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浜田昌良君 今、
山本委員また
宮沢委員から御
説明がありましたように、本
予算については多くの
問題点をはらんでいると思います。
重複を避けて言いますと、まず、二十三年度の第四次
補正予算で、本来、本
予算に計上すべきものを盛り込んでいる。特に我が党が言いたいのは、妊婦健診やワクチンの
予算というのは本来であれば本
予算で計上すべきもので、それをまた
補正予算で
対応しているというのは問題だと思っております。
また、二点目には、本
予算を見ますと、
国民生活に不安を与えるような
内容になっている。特に、この四月からは、
医療、
介護、
年金、
保険料は上がりながら
給付は下がるという
実態にあって、いわゆる
高齢者の
医療の
見直しは
先送り、また、低
所得者の
年金の引き上げも
先送りになりました。こういうものについて手をつけなかったのは責められるべきだと思っております。
そして、三点目に申し上げたいのは、十四年ぶりの
暫定予算になってしまったというのは、やはり、
与党の
皆さんとしては反省を促したい。そういう
意味では、こういう
景気、
経済が大変なときでありますから、万全な
対応をしていただきたかったと申し上げたいと思っております。
以上、三点を指摘しまして、公明党を代表いたしまして、この
予算には
反対したいと思っております。