百二十二万余円であります。 このうち、
収入
に関するものは、二十二件、二十五億九千六万余円、
支出
に関するものは、四百二件、百十五億一千百十六万余円、また、
収入
、
支出
以外に関するものが、一件、四千万円であります。 次に、
平成
二十二年十一月から二十三年十月までの間におきまして、
会計検査院法
第三十四条または第三十六条の
規定
により
意見
を表示しまたは
処置
を要求いたしましたものは七十六件であります。 次に、本院の
指摘
に基づき
当局
において
改善
の
処置
を講じた
事項
は五十四件であります。 次に、
不当事項
に係る
是正措置等
の
検査
の結果につきましては、
昭和
二十一
年度
から
平成
二十一
年度
までの
決算検査報告
に掲記した
不当事項
のうち、
是正措置
が
未済
となっているものが五百七件、また、
平成
二十一
年度
決算検査報告
において
改善
の
処置
の
履行状況
を継続して
検査
していくこととした本院の
指摘
に基づき
当局
において
改善
の
処置
を講じた
事項
のうち、
改善
の
処置
が一部履行されていなかったものが五件であります。 次に、
平成
二十二年十一月から二十三年十月までの間におきまして、
会計検査院法
第三十条の二の
規定
により
国会
及び
内閣
に対して
報告
いたしましたものは十件、
国会
からの
検査要請事項
に関し、
会計検査院法
第三十条の三の
規定
により
検査
の結果を
報告
いたしましたものは一件であります。 また、
国会
から
検査
の
要請
を受けた
事項
に関連する
検査
の
状況
を
検査報告
に掲記いたしましたものは一件であります。 次に、本院の
検査業務
のうち特にその
検査
の
状況
を
報告
する必要があると認め、
検査報告
に掲記いたしましたものは六件であります。 以上のほか、
国民
の
関心
の高い
事項等
に関する
検査
の
状況
、
特別会計
に関する
法律
の
規定
に基づき、
平成
二十二年十一月に
内閣
から
送付
を受けた
平成
二十一
年度
特別会計財務書類
について
検査
した旨を、
検査報告
に掲記いたしました。 以上をもって
平成
二十二
年度
決算検査報告
の
説明
を終わります。
平成
二十二
年度
国有財産検査報告
につきまして、その
概要
を御
説明
いたします。
会計検査院
は、
平成
二十三年九月六日、
内閣
から
平成
二十二
年度
国有財産増減
及び現在額総
計算書
及び
平成
二十二
年度
国有財産無償貸付状況
総
計算書
の
送付
を受け、その
検査
を行って、
平成
二十二
年度
国有財産検査報告
とともに、
平成
二十三年十一月七日、
内閣
に回付いたしました。
平成
二十二
年度
末の
国有財産
現在額は百一兆千九百三十九億余円、
無償貸付財産
の
総額
は一兆五百九十八億余円になっております。
検査
の結果、
国有財産
の
管理
及び
処分
に関しまして、
平成
二十二
年度
決算検査報告
に掲記いたしましたものは、
不当事項
が四件、
意見
を表示しまたは
処置
を要求した
事項
が十七件、本院の
指摘
に基づき
当局
において
改善
の
処置
を講じた
事項
が五件となっております。 以上をもって
平成
二十二
年度
国有財産検査報告
の
説明
を終わります。
会計検査院
といたしましては、機会あるごとに
関係
各
省庁
などに対して適正な
会計処理
の執行について
努力
を求めてまいりましたが、なお
平成
二十一
年度
及び二十二
年度
決算検査報告
において申し述べましたような事例がありますので、
関係
各
省庁
などにおいてもさらに特段の
努力
を払うよう望んでいる次第であります。
谷畑孝
5
○
谷畑委員長
これにて
平成
二十一
年度
決算外
二件、
平成
二十二
年度
決算外
二件の各件についての
概要
の
説明
は終わりました。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後一時五分散会