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平野委員長 これより
会議を開きます。
この際、
一言御
挨拶を申し上げます。
まず、
冒頭に、きょうの
委員会を立ち上げるときに、
政府の方の副
大臣の御
出席がかなわない、こういうことで急に連絡が入った、こういうことでございます。その理由については今詳細に調べておりますが、聞くところによりますと、病院に今入って検査をしている、こういう一報が入りました。
ただ、そのことについては、先ほどの
理事会におきまして、事前に
政府の方から何らかの
情報が入るべきである、このことについて全く入っていないということにつきましては、当
委員会、また私、
委員長におきましても極めて遺憾である、こういうことでございますし、
政府におかれましてはこのことを重く受けとめていただかなきゃならない、かように思っております。
したがって、詳細についてはまだ掌握できておりませんので、次回の機会には、必ずこの
てんまつについては
理事会で協議をしたい、かように思っておりまして、その上できょう
委員会を開催させていただきたいと思います。
私、初めての
国交委員長でございますので、
冒頭からこういう
事案が起こったというのは、私にとりましても、水をかけられたのか、溝をあけられたのか、よくわかりませんが、極めて残念でございます。しかし、
委員会の
冒頭でございますので、
一言、恒例に従いまして、御
挨拶を申し上げたいと思います。
このたび、
国土交通委員長に就任をいたしました
平野博文でございます。どうぞ今後ともよろしく御
指導いただきたいと思っております。
昨年三月に
我が国を襲いました
東日本大震災から、はや一年七カ月以上経過をいたしました。その
被害からの
復興はまだ道半ばであります。
交通インフラを初めとする
社会資本の
復旧、
被災者の居住安定への
支援など、
震災からの
復旧復興は、引き続き
国土交通行政における最
重要課題であると認識をいたしております。
また、本年は大雨による
被害が相次ぎ、七月には
九州地方、翌八月には
近畿地方を中心に甚大な
被害がもたらされました。先日、
日本列島を縦断した台風十七号による
被害もまだ記憶に新しいところでございますし、
災害に強い
国土づくりの
重要性を改めて再認識いたしたところでございます。
加えて、昨今、
我が国の領土、
領海を脅かされる
事案が続発しておりまして、
海上治安の
確保並びに
海洋権益の
保全の
重要性はますます高くなっております。
このように、
国土交通行政が直面する諸
課題は山積しておりまして、真に豊かで安全、安心な
国民生活の
実現のため、本
委員会に課せられました
使命はまことに重大でございます。
委員長に就任するに当たりまして、その職責の重さを痛感いたしますとともに、公正かつ円満な
委員会運営に努めてまいる
所存でございますので、
委員各位の御
指導、御協力を賜りますよう、何とぞよろしく
お願い申し上げまして、御
挨拶とさせていただきます。
よろしく
お願いをいたします。(
拍手)
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